私たちのBlueArchive   作:青影

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2. 意外な繋がり (2)

 

 

 

 ノアからモモトークで連絡をもらった翌日、ひとまず自分だけで考えていても埒が明かないのでセイアに連絡をしてみることにした。

 

"セイア、急にごめんね。少し話したいことがあるんだけど、時間はある?"

 

 おそらく連絡してもしばらく返事は来ないだろうと踏んでいたものの、5分足らずで返信が来た。

 

「先生がモモトークで私に連絡をするとは珍しいね。何か用かな?急ぎの用事であるなら、こちらも少々準備はさせてもらいたいが」

 

"急ぎって言うほどではないから、セイアの時間が空いてる時で大丈夫だよ。"

 

「そうか。では、今日の夕方はどうだろう。そちらの時間が空いていれば、だが」

 

"了解。場所はいつものところでいいかな?"

 

 いつものところ、というのは最初にナギサやミカに会ったあのテラスだ。その後もナギサやセイアに会う時は大抵そこで会っている。

 

「直接トリニティまで来るのかい?私としては構わないが……」

 

"セイアとはあまり会えてないからね。一応私も先生だから面談も兼ねて、ということで。"

 

「その事については申し訳なく思っているが、まだやらなくてはならないことが山積みでね。一段落したら私も先生の業務を手伝えると思うのだが」

 

 ナギサやミカはエデン条約の件の後始末が済んだ後、ほぼ同時期にシャーレに入部することになった。その時にセイアも入るのかと思っていたけど、どうやらセイアは「個人的な用事があるから、それが済んだら入る」とのことだった。結局、その後もトリニティに行く度にセイアに会おうとはしていたものの、中々予定が合わず指で数える程しか会えていない。

 

「ともあれ、今日は運良く時間が空いていたからね。準備して待っているよ」

 

 

 

(夕方になったので、お茶菓子を持ってセイアの元に訪れた)

 

"こんばんは、セイア。元気そうで良かったよ。"

 

「ああ、待っていたよ先生。私は元気だとも。……それで、話とは?」

 

"ノアがセイアに聞きたいことがあるって言ってたから、そのことについてね。"

 

「ノア……ああ、ミレニアムの。彼女とはあの時に一度話したきりだが、その彼女が私に用があると言ったのか?」

 

"セイアもノアの事は知ってたんだ。確かに、お互い生徒会の所属だもんね。"

 

 他校の生徒会は互いに認識こそしていても、実際に会うことはあまりないらしい。私もあまり各校の生徒会の関係について詳しいわけじゃないけど、その私でも今回のノアの行動にはかなり驚かされた。おそらくセイアは私以上に驚いたことだろう。

 

「それだけ、というわけでもないのだが……それで、彼女の用事とは?」

 

"今のセイアが持ってる直観能力みたいな力を持ってる子がセミナーにもいるんだけど、その能力について知りたいんだって"

 

「そうか、それなら確かに私の領分だろう」

 

"他にそういうことに詳しい人を1~2人連れてきて欲しいって言ってたんだけど、誰がいいかな?"

 

「それならハナコと………………うん、ハナコだけで事足りるだろう」

 

 信用できて、かつ詳しそうな人なんて私もハナコくらいしか思い浮かばなかった。強いて言えばサクラコもだけど……セイアはシスターフッドのことあんまり信用してなさそうだし仕方ないか。

 

"う、うん……了解。また日程が決まったら連絡するね。"

 

 そのまま席を立って帰ろうとするも、鋭いセイアの眼光が突き刺さった。

 

「……まさかとは思うが、それだけ話して帰るつもりだったのかい?」

 

"まだ仕事が残ってて……。"

 

「まあ落ち着きたまえ。少し休んだ方が仕事の効率も良くなるとは思わないかい?」

 

"確かにそういう話はよく聞くけど……"

 

「それでは、改めて……二人だけのお茶会を始めようか」

 

(それからしばらくセイアと話をしてからシャーレに戻った)

 

 

 







 セイアシミュは難しい。


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