IS~神魔と幻想に魅入られた者達   作:茶々円

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鈴ちゃん回です、鈴の専用機は何故これにしたか自分でもわからない………


第19話 中華娘、真実を知る

永琳side

 

「さてと、鳳鈴音はどこかしら?」

 

八意永琳はアリーナに来ていた

 

「人を探すならまずアリーナって紫が行ってたしね。」

 

~~~~回想~~~~

 

幻想郷

 

 

「永琳さん」

 

「あら、どうしたの一夏?」

 

「あの、お願いがあるんです」

 

この子からお願いしてくるなんて珍しいわね

 

「何?聞いてあげるわよ。」

 

「ISを渡す人なんですけど…」

 

「あら?外に思い入れのある人でもいるの?」

 

「まあそんなところです、『鳳鈴音』って子なんですけど」

 

「鳳鈴音…確か中国代表候補の子ね、わかったわ」

 

「ありがとうございます。」

 

「……その子って口は固い?」

 

「ええ」

 

永琳がニヤリと笑った

 

「なら面白い脚本を用意するわ」

 

~~~~回想終わり~~~~

 

 

アリーナ

 

 

「こんにちは」

 

永琳はアリーナの管理人に話しかけた。

 

「こんにちは……!!八意永琳さんですか!?」

 

「そうだけど?」

 

「ほ、本日はどんな御用ですか!?」

 

「鳳鈴音って子を探しに来たんだけど知らない?」

 

「はい!鳳鈴音ならアリーナで練習しています!今すぐ呼んできますね!」

 

「ありがと。そんなに緊張しなくていいわよ。」

 

 

 

 

 

「はいはーい、私が鳳鈴音よ」

 

「私は八意永琳よ」

 

「代表の永琳さん?よろしく。」

 

突如永琳は鈴音に近づいた。

 

「な、何よ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

永琳の口から有り得ない言葉を耳打ちした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「織斑一夏の真実について教えてあげる、ここじゃ詳しいことは言えないからアリーナから西に500mの場所にあるホテルの1025室に17時に来なさい、全てを教えてあげるわ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その言葉を聞いた鈴音は驚いた。

 

 

「!!!!!!……本当ね?」

 

「ええ本当よ。じゃあ待ってるわ。」

 

そして永琳は帰っていった。

 

「…………」

 

 

 

 

 

 

(一夏……私はあなたを虐めた全てのものに復讐するわ……そのためなら悪魔にだって魂を売ってあげる……!)

 

 

 

 

 

17時

 

コンコン。

永琳のいるホテルのドアがなった

 

 

「鈴音よ」

 

「入ってちょうだい」

 

「お邪魔するわ」

 

「コーヒーでもどう?かなりの長話になるわ」

 

「いただくわ」

 

「まずあなたがどうしてそんなに織斑一夏のこと気に掛けるか教えてくれない?」

 

「………私が日本にいたとき中国人ってだけで織斑春樹とその周りに虐められてたの、他の皆は織斑春樹に虐められたくないから見て見ぬ振りをしたわ、その時助けてくれたのが一夏だったの、そして一夏は姉の千冬にそのことを言ったのに春樹の事だけ信じて一夏を責めた。

それでも変わらず一夏は私を守り続けた、そして私は親の都合で中国に戻ってISの修行を始めたわ、一夏に守られる私じゃなくて一夏を守る私になりたかった……、でも……」

 

「守る側が死んでしまった……ってことね」

 

「そうよ……」

 

「(この子なら……)ねえ、私からISを受け取らない?更に強くなれる修行付き、更に交渉条件の話がどうでもよくなるくらいビックリな真実を教えてあげるわ」

 

 

 

 

「(ISも貰えて修行もあり、更に凄い真実…)いいわ、ただしその話は今して。」

 

「了解よ、あとこの話は他言無用だからぜっっっっったいに他には喋らないでね。」

 

「…………ええ。わかったわ」

 

「じゃあ覚悟はいい?今から起こることは全て現実よ……

ま、この話をするのは私じゃないんだけどね。入ってきて。」

 

 

「誰よ?…………!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そこには最も憎たらしい人の内の一人がいた

 

 

 

 

 

 

「織斑……千冬……!?」

 

 

織斑千冬にしては小さすぎる。いったいだれなのよ!?

 

「…………鈴……」

 

なんでこいつは私の名前と愛称を知ってるのよ!?

 

「鈴……ごめん………守りきれなくて…………」

 

「だから誰なのよあなたは!?」

 

 

 

 

「今になって思い出したよ……『毎日私の酢豚を食べてくれる?』だっけ?あのときは鈴の好意がわからなかったけど今ならわかる、こんなにも俺を思ってくれている人がいたんだな…」

 

 

 

 

 

 

まさか……

 

 

 

 

 

 

いや、有り得ない………でも………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「いち………か?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ああ、俺は織斑一夏だ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「………うわあああああん!!!一夏ぁ!一夏ぁ!」

 

 

 

 

 

 

それから私は一夏に抱きつき泣き続けた。一時間は泣き続けただろう。

 

 

 

 

 

 

「鈴…そろそろ話したいんだが…。」

 

「グスッ ……落ち着いたわ。」

 

鈴は涙を袖でふいてようやく泣き止んだ。

 

「俺は強盗に頭を打ち抜かれる直前にこの世界を呪ったんだ、すると目覚めた時には、とある研究所にあったこの織斑千冬のクローンだったんだ。

そしてその研究所から逃げ出し、天魔財閥の人に拾われた。で、今は西行寺さんの家でお世話になってる。とまあこんな感じだ(さすがに幻想郷のことは伏せておくか)」

 

「なるほどね、まあどんなオカルトであれ一夏が生きていてくれたことが幸せよ。」

 

「俺も鈴にここまで思ってもらえるなんて嬉しいよ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

「………それで…もう一度聞くわ。毎日私の酢豚を食べてくれる?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…………ごめん、それには応えることができない。」

 

「!!!!……なんで?」

 

「今の俺は『復讐』と言う意志で生かされている人形だ、正直恋愛とかはまだ考えられない………ごめん。」

 

「……ううん、仕方ないわよね。でも『復讐』が終わったときには……」

 

「ああ、こんな見た目でよければ。」

 

「……なら私も復讐を手伝うわ!」

 

「え?「丁度いいわね」

 

「うわっ!永琳さん、いつの間に!?」

 

「あなた達の抱擁をずっと見ていたわ。

本題に入るわよ」

 

「ええ。」

 

「なら俺は下のレストランで何か食っときますね、幽々子さんへの土産も選ばないといけないから。」

 

一夏が出て行った

 

 

 

 

「……たしかにすごい真実だったわね。それと一夏がお世話になってる西行寺って確か日本代表だよね?一夏もISに乗るの?」

 

 

「ええ。専用機も持っててかなり強いわ。

 

まあそれは置いておいてこれを受け取ってちょうだい。」

 

空中に放り投げられたそれを鈴が受け取った。

 

「何これ?何か彫ってあるわね、

『astray gold frame amatsu』?アストレイゴールドフレームアマツでいいのかしら?」

 

「大正解、それはあなたの専用ISよ」

 

「そういえばさっき言ってたわね」

 

「それを持って五日後アナハイム・エレクトロニクスの本社前に来なさい、そこでそのISを使うための修行をする、ついでに旅費は私が持つわ」

 

「……わかったわ」

 

「さあ、これでわたしからの話は終わり、早く下のレストランに行ってきなさい。」

 

「ええ!」

 

 

その後鈴と一夏はこれまであったことを夜通し話続けた……

 

 

 

 

 

 

朝 空港

 

 

 

 

「じゃあそろそろ日本に戻るわね、行きましょうマドカ」

 

「マドカって?」

 

「こっちで一夏の名前使うと色々騒ぎになるから『西行寺マドカ』って偽名を使ってるんだ」

 

「なるほどね、じゃあ四日後に」

 

「ああ!」 

 

 

 

そして飛行機は飛び立った……




最近勉強からの逃避で書いてるから妙に更新ペースが速い気がする……
てかマジでなんで金枠なんだろ…
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