IS~神魔と幻想に魅入られた者達   作:茶々円

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「………なんだこりゃ?」


朝起きると俺のベッドの枕元に一枚の手紙と『フルセイバー』とは違うISのコアと3つのチェーンが存在した。


俺は遅くても朝は五時に起きる、白玉楼にいるときには師匠と共に朝食作りに庭の掃除、そして竹刀を使った軽い打ち合いを一時間程行う。
ここ(IS学園)では庭の掃除と朝食作りをしなくてよい為、朝から一時間程この広い学園内でランニングを行い、そして道場で師匠と打ち合い。そしてシャワーを浴び


「もう食べられない~……ムニャ……」


なんだ寝言か………そして寝坊ギリギリの天子を起こす、こんな毎日だ。




…………てか『フルセイバー』の待機形態なくなってるじゃねぇか!?


まあとりあえず手紙開くか………


『一夏、言い忘れてたけどあなたにクアンタ渡したのは『GNソードⅣフルセイバー』のテストの為だったの。今は多分雛が持ってると思うわ。………本題に入るとあなたに合わせた新専用機『エクシア』が出来たからそれを渡しておくわ。何も付けないエクシアでは少し厳しいけどその3つのチェーン……一つはビルドファイターズでお馴染み……といっても戦ってないけど『アメイジング』、そしてOOVに出てきた『アヴァランチ』そしてファーストシーズンに出てきた『GNアームズ』よ。
『アメイジング』はあなたの戦闘スタイルを100%活かす為のパッケージ、まあ使ってみたらわかるわ。
2つ目『アヴァランチ』、機動力に重点を置いたパッケージで高速戦闘や1ヶ月後の『キャノンボールファスト』とかの行事で使用しなさい。
そして最後『GNアームズ』、これは魔理沙の『デンドロビウム』やレミリアの『ネオ・ジオング』に対抗するための大型支援機よ。使い勝手は悪いからここぞと言うときで使いなさい。
詳しいことは私かにとりに聞いてね。
西行寺幽々子』



「エクシアか………よろしくな…!」


エクシアはよくフルブでも使っている。ただ師匠(スサノオ)と組んで霊夢さん(エクリプス)と魔理沙さん(試作三号機)に遠距離から打ちまくられたのは少々辛かった




ドンドン!「一夏くーん!遊ぼー!」




この声は……早苗さんだよな……どうしたんだろう?


俺はドアを開け、中に早苗さんを招いた。




「どうしたんですか……?」
「いや、幽々子さんから一夏君に『アメイジングエクシア』が届いたって聞いてね!いても立ってもいられなくなって!」
「はあ……どうしてですか?」
「実は私も貰ったんですよ!新専用機!」




そういって早苗さんは俺に星形のネックレスを見せてきた。


「それは…?」
「ふっふーん!これが私の弾幕スタイルを完璧に再現するためににとりさんに作ってもらった専用機『スタービルドストライク』です!」




………ああ、なるほど、確かに妖力を吸収する『妖力スポイラー』、星形の弾幕を打ち出す『グレイソーマタージ』……確かにぴったりだ。



………あ、そういうことか……いいだろう。




「いいですよ早苗さん、俺達の手でビルドファイターズの本当の決勝戦をやりましょう!」
「はい!」




早苗さんはSEEDやAGEなどの所謂『最近のガンダム』が大好きで特に放送が終了した『ガンダムビルドファイターズ』は特に気に入っていた様子だった。
その早苗さんが『スタービルドストライク』を持って『アメイジングエクシア』を持つ俺の所に来るということはこれしかないだろう。




そして早苗さんと俺はアリーナに向かった。






………てか今日文化祭当日だぞ……


第6話 文化祭、そして再会

 

 

IS学園 校門前

 

 

「さすがですね、文さん。」

「いやいや、椛、行きますよ」

「はい!」

 

私は射命丸文。『インフィニット・ストライプス』の副編集長である。この雑誌は最近記事に悩んでいた。そんなときに『アナハイム』と綿密な関わりを持っていながら自身も専用機『アストレイノワール』『ドレッドノート』に搭乗している私と椛が入って状況が一変、一気に売れ雑誌へ返り咲き私は副編集長へ昇格、今の副編集長の渚子さんは編集長となった。

そして私は八坂さんから、椛は東風谷さんから招待状を受け取り、文化祭に取材に来た。

 

 

「さてと……じゃあ一年から行きますか。」

「そうですね。」

 

 

 

 

 

一年四組 

 

 

確かここは人形劇と茶室だったっけ………子供達には人形販売と観覧料、大人からは茶の料金と割と多くの層からお金が期待できると霊夢さんは言っていた。

 

 

 

 

 

 

「あやや、子供が多いですね。」

「確かあの人は……」

 

 

目の前では大規模な人形劇が行われており、裏方では多くの人が行き交っていた。

 

「翌日、ライオンのいない火の輪くぐりがサーカスで行われました。パチン、パチンとライオン使いのおじさんのムチの音だけが響く中、パチパチと観客はみんな拍手を送ります。みんな、なぜライオンがいないか知っていたから…

おしまい。」

 

 

子供たちは皆拍手を送り、泣いている子供もたくさんいた。この人形劇『サーカスのライオン』は大人から子供まで、様々な層の人間が感動してしまうお話である。

 

 

 

「凄い……やっぱりアリスさんって同時操作においては最高レベルですね。」

「アリスさんは天才ですからねー、あの複数個の人形を同時に操作する技術は彼女の『Ex-sガンダム』のリフレクタービットにも活かされていますし。

さて、終わりましたし取材に行きましょう。」

 

 

 

私はアリスさんに向かって走っていった。当たり前だが私ははアナハイム───いや、幻想郷の殆どの人と面識があり、積極的に取材を記事にとりこめるようになっている。………ただ『極限の巫女』でお馴染みの八雲紫さんの養女と言う設定の霊夢さんからは割とお金を取られた。

 

 

 

「アーリースさーん!」

「あら、文、どうしたの?」

「いえ、少し取材を……」

「少し待ってね。」

 

 

 

 

取材が始まり………数分後…

 

 

「あ、そろそろ次の公演が始まるわ。また後でね。」

「あ、はい。そういえば魔理沙さんと霊夢さん、それに簪さんは?」

「ああ、魔理沙と簪はは呼び込み係よ。霊夢は生徒会に出張してるわ。」

「アリスー!時間がねーぞ!」

 

奥から叫び声が聞こえた、確か最近幻想郷に入ってきたまどかさんとほむらさんの友人の佐倉さんだろう。……そろそろ椛に任せておいた茶室の取材も終了しているはずだ。

 

 

「文さーん、終わりましたよー。」

「あら、ありがとう。時間もまずいし次行きましょうか。」

「はい!」

 

 

 

 

 

一年三組

 

 

「なんだかファンシーですね……」

「まぁ入ってみればわかるでしょ。」

 

 

 

『いらっしゃいませー!!』

 

 

そこにはコスプレをした生徒が接客をしていた。……特にメイド服を着ている『ブルーフレーム』の駆り手、ラウラさんと魔法少女そのままの服を着た百江なぎささん、そしてスクール水着を着たバカ妖精、チルノとゴスロリファッションの吸血鬼、フランちゃんが男性には大人気だった。

女性にはムウ……じゃないシャルロットさんのイケメン執事が凄まじい人気を誇っていた。

 

 

「あぁ、文さん、椛さん。お久しぶりです。とりあえずコーヒーでもどうですか?」

「お、ラウラさん、サービスですか?」

「そんなわけないじゃないですか、うちのクラスのコーヒーマニアのお手製ブレンドコーヒー、350円です。」

「あやや、仕方ないですね、じゃあそれを二杯お願いします。」

「誰を指名しますか?」

「は?」

「いえ、ここでは指名した人がメニューを持ってきてくれるサービスをしてるんです。」

「きゃ…キャバクラみたいですね……、それよりも文さんの奢りですか?」

「ええ、そのかわり写真撮影頑張って、ここは記事よりも写真メインで行くわ。あ、じゃあフランちゃんで。」

「了解です。」

 

 

 

 

数分後……

 

 

 

「お待ちどーさまー!」

 

 

 

この前取材したフランちゃんがコーヒーを持ってきてくれた。

 

 

「ねぇねぇ文!一昨日初めて白蓮に勝ったの!しかも種を割った!」

「おー!」

 

 

 

フランちゃんは『seed destiny』のラストが納得行かないとよく『ジャスティス』の搭乗者である白蓮さんに勝負を挑んでいたが毎回破壊されていた。この勝負を記事に纏めたところ凄まじい人気がでたのでこの勝利も纏めてみよう。

 

 

「しかもレイと組んだタッグマッチでも勝ったし!」

 

 

 

レイ……と言うと八坂さんですね、タッグマッチってことはチルノと白蓮さんに勝って喜んでると……

 

 

 

「おっと、時間が押しています、椛、早く飲みなさい。」

「熱っ!私猫舌なんですよー!」

 

 

 

犬なのに猫舌って………

 

 

 

 

 

一年二組

 

 

 

おやおや、ここは中華風の外装ですね………

 

 

 

 

『ホァンイン グァンリン!』

 

 

 

 

ホァンイン グァンリン………確か中国語でいらっしゃいませだったはず………

 

 

「……あ!文さんともみぃ!」

「こんにちは、文さん、椛。」

「ま…まどかさん、そのもみぃってのはちょっと止めてくれませんかね……」

 

 

見事に一般人に紛れてますが実はこの二人、神様と悪魔なんですよね。まあまだ50年の新参者ですが。

この二人が幻想郷にあれを広めてくれたお陰で私も『アストレイノワール』と出会えたことだし感謝はしています。

 

 

 

 

「そういえばここは?皆チャイナドレスですが。」

「まあ見たらわかると思うけど中華喫茶よ、主に飲茶などを出してるわ。文さんと椛もどう?鈴がこしらえた点心、かなり美味しいわよ。」

「なら頂きましょうかね。ついでに鈴さんにインタビューしたいのですが宜しいですか?」

「ええ、連れてくるわ。」

 

 

 

 

数分後……

 

 

 

「お、美味しい!」

 

 

 

椛は笑顔で点心を食べていた。割と取材も多かったので疲れていたのだろう。

 

 

「……以上でインタビューを終わります、ありがとう。」

「ええ、まさか雑誌の副編集長もアストレイに乗ってたなんて意外ね。」

「まあお互いアストレイを駆る仲間として頑張りましょう。」

「そうですね。」

 

 

 

 

 

「……椛、何時まで食べてるんですかー?」

「あ、はい!ごちそうさまでした!」

「ええ、じゃあまたね。」

 

 

 

 

一年一組

 

 

 

 

 

「メイド喫茶……また王道を行きますね……、椛、ここのクラスのMS持ちは?」

「はい、教師として織斑千冬さんが『ウイングゼロ』と山田真耶さんが『νガンダム』

生徒としてセシリア・オルコットが『ケルディム』、篠ノ乃箒が『レッドフレーム改』、天子さんが『ウイングゼロ(EW )』、そして最近転入してきた巴マミさんが『サバーニャ』、そして一……じゃないマドカ君が『エピオン』です。」

「ありがとうございます。なら入りましょうか。」

「はい。」

 

 

 

 

 

 

 

─────────────────────────

 

 

 

マドカside

 

 

「ここに……兄さんと姉さんが………」

 

 

文化祭当日、私と師匠は西行寺さんから届いた招待状を手にIS学園にやってきた。

旅費などは亡国企業の給金や剣客などの仕事で稼いでいるため全く問題はなかった。

 

 

 

「それにしても………」

「マドカも気付いたかの?」

 

 

 

………この学園、一般人も多いがそれに対する異常な魔力、プレッシャーを持つ人間?も多い。特に今目の前を通ったチャイナドレスを着たピンクの髪の毛の少女とイヤーカフを付けた黒髪の少女………あれは私と同じ魔法少女であろうが私を含めた他の魔法少女よりも一つ上の存在………そんな気がした。

 

 

 

魔法少女としての私の能力は『探知』である。半径500m程度に軽い結界を常時展開しており、その中での力を持つ者の行動、私に対する殺気が手に取るようにわかる。………ん?わたしに対して向かってくる人間が二人………?

 

 

 

 

「マドカちゃんはっけーん!」

「どこ行ってたのー!?さっさと着替えないと間に合わないわよ!」

「え…あの……?」

「そちらの渋いおじ様は!?」

「儂は魂魄妖忌じゃ、失礼じゃが西行寺さんはどこにおるのかの?」

「えー!?何言ってるんですか!?西行寺さんならここにいるじゃないですか!あっ、幽々子先生なら一年四組ですよ………って魂魄!?」

「?……そうじゃが?」

「失礼ですがミスブシドー……いや、魂魄妖夢さんの関係者ですか!?」

「まあそうなるの、妖夢は儂の孫でありあやつに剣の全てを教えた弟子でもある。」

「「えぇーーーー!?」」

「ってか時間ない!すいませんおじ様、また後で一年一組、メイド喫茶に来てください!では!」

「師匠ォォォォ!!」

「楽しんでこい。」

 

 

私は女二人に連行された。なんでこいつらは私の名前を知ってるんだ?

 

 

 

 

 

一年一組

 

 

 

「マドカちゃん確保ー!」

 

 

教室では殆ど全員がメイド服?を着ていた。………あの金髪二人と黒髪………魔法少女だな…ただロールしている方の金髪からは魔法少女だけではない……何か変な力も持ってるな

それに確かあの黒髪の人………箒ちゃんだ!

で………一番やばいのはあの青髪の女の子……魔法少女でもないのに強さの底が見えない………

 

 

「あとは織斑先生だけだ「あー、ちょっとマドカにメイド服着せたいから少し借りていいかしら?………箒もついて来て。」

「ああ」

 

 

青髪はこちらに寄ってきた。

 

 

 

「さて……行くわよ…」

「は…はい……」

 

 

 

 

 

誰もいない更衣室

 

 

「さて、本題に入るけどあなた一夏じゃないわよね?どういう「一夏兄さんを知ってるの!?」

 

 

 

青髪から一夏と言う名前が出たことに焦った。

 

 

 

 

「………まさか……」

「箒、何か知ってるの?」

「ああ、私も最近思い出したんだがこの子は一夏の双子の妹……マドカだ。恐らく一夏が記憶を操る魔法少女を抹殺したことによって記憶が甦ったんだと思う……」

 

 

 

 

なるほど……、箒ちゃんとは仲の良い友人であった。その記憶も消されていたとは……

 

 

 

 

 

 

「あ、オーケーオーケー、じゃあ二階の更衣室で待ってるからね。早く来なさいよ。

あ、マドカ、今からあなたに会いたがってる人がここに来るわ、……ついでにもう1人……」

 

 

 

 

もう1人……誰だろう?

 

 

 

「あー、あなたに会いたい人がいるって、今すぐ二階の更衣室に来て。じゃあね。」

 

 

 

………青髪は電話を切った。

 

 

 

「ねえ……名前なんだっけ?」

「天子よ。」

「改めて天子、今誰を呼んだの?」

「あー、もうすぐわかるわ、待ってなさい。………噂をすれば。」

 

 

「入るぞ……………、なっ!?」

「………まあ予想はしていたが……………」

 

 

 

目の前には自分の姉・織斑千冬と私と同じ顔、体格の女がいた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

────────────────────────

 

 

 

俺は朝から早苗さんと激闘を繰り広げ、結果だけ言うと敗北した。……いやぁRGビルドナックルは強敵でした………

 

 

 

で……その後一年一組のメイド喫茶の為の服を着るために天子に更衣室に呼ばれたと………、そろそろメイド服着ることに抵抗なくなってきたあたり末期だな……

 

 

 

 

「あれ!?マドカちゃん今天子に連れて行かれなかったっけ!?」

「(どういうことだ……?)……気のせいじゃないか?俺はシャワーを浴びていたぞ。とりあえず急いでるから!」

「…ドッペルゲンガー?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

更衣室前

 

 

 

「織斑先生……あんた……」

「何も言うな……」

 

 

目の前には年甲斐もなくメイド服を着た織斑せんせ………うわっ!

 

 

俺は振るわれたトレーをギリギリでかわした、………マジであんた何者だよ……?今のスピード師匠に匹敵するぞ……

 

 

「一夏……今『年甲斐もなく』とか思っただろ……?」

「いや!ないっす!そんなことはないっす!それよりもどうしたんですか織斑先生!?」

「いや、私も天子に呼ばれたんだ、何でも私に会いたがってる奴がいるらしい。」

「奇遇ですね、俺も天子に同じことを言われました。とりあえず入りましょう。」

 

 

 

 

 

「……ああ。失礼するぞ。………なっ!?」

「……………やっぱりか……クラスメートの言葉からある程度は予想していたが……」

 

 

 

 

「………千冬姉さん……」

 

 

 

 

 

 

目の前には俺と織斑先生にそっくりな妹、マドカがいた。

 

 

 

 

 

 




四組は特に関係ありませんが飲食店を行っている三組、二組、一組の間では調整がされており、三組はコーヒーやケーキなどの軽食。
二組は中華料理
一組は洋食となっています。


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