IS~神魔と幻想に魅入られた者達   作:茶々円

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遅くなりました、これからしばらくこのペースになると思います。

友人から『アナハイムの資産源ってどこなんだ?』と、質問をされたので番外編としてまとめました。


番外編 ラプラスの箱

アナハイム本社

 

 

「そういえば慧音さん。アナハイムの初めの資産ってどこから湧いたんですか?」

 

 

一夏は、派手に壊したエピオンの修復が終わったとのことなので取りに来た。そこで慧音と会い、受け取りが完了するまで慧音と話していた。

 

 

 

「ああ、天魔財閥って知ってるか?」

 

「ああ、確かまどかさんとほむらさんが社長のペーパー財閥ですね。そこが出資者ならまどかさんとほむらさんはどうして金を?」

 

「ああ、話せば長くなるんだがな………」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一年半前

 

 

 

 

「どうしたんですか慧音さん。」

 

「どうしたのよ?」

 

まどかとほむらは寺子屋に呼ばれていた。

 

 

「金がない。」

 

 

「「は?」」

 

慧音は悩んでいた。

 

 

「いや、昨日の夜のことなんだが………」

 

 

~~~~~回想~~~~~

 

 

「慧音、あなたには幻想郷の企業の代表を努めてほしいの。」

 

 

夜、生徒の宿題を確認していると突如八雲紫が現れ、いきなり言い出した。

 

 

「はぁ、別にいいですけど。」

 

 

「お金は自分で何とかしてね~。ばいば~い~。」

 

 

「え?は?おい!?」

 

八雲紫はスキマに消えた。

 

 

~~~~~回想終わり~~~~~

 

 

「相変わらず無茶苦茶だね紫さんは」

 

 

 

「何かいい方法ないか?」

 

 

「うーん…………一つだけなら………でもこれって色々非人道的なのよね。」

 

 

「どんな方法なの?」

 

まどかがほむらに聞いた。

 

ほむらは一言で

 

 

 

「ラプラスの箱」

 

 

と答えた。

 

 

 

「確かにそれは………いや、一番簡単だけどね……」

 

 

 

さすがのまどかも少し引いていた。

 

 

 

「どんなのなんだ?一応フルブーストでバナージが言ってるのを聞いたことがあるが。」

 

慧音はまどかとほむらに質問した。

 

 

「簡単に言うと知れば世界が転覆するレベルの秘密をネタに脅迫するって感じね。」

 

 

 

「…………でもそれが一番確実なら…。」

 

 

 

「…………仕方ないよね。」

 

 

まどかと慧音は決心した。

 

 

 

 

 

「「「やるか…」」」

 

 

 

 

 

にとりラボ

 

 

 

 

「束さん、男でもIS動かせるようにして!」

 

 

 

 

「………それをやると間違いなく戦争が起きるからね……パス。」

 

まどかのお願いはあっさり断られた。

 

 

「お願い、一機だけでいいの!」

 

 

 

「私からも頼む。」

 

 

 

慧音、まどかが頭を下げ、理由を話した。

 

 

 

「なるほどね!そういうことなら早く言ってくれれば良いのに!はい、コード!」

 

 

理由を聞いた束から紙を手渡された。

 

 

 

「ありがとう!」

 

 

 

 

 

 

 

外界 IS委員会本社前。

 

 

 

「すいません、森近さん、こんなワガママに付き合わせてしまって。」

 

 

「いやいや、いいよ、僕も外界は見たかったからね。」

 

 

 

 

まどか(見た目は概念、服はスーツ)、ほむら(見た目は悪魔、服は制服)、霖之助は外界に出ていた。

 

 

 

「それじゃ手はず通りに。」

 

 

「「了解」」

 

 

 

 

IS委員会、会長室

 

 

「おじゃましまーす」

 

 

「何よ!?男は呼んだ覚えはないわよ!?」

 

 

 

「いえいえ、今回は私達の素晴らしい実験成果を見せようと思いまして。」

 

 

「何よ?」

 

 

「ここにあるコードがあるわ。それをこのラファールに打ち込んで………霖之助さん、お願いします」

 

 

「わかったよ。」

 

 

 

 

 

 

「え?」

 

 

 

会長は目の前で起こっている光景が理解出来なかった。なんと男がISを纏っているのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

「簡単に言えばこのコードを打ち込むとISの女性制限が無効になります。」

 

 

 

 

「何よ………何なのよ!?何が目的なの!?」

 

 

 

会長はついに怒り出した。そこにほむらがつけ込んだ。

 

 

 

 

 

 

 

「とりあえず契約金として今即金で300万、そして毎年3月………今は2月だから1ヶ月後にあなた達IS委員会が出した年度利益の35%を希望するわ。以上の条件を呑めないならこのコードを世界中に配信する。」

 

 

 

 

「はぁ!?ふざけるんじゃない「いいのかな~、これ公開したら間違いなく世界は転覆、あなたは間違いなくその場から引きずり下ろされるよ。」

 

 

「あなたも人間……秩序よりも欲望を重視するのは当然のことでしょう?」

 

 

ほむらとまどかが甘く、毒々しい言葉を耳元で囁いた。

 

 

 

「っ………飲むわ!飲めばいいんでしょう!?」

 

 

 

 

「じゃあよろしく頼むわね。3月1日に振り込まれてなかったらその時は……わかってるわね?」

 

 

「さようなら、あ、口座書いた紙置いておいたのでそこに振り込んでくだいね!」

 

 

3人はその場から去った。

 

 

 

 

 

 

 

 

「クソッ!クソッ!」

 

 

会長は3人がさった後、花瓶を破壊し、半狂乱になりながら暴れていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「これってよく考えたら

1 一方的に裏切ることが出来る

2 破壊不可能

って点があるからラプラスの箱の上位互換だよね。」

 

「それもそうね。

あ、霖之助さん、お礼するわ。何か必要なものとかある?」

 

「ならそこの店で家電品が欲しいね。」

 

 

「じゃあ行きましょう。」

 

 

「ああ。」

 

 

 

 

 

 

~~~~回想終わり~~~~

 

 

 

 

「なるほど、まどかさんもほむらさんも流石ですね。」

 

 

「ああ。」「一夏。」

 

 

 

「あ、噂をすればほむらさん。ありがとうございます。」

 

 

「全く………派手に壊してくれて…とりあえずエピオンシステムはリペアしなかったわ。それと今のあなたに黒紅は似合わないだから青と白のカラーリングに変えたわ。更にひなに変わる新武装として『建御雷』も作ったから是非試してみて。」

 

「ええ、ありがとうございます。」 

 

 

 

「お、そうだ、お前ら。新学期一年の各クラスに1人から転校生が来るって紫が言っていたぞ。」

 

 

「そうなの、まあ関係ないわね。」 

 

 

「そうだな、では慧音さん、ほむらさん、ありがとうございます。」

 

 

一夏はそのまま出て行った。

 

 

 

 

 

 

 

 




とりあえず一夏の新エピオンのカラーリングはエピオンパイだと思ってください。
建御雷も魔法先生ネギま!から借りた武器で大きさを自由に調整できる神剣です。

それにしてもまどか達がゲス過ぎる……
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