今回のセシリアのケルディムはサーガではなく普通のケルディム。マミさんのサバーニャは最終決戦仕様です。
UCが好きすぎて勢いで書いたセシリアがバンシィに搭乗する小説も最近書き始めました。よろしければそちらもどうぞ。
『さあ、本日も始まりました、ISリーグ。』
さやかが出演していたISの番組とはまた別の局が放送している番組をほむらは見ていた。
「ほむらちゃん、なんだかんだで毎日見てるね。」
「ええ、いつさやか以外の人が出るかわからないわ、それに今日はセシリアが出るのよ。」
「へえ、相手が幻想郷関連じゃない限りワンサイドゲームになりそうだけど………」
『本日の青コーナーはIS学園よりイギリス代表候補、セシリア・オルコットさんと専用機、ケルディムです。』
観客席からは歓声が響き、カタパルトからセシリアが出てきた。セシリアは青い制服に丸帽子の魔法少女姿だった。
(対戦相手の方には悪いですが魔法少女×ISの力、試させていただきますわ。)
セシリアはまどかとほむらのデストロイモードを見て自分なりの魔法少女とISの合成戦術を考えていた。
『そして赤コーナーは最近話題のイタリア代表、巴マミさんと専用機・ガンダムサバーニャです。』
「やっぱり巴マミも………それにしてもあの衣装………」
カタパルトから巴マミも魔法少女の服で登場した。彼女は一部では話題で『魅せながら勝つ』スタイルでファンが増えている。
そして両者は前に出た。
「あの時はありがとうございました。ですが今日は手加減しませんわ。」
「その服………、まあいいわ、こちらこそ手加減なしよ。」
両者が軽い挨拶を済ませた後、試合開始の位置についた。
『試合開始!』
「行くわよ!」「行きますわ!」
お互いが同時に動きだした。巴マミは腰部と肩部にマウントされた『GNホルスタービット』を展開し、セシリアに詰め寄った。セシリアは巴マミに対してスナイパーライフルを放った。
「シールド!」
ホルスタービットをシールドに使用しながら自らの持つビームピストルを構え、ピストルビットと共にセシリアに対して総攻撃をかけた、
「っ!(あの機体………私の機体から『狙い撃ち』の要素を徹底的に除外し、『乱れ撃ち』を完全に主軸にしたケルディムの発展機………ですが此方にも!)」
セシリアは総攻撃をかわしながら確実に一機づつビットを破壊していった。
(残り12機!)
「ティロ・フィナーレ!」
マミは戻してきたホルスタービットとピストルビットを◇◇◇の形に展開し、極太のレーザーを三本放った。
「っ!シールドビット!」
シールドビットをほぼ全てガードに回したがその全てが破壊され、爆発を起こした。
「ここは私の距離ですわ!」
爆風を利用した加速と爆煙を隠れ蓑に、『雪片弐型』でマミに斬りかかった。
「銃と銃の勝負に刀を持ち出さないで!」
そういったマミはホルスタービットを振り、雪片を弾き飛ばした。
「っ!まだですわ!」
セシリアはいったん距離を取り、スナイパーライフルの砲身部でそのまま殴りかかった。
「くっ……!」
マミは浮遊しているホルスタービットを握り、スナイパーにぶつけた。止められたことでセシリアの動きが止まったかと思われたがセシリアは止められたスナイパーライフルの砲身をマミに向け発射した。
「っ!」
マミはそれをすんでの所で避け、セシリアに向かって再びビームを放った。そして目線が同じ位置になった瞬間、マミの銃を蹴り、位置をぶれされ、顔を狙ってビームを放った。マミはそれをかわし、再び浮遊しているホルスタービットから銃を取り出し、セシリアに向けて放った。
「甘いですわ!」
セシリアは向けられたビームピストルからビームが放たれる直前にマミのもつ銃を蹴り上げ弾き飛ばした。そしてまたマミに向けてビームを放った。マミはそれを首の動きだけでかわし、ホルスタービットをセシリアの顎目掛けて思いっきり振った。それはねらい通りの場所に見事にクリーンヒットし、セシリアは態勢を崩した。
「がっ!……まだまだですわ!」
態勢を崩し、倒れ込む瞬間セシリアはマミの眉間に向かってスナイパーライフルの高速弾を放った。
「終わりですわ!」「まだよ!」
((間違いない(ですわ)………この人は私と同レベル……いや、それ以上の近接銃撃スキルを持っている!………ならば!))
「「トランザム!」」
二人の機体が赤く輝き、超高速の撃ち合いが始まった。
(私の一撃は当たってもシールドが数%減るだけ………でもセシリアさんの一撃はあの白いオーラのおかげで当たるとシャレにならない…………)
マミはそう考えながらセシリアの放つ凄まじい弾幕を回避し、距離を詰めていった。
「そこですわ!」
セシリアもマミが弾幕を突破してくることくらい予想していた。なのであえて逃げやすい弾幕にして、マミをその場所に誘導しようとした。そして見事にマミは乗ってくれたので零落白夜を纏ったスナイパーライフルで撃ち抜こうとした。
「っ!」
ーーーーーー負けたくない。
そんな感情がマミの中に生まれた時には既に魔力でリボンを精製し、セシリアのスナイパーライフルの軌道を曲げていた。
「あっ………」
やってしまった。
「そちらが使うのであればこちらも使わせていただきますわ!」
セシリアはリボンを破壊し、魔理沙のデンドロビウムを参考にミサイルコンテナを精製し、それを放った。
「発射!」
セシリアの掛け声と共にミサイルは縦横無尽に発射された。マミとセシリアはそれをかわしつつ、お互いの距離を縮めた。
「「…………………!」」
お互いにお互いがビームピストルを向けた瞬間、トランザムの効果が切れ、零落白夜を常に使用していたセシリアのシールドが0になった。
『ただいまの試合、勝者、巴マミ。』
試合後………
「ごめんなさい、つい熱くなっちゃって。」
「いえ、こちらも熱くなって魔法を使用してしまいわしたわ。……また戦いましょう。」
「そうね。」
「…………それにしてもその機体……ガンダムサバーニャは一体どこで……?」
「……………昔八雲校長に借りを作っていてね……その時のお礼として貰ったの。それよりも今から暇なら喫茶店に行かないかしら?ここの行きしなにオシャレな店を見つけたの。」
「ならお言葉に甘えて行かせていただきます。」