秋「ラッパーにでもなろうかな?」
明弘「何を言い出すかと思ったらホントに何言ってんだ...」
明弘はいきなり自分の店に入ってきてソファに座っていきなりそんな事を言う秋を見た。
遂におかしくなったのかなと思っている。
一方秋はかなり本気で考えていた。
「ラッパーって金持ってそうだよね」とは完全な偏見である。
明弘「ってかお前どうして俺の店に来たんだ?」
秋「あぁ...俺が引き取ったR30のこと覚えてるか?」
明弘「覚えてるも何も俺が持ってきたマシンだろ?」
秋「取り敢えずディーラーに純正パーツを注文したんだが、エンジンがないって言われたん
だよ...」
明弘「それは俺にエンジンを組んで欲しいってことか?」
秋「仲間だから特別価格で買えないかな〜って?」
明弘「...はぁ。どのエンジンにするんだ?」
明弘のその反応に秋はソファから飛び上がって明弘の方を見る。明弘は明弘で嫌な顔をしているが各自動車メーカーの物品カタログを秋の前に置いた。
秋「...マジでやってくれんのか?」
明弘「正直嫌だぞ? でもうちの店に来るお客のほとんどがストリートレースでお前のR34を
見てファンになった奴らなんだ」
秋「マジか...俺のおかげ?」
明弘「認めたくないがな。一応そうだ」
秋「驚きだわ〜。因みにLZ20Bって準備できるか?」
明弘「そんなガチなエンジンいらないだろお前。俺を破産させる気か?」
秋「流石に冗談だよ...FJ20かRB26で頼む」
明弘「...分かった。準備しといてやる」
秋「マジで準備してくれるんだ...。やったね」
明弘「まぁこれでまたパーツが売れると思えば安いもんよ」
そう言って悪い顔をする明弘。これでスーツ着てたら不利な契約を結びつけてくる悪徳業者みたいだな、 と失礼だと分かっていながら秋はそう思う。
実際に見たことはないが、多分そんなもんだろう。多分。
明弘「じゃあ出来るだけ早く準備するからな」
秋「あざーす。じゃあ話すことも話したしバイトあるから俺帰るぞー」
明弘「あ、そうだ。秋、R34のターボの調子を見たいんだがいいか?」
秋「悪ぃけどまた今度にしてくれ〜。マジで遅刻するから〜!」
明弘「あ、おい!!」
明弘「...行っちまった。あいつブーストかけるときかなり強めにかけるから見ておこうと
思ったんだが...使ってるタービンも中古だからトラブルが起きるかもしれねぇし」
明弘「『最悪の事態』も考えてエンジン、準備しとこ。にしてもどっちにしようかな...」
秋は明弘の店、「A.K.A.モーターズ」にかなりの頻度で来ており、パーツも買っている。
因みに秋が店に来るたびに明弘が軽く車の調子を見ている。
また次回!
レストアマシン、どうする?
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