IS~神魔と幻想に魅入られた者達   作:茶々円

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とりあえず書き溜め分投下します


第2話 永遠の愛

そこにはまどかがいた、が少し違う。まずここにいるまどかは私を救いに来た時…つまり概念の姿をしている。なによりも一番驚いたのが、目に光がなく、表情もない。一言で表すなら『心のない人形』であった。いろいろ考えていると八雲紫が話し始めた

 

「ここにいる鹿目まどかはあなたの欲望により人としての記憶と感情を奪われた鹿目まどか。おかげで円環の理からは希望というものが失われ、ただ事務的に処理する機械になってしまったわ。

私は円環の理であった頃のまどかとは友達だった。

あなたのことを何度も話して自慢していたわ。

だからまどかの最高の友人であるあなたを救出に行くのを止めなかった。あの時止めておけば……。」

「……………」

 

私は何も言えない、なぜなら自分がまどかを一人ぼっちだと勝手に勘違いしていたから。だが現実は違った、まどかには概念になった後もこんなにも思ってくれる人がいたから。

 

「…そろそろね」

 

八雲紫の話が終わると突如目の前の『円環の理』が倒れた。

 

「まどか!?」

「大丈夫よ、すぐに目覚めるわ。スキマを見てみなさい」

 

八雲紫に言われスキマを見てみると三度目の宇宙改変が行われていた。でもおかしい

 

「なぜここは改変の影響を受けないの?」

「説明がまだだったわね。

ここは幻想郷、ありとあらゆる世界から隔絶されたこの世の楽園よ。まあ一連の行為が終わってから詳しく説明するわ、そろそろ目が覚めるわよ」

 

 

まああとで詳しく聞きましょう。

…『円環の理』が目覚めたわ

 

 

「う、うーん…、ここは…?」

「おはよう、まどか」

「紫さん!と……ほむらちゃん………」

 

 

まどかの目に光が宿り表情も豊かになった。嬉しいか悲しいかいまいちわからないわ…。

 

「いきなりだけど私は少し用事で席を外すわ。ほら橙、来なさい」

 

八雲紫と橙ちゃんがスキマに入りどこかに行った、あのスキマ便利ね…、ってそうじゃなくて今はまどかと2人きり…、なにを話せばいいのかしら…?

 

私が考えているとまどかがこちらに近づき私の手足を動けなくしているスキマを壊した。

 

「ほむらちゃん」

「まど…か?」

  

 

まどかがこちらに寄り添ってきた、私の力を奪い返すつもりだろうか?、………覚悟はできている。元々はまどかの力、それを返すだけ

 

 

「ごめんなさい!」

 

 

 

 

 

 

 

…………え?

驚く私をよそにまどかが続ける

 

 

 

 

 

 

 

「概念になって全部知ったよ、私は何度も、何度も、ほむらちゃんを置き去りにしていたんだね、私がほむらちゃんの立場なら間違いなく、私も同じ行動を起こしたと思う。」

「でも、これからはずっと一緒だよ」

 

 

 

 

 

 

 

それが叶わない希望だということは分かっている。このままではまどかは再び概念として消滅してしまう。

恐らくそれはもう止められない。また私は泣き出しそうになった

 

 

 

 

 

 

「ほむらちゃん…教えてほしいことがあるの」

「なに…?」

「ほむらちゃんは、いつも、いつまでもわたしのために頑張って、傷ついて。それでも諦めないでくれたよね」

「ええ。もちろんよ」

「どうして?」

「えっ…」

「どうして、わたしにそこまでしてくれるの?」

「それは…その」

 

 

 

   

私は覚悟を決め、深呼吸をして、ゆっくり、はっきり、告白した

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あなたのことを愛しているからよ。まどか」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

言い切った。

 

「ありがとう。わたしも同じ気持ちだよ。愛してるよ、ほむらちゃん」

「嬉しいわ……まど「愛の告白中すまないけど」

 

「「!?」」

 

突然何もない空間にスキマが発生し、そこから八雲紫が出てきた

 

「まどか、たった今円環の理と幻想郷の間の境界をなくして繋げる作業が完了したわ」

 

「ホントですか!?」

 

まどかが驚いた顔でそういった。それに対して紫は軽く首を振り返事をした。

 

……つまりどういうこと?

 

「ごめんなさい、話の大筋が見えないんだけど…」

「早い話これからずっとまどかと幻想郷でずっと一緒にいられるってことよ。あ、幻想郷では常識は通用しないから女の子同士の恋愛も全然OKよ」

 

 

 

 

 

 

 

「改めて、これからはずっと一緒だよ、ほむらちゃん!」

「…ええ、改めてこれからはよろしくね、まどか」

 

 

この後私達は幻想郷の話を詳しく聞き、その後宴会が開かれ、晴れて私達は一緒に暮らすこととなった。私はもう何もこわくない、だってずっとまどかが側にいてくれるもの…。

 

こうして神と悪魔の同居生活が幕を開けた

  

 

 

 

 

────────────────────────

 

  

 

 そして50年の歳月が流れた……

 

 

 

外界年号2063年

 

「おーっす、ほむらー、まどかー、遊びに来たぜー」

 

白黒の服を着た魔法使いか私達の家に入ってきた。この子は霧雨魔理沙ちゃん、吸血鬼のレミリアちゃん一家が起こした紅霧異変の際に霊夢ちゃんと共に解決し、その後、場のノリで私とほむらちゃんの二人と勝負をして、手加減をしていたが倒されてしまった。

 

「魔理沙、あんた急ぎすぎよ」

 

 

紅白の巫女が叱る。この紅白の巫女の霊夢ちゃんは博霊大結界と言う幻想郷の根幹をなす結界の管理人を勤めている。霊夢ちゃんは私とほむらちゃんの娘のような存在で外界から紫さんが拾ってきた捨て子の女の子、霊夢ちゃんを博霊の巫女として、普通の女の子として私達は育てていた。

 

 

 

 

「こんにちは、霊夢ちゃん、魔理沙ちゃん。外は暑かったでしょう?、飲み物とお茶菓子でもとってくるね。やっぱり今日もフルブしにきたの?」

「ああ、家も博霊神社も魔法回線自体は繋がってるんだが暑くて暑くて」

「悪かったわね」

 

 

 

因みにフルブとは、現在幻想郷でブームになっている『機動戦士ガンダムExtreme.VS.full.boost』の略であり、幻想入りしたPS3を媒体にほむらちゃんが別の世界から持ち込んだゲームソフトをプレイしていたところ、天狗の新聞にまとめられ、瞬く間に流行、それに乗じた河童がPS3を複製、販売したものに八雲紫が外界から大量に仕入れたソフトが出回り幻想郷にも広まった。

更に河童が制作したPS3は起動、Wi-Fiを繋ぐなどの行動が魔力で補えるため電気がなくても使用できる。

 

 

「はい、魔理沙ちゃんにはココア、霊夢ちゃんには緑茶、ほむらちゃんにはコーヒーね」 

 

3人が同時にまどかにお礼を言った

 

「それじゃやりますか!」

 

 

 

 

 

 

魔理沙ちゃんが電源ボタンに手を伸ばそうとした瞬間、突然スキマが広がり八雲紫さんが出てきた。 

 

「うわ!?」

 

 

「どうしたの、紫さん」

「ごきげんよう、まどか、ほむら。早速だけど外の世界の有名人が幻想入りしたわ」

 

「誰ですか?」

 

 

 

「ISの開発者、篠ノ之束よ」

 

 

 

 

 

 

 




鹿目まどか
幻想郷に入って約50年となる新参の神。幻想郷に入ってから他の世界にほむらと旅をしているうちに、『ガンダム』シリーズを見かけ、ハマった。
一番好きな作品は『機動戦士ガンダムUC』であり、一番好きな機体は同作品のユニコーンガンダムである。後にIS化され彼女の専用機となる。
能力 1『記憶を操る程度の能力』
意識した人物の記憶に自分の考えた絵空事を介入させたり自分の記憶を他者と共有できたりすることができる。対象の記憶を覗くことも可能である。
   2『傷を治す程度の能力』
どんな傷も傷付いてから三分以内なら完治する事ができる。三分以内でなくても凄まじい回復効果がある。結界や機械の傷も修復可能である。
主な交流関係
暁美ほむら 最愛の人、同居中
博麗霊夢  半分育ての親
霧雨魔理沙 友人
八雲紫   恩人
チルノ   妹のような存在
鍵山雛   初めて出来た神の友人
天子    同世代の友人






暁美ほむら
円環の理を蝕んだ悪魔であるが現在は円環の理であるまどかと和解、幻想郷に住居を構え同居している。
まどかと他の世界に旅に巡っているうちに、『ガンダム』シリーズと出会いまどか共々ハマり、幻想郷にガンダムブームを起こした。
一番好きな作品は『機動戦士ガンダムUC』であり、好きな機体は同作品の『ユニコーンガンダム二号機 バンシィ』である。後にIS化されほむらの専用機となる。
能力 1『記憶を消し飛ばす程度の能力』
悪魔になって目覚めた能力。
主に『自身に関するその時の記憶』『相手の自身にとって不都合な記憶』を消し飛ばすことができる。手を叩くだけで発動できるので証拠隠滅にはうってつけの能力と言える。
2『時間を止める程度の能力』
原作の魔法少女のほむらそのまま
主な交流関係(50年後)
鹿目まどか 最愛の人、同居中
十六夜咲夜 料理仲間
フラン   妹のような存在
レミリア  友人
輝夜    ゲーム仲間
霊夢    友人であり半分育ての親




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