IS~神魔と幻想に魅入られた者達   作:茶々円

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土日は可能なら1日二本行きたいです
なお本作の『ガーベラストレート』は簡単にビームを切り裂くことができる設定となってます


第37話 極限の巫女VS運命の吸血鬼

四組控え室、そこではクラスのメンバーが円陣を組んでいた

 

 

『いざ!』

 

 

「スイーツの為に!」

 

 

『おー!』

 

 

 

 

「魔理沙……」

 

「ああ…大体言いたいことは分かる……」

 

「スイーツって人をあんなに結束させるんだね………」

 

「そうだな……あのノリの悪いアリスでさえスイーツの魅力でノリノリになってる………」

 

 

 

2人は呆れていた。

 

 

 

 

「さてと……行ってくるわ!スイーツの為に!」

 

『スイーツの為に!』

 

「博霊霊夢、エクストリームガンダム!ミッションスタート!」

 

 

霊夢はカタパルトから飛び出した。

 

 

 

 

 

 

三組控え室は四組とは対照にフラン以外には4人しかいなかった。

 

 

 

 

「じゃあ行ってくるよ!」

 

 

「あの子から借りた武装は持ってるな?」

 

「うん!」

 

「行ってらっしゃーい!」

 

 

 

「フランドールスカーレット、デスティニー!いっくよー!」

 

 

 

 

フランもカタパルトから飛び出した。

 

 

 

 

 

 

『これより四組代表、博霊霊夢と三組代表、フランドール・スカーレットの試合を始めます。』

 

 

 

 

 

 

 

 

二機のISがアリーナに現れた。

 

 

 

 

 

 

アリーナに出た時、既に霊夢の『エクストリーム』はゼノンフェースとなっていた。

 

 

「悪魔の妹………C.E最強レベルのモビルスーツ………そのデータ、学ばせてもらうわ!」

 

 

 

「お姉様を倒した力と『極限』の名を持つISの力……………見せてもらうよ!」

 

 

 

 

『それでは試合を開始してください。』

 

 

 

「さてと……まずは様子見といきますか!」

 

 

 

 

 

霊夢はアリーナ上空へと飛び立ち。

 

 

 

 

「極限進化…………応えてみなさい……エクリプスフェース……!」

 

 

 

そして『規格外拠点攻撃兵装、カルネージストライカー』からアリーナ全てを覆うレベルの超大型のレーザーを放った

 

 

 

 

 

そのレーザーは大爆発を起こし、アリーナの地面を裂き、シールドを越えて、観客席に地響きを起こした。

 

 

 

「テロか!?」「うわぁぁぁ!」「きゃぁぁぁぁ!!」「何だ!?」「うおおおっ!」

 

 

 

『えー!一部でテロなどと言われていますがこれは博霊選手の個人技です!テロなどではありません!』

 

 

 

『アホかー!生徒がいるのよー!あなたは後先考えモガモガ!』

 

放送席で怒ってる楯無の口を虚が塞いだ。

 

 

 

『お嬢様っ!生徒が聞いてます、口調!口調!』

 

 

 

 

 

「まあまあ。案外もろいわねこのアリーナ。作り直したほうがいいんじゃないの?」

 

 

霊夢はへらへら笑いながら地面に降下した。

 

 

 

 

 

(てかフラン……見た感じ防御体制とってなかったわよね……、もしデスティニー破壊してたら……私持ちになるのかしら。)

 

 

霊夢は万が一破壊していた場合のお金の動きで冷や汗を流していた。

 

 

「……………………………っな!?」

 

 

 

 

 

 

 

煙が晴れるとそこにはISに傷一つ付けていないフランがいた。

 

 

 

 

 

「無傷!?」

 

 

 

さすがにこれには霊夢も驚いた。

 

 

 

(まさか無傷とは……どうやったのかしら……、!!)

 

 

霊夢はフランの手に握られている日本刀を見て驚いた。

 

 

 

 

 

(ガーベラストレート!?あれって妖夢専用じゃ!?)

 

 

 

「行くよ!」

 

 

 

フランがガーベラストレートを構え突撃してきた。

 

 

 

 

「っ!」

 

 

霊夢は両手の大型ビームライフルからビームを発射、更に肩のビーム砲からビームを複数発放った。

 

 

「効かないよ!」

 

 

フランはガーベラストレートでビームを切り裂きながら、霊夢に対して斬りかかった。

 

 

「ゼノン!」

 

 

 

 

霊夢はゼノンフェースに姿を変え、大型ビームサーベル『タキオンスライサー』で迎え撃った。

そしてぶつかった瞬間鍔迫り合いが起きた

 

 

「へぇ……あなたが人から物を借りると思ってなかったわ」

 

 

「おかげさまで!でもこれでエクリプスは私に効かないよ!」

 

そういってフランはガーベラストレートを再び鞘に収めた。

 

 

 

「ふん……」

 

 

 

 

「ここからはお互いの得意分野で戦いましょう?」

 

そういってフランはビームブーメランを手で持ち短刀のように構えた。

 

 

 

「へぇ……面白いわね……、私の一番得意なフェースがゼノンだとしってあえて近接戦とはね。」

 

 

 

 

 

フランは自身のISの出力を全開にして、背中の非固定部位の翼から赤い光を放出し始めた。

 

 

 

 

 

「「………………………」」

 

 

その後約一分ほどお互いがにらみ合いながらゆっくり移動し、隙を伺っていた。

 

 

 

「行くよ!」

 

 

「来なさ……ぶっ!」

 

有り得ない速度で近付いてきたフランに霊夢は視認できずに一閃を食らい、霊夢は吹っ飛んだ。

 

 

 

(なっ!?)

 

フランが前に出てきたのでカウンターを食らわそうと拳を振るうと、そこにいたフランの姿はぼやけ、後ろからフランに更に一閃を喰らわされた。

 

 

(何なのよ!?このスピードは!?………やるわね!)

 

 

「オラ!」

 

 

 

霊夢が予測をつけ拳を放ったがそれも分身であった。

 

 

(更に速く!?)

 

 

 

 

 

 

その後もフランは霊夢を翻弄し続け、攻撃を当て続けた。

 

 

 

 

 

 

 

「えい!」

 

 

 

「っ!(この早さ……最早瞬時加速とは別次元ね……)」

 

 

 

 

 

 

 

 

三組控え室

 

 

 

「すごい……。」

 

「だろう?」

 

「あ、レミリアさん。」

 

「教官!どうしたんですか?」

 

「妹の試合を間近で見ようとね。」

 

 

「すごいですね、フランちゃん。あの霊夢さんを一方的に攻撃してますよ。」

 

「あの子がこの一週間修行してたのはスピードを高める練習だけだからね。やっとその結果が出たわ。今のフランは恐らく霊夢でも対応不可能なスピードを持ってるわ。」

 

 

 

 

「やあ!」

 

 

「っ!」

 

 

 

フランは霊夢を上に打ち上げた。

 

 

 

(とんでもなく速いわね………っ!やべ)

 

 

 

 

「えい!」

 

 

 

霊夢の脚部パーツを持ち、思いっきり下に打ち落とした。

 

 

 

 

「行くよ!」

 

 

 

 

フランはアロンダイトを構え、地面についた霊夢に急降下し、斬りかかった。

 

 

 

(流石にあれは不味いわね………)

 

 

 

 

 

 

「ぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

 

 

 

「くっ!アイオス!」

 

 

 

 

霊夢はアイオスフェースに変化し、『アリスファンネル』で僅かに軌道をそらした

 

 

 

「ふぅー、流石に今のは効いたわ……普通のISなら真っ二つね。」

 

 

 

「まだだよ!」

 

 

 

フランは霊夢の背中に手を当てた。

 

 

「きゅっとしてどかーん!」

 

 

(マジで!?)

 

 

 

パルマフィオキーナで霊夢を思いっきりぶっ飛ばした。

そのまま霊夢は倒れ込んだ。

 

 

 

 

「か、勝った………?」

 

 

フランは光の翼を解除した。

 

 

 

 

 

「おいおい……」「霊夢が………」

 

 

 

観客は最強の巫女がダウンしたことに驚いた。

 

 

 

 

 

むくり

 

 

 

 

「!!!!」

 

 

 

 

何と霊夢が起き上がった。

 

 

 

 

 

 

「あはは………あははは…………」

 

 

 

 

突然霊夢が笑い始めた。

 

 

「アハハハハハハハハハ…………」

 

 

「れ、霊夢……」

 

 

対戦相手のフランも狂ったように笑い始めた霊夢を心配した。

 

 

「は……」

 

 

 

笑い終わった瞬間霊夢の目つきが変わった

 

 

 

 

 

四組控え室

 

 

「ヤバいな……」

 

 

 

「霊夢が?」

 

「いや、フランの方がやばいんだ。」

 

 

「え………、それってどういう………?」

 

 

 

 

アリーナ

 

 

 

 

 

(っ………雰囲気が変わった…、でも今まで通りミラージュコロイドを応用した高速分身インファイトで攻め続ければ………)

 

 

 

 

「光のつば「遅いわよ。」!?

 

 

10m前にいたはずの霊夢がいつの間にかフランの腹にパンチを決めていた。

 

 

 

(一旦距離を……)

 

 

 

「だから遅い。」

 

 

!!

 

 

フランは慌てて後ろに退いた、退いた瞬間、その場所に霊夢のパンチが入った。

 

 

(いつの間に……!?)

 

 

フランはまた後ろに退いた。だが突然後ろに悪寒を感じた。

 

 

 

 

(私より速い!?嘘!?ありえない。)

 

 

 

 

霊夢はそのままフランの華奢な腹部を掴み。

 

 

 

 

 

「シャイニングバンカー」

 

そういってデスティニーの腹部パーツを破壊し、シールドエネルギーも大きく持って行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

(破られた!!予想はしてたけど早すぎる!けどどうやって!?確実に霊夢の思考を上回る速度で攻撃してたはず!?)

 

 

 

 

「いやー、こんな短い時間で対私用の戦術を組むって凄いわね……、でもそれ、弱点あるわよ。」

 

 

 

「!?」

 

 

「まずはどんだけ早くなってもあんたの思考速度が速まってる訳じゃないから出がかり潰されると弱いわね。」

 

 

 

 

 

 

「くっ!(だからってそれ実行できる霊夢がおかしいよ!)」

 

 

 

 

 

 

フランは突撃し、先ほどと同じように、インファイトを仕掛けた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

霊夢は先ほどとは違い、全てを簡単に受け止めていた。

 

 

 

 

 

 

「もう一個、あなたの高速移動と分身はコロイド粒子の応用っぽいけど。」

 

 

 

 

「っ!(タネが見破られた!)」

 

 

 

「コロイド粒子の流れさえ見えたらあなたがどこに分身を置いたか、移動したかが手に取るようにわかるのよ。

 

こんな風にコロイド粒子の移動先に腕をおいておけば」 

 

 

 

 

 

(曲がれない!!)

 

 

 

 

「カウンターの餌食よ!」

 

 

霊夢はフランの顔面に思いっきりパンチを叩き込んだ。

 

 

 

「今のあなたは確かに早いわよ、まあ私にとってはどんなに早くても、移動場所を教えてれる優しいパンチだけどね…………ほれ!」

 

 

 

霊夢はフランを思いっきり投げ飛ばした。

 

 

 

「エクリプスフェース……………!」

 

 

 

 

霊夢はエクリプスフェースを展開し、カルネージストライカーをフランに向かって放った。

 

 

 

 

「っ!ガーベラストレート!」

 

 

 

フランは態勢を立て直し、すぐさまガーベラストレートでビームを切り裂いたが。

 

 

 

「っ!………………!!」

 

 

後ろを振り向くと、そこには霊夢がゼノンを展開していた。

 

 

 

 

「これで終わりよ!」

 

 

霊夢はフランの胸部に右ストレートを叩き込み、フランを叩き落とした。

 

 

 

 

 

 

 

 

『フランドールスカーレット、シールドエネルギー0、勝者、博霊霊夢』

 

 

 

 

 

 

 

圧倒的すぎる試合展開に誰もが声を出せずにいた。

 

 

 

 

 

 

三組控え室

 

「ごめん………チルノ……シャル……ラウラ……慧音先生………負けちゃった」

 

 

「お疲れ様、あれは仕方ないよ、強さが別次元すぎる。」

 

「シャルと同感だな、一体どんな訓練をすればあの領域までいけるんだ……?」

 

 

「あんな霊夢見たことなかったぞ……………」

 

 

 

 

「どんまい!次があるよ!」

 

「ああ、むしろあの巫女に本気を出させたのはむしろ凄いぞ。」

 

 

「皆………」

 

 

 

「さて、クラスのところに戻ろう。」

 

 

 

「……………うん!」

 

 

 

四組控え室

 

 

「いやー!焦ったわ~!」

 

 

「霊夢、お前最後のあたり異変解決モードになってたろ………」

 

 

「すごーい!」「最初のビーム強すぎー!」

 

 

「まあフランがあんだけ強かったのは驚いたわ。……決勝まで寝るわ…」

 

霊夢ら緊張の糸がほぐれたように爆睡を始めた。

 

 

 




次は決勝です。
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