先に宣言しとくけど頭文字D要素が薄いです。どっちかって言ったらワイスピ感が強いです。許してください。土下座しますんで...。
では、今回も是非!
玲「おーい、祐一〜! いるかァ!?」
そう言って玲は秋に貸していたS15の窓を開けながらガソリンスタンドに入ってきた。
祐一はそんな玲を見て、大きなため息をつく。
彼は知っていた。「コイツが来ると碌な目にあわない」と。
玲「おいおい...そんな湿気た顔すんなよ〜」
祐一「...何しに来たんだ?」
そう聞かれると玲は如何にも「悪い顔」が似合う笑顔を見せた。
玲「まぁまずはハイオク満タンで頼むわ」
祐一「あいよ」
普通に給油する。ここまでは良かった。
玲「よし。入れたな?じゃあ助手席乗れ」
祐一「断る」
玲「そんなに即答しなくてもいいだろ!?」
祐一「お前と関わると碌な事にならないんだよ!」
玲「おいコラどういう意味じゃこの野郎!!」
ここから池谷が来て仲裁に入るまで暫くかかった。
数時間後。
玲「じゃ、行くぞ青年」
池谷「は、はい...」
池谷はS15の助手席に乗り込み、シートベルトを締めながらこう思っていた。
「なんでこうなったんだっけ?」と。
祐一はニコニコしながらグーサインを出している。思い返せば祐一が自分に押し付けてきたんだっけ、と思いながら運転手である玲を見る。
自己紹介したのに自分を「青年」と言ってくる男。話を聞けば後輩である秋の父親らしい。
やはり変わったレーサーの父親も変わってるんだなと思った瞬間、体にいきなりGがかかる。玲がアクセルを踏み込んだのだ。
池谷「ちょっ!? 何してるんですか!?」
玲「青年、レーサーだろ? ドリフト専門の」
池谷「いやまぁ、そうっすけど...」
玲「じゃあ峠以外の場所でもドリフトしな。経験は大事だぜ?」
そう言いながらギアを上げながらなにかのスイッチを押す。
そのままサイドブレーキを一瞬だけ引き、アクセルを踏み込む。
S15はその場で一気に角度が付き、曲がり角のところにある交番の目の前をドリフトで駆け抜けていった。
池谷がドアミラーで後ろを見てみると交番から出てきた警官が無線でなにか話しているのが見えた。
玲「気になるか?」
池谷「え?」
玲「待ってな、警察無線と繋げるから」
そう言ってダイヤルをイジりながら話す玲。池谷は玲の言っていた事を頭の中で繰り返していた。
池谷(え? 警察無線と繋げる? ってことは警察の情報が聞ける...。何者なんだこの
人!?)
玲「お、繋がったぞ」
警官1『こちらPC1、現在マル秘を追跡中。マル秘の車はニッサンのS15型シルビア。繰り返
す、ニッサンのS15型シルビアだ。どうぞ』
警官2『こちらマル覆、マル秘の車両ナンバーは? どうぞ』
玲の言葉と同時に入ってきた警察無線の声。なんか「マル秘」とか聞いたことがない単語が聞こえており、池谷には全く分からなかったが、秋は分かっているらしく、ギアを上げ、アクセルを踏み込む。
玲「お? あのマークXは...まぁそういうことよな。青年、ちゃんと掴まってな」
池谷「え? なんd...「舌噛むぞ」...!?」
池谷が言い切る前に玲はアクセルを踏む込み、加速させていく。
警官3『こちら追跡班、ナンバーが確認ができない、繰り返す。ナンバーが確認できない、
どうぞ』
玲は角度をつけたドリフトで警察を翻弄させていく。だがもう池谷の意識は飛んでいた。
玲「おい青年...ってもう気絶してんのか? こんなんでドリフターて...まぁいっか。もう
すぐタイヤもダレて来るしここらでお終いにしようかね」
この後、数十分の間追跡していた玲の運転するシルビアが忽然と消え、警察無線が大荒れした。
そして玲が駆けた青いシルビアはこの日の走り屋系の掲示板を通して全国に知れ渡った。
だが、それはまた別のお話。
玲が隠れ家に入り、気絶してしまった池谷をシルビアからおろし、クラウンに載せようとしている頃、学校が終わった秋は明弘に電話をかけていた。
秋「明弘、車のピックアップを頼む」
明弘『分かった。どのマシンにするんだ?』
秋「―――だ。」
周りの音が騒がしかったが、明弘にはどのマシンにするか、その声をハッキリと聞き取った。
明弘『いい判断だ。じゃあ明日、店に来てくれ。』
秋「頼むぜ〜」
玲は自ら警察に喧嘩を売りに行くヤバイやつであり、速いドリフトをしながら魅せるドリフトもするアホです。
アンケートは明日の朝に終了予定です。次回からレストア、始まります。(なお、マイペースの模様)
また次回!
レストアマシン、どうする?
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