白蓮side
~~~フランス~~~
「さてと、エドガーさんは元気ですかね?」
私がエドガーの経営しているデュノア社へ向かっていた。
エドガーとは私が一度外界に出たとき女尊男卑推進派の過激派達に暴行を受けていた彼を助けたことで仲良くなった人である。
「ん?……あの子どうしたのかしら?」
視線の先には思いつめた表情をしている少女がいた。
困ってる人を助けるのも私の役目だ。
「どうかしたんですか?」
「わっ!何なのいきなり?……って聖白蓮さんですか!?」
「ええそうよ。あなたが何か悩んでそうだから声をかけたの。」
「聞いてもらってもいいですか…?」
「ええ。いくらでも話しなさい、解決できることなら手伝ってあげるわ。」
「ありがとうございます。
名前言ってませんでしたね。私はシャルロット・デュノアです。」
「デュノア…………あなたもしかしてエドガーさんの娘!?」
その瞬間シャルロットの表情が変わった
「?ええ、愛人の子ですが。」
「彼は元気?」
「……父は死にました……いえ、殺されたんです!現社長のカーラ・デュノアに!」
「……詳しく聞かせて貰えるかしら…」
白蓮の顔には明らかな怒りを浮かんでいた。
「父は優秀な人だったと聞いています、この女尊男卑の世界の中でトップに立って活躍し、デュノア社の業績をのばしてました。ですが男が活躍してることが気に食わなかったのでしょう、妻のカーラ・デュノアは過激派の連中を煽り父を辞めさせようとしていました。」
「なるほど、あの時エドガーが暴行を受けていたのはそういうことだったのね。」
「多分そうだと思います、父はそれでも負けずに経営してました。
とうとう痺れを切らしたカーラが人を雇い、外出中の父とついでと言うように僕の母をトラックでひき殺しました………
そして母を無くした私はカーラに引き取られました
。デュノア社は会社を支えていた父が亡くなったことによってどんどん経営が傾いています。
それを危惧したカーラがIS学園に産業スパイとして私を入れることになりました。以上です」
「ひどいわね………」
「私はあいつを破滅させたいと思ってます。なので今は奴の不正のデータを集めてきっといつか…って聞いてます?」
『五分前に頼まれた現デュノア社の不正情報一式集め終わったよ、ZIP形式でそっちの携帯に送るね。』
「え…?」
「ありがと、にとりさん」
you got mail!
「お、届きましたね、流石『すまーとふぉん』」
「今のは…?」
「はい、見てみて」
開かれたファイルには今のデュノア社の不正情報が全て証拠、音声、写真付きで収まっていた。
「す、すごい…」
「さて、今から取引よ。私が出すのはこの『すまーとふぉん』、これを渡す代わりに一緒にデュノア社ぶっ壊すの手伝ってくれない?」
迷うわけがない
「手伝います」
「あなたならそう言うと思ったわ。
じゃあ早速新聞社に行きましょうか。このデータをあなたのパソコンに転送してと……」
「はい!」
新聞社
「失礼します。」
「はーいどなたでしょうか?」
「聖白蓮です、とっておきのスクープを持ってきましたよ」
「聖白蓮ってインド代表のあの?」
「はい。それよりこのファイルを見てくれませんよ」
「ふむふむ……おお!これは凄い!今すぐ記事にします!報酬はいくら希望ですか!?」
「報酬のお金で号外を刷ってほしいですね。足りないなら私のモンドグロッソのファイトマネーから足します。」
「わかりました、掛け合って見ますので少々お待ち下さい」
「シャルロット、うまくいくと思う?」
「今のデュノア社には不満をこぼしている人が多いですからね、いけると思いますよ。現に編集者の男の人も手に殴られた痕があった。おそらくこの情報を見たとき嬉しがったのは、昔なにかされたせいでしょうね」
「なるほど、中々鋭いわね。」
「白蓮さん!許可が出ました!一時間後に刷り終わります!」
「ありがとうございます。」
「それで料金なんですけどこの刷り終わるまでの間、あなたに対する独占取材でいかがでしょうか?」
「それぐらいなら全然いいですよ」
「じゃあ時間も惜しいので早速……」
一時間後……
「最後の殴り合い、あの時はどんな心境でしたか?」
「あの時はただ
この時間がずっと続けばいい、と思ってました。あそこまで熱くなれたのは初めてですから。」
「なるほど、ありがとうございます。
そろそろ刷り終わった頃ですね。」
「では派手にお願いします。」
「わかりましたよ!」
「じゃあシャルロット、私たちはデュノア社に乗り込むわよ。」
「はい!」
号外ー!号外ー!スッゴいニュースだよー!
なんだなんだ? 号外? デュノア社か… これはひどいな エドガーさんを殺した? これが本当ならデュノア社は間違いなく倒産だな
デュノア社
「社長!大変です!外でこんなものが!」
「何よ、……………え?」
カーラは驚いた、これまでの悪事がすべてその新聞で暴露されていたのだ。
「何よ…………!?何なのよこれ!?」
「今鎮圧に「お疲れ様、眠ってなさい。」
突如秘書が倒れた
「誰よ!誰なのよ!?」
「私ですよ」
「あなたは…………聖白蓮!?」
「覚えてて貰って光栄だわ。」
「なんであんたが男なんかに協力してるのよ!?男なんてISにのれない屑ばっかりじゃ…「黙れ……」
その瞬間白蓮はカーラの腕を掴み、そのままリンゴ感覚で骨ごと握り潰した。(因みに本気の白蓮の握力は500kg、だいたいゴリラと同レベルである。参考程度に星熊勇儀、伊吹萃香の握力は900kg、もはや論外である。)
「ぎゃあああああああ!痛い!痛い!」
「私はあなたみたいな自分が世界の頂点に立ってると思い込んでる屑が一番嫌いなのよ」
カーラは必死に何かを言っているが言葉になっていない。そこにシャルロットが入ってきた。
その姿を見たカーラは助かったと思った。
「シャルロット!早くそいつを殺しなさい!」
「嫌ですよ、それよりスペシャルゲストを呼んできたんです。
その人達への準備をしないと。」
そういってシャルロットはカーラを机に縛り付けた。
「何するの!?」
「何ってメインディッシュの調理ですよ、
あ、そろそろ来たみたい。」
社長室に人が沢山入ってきた
「だ、誰よ!?」
「この人達はパパを慕っていた人とあなたに男だからと言う理由で解雇された人達ですよ。
あ、この屑好きにしていいのでどうぞ。」
「あなた達!今すぐやめなさい!警察に言うわよ!」
「あ、ちなみに今回のことは警察は見て見ぬ振りするらしいですよ!」
シャルロットが笑顔で言い放ったその言葉にカーラの顔が絶望に染まった。
「じゃあ白蓮さん、私たちは帰りましょう。」
「え、ええ…」
「嫌……助けて………嫌ぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
その後約3時間、社長室から悲鳴が木霊した。
先程の公園
「ふーすっきりしたー」
「あなた…中々えげつないわね…」
「白蓮さんこそあのゴリラみたいな握力どうやって付けたんですか?」
笑顔のシャルロットと対象に白蓮は呆れた表情をしていた。
「そういえば、元々の話を忘れてたわ、はいこれ。」
白蓮はシャルロットにコアを渡した。
「これは?『strike』って彫ってありますけど。」
「(嘘をつくことと死者を冒涜することを同時にします、許してください)あなたのお父さんとお母さんが共同開発し、あなたに残したISのコアよ。」
「パパとママが…」
「ええ。エドガーさんは最後に殺される日を予測していたかのようにこのコアを私に送ってきたの。」
「……………」
「でね、そのISを解析してわかったことが2つあるの。一つはそのISはあなた以外に操作できない、もう一つは国家代表レベルでもその機体をまともに操るのは不可能ということね」
「国家代表でも使用できないレベルなんて……」
「そこで偶然同じ境遇の人達がいたから纏めて私達が日本で指導するの、来ない?」
「行きます!行かせてください!」
「ふふ、じゃあ3日後にアナハイム・エレクトロニクス本社前で会いましょう。」
「はい。今日はありがとうございました。」
「いえいえ、どういたしまして。そろそろ飛行機の時間ね。」
「私も次の便をとってすぐに追いつきます。」
「じゃあまた三日後に」
「はい!」
そしてシャルロットと白蓮は別れた
次でヒロインズ御披露目も終わります、最後は⑨メインで書いてます