IS~神魔と幻想に魅入られた者達   作:茶々円

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第36話 復讐の刃VS可能性の獅子

一組サイド控え室 天子と一夏とセシリアがいた

 

 

「いきなりほむら………」

 

「私、暁美さんの強さがわかりませんの、どれくらいですの?」

 

「普通のほむらならマドカで勝率1.5割ってところね。」

 

「厳しいですわね……普通のほむらとは?」

 

「ああ……、いつも鹿目って子と一緒にいるでしょ?」

 

「はあ、あのピンク色の髪の毛の可愛らしい子ですね、そういわれればそうですわね。」

 

「ほむらはあの子の事を愛していてあの子が馬鹿にされる、傷つけられるとぶち切れて………前に校長がまどかと共謀して煽っているふりして本気のほむらと戦ったの………」

 

「まあ、同志でしたか!それで結果は………?」

 

「ほむらが勝ったわ、つまりそれくらいよ。しかも今日はマドカに合わせて近距離装備を減らしてきてるみたい。」

 

 

「あらまあ……、あ!マドカさんがでますわ!」

 

 

 

 

「エピオン、俺に勝利を見せろ!」

 

 

一夏はカタパルトから飛び出した。

 

 

 

同時刻、二組控え室

 

 

 

「ほむらちゃん、頑張って!」

 

「ええ、勝ってあなたにスイーツ券をプレゼントするわ、もちろんクラスの皆にもね。」

 

 

ほむらは待機形態の指輪から専用機『バンシィ』を展開し、イヤーカフから『アームドアーマーDE』と『アームドアーマーXC』『リボルビングランチャー』を展開した。

 

 

 

 

「うん!

それよりも今日は『ノルン』なんだね。」

 

「ええ、作っておいてなんだけど『ひな』に近接挑むのは怖いから遠距離からマグナムとDEでうまいこと闘うわ。

さてと………暁美ほむら、バンシィ、出るわよ!」

 

 

ほむらもカタパルトから飛び出した。

 

 

 

一夏がカタパルトから出た瞬間、アラートが鳴った。

 

「うわっ!開幕ビームマグナムか!?」

 

一夏はビームマグナムの範囲よりやや大きく逃げた、理由はビームマグナムの軌道から枝分かれするビームに軽く掠めただけで大ダメージを受けてしまうからだ。

 

 

ほむらは更に複数発ビームマグナムを放った。

 

 

 

 

「当たらなければ!」

 

 一夏も回避に慣れてきたのか徐々に距離を縮めてきた。

 

 

「捕まえた!」

 

 

一夏はヒートロッドをのばした。

 

 

「まだよ。」

 

ほむらはビームマグナムの下に装着している『リボルビングランチャー』から瞬光式徹甲榴弾を二発、ヒートロッドにくっつけた。

 

 

「眩しっ!」

 

大きな閃光ととも爆発し、ヒートロッドを破壊した。

 

「反応が鈍いわよ。」

 

ほむらは閃光に乗じて一夏に斬りかかった。

 

「くっ!」

 

すぐさま反応しビームソードで応戦したが少しだけほむらが有利だった。

 

「食らいなさい。」

 

耳元に突いているバルカン砲を一夏に向かって発射した。

バルカン砲はエピオンのシールドエネルギーを大きく持って行った。

 

(ただのバルカンであの威力かよ!?)

 

 

「『ひな』解放しないと勝てないわよ。」

 

 

 

 

 

 

「言われなくても!」

 

 

 

一夏は『ひな』を解放した。一夏の全身を黒いオーラのようなものが覆った。

 

 

(黒いオーラ………あんな機能つけたかしら………!!、シールドエネルギーが!?)

 

 

なんと『バンシィ』のシールドエネルギーが徐々に減っていき、減った分があちらのシールドエネルギーが徐々に加えられていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

「驚きましたか?『ひな』を100%使うためのスキル『シールドドレイン』です!」

 

 

 

(面倒ね……、!!……来る!)

 

 

 

 

 

「神鳴流・黒刀斬岩剣!」

 

 

一夏は黒いオーラをスラスターに使い、超高速の剣技でほむらに斬りかかった。

 

 

 

「やっぱり予測はしてたけど速いわね。」

 

ほむらは背中にマウントしていた『アームドアーマーDE』を展開し、一夏の剣を防いだ。

 

 

「ぐっ………うぅ……」(なんて力なの………!)

 

『アームドアーマーDE』を構えるために両手も使っているので反撃の武装が使えない。バルカンもあの謎のオーラに撃ち落とされる。

 

「っ!」

 

ほむらはわざと飛ばされ、距離を取った。

 

 

(まずは戦況を立て直す………)

 

 

「まだまだですよ!」

 

 

 

 

 

一夏はもう一本のブレード『ユウナギ』を『ひな』に近づけ、オーラをもう一本の刀にも発動させた。

 

「なっ!?」(妖刀二刀化!?)

 

 

「行きます!、秘剣!一瞬千撃・弐刀黒刀五月雨斬り!」

 

 

 

「っっ!!」

 

『アームドアーマーDE』で止めることには止めたが、アリーナの壁に突っ込んでしまった。

 

 

「どこ!?」「遅いですよ!!」

 

上に回り込んでいた一夏に下までぶっ飛ばされた。

 

 

 

「っ……」(この状況……ワルプルギスの夜を思い出すわね………)

 

 

一夏が剣を構え、ほむらに斬りかかった。

 

 

「終わりです!」

 

 

一夏がほむらに斬りかかった瞬間。

 

 

 

 

 

 

 

「……………!」

 

 

 

 

 

 

-NT-D-

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そうバンシィのディスプレイに表示された瞬間、機体の各所が発光を始め、バンシィの力は先程と比べものにならないくらい上がり、エピオンを押し返した。

 

 

 

 

 

 

「っ!!何てパワーだよ!?」

 

 

バンシィの力は先程と比べものにならないくらい上がっていた。

 

 

 

「ここからだな…………」

 

 

 

 

 

 

ほむらのISスーツが見滝原中学校制服からかつて時を操る魔法少女であった時の服に変わった。そして『バンシィ』は機体の各所が展開され、展開された部分からは美しい金色の光を発した。

 

 

~~~~回想~~~~

昨日

 

 

 

 

 

IS学園 まどかとほむらの部屋

 

 

「ほむらちゃん、この世界ってニュータイプいないよね?NTDってどう起動するの?」

 

 

 

「その心配はいらないわ、束に頼んでニュータイプ→魔法少女にしてもらったから私たちが変身すればいいだけよ、それにISスーツの特性ってことにすれば変身も問題ないわ。」

 

 

~~~~回想終わり~~~~

 

観客席、

生徒や教師達は突然の発光現象にどよめいていた。

 

 

「綺麗………」

 

「マヤ………、よく見ておいて……、あれがサイコフレームの奇跡よ。」

 

 

 

 

 

 

「え!?まさかあの光ってる部分って全部サイコフレームなんですか!?」

 

「ああ、あの機体はアナハイムが私とマヤと……あと二年のレミリアのISのサイコフレーム運用データを使い八雲紫が制作した、史上初の『フル・サイコフレーム』試作機、三機の内の二号機だ。」

 

「残りの一号機、三号機は誰が?」

 

「一号機はさっき応援していた二組の鹿目が所有している、三号機は八雲紫が『飽きた』と放り投げた素体を私が貰い受け、組んだ機体をうちの副担任の藤原が乗っている。」

 

 

「なるほど、……そろそろ動きますね」

 

 

 

 

 

 

 

 

目を覆っていたハイパーセンサーが横にスライドし、ほむらの素顔が現れ、一角の角がV字型に割れた。

 

(あれはヤバい…………、………な!?シールドドレインが!?)

 

「シールドドレインならこっちのサイコフィールドで弾くから効かないわよ、それにこっちも制限時間五分程なの、さっさと決着つけましょう。」

 

 

「上等です!!」

 

 

そう言って一夏は瞬時加速を繰り返し、ほむらの回りをくるくると回り始めた。

 

 

 

(なるほど……攪乱して後ろを取る作戦ね…でも……!)

 

 

 

「この機体に近距離はきついと思うわよ……。」

 

 

(何か来る!)

 

一夏はすぐさま後ろに逃げた。

 

 

(何も起きなかったがあれは間違いなく俺の攻撃を避けさせたオーラを発していた、あれに当たるのは出来たら避けたいな。)

 

 

 

 

 

ほむらはアームドアーマーDEを腕に固定し、メガキャノンを放ってきた。

 

 

 

(よし!)

 

一夏はメガキャノンを『ひな』で切り裂いた。

 

「ふむ…やっぱり妖夢ちゃんの弟子ね。」

 

「おかげさまで斬れないものの切り方も教えてもらいましたから!」

 

「あらそう。今度はこっちから行くわよ。」

 

 

(ビームは真っ二つ………なら)

 

 

 

 

ほむらはリボルビングランチャーからポップミサイルを放った。

 

「効きませんよ!」

 

案の定ポップミサイルは真っ二つに斬られた。

 

 

「まだよ。」

 

ビームサーベルをサイコフィールドを使い、巨大化し、固定して斬りかかった。

 

 

「っ!!」

 

流石の一夏も巨大なビームサーベルを押し返すのは辛いようだ。

 

 

「っ!オラ!」

 

一夏は『ひな』だけでビームサーベルを支え、妖刀化した『ユウナギ』でほむらに斬りかかった。

 

 

「効かないわね。」

 

ほむらはリボルビングランチャーからビーム・ジュッテを展開しそれを受け止めた。

 

 

「食らいなさい。」

 

 

ほむらはもう一本の腕部に装備している『アームドアーマーDE』を発射形態に変化させ、防御手段のない一夏に放った。

 

 

 

「ぐっ!」

 

 

 

さすがにこれは捌き切れず、クリーンヒットしてしまい、シールドエネルギーが大きく減った。

 

 

(このシールドエネルギーの残量だとあと…………一分くらいが限界だな。)

 

 

 

 

一夏は『ひな』に自分のISの残エネルギーの約9割を乗せた。

 

「へえ……最終決戦って感じね、いいわよ」

 

 

 

(よし!充填完了!)

 

 

「……………………!」

 

 

 

ほむらは手を広げ、自分の前に霧のような輝くバリアを張った。

 

 

 

「行きますよ!」

 

「来なさい!」

 

 

「秘剣!」

 

かけ声と同時にアリーナの壁を蹴り、最大加速で突撃してきた。

 

 

「一瞬千撃!弐刀黒刀五月雨斬り!!」

 

 

 

 

 

サイコ・フィールドと一夏の剣がぶつかり合い、凄まじい衝撃が発生した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ーーーーーーーー!(突破されるわ……無理かしら……………!?)」

 

 

 

 

 

ーーーーガンバッテ………ーーーー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(まどか!…………………そうね……)

 

 

 

 

ほむらがそう思った瞬間、『バンシィ』のサイコフレームが金色から美しい虹色に変わり、サイコ・フィールドの防御力も更に高くなった。

 

 

 

 

「ぐっ!うおぉぉぉぉぉぉ!!」

 

 

一夏も更に『ひな』に力を込め、サイコ・フィールドを突破しようとした。

 

 

 

 

 

「「ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」」

 

 

 

 

 

 

2人は叫び声を上げた。

 

 

 

 

 

ピー!ピー!

 

 

 

 

エピオンからシールド切れのアラート音がなり始めた。

 

 

 

 

 

(消えかかってる!?頼む!あと10秒だけ!)

 

 

 

 

一夏はそう願ったが現実はそう上手く行かず、黒いオーラが消えてしまった。同時に『エピオン』のエネルギーも0になった。

 

 

 

 

 

『西行寺マドカ、シールドエネルギー0、勝者、二組代表、暁美ほむら。』

 

 

「よかっ……………た……まどか………」

 

 

 

 

その言葉と共にほむらは気を失い、『バンシィ』のサイコフレームの発光が収まり、ユニコーンモードに戻り、そのまま下に落下していった。

 

 

「ほむらちゃん!」

 

「マドカ!」

 

 

まどかと天子はすぐさま『ユニコーン』『ウイングゼロカスタム』を展開し、ほむらと一夏を助けに行った。

 

 

 

 

 

「あらよっと!」

 

 

天子は一夏を抱きかかえた。

 

「お疲れ様、いい勝負だったわよ。」

 

 

「………負けてしまった……。クラスの皆にどう顔向けしたらいいかわからない………。」

 

「なーに卑屈なこと言ってんの!さっさとみんなのところに戻るわよ!」

 

 

 

 

 

観客席 1-1スペース

 

 

 

 

「俺なんかが戻っていいのか………?」

 

「だーかーらー!とりあえず行ってみなさい!」

 

一夏は天子に押され皆の前に出てしまった。

 

「み、皆………ごめんなさい……負けてしまって……」

 

「お疲れ様!」「まあこんなときもあるよ!」「ドンマイドンマイ!」「格好良かったよ!」

 

一夏の予想とは裏腹に皆笑顔で迎えてくれた。

 

「皆……負けた俺のことを責めないのか………?怒らないのか………?」

 

 

「そんなことあるわけないじゃん!」「むしろありがとうって言いたいよ!お墓参りまで断ってまで来てくれたのに!」「お墓参り行ってたら間違いなく秒殺だったからね!」「今日の夜パーティーしようよ!」「いいねー!」

 

 

 

 

「ほらね、あんたが思っているほど人間って汚くないのよ。」 

 

 

 

 

「皆……ごめんなさい……!ありがとう……!」

 

 

 

一夏はその場で泣き崩れてしまった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

救護室

 

 

 

 

「はっ…!ここは……?」

 

 

「お疲れ様、ほむらちゃん。」

 

「まどか……」

 

 

「格好良かったよ!」

 

 

「!!!ありがとう。」

 

 

 

「さ、霊夢ちゃん対フランちゃんが始まるよ、ここで見よ?」

 

「ええ。」

 

 

 




バンシィ
搭乗者 暁美ほむら
待機携帯 指輪(ソウルジェム)

ほむらの一番好きな機体、バンシィをIS化したもの。
指輪からは普通のバンシィのみが展開
黒色のカチューシャからはアームドアーマーVN、アームドアーマーBS、投擲用ビームサーベル、ビームマグナム、ハイパーバズーカが展開(EXVSのマリーダバンシィ)
イヤーカフからはアームドアーマーDE、アームドアーマーXC、ビームマグナム+リボルビングランチャーが展開される(バンシィ・ノルン)
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