『除籍処分だ』
『(だと思った)』
『…校長には話を通したからと言って、俺が許すのは当然か?』
『(急な呼び出しの時点で想像してたが……仕方ないか)』
『処分期間は4日。…通常の指名であれば俺は全て却下にするんだがな』
『………ありがとうございます』
『……まず、看過できない問題は職場体験の指名の件だけじゃない』
『インターンシップ────……コレはどういう事だ?』
『何故サーナイトアイはお前にこの話を持ち掛けた?』
『たかがひと世代の体育祭優勝者に課すんじゃねえ。担任として甚だ迷惑な話だ』
『それも1年次に仮免試験行かせろだって? 冗談じゃねぇ』
『…まるで優勝者の特権かのように校長が認可したから許したが』
『6月の試験は雄英にとっては3年生の“滑り止め”だ。お前の存在は邪魔なんだよ』
『実例こそ存在すれど……本来は実力ひっくるめて不可能の筈ではある』
『んな状況でも挑むってんなら────……
『机の上の資料、全部持って帰れ』
『(…何十枚あんだコレ? 分厚い教本は……ライセンス系の奴か)』
『体育祭込みの反省文15枚。あと仮免についての小論文1200文字』
『多っ』
『期間中にまとめて登校日に提出しろ。間に合わなければ除籍が停学になる』
『!?』
『理解したらさっさと帰って取り組め。以上だ』
「って感じだ」
「ほら見た事か」
事の顛末を聞いて、咄嗟に出たのが昨日から吐き出したかったモノ。
イレイザーヘッドからは短い説明だけ。
『アイツは事前に話を通さずに“ある”契約を決めた。詳細は来週には本人の口から連絡させる……現時点でも今の話は機密事項だ。口外するなよ』と。
…私は知ってるから早退した事実に驚くので済んだけど教室の皆はそうは簡単に納得する雰囲気にはならなかった。
因縁深い仰木がいの一番に突っかかってたし、雷咲や蝗賀くんも休み時間に私へと質問攻め。
本心としては白状しても良かったと言うのに………部外者の私が巻き込まれるのは飛威炉も望んでないんでしょうね。
「んで木曜までカンヅメだ、すまん」
「……そう、頑張りなさい」
「素っ気ないな。慰めの言葉は………まぁ求める権利も無いか」
「当たり前よ? あのイレイザーヘッドだと思えばむしろ寛大な処置でしょ」
私がそんな簡単に寄り添ってあげると思ってるならトんだ思い違いよ?
日本中が大注目の行事の直後、そして週末の職場体験が待ち構えてるって状況で除籍処分&数日の謹慎。
…大袈裟じゃなくても国民の期待を早くも裏切ってみせたのかもね。
何故だかこの事実が拡散されてる訳じゃなさそうではある。雄英の圧力なのか若しくは違う存在が関わっているのかは………私にとっては結構重要、なんだけど。
我関せずって様子でレポート片手間に駄弁る姿のせいで私も深く考えなくなりそうね。
「今日の授業はどんな感じだった? 流石にキツめのモノじゃなかっただろ?」
「うん。いつも通りの授業と……“ヒーロー名”についてね」
「ヒーロー名?」
「職場体験で実戦に挑むんだから絶対に必要でしょ? 今日のヒーロー情報学で自分のを考えたのよ」
飛威炉に訊かれて思い出したのは今日の出来事。
あっさりとした通告でザワザワと騒ぎ立つ教室内は、1時限目からのミッドナイト仕切る情報学の話題性のお蔭で治まったのは記憶に新しい。
ヒーロー目指すなら誰だって一度は考えるであろう『己の名』。
遂にそのタイミングが来たとなれば私だって心沸き立つわ、体育祭明けの早朝に眩暈のするような気分であったとしてもね?
ん? ………待って?
この流れ、自然に私のヒーロー名を教える感じになってない?
授業での流れでも恥ずかしかったのに1対1で話すのはちょっと……耐えられそうにないから何も無かった雰囲気の儘に話を変えてしまおう。
「へぇ。そりゃ面白そうだな」
「……まず、今年度指名の集計結果が如何だったか分かる?」
「急だなオイ。資料貰った時に少し目を通しただけだな」
…この話だって話しておきたかったんだ。
間抜けな貴方が“どれ程”業を背負ってるのかを理解させないと。
「5,173票」
「俺が?」
「断トツ1位よ。優勝者だから順位通りではあるけども」
「…申し訳ないな、ソレを知る前に当事者間でぶっ飛んだ契約したってのは」
「何も知らない皆にいつか謝りなさいホント」
指名は只の声掛けの指標じゃない。
プロヒーロー側の枠が限られてるのもそうだ、上位生徒を闇雲に指名したトコロで競合してトップ勢が優先されるのが明白だし基本的には分散されるだろう。
………にも拘らず、五千を超える票を集めてしまったのだ。
ベスト4の私だって1,562票。飛威炉の半分も超えてない………いや『4桁も集めてる時点でケチつける立場じゃない』って普通の思考を忘れてたわね。
兎も角、掟スレスレの口約束でその数字を気にも留める事無く行き先を決めた飛威炉は少しぐらい肩身の狭い思いさせないと割に合わないわ。
「他は?」
「結局順位のまんまよ。2位が仰木で飛威炉の半分ぐらい、楓馬くんと私が同程度の票数で次いでてって感じ」
「そりゃそうか。…アイツの面はどんなもんだった?」
「仰木の事? んー……想像通りに納得のいかない様な表情よ」
「ハッ、じゃあ良かったな」
「そんな性格悪かったかしら?」
昔とは大違いね。道すがら有名税が如く浴びせられた非道な謂れにも気に留めない様な人間が、自分が原因で苛立った奴を嘲笑う迄に変わり果てたんだから。
決勝以前・最中で何を揉めたのかは知らないけど仲が悪化する一方なのは双方に問題が有るんじゃない?
…閑話休題、この話で私が伝えたいのはそこじゃない。
「でね? その指名の中で………」
「もしやリュ―キュウが居たのか?」
「そう! …結果こそ悔しいモノだったのは変わらないわ、それでも憧れの人の目に映ってたと思うと頑張った甲斐があるってものね」
「……フッ。良かったな璃亞」
様々な有名ヒーローに見初められた事自体有難い話よ。
憧れの一人、“リュ―キュウ”の名が記されてたのに気付いた時………自分のこれまでの努力が間違ってなかったって実感できたんだ。
更に運の良いことに芳乃も指名されてたみたいで、緊張もあるけれど週末が待ち遠しいと思えるのは良い意味で予想できていなかったわね……───────
「ってかヒーロー名の話」
「……………」
「そっちの方が興味あるんだが」
「ん、んー……いやちょっとソレは…」
「俺から聞いたけど璃亞が話題にしたんだぞ?」
…意識を逸らすのは流石に無理があったようね。
「いざ自分で決めたといえどわざわざ発表するのは恥ずかしいと言うか……」
「世間で通す名だろ? ヒーローなるんだったら照れとか関係無くないか?」
「余計言いたくなくなったんだけど?」
「正直、凄い気になるし」
「…じゃあ飛威炉のは? 発表の場に居なかった分、私に教えるのが先よ」
勢い任せに放ったけど何ら可笑しくない条件じゃない?
昔からの伝統に倣って必殺技を名付けるのはまだしも、今後一生付き合う名前をクラスメイトの面前で名乗らせるのは堪ったものじゃなかったわ。
状況は違えど同じ辱めは受けさせないと。
「俺の? そのまんま“飛威炉”で良くないか?」
「っそ、そうなの? ……聞いて損したって言うか」
「だって一番俺を体現するモノだからな。名付けてくれたのを誇りに思ってるよ」
「まぁ……ね、そもそも“緋色のヒーロー”っていう二つ名もあるし付加価値とか考える必要も無いか」
納得したくないのに………一理あるわね。
ヒーロー名は多種多様だ。All-Mightのように実力や能力を証明するモノが多かったり、それこそ捻った名前じゃ無いモノだってある。
角が立たず本人が納得したのなら別に何だっていいのは確か。
『飛威炉』……燃料炉で飛行する貴方にとってはピッタリだから文句は勿論無い、んだけどさ………。
ちょっとは耳赤くするとか無いの?
「さぁ、璃亞の番だぜ?」
「ん………」
「同級生で聞くのはココが初めてだ。お手本聞かせてくれよ」
「ハードル上げる気? もう………」
お手本って、私が知りたいんだけど?
え~………そんなにじっと見ないでよ。
仕方ない。決心しないとね。
「“MercuRIA”よ」
「へぇ………」
「水銀の英名と掛け合わせたの。…期待させといて案外単純で悪かったわね」
「いやいや素晴らしいヒーロー名だって」
…やっぱ駄目。恥ずかしいのは変わらないわね。
流体金属を水銀に例えて繋げてみたんだけど、クラスでの評価は上々だったのよ?
「あれ、二つ名って自分で名乗るんだっけ?」
「私も体育祭で知らず内に“銀幕ヒーロー”って名付けられてたわね」
「あっそうなのか。…まるで俺の対を担う感じじゃん」
「そう────……なのかもね」
表彰式で高らかに命名された貴方とは違って地味な評判だし、第一この二つ名は私の触れ込み以上にお母さんの影響が大きいんでしょうね。
…知名度も利用する位の思考の転換はするけども。
「稲生や幽里は?」
「雷咲は……────────
『ウチのは………コレッ!』
『“電光ヒーロー イオライザー”!!』
『特撮キャラみたいね! 格好良いじゃない!』
『ん? …あっ確かに! 言われてみればそうかも』
『……偶然だったのね』
────……で、芳乃は………
『…わっ、私のはッコ……コレです……』
“憑依ヒーロー 死ノ幽世”
『思ったよりパンクね?! 悪くないけど“死”はちょっと……』
『やっぱり駄目でしたよね私のセンスなんて迷惑千万のゴミみたいなモノで……
『気にし過ぎじゃない?!』
「また変なトコロで緊張してたわね」
「体育祭で吹っ切れたと思ってたんだがな。ハハッ」
…結局そのヒーロー名は変えることになったし。
芳乃の場合、カクリヨへの配慮もあるのかしら。
実質2人の総称にもなるんだし………───────
「ただいま2人共っ!!」
「おっ、帰ってきたか」
「お帰りなさい璃亞ちゃん」
私達にとっては懐かしの制服のままお帰りだ。
どうかしら、兄の不手際をどこまで知ってるのかしらね……。
“天蟲”の名で絮吏儕で今でも知れ渡っているだろうし同級生の間で広まっているんじゃないかしら?
「何の話してたのー?」
「ヒーロー名どんなのにするの? って話よ」
「え! すっごい聞きたいソレ! 璃亞ちゃんは決めてるの?」
「“銀幕ヒーロー MercuRIA”だってよ。良くないか?」
「ちょっ、飛威炉ー?」
「痛て」
怒りの鉄槌よ、ほんの軽めのね。
たとえ身内相手でもそんな簡単に言いふらさないで貰える?
「え~何か良いなぁそう言うのー。お兄ちゃんのは?」
「本名のまんまで行こうとしてるのよ。菟希ちゃんどう思う?」
「ズルっ」
「ズルいってなんだよ?」
「センス見せてよ名付けセンス! 逃げてんじゃないの~?」
流石菟希ちゃんね。私の想いそっくりそのまま云ってくれたわ。
知ってるのよ? 技名でもそうじゃない、気恥ずかしいのか人前で言わないようにしてるのは気付いてるんだから。
「栗衛さんに頼んだ戦闘服もあるんだし、もっと箔を付ける感じでね?」
「まぁ確かに………あっそうだ! 遂に出来たんだ。写真見るか?」
「えっもう出来たの?」
「栗衛さん曰く未完成らしいがな。…初めて見た時は興奮したよ」
「な、何の話? 私知らないんだけど………」
あれ? 知らなかったのね菟希ちゃん。
振り返ってみると体育祭の時も会話でも『約束』としか話題にしてなかったし、“優勝を条件にサポートアイテム会社社長直々に戦闘服を製造してもらう”って発想は知らなきゃ思いつきもしないでしょうね。
…でも私も想定外ね。もうその目で確認したのなら多分体育祭当日には出来上がってた訳でしょ?
『優勝するのを確信してた』のと同意義でしょうね、ソレは。
「見てくれ。“機動装甲服”って名前だ」
「────……っ!?」
「ヤバっ!? これお兄ちゃんの戦闘服になるの?!」
…画面に映る黒鉄の機体を見て、私は声が出なかった。
好待遇であるからこそハイレベルの戦闘服が出来るのは想像していた、けども………プロヒーローでも身に纏わない様なモノを高校生に渡すとは驚愕よ。
「…とんでもないモノを造ってくれたわね」
「だろ? もう触ってるんだが、着れば最強に成れた気がしたな」
「お金とか大丈夫なのかな………」
「知らん」
「え~………」
「…被服控除で頼める範疇を超えてる点はツッコまない方が良いのかしら」
ひと生徒の戦闘服に掛かる平均費用は百万を超える。
ヒーロー育成の最高機関たる所以であり学生には手の届かない筈、ソレを嘲笑う程の支援に当事者でありながら疑問を持たざるを得ないわね。
持つべきはコネってことかしら?
飛威炉たちの思惑に今更水差すのは諦めて…………
「週末の職場体験でお披露目ってこと?」
「楽しみだよ、仮免取るのだって不可能じゃねぇ」
「昨日あんなにお母さんに怒られたのに?」
「反省の色が無いようね」
ガチャ
「…ゴホッゴホッ……私も同感よ」
「母さんも加勢しに来ちまったじゃないか」
再び扉が開いて次は朱寧さん。話聞かれてたみたいね。
「ご飯よ。…その課題も一旦止めましょ」
「いつもありがとうございます、朱寧さん」
「毎日来てくれて良いのよ?」
「お言葉に甘えて………と行きたいのですが買い込んだ食品たちも有るんですよね」
「じゃあその分は私達も食べに行くよ! ねぇお兄ちゃん?」
「だな」
「昨日の説教の続きもあるからね?」
「…マジですかい。まぁー飯抜きは御免だし諦めようかな」
その説教、私も参加するから覚悟しててよね?
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
色々遭って、待ちに待った週末に。
雄英に来てから予想だにしてない出来事は何度も経てきたわ。TV画面に映るプロヒーローを出会えて感動を覚えた瞬間だって数多い。
体育祭の観客席に居たベストジーニストとかがそうね。
でも……………
「初めまして。私がドラグーンヒーロー“リュ―キュウ”よ」
「っ宜しく、お願いします……!」
「ふっ、フフフ不束者ですがぁ……おおおお願いしますぅ………」
「うふふっお見合いじゃないんだから。そんな緊張しないで?」
臙脂色のチャイナドレス。
“竜”を思わせる鉤爪と翼の髪飾り。
モデル顔負けのスタイルと泰然自若な雰囲気。
…BT10位目前に迫る、私の憧れだった女性ヒーローの事務所に招かれたという事実。
隣の芳乃も大概だけど、上ずりながら返事する私も強張ってしまった。
「“MercuRIA”と“幽明”……良い名前じゃない」
「雄英生徒だから周知の事実でしょうけど一応説明させてもらうわ」
「ヒーロー事務所は基本、構えた区域を警備や……───────
親切に職場体験における重要事項を復唱して下さった。
“MercuRIA”こと私、と“幽明”こと芳乃。
当然2人共、遂にヒーローとしての真名を人前で名乗っての実戦。
…状況も相まって説明を聞きながらも口にし難い恐怖感が膨れ上がってきてる。
「どう? 問題無さそう?」
「「はいッ」」
「じゃあ早速本日の予定通り………って行く前に、緊張を解す為にも少し話しましょ」
「何でしょうか?」
「今年の1年生に集まる注目度は凄くてね。2人共も肌に感じてるんじゃない?」
…まず嬉しいわね。憧れの人の親切心をこの身に感じると。
リュ―キュウも雄英1年次の実情を知っていたとはね。
実際、職場体験の指名で関わったんだし何ら可笑しくないのか。
「上位ヒーローも余すことなく指名を入れる世代の中でひと際輝きを放っていた生徒。…誰か分かるかしら?」
「っ!………飛威炉ですか?」
「やっぱり。同じクラスで映像でも仲良さそうに話してたし、読み通りね」
「っす、凄いですね……天蟲さんの知名度って」
「凄いなんてもんじゃないわ。サイドキックの皆は戦々恐々としてたもの」
その言葉に呼応して後ろのサイドキックたちが、
『本当ですよ! 世間じゃ学生と比べられてるのよ?!」
………だってね。私も便乗して恨み節言いたいぐらいよ。
「そんな彼についてのニュース────……ついさっきよ」
「(ネット記事? また面倒ご………
「み、見させてもらいます……………
────……っ!?」」
『超新星“天蟲飛威炉”早くも仮免取得を狙う!? 一年次でヒーロー業界参入か』
…昨日のデジャヴを感じたけど、今回はその比じゃないわ。
何故もう約束の件がバレてるの?
いずれ露見するとはいえ……よりにもよってこのタイミング?
知ってるのは飛威炉と私、それとKURI8内の上層部と久悟さんとサーナイトアイだろうか。
漏れるなら栗衛さん周り? …読む限り批判を集めるような記事でもないのも不思議。
たかがネット記事1つなのに何処か違和感を感じてしまう。
「名の売れた情報サイトだから飛ばし記事じゃなさそうでね、友達である貴女たちなら何か情報を掴んでいると思ったのだけど?」
「すっ…すみません私は何も……璃亞さんは…?」
「(………完全にアイツが悪いし誤魔化すのも癪なんだけど)」
「あら? MercuRIAの方は……」
「…いえ、余りにビックリし過ぎて言葉が出なくて。私も初耳です」
本人から教わったのはバレちゃいけないでしょうね。
リュ―キュウの様子は………依然、疑ってるのは変わらない感じでも私達に探りを入れる雰囲気は無さそうかしら。
手に持つタブレット端末を少し眺めて、一拍置いてひと言。
「……まぁ良いわ。そろそろ仕事に行きましょ? まずは市街パトロールね」
よし、一回切り替えなきゃ。
飛威炉の厄介ごとはアイツが解決する問題、私が何考えても無駄。
さっきの緊張を呼び起こして今取り組むべき仕事に集中しないと……。
「(飛威炉………貴方、想像以上に楽観的だったんじゃないの?)」
期待のルーキー初めての実戦、そのタイミングを合わせるかのような速報。
…ずっと謎だった『サーナイトアイが飛威炉を選んだ理由』。
一端の高校生には不釣り合いな“機動装甲服”の提供。
………不穏な運命が視えて来そうな飛威炉に心の中で忠告して、扉に向かうリュ―キュウの後を追うことにした。