約束の日 11時
アナハイム・エレクトロニクス本社前
「一時間も早く着いてしまいましたわ…一時間何をしましょう?……あら?」
目の前を見るとドアを叩いてる子がいた
「いち…じゃない…マドカー出てきなさーい!」
「あなた何をやってらっしゃるの!?」
「いやー、本社前に12時の約束だったんだけどいかんせん早く着きすぎて…」
「あなたも呼ばれましたの?」
「ええ、あなたも?私は鳳鈴音、中国の代表候補やってるわ。よろしくね」
「私はセシリア・オルコットですわ、イギリスの代表候補をやっています。鈴さんでよろしいでしょうか?」
「べつにいいわよ、こっちもセシリアって呼ぶね。そういやここにいるってことはセシリアもコアを貰ったってことよね、元の専用機はどうしたの?」
「一応、理由を説明して国に返還しましたわ、鈴さんも同じですか?」
「まあそんなとこよ、ってあそこでおどおどしてる子誰かしら?ちょっと話しかけてくるね。」
「あ、ちょ、鈴さん。」
鈴は向こうにいった。
「あんたどうしたの?なんか困ってるの?」
「早く…着きすぎちゃって…」
「もしかしてあんたもコア渡されたの?」
「うん…私は更織簪…」
「私は鳳鈴音よ、鈴って呼んでね。」
「鈴さん、ちょっと待って…、あら、あなたもですか?、私はセシリア・オルコット、セシリアと呼んでください。」
「よろしく…、鈴、セシリア。」
あいさつしていると本社の中から巫女が出てきた。
「あんた達うっさいわよ!って簪じゃない」
「霊夢!」
「てことはこの二人も?」
「そうみたい。」
「ふーん、よろしくね。」
「あなたも呼ばれたのですか?」
「私は一応教える立場よ。」
「まあ、よろしくお願いしますわ!」
しばらく話しているとまた一人本社から出てきた。
「おー、鈴!、もう来てたのか!」
「いち…じゃない、マドカ!
早速だけど、この巫女の人って強いの?」
「うーん、八雲紫さんと同レベルって言ったら分かるか?」
「「「え?」」」
その場にいた3人が驚いた。特に簪は
「霊夢ってそんなに強かったの!?」
「まあね、ちなみにあんたのお姉ちゃんとの勝負の時で大体5%ね。」
そんなこんな行ってる内に11時50分になった
「あれ?私達だけ?」
その瞬間タクシーが本社前に止まった。
「いやー間に合った間に合った。はい、釣り銭は取っていていいよ。」
「神奈子さん!…と誰?」
「ドイツ代表候補のラウラ・ボーデヴィッヒだ、よろしく頼む。」
ラウラがペコリと頭を下げた。
その時金髪の少女が歩いてきた。
「うーん、日本って地理的に難しいねー、同じ建物ばっかり」
「あ、シャルロット。」
「あれ?もしかしてここがアナハイム本社?」
「よし、全員揃ったわね。じゃあ中に入りましょう。」
霊夢が5人を誘導した。
一時間後…
「すいません!遅れました!」
「やあマヤ、待ってたぞ。これから一週間全力で『νガンダム』の使い方と、あと…」
「あと?」
「マヤ、強盗と交戦したときに不思議な感覚に襲われなかったか?、そう、例えば未来のビジョンが頭に浮かんだとか…」
「ありました!あれってなんなんですか?」
「あれは所謂予知能力なんだがあれは磨くことができる、それを磨く予定だ。」
「確かに未来が見えたら負けませんよね…わかりました。やりましょう!」
「じゃあ下のトレーニングルームに行くか」
本社内
「妹紅、面倒だからこの子達に会社の案内頼むわ。」
「ああ、わかった。初めまして、アナハイムの社長秘書をやってる藤原妹紅だ、よろしく。」
秘書の藤原妹紅に案内され、アナハイム本社を回っていた
「妹紅さん」
「セシリアだっけ………?なんだい?」
「いえ、ここは別の世界だと思いまして。」
「……………なぜだ?」
「男性と女性が手を取り頑張っている。外では男性が開発すれば女性がそれを奪い、当然のように発表する…………そんなことが暗黙されている世界ですもの。」
「ああ、そういうことか、ここは女尊男卑の風潮にやられてさっきセシリアが言われたことをやられた人、男だと言う理由で理不尽なリストラを食らった人、そういう風潮に反対して、会社を追われた優秀な技術者をうちの慧音が集めて急速に発展した会社だからね。」
「なるほど、いつかこの世界がこんな形に戻るといいですわね……。」
「ああ、そうだな。
……うちの技術者は優秀だぞ、私の機体に使われている素晴らしい素材を開発したからな。」
「まあ!妹紅さんも専用機をお持ちで!?」
「ああ、さっき言った素材『サイコフレーム』を採用した、『フェネクス』って機体よ。……………よし、会議室に着いたな。じゃあまだ今度。」
「ありがとうございました。」
会議室
「いらっしゃい。さあ、適当な場所に掛けて。」
「八雲紫さんじゃないですか!」
「改めて自己紹介するわ、私は八雲紫。この強化合宿の計画の発案者よ。あなた達も軽い自己紹介をお願い。、と今の世界についてどう思うか教えて。」
「私はセシリア・オルコットですわ、イギリスの代表候補生です。セシリアと呼んでください
今の世界については許せませんわ。私の家族のような家族がこれ以上増えてほしくありません。」
「私は鳳鈴音、中国の代表候補やってるわ。鈴って呼んでね。
今の世界についてね……ISは嫌いだけどそれのおかげで好きな人とも再会できたしまあ今はいいかな。」
「私は更織簪…一応日本の代表候補です…簪って呼んで…。
今の世界については………………歪んでるから嫌い……。」
「初めましてかな?私はシャルロット、フランス代表候補かな?シャルって呼んでね。
今の世界については大っ嫌い!なぜなら私のパパとママは今の世界に殺されたようなものだもん!」
「私はラウラ・ボーデヴィッヒだ。ドイツ代表候補だ、これからよろしく頼む。ラウラと呼んでくれ。
ISに乗れない女も粋がり『実力』というものが認められない今の世界は屑だと思ってる。」
「はい、ありがと。…あら電話。ちょっと待ってて。」
「OK、わかった、行ってもらうわ。」
紫の電話が終わった。
「ごめんなさいね。今から紙を回すわ、そこに行ってちょうだい。」
紙が回された。
「じゃあ行ってらっしゃーい。」
「「「「「行ってきます」」」」」
少女達はそれぞれの場所に向かった。
簪side
第3アリーナ…誰だろ…霊夢だといいな…。
私はドアを開けた。
「失礼します」
「あら、簪じゃない。」
「霊夢!」
「さて…もう一人来るわ。」
再びドアが空いた。
「あら簪ちゃん、さっきぶりね。」
「八雲紫さん…!」
「「私達の特訓は厳しいわよ。」」
「……はい!」
セシリアside
第1アリーナですか、神奈子さんだといいんですけど…
「入りますわ…」
「お、セシリアか。」
「セシリアちゃん、よろしくね」
「神奈子さん!鈴仙さん!」
「私は主にBT兵器の操作とそのケルディムの基本的な立ち回りを教える。」
「私の特訓はISを使わずひたすら狙撃の練習よ。あと素晴らしい銃技をね。」
「わかりましたわ、ご教授の方をよろしくお願いします。」
「ああ、そのISには隠し機能があるんだがその講師は私達の練習が全部終わった後に来るみたいだ。」
鈴side
第五アリーナ…ここね。
「入るわ。」
「あら鈴音。」
「よお鈴。」
「こんにちは。一夏、この子誰?」
永琳さんと一夏と………誰?しかも一夏と中々いい雰囲気だし!
「一夏、誰?その子。………………あ!!」
ミスった!一夏って呼んでた!
「ああ師匠のことを紹介してなかったな」
「私は魂魄妖夢、一夏の剣術の師匠であり、同時に一夏の姉のようなものよ。」
「一夏のことを知ってるの?」
「ええ、というかアナハイムの社員は全員知ってるよ。」
「そうだったの………、よろしくね。」
「早速だけどいいかしら?」
永琳さんが話を始めた。
「私が教えるのは主にISを纏わない近接格闘よ」
「俺が教えるのは乗り方のコツ、技術とかだ」
「私は主に剣の使い方を教えるわ」
「……ええ。よろしくね。」
「じゃあ早速始めるか、行くぞ!鈴!」
「ええ!」
一夏…私は強くなって必ずあなたの力になるわ!
シャルロットside
「(第2アリーナか。白蓮さんがいたらいいけど…)…失礼します。」
入ると白蓮さんと小さな金髪の少女がいた、恐らく年齢は12~13だろう。
「こんにちは」
「あら、シャルじゃない、よろしくね」
「よろしくお願いします。そっちの子は?一緒に指導するんですか?」
「違うよ!私もあなたに指導するんだよ!」
「そうよ、この子はフランドール・スカーレット、12才にてIS適性SSSを叩き出した天才よ。」
「もちろん専用機も持ってるよ!」
「なら、よろしくお願いしますね、先生。」
「うん!」
「早速だけどあなたのISの特製を教えるわ………」
ラウラside
第六アリーナ…ここだな
「失礼する」
「あら…いらっしゃい。」
「あ!ラウラだー!」
そこには私とほぼ同じ身長の子供が二人いた。一人は黒兎隊を1人で全滅させたチルノだ。
「初めまして、私はレミリア・スカーレットよ。貴女の基礎から叩き直すように言われているわ。よろしくね。」
「よろしくお願いします、教官。」
「教官…悪くない響きね…」
「あたいは主にこのサイキョーの目の使い方を教えるよ!」
「よろしく頼む。」
そうして彼女たちの修行が始まった……