教室 六時間目 ホームルーム
「で………何で僕なんだよ……」
なんと織斑春樹が代表に選ばれていた。
「こいつら3人が辞退したからだ。」
「は?」
「zzzzzz………!私は昼まで家の用事があるの…」
「スマン、…………その日は用事があるんだ…」
「私も朝から用事が……」
周りの女子達は
えー織斑くーん? こりゃスイーツ券は諦めたほうがよさそうね… えー!?お金浮くかと思ったのにー!
マドカちゃんに訓練機で負けた…… ちょwwそれ言うなら天子ちゃんには開始一秒よww 織斑君が可哀想よーwww 挙げ句の果てに武器にまで裏切られたwww 織斑君ってギャグの天才ねwww バwwwカwww
(一部変なテンションの生徒がいるな……ヤバ!)
「うわあああああ!」
春樹は叫びながら女子生徒の方に走っていった。
「お前っ!僕のことを馬鹿って言ったなっ!!殺してやる!クズの分際でっ!天才の僕に馬鹿って!」
春樹は白式のブレードを展開し女子生徒に斬りかかった。
「ひぃ!……………マドカ……ちゃん?」
春樹の振り下ろしたブレードは一夏が展開した長刀『ユウナギ』に止められた。
「どけ!」
「お前馬鹿か!?ISってのは簡単に人を殺せるんだぞ!それをムカついたから振る!?ここは子供の玩具を披露する場じゃないんだぞ!」
「黙れぇぇぇぇ!!」
「ごめんあそばせ!」
「ぐえっ!」
そしてセシリアは『雪片弐型』を展開し峰の部分で春樹の首下を殴った。
「日本で言う『ミネウチ』ですわ。」
春樹はあっさり気絶した。
「あ…ああ…」
怖がっている女子生徒に一夏が声をかけた。
「大丈夫?怖くなかったか?、これからあのクズに何かされたらいつでも言いに来て、俺が守ってやる。………ただ煽るのはやめておいたほうがいい、自分は当事者でもないのに言うのは余りよくないよ。」
「は、はい///」
女子生徒の顔は心なしか赤く染まっていた。
(さすがはマドカさん、天然ジゴロ、レズメイカーですわ。)
二組
「むむ、なにやらよからぬ気配が…………」
「鈴ちゃん、どうしたの?」
「いやーなんでも無いわよまどか、はい、これ借りてた宿題、助かったわ。」
「うん、次からはちゃんとしてきてね。」
「あはは、次はアイスでも奢るわ~。」
「あなたはズルばっかりして……そういうズルにまどかを巻き込まないで頂戴。」
「うっ……ほむら、それ言わないでよ…てかあんた達が真面目すぎるのよ!」
(この会話…………私の魔女の結界の中での佐倉杏子を思い出すわね………なら私が美樹さやかポジションなの!?)
「何やってんですか織斑先生、さっさと連れて行って下さいよ。」
「保健係に連れて行かせろ。」
「織斑先生、運んでる途中にこのバカの目が覚めたらどうなさるのですか?間違いなく運んでる保健係に暴力振るいますよ。もしそうなったら責任とれるんですか?」
「ならオルコットかお前か比那名居が連れていけ」
「めんどくさい。」
「同じくですわ。」
「zzzzzz…………。」
「てことで先生、よろしく頼みますよ。何ならこの四人で勝負して誰が運ぶか決めます?」
「……………もういい、私が運ぶ。」
千冬が気絶している救護室に連れて行かれた後、山田先生がクラスを纏めていた。
「はぁー、これは織斑君は間違いなく停学になりますね………、誰か変わりにやってくれる人はいませんか?」
「しゃーない、俺が変わりにやりますよ。」
「え、でも用事って………」
「終わってからすぐ行きます。クラスの皆さん、宜しいでしょうか?」
……………パチパチパチパチパチパチパチパチ
クラス全体から拍手が起きた。
そして放課後………
剣道場
セシリアと一夏は剣道部のキャプテン(刃物マニア)と交渉していた。
「すいません、少しセシリアに剣術の指導をしたいので片隅、借りていいですか?」
「うーん、いいよ、そのかわり君がセシリアちゃんと戦う時に使ったあの黒刀、見せてほしいな。」
「ああ『ひな』ですか?それなら全然いいですよ」
一人、反論するものがいた。
「私は認めないぞ!!」
「篠ノ之さん……」
「オルコット!貴様、春樹の剣を返せ!
それに貴様等のせいで春樹は停学になったんだ!」
「無茶苦茶理論ですわね、……………それに剣を志すものとして、あのような使い方をされる……挙げ句の果てに自分の能力の無さを剣のせいにしてポンコツ呼ばわり……剣が可哀想ですわ。あなたも剣を志しているものならわかるでしょう?」
「貴様……!」
「…………キャプテンから許可は取った、やるぞセシリア。あ、これ『ひな』です、心行くまでどうぞ。ですがその刀、持つと数時間後にかなりのだるさが襲ってくるので余り長く持つことは推奨しません」
「え、ええ………」
「無視するな!」
「んだよ……実力で示せばいいのか?」
「………私が剣道で全国優勝しているのを知ってて言って「さっさとやるぞ、時間が惜しい、悪いなセシリア。」
「いえいえ」
数分後
「貴様っ!鎧を纏え!」
「俺のは剣道じゃなくて剣術だ、鎧はいらん。………セシリア、今からやる技は神鳴流の最強レベルの技だ、しっかり見てろよ。」
「は、はい!」
「さて……魔をも従える我が神鳴流の剣技……、とくとご覧に入れよう。」
「試合開始!」
「おおおおおおおお!」
箒が面を狙いにきた。
「遅い。」
「なっ!」
一夏が後ろに回り込んだ
「………斬魔剣・弐ノ太刀!」
斬!
「があああああ!」
一夏が胴を決めた瞬間、箒が呻き出した。
「大丈夫!?っな!?」
箒を心配したキャプテンが箒の肉体と甲冑を見て驚いた。
なんと一夏の剣は甲冑に傷を付けず、箒の体に直接ダメージを与えていた。
「これが奥義『斬魔剣・弐ノ太刀』だ、まあ鎧透かしの究極形だな、ちなみにISを纏ってこれを使うと相手のシールド、絶対防御、更にISの装甲まで貫通できる。」
「…………………すごいですわ!、……ただガードを無視して『雪片弐型』で切り裂くと……」
「ああ、あまり考えたくないな。最悪内蔵飛び散るかもしれない。」
「………………西行寺さん。」
「?、何ですかキャプテン?」
「その神鳴流とやら、私にも教えてくれない?」
「わ、私も」 「私も」 「私も」
一斉に集まりだした。
「…いいですけど、ただ……」
「ただ…?」
「神鳴流自体は全然いいんです、でもさっき使った『斬魔剣・弐ノ太刀』は真剣を使うと簡単に人を殺せます。なので覚えても子供の玩具を披露するようにこの剣技を使って欲しくない、本当に守りたいものがある時のみ使うと約束して頂ければ教えます。」
「わかったわ……」
「では始めますか!」
「ええ!」
「……どうしたの篠ノ之さん?」
「………める」
「え?」
「こんな部活止めてやる!」
そういって箒は剣道場から出て行った。
「篠ノ之さん…」
「あれはほっといて……じゃあ改めてやりましょう。」
(春樹、千冬、箒………お前等が俺から居場所を奪ったように俺もお前らから居場所を奪ってやる………!)
こうして剣道部、名誉顧問、西行寺マドカが誕生した。
春樹の切れ方は某グレートティーチャー(原作)の勅使河原先生の物を参考にさせていただきました