秋名山のダウンヒルで2台のマシンが轟音を轟かせながら駆け抜けていく。
周りのギャラリーの人たちはコレを見て驚いていた。
ギャラリー1「なんだあのS15乗り!? めちゃくちゃ速ぇ!!」
ギャラリー2「しかもあのS15のエンジン音聞いたか? あの音絶対にSR20DETじゃないだ
ろ!! エンジンスワップでもやったってんのか?!」
ギャラリー3「おい! もうすぐ第1コーナーに入るぞ!!」
そんなギャラリーの事は全く知らない秋は初めて乗るS15の挙動に少し苦戦していた。
秋「最初に乗ったFRは確か....明弘が乗ってたクラウンコンフォートのGT-Zスーパーチャー
ジャーだったっけか? あのマシンとおんなじ感覚でイケると思ったが流石にキツイ
な...まぁパワーも何もかも全然違うから一概になんとも言えねぇが...」
そう呟きながらギアを2速まで落としコーナーを抜けていく。コーナーの途中で一気にリアが前に出てくる。
秋は少し驚きながらもアクセルワークのみでそこを切り抜けた。
一方少し前を走っている啓介はその様子を見て驚いていた。
啓介「ウッソだろ!? あの速度でしっかりコーナーを抜けやがった! しかもめちゃくちゃ
にバカっぱやい、 恐怖心とかそういうモンはねェのかよ!!」
コーナーを抜け、アクセルを踏み込む。いつもならここで少し突き放せるのに、今回はそういうわけでもない。ドリフトで離そうにもコーナーで詰めてくる。
秋「あのFDそんなにパワーなさそうなのに中々早いな...めんどくさいしこの車壊したら絶
対に親父がうるさいもんなぁ...まぁアレやるか」
そう言いながら秋はマシンを加速させ、啓介のFDの真後ろにつけた。
秋「3」
マシンのライトを切り、そのまま加速させる。
秋「2」
啓介は秋を探し始める。
秋「1」
秋はNOSのバルブを緩め、ハンドルに取り付けられたスイッチを押した。
秋「
ハンドルのスイッチを押し、エンジンに亜酸化窒素が入り込み、爆発を起こし、マシンを加速させ始める。
それと同時にライトを点灯させ、自分の事をアピール。
啓介はそれに驚き一瞬だけアクセルを緩めてしまう。だが秋はその小さな隙を見逃さず一気に突き放しにかかる。
啓介「畜生!!」
小さな油断が身を滅ぼす。だから気を抜くな。レース前そう涼介に言われたのを思い出し、さらに凹んでいる啓介を尻目に秋はインのギリギリのラインをなぞりながら最短距離を走り抜けた。
この後、拓海がハチロクで啓介を倒したのを秋は知らない。
レース後、秋くんはR34を取りに行ってた。
また次回!
気長に待って!