理由としてはバックアップが全て吹っ飛んだこと、ストフェスに参加するための衣装作りなどを急ピッチで済ましていた為こちらがないがしろになりました。
オリキャラ出ます
「やあっ!」
「甘いね!」
私は今どこかの山奥の湖上で母さんと姉さんの知り合いを名乗る小さな女の子と勝負している。
戦って分かったのだがこの子は本気の母さんに匹敵するレベルの実力を持っている、正直チルノとの修行(遊び)で鍛えたヴォーダン・オージェが無ければ瞬殺されているだろう。相手には目立った武装はないのだがその分基礎スペックがすさまじく高い。この『ブルーフレームD』の『Dブレード』を全て同時操作しても全ていなされる。
……今だ!
「らぁっ!」
「ビームライフルが!?やるね!……なっ!?」
ビームライフルを破壊すると同時にミラージュコロイドを纏わせたブレードで少女のISの腕部を貫いた、これでビームサーベルも使えない……。
「終わりだ!」
「っ………プレッシャー!」
「っ!?…動かない!?動けブルーフレーム!」
この技はモンドグロッソ準決勝で母さんが終局に見せたあの謎の力場と同じ………!
「落ちろっ!蚊トンボー!」
「ぐあぁぁぁぁっ!」
そして痺れている隙を付かれ目の前の少女は腰部からアームユニット────隠し腕からもビームサーベルを展開、出力をマックスにしてこちらに叩きつけた。
これにより私のブルーフレームのシールドエネルギーが0となり強制解除、そのまま落下を始めた。流石にこの高さなら受け身を取れば大丈夫っぽいな………。……あれ?
「やりすぎだ諏訪子、いくらISを貰って嬉しいとは言え祟り神としての力をフルパワーで放出して戦ったら流石に勝負にならないぞ。」
「いいじゃん別に、でもこの子凄いね、フルパワーで戦った私の残りエネルギー40まで持ち込んだよ。」
「……母さん?」
落下していた私を抱き止めたのは母さんだった。……あれ?
「IS、纏わずにどうやって飛んでるんですか?」
そう、私を抱き止めていた母さんはISを纏わずに空を飛んでいたのだ。
「……それは今から話す、あそこの神社に行こう。」
「あの神社は?」
「あの神社は私と今お前を倒した女の子───諏訪子と早苗が一緒に住んでる神社だよ。」
「……」
守矢神社
「さて、どこから説明すればいい?」
「まずここはどこですか?」
まずは一番気になっていることを聞いた、ここのような深い森に包まれた山はIS学園に存在しない、携帯電話の時間が示すには私があの子と戦う前には0時を示していた。私が眠ったのが23時30分、30分圏内にここまで深い森は存在しないしそもそも拉致なら簡単に気付くしシャルもいる。
「ああ、ここは幻想郷と言って妖怪から人間、そして神が共生する隠れ里だ、
神様説明中………
ぐらいだな」
「はあ…次の質問ですが私を拉致した人物をご存知ですか?」
「知っている、それにラウラもよく知る人だ。」
「誰ですか?」
「校長兼ブリュンヒルデ、八雲紫だ。」
「どうやって………あっ!」
なるほど、確かに私を拉致するのは人間には不可能だ、そう─────『人間』には。
「気付いたようだな、あいつは『スキマ妖怪』だ、そして私は八坂の神、豊穣を司る神だ。そしてこのチビは洩矢諏訪子、土着神の頂点に位置する祟り神だ。」
「チビって言うなー!」
母さんが………神様……
「なら姉さんは……?」
「早苗か?早苗は私達二人の意思を代弁してくれる巫女であり現人神だ、だけど最近割と信仰が増えてきて早苗一人では………!」
「なーるほど、そのためのこの子かい、納得したよ。」
二人は何か納得したかのようにうなずき、そして此方をじろじろと─────まるで品定めするかのように私の全身を見ていく。
「どうしたんですか?」
「………諏訪子、早苗に宿る私とお前の力の比率は現在どのくらいだった?」
「確か私3、あんた7だったはずだよ。」
「………ならこの子はお前7、私3の巫女とするか……、ラウラ、頼みがあるんだ。」
母さんがこれまでにないほど真剣な顔をして此方に話しかけてきた。
「……どんな頼みですか?」
「お前も守矢神社の巫女に───現人神になってくれないか?」
「………いいんですか?私なんかが。」
「いーや、むしろここまで私達と波長が合ったのは早苗の一族以来なんだよね。今回のようなケースでいつもなら現人神を巫女の妹叉は姉から増やすんだけど生憎早苗は一人っ子だ。」
「………考えさせて下さい。」
……もしかしたら二度と日常に戻れない可能性も存在する。この決断は私にとって非常に重要なものだ、シャル、簪、鈴、箒、セシリア………この力を手にしてしまうと恐らく私は皆の中に戻ることは出来なくなってしまう………
「はぁい、お悩みのようねラウラちゃん。」
「わっ!?………紫校長ですか?」
突如目の前の空間にに禍々しい亀裂が入り、そこから紫校長が出てきた。…………後ろにいるのは!?
「簪!?クロエ!?」
「ラウラ……」
出てきたのは簪とクロエだった。ただ簪は本当に簪かと言うほど『放つオーラ』が別人だった、これは母さんや諏訪子さんと同じ………
「簪……何かあったのか……?」
「ええ、……言うなれば今あなたがしようとしている契約を八雲紫さんとした感じかな。」
なるほど………それにしてもなんでクロエと簪はなぜここで来たんだ?
「あぁ、ここにきた理由はドイツのある研究所が違法なクローンの研究をしているの、クロエと一緒にその研究所を破壊してきてほしいの。」
クローンか……まだドイツは私やクロエのような戦闘用人間を作っているのか………
「やります。」
「ならとりあえず諏訪子の方だけの仮契約だけでもしておくか。……ラウラ、私の後に続いて言葉を頼む。」
「はい……」
「じゃあ行くよ!えーい!」
諏訪子さんが魔力?を込めると地面に茶色の魔法陣が描かれた。
「行くぞ……、私は受け入れる」
「私は受け入れる。」
「洩矢の神を」
「洩矢の神を」
何かが私の中に入ってくる……!……だが悪い感覚ではないな……
「今ここに、新たなる現人神が誕生する!」
「今ここに、新たなる現人神が誕生する!」
「準備OK!やああああ!!」
大きな白蛇が私を飲み込み、そして私と一体化した。……すごいな…体の中から力が無尽蔵に溢れ出してくる……
「空の飛び方は自分がISを纏っていると思えば何とかなる、お前の能力は─────」
それから私は母さんと諏訪子さんから自らの能力の説明を受けた。要約すると私の能力は『地を操る程度の能力』であり周りの土を浮かべることや地中のものを操れる文字通りの能力であるらしい。
「ふむふむ……大体理解できました、これでも私は戦うために生まれた人間へい「そんなことを言うな、お前は私達の娘で早苗の妹、『ラウラ・ボーデヴィッヒ』だ。人間兵器なんかじゃない。」
「クロエもだ、例え血は繋がってなくても私達は家族だ。おいしい夜食を用意して待ってるから直ぐに戻ってこい」
「「……行ってきます!」」
思えばドイツで私を『人間』扱いしてくれる人など殆ど黒兎隊の皆だけであった。国は私をベースとして次々と私のような人間を生み出そうとしている。そんなことは私が許さない、ドイツには反逆するつもりはあまりないがせめてこのクローン施設、同時にそのデータを全て抹消してしまおう、私やクロエ、そして黒兎隊ような悲しい運命は全て壊す、それが私達の『人間兵器』としての最後の仕事だ。……ついでにあのVTシステムとやらも破壊しておくか。
私達は校長が開けたスキマから見える私達の母国、ドイツに向かった。
◆
ドイツ上空
「クロエ、すまないが上に乗せてくれないか?どうもまだ母さんと諏訪子様から受け取った力に慣れていないんだ。」
「オーケー、乗って。」
クロエの了承を得てラウラはクロエの『フルアーマーΖΖ』の背中に乗った。
「……思えば私達は母さん──クロエは慧音先生と出会わなければどうなってたんだろうな?」
「私はそのまま偽物の束さんの下で働いていた───いや、そのまま野垂れ死んでたと思う。」
「私も家族の温かみを知らないまま生きていただろうな。」
「そうだよね……」
「ぶっちゃけ私が戦う理由は世界平和とかおおそれたものじゃなくて『母さんと姉さんに少しでも恩返しをする』だからな。」
「そこは私も一緒かな。………最近私は母さんのやっている寺子屋の先生もしてるんだ。」
「ほう、勉強を教えているのか?」
「うん、皆いい子でさ、こんなのも書いて貰ったの。」
クロエがΖΖの手に展開した画用紙にはクレヨンで『くろえせんせいへ』と大きく書かれ銀髪の女の子……クロエとそこの生徒だろうか?が皆笑って手を繋いでいる絵が描かれていた。お世辞にも上手とは言えない絵だが『思い』がその絵には込められていた。
「…私、母さんと一緒に居られて本当に良かった。勉強を教えたり一緒に遊ぶのがこんなに楽しいって思ってなかった。………あ。」
クイパーセンサーがカルパティア山脈のブナ原生林の中に立てられたら大きな施設を発見した。ラウラとクロエが生まれた場所、そして悲しい運命を作り出すクローン研究所がそこにあった。
「ラウラ、中を荒らしてきて、悪いんだけど私の専用機は1対多数、超広範囲殲滅型だから施設内での戦闘は向いていない、てことでよろしく。」
「なら私が戻ってきた後は……」
「うん、ハイパーメガカノンでこの研究所自体を殲滅する。」
「よし、なら行ってくる。元々が原生林なだけに諏訪子様から頂いたこの能力をふんだんに使うことが出来る。」
ラウラは能力『地を操る程度の能力』を使用し極薄の土の土台を形成、範囲に入ったことで研究所からは警報音が鳴り響く、だがラウラは止まらずに進み続けた。
そしてクロエの目の前には『シュヴァルツェア・ツヴァイク』を纏った一人の女が現れ驚いた顔を見せる、クロエはその女性に見覚えがあった。
「あなたは確か失敗作0-8だったかしら?何の用?」
「主任……!」
そう、目の前の女こそクロエとラウラを作った、そしてラウラに『ヴォーダン・オージェ』を移植した張本人、この研究所の主任であった。
「まあいいわ、あなたを殺せばそのISを手に入るわ、鴨が葱背負って来たものね。」
「………」
クロエは無言で彼女に『ダブルビームライフル』を向ける。だがそれを見た彼女は微動だにせず笑っている。
「本当に撃ちますよ?」
「あらあら、あなたは仮にも勉強やIS、色々なことを教えて貰った母親を撃てるの?………っ!?」
そんな言葉に微動だにせずにクロエは肩部のハッチを解放、ミサイルを放ち女のシールドエネルギーを大きく削った。
「………私は失敗作0-8ではない!私はクロエ・クロニクル!そして私の母親はあなたではない!母は上白沢慧音!姉は藤原妹紅だ!」
「なっ!?」
「今度こそ私は私の過去に決着を付ける!『クロエ・クロニクル』として生きるために!」
ダブルビームライフルを放ちシールドエネルギーを減らす、更にミサイルを追い討ちで放ちシールドエネルギーを0にした。
「やめ……やめて………」
「……さようなら、お世話になりました。」
別れの言葉を告げハイメガキャノンを放つ、これによりISは強制解除され女は悲鳴を上げながら研究所の屋根に落下していった。恐らくこの距離からの落下だ、間違いなく重傷だろう。
「ラウラ……後はお願い……」
◆
研究所内部
「ふっ!はっ!やあ!」
私は手に持ったウッドナイフで次々と研究員を撃破していく、
「む………あれは……!?」
目の前には私と同じ顔、そして左目に『ヴォーダン・オージェ』、そして『シュヴァルツェア・ツヴァイク』を纏った私のクローンが3人、私の前に立ちはだかった。
「………e123Ω………!?」
「……懐かしいな、その名は。」
……この研究所で生まれたのにこの研究所を壊そうとする『悪』………死ね!」
3人がフォーメーションを取って私を取り囲みレールカノンを展開、私に攻撃を仕掛けてきた。……下は鉄だな、ならこちらの方が早い。
私は『ブルーフレームD』を展開、『Dブレード』で三方面の攻撃を受け流し後方の二人にはミラージュコロイドで隠したブレードを、そして前の一人にはブレードを連結させた大剣を振り下ろした。
「うぅ……」
「もう止めろ、貴様等がどれだけやっても私には勝てない。」
「嫌だ!勝たないと私達クローンの居場所なんてないんだ!勝たないと………私達は……!」
────思えば私達は母さん──クロエは慧音先生と出会わなければどうなってたんだろうな?
ふと、先程クロエと話していた会話を思い出した、恐らく私達も母さんと会わなければ目の前のこの子達のようになっていただろう。………どうにかしてこの子達を助けることはできないだろうか…………ん?プライベートチャンネル?誰だ?
『はあい、ラウラ。あなた随分面白そうなのと戦ってるじゃない。』
「教官!?どうしたんですか!?」
プライベートチャンネルを繋いできたのは私の教官であり母さんから聞いた話では紅の館に住まう吸血鬼であるレミリア教官だった。
『何やってるの?普段のあなたなら瞬殺じゃない、早く殺さないの?』
「………私にこの子達は殺せません……」
そう、先程もブレードで弾いた瞬間殺すチャンスはあった、だが身体が止まってしまうのだ、……私達とこの子は逆であった可能性もある、………私はこの子達を救いたい……でもどうすれば……。
『何やってるの?早く殺しなさい、過去との決別の為に。』
………………何を悩む、私の心はとっくの昔に決まっている。
「いいえ!それは例え教官の御命令でも従えません!私はこの子達を救います!」
『救う?どうやって?救った後どうするの?馬鹿なことを言わないで頂戴、今この子達を殺すことがこの子達を過酷な運命から救うことに「それでも!助けます!」
『……………合格よ。』
ぽつりと教官が何かを呟いたがその瞬間に攻撃が来た為聞き取れなかった。
『ねー咲夜ー。メイド増やす話出てたわよねー?』
『はい。』
『三つ子のメイドなんてどうかしら?身体能力も優秀だし割と頑張ってくれるかもね?』
『全てはお嬢様のご意向のままに。』
!!!!?
『……………と言うことよ、偶然スカーレット家がメイドを募集していたから3人連れてきなさい、三つ子でね。』
「は、はい!」
私はプライベートチャンネルを切って深呼吸する。そして彼女たちに
「なあ、私の知り合いのいる館でメイドをしないか?」
と言った。
◆
────私は検体e102α。e103β、e104γと同じ時期に生まれ行動を共にしている。
今日も研究所の警備……いつもと変わらぬ日常………。
初めは外に出たe123Ω───コードネーム『ラウラ・ボーデヴィッヒ』に────外の世界に憧れて何度も脱走を試みたが何度も失敗し、今では脱走する気力すら失せ大人しく警備を行っている。
「もう止めろ、お前らでは私に勝てない。」
日常は突然音を立てて崩れ去った。
IS学園にいるはずのe123Ωと失敗作と称され捨てられた検体0-8がこの研究所を潰しにかかってきたのだ。上空で待っている0-8は恐らく研究所内で一番強いであろう主任を秒殺したらしい。そしてΩは私達3人を相手にしても表情一つ崩すことなく私達のISのシールドエネルギーを0にした。
「なあ、私の知り合いがいる館でメイドをしないか?」
………そして何故か私達はΩから『とある館でメイドをやらないか』と誘われている。
「すまない、話の筋が読めない。」
「ああ、先程プライベートチャンネルを使い通信してきた知り合いのお嬢様が三つ子のメイドを欲しがっているんだ。だから今お前たちを推薦した。お前たちも外の世界に出ることができるし悪い話ではないだろう?」
………確かに外の世界に出ることが出来るのは嬉しい、ただどうにも附に落ちない部分がある
「…何故そんなことをする?情けのつもりか?」
「………まあそうじゃないかと言うと嘘になるな、ただお前たちには知って貰いたいんだ、『家族の温かみ』をな、だからこう「へえ、いいこと言うじゃないラウラ、後は私が話を付けるわ。」
突如空間に亀裂が走り、そこから出てきたのは私達と同じ身長位の小さな女の子と少し身長の高い白髪のメイドさんであった。よく見ると女の子の背中には翼が生えている。
「ああ直接出向いてくれたんですね。では私は先を急ぎます。もう少しでクロエがハイパーメガカノンを放つので出来るだけ早くけりを付けて下さい。」
「ハイパーメガカノン……ああ、格CSのことね。わたかったわ。
「?……では失礼します。」
Ωは研究所の奥に向かってあり得ない速度で走り出した。
「さて………私はこれからあなた達の主になるレミリア・スカーレット、誇り高きヴラド・ツェペシュの末裔よ。」
レミリアスカーレット………テレビで見たことがある……スウェーデン代表の『赤い彗星』……
「…………いいんですか?私達なんかで、私達は読み書きもまともにできない、それに自分たちの身の回りの作業なんて一切やったことがないんですよ?」
「あら、そんなことこれからいくらでも学べるわ。……ラウラから少し聞いたわ、あなた達は素晴らしい、こんな狭い世界に閉じこめられずにもっと広い世界に羽ばたくべきだわ。私と来なさい。」
………不思議だ、いつもの私たちなら『外に出たい』の一心で付いて行ってただろう。だが今の私は『この人に仕えたい』の思いがとても強い。
ま
「……α……」
「わかってるよβ、γ。この人に仕えたい………そうだろ?」
「ええ。」
どうやらβもγも同じ気持ちだったようだ。この人には『カリスマ』がある。悪い例え方だがあのヒトラーに付き従った兵士も同じ感覚だったのだろうか?
「では私達3人、これからあなたに仕えさせて頂きます。…えっと……どのようにお呼びすればよろしいでしょうか?」
「そう、いい返事をありがとう。私のことなら『お嬢様』でも『レミリア様』でも『ご主人様』でもなんでも構わないわ。改めてあなた達の名前は?」
名前………
「名前なんて考えたことがありません……強いて言うならe102αです……」
「……e102βです。」
「…e102γです」
「………クローンと言っても割と体に特徴はあるのね、全体的にラウラに似てるけど。………ならアルファ、ガンマ、ベータで呼ぶわ。」
「はい!」
「………さて、時間がないわ。もうあと三分程でこの研究所は爆発する。」
三分……!?『シュヴァルツェア・ツヴァイク』では三分で脱出は……!
「これ、使いなさい。あなた達の新しい専用機『M1アストレイ』よ。急ぎなさい、最悪私が『シナンジュ』で無理矢理引っ張るわ。」
『はい!』
ここに思い残すことなど何もない……
私達は新型のISに搭乗し、お嬢様と共に研究所を脱出した。
◆ラウラside
「はああああああ!!!」
すべて壊す、バックアップも与えない。
その思いを乗せたDブレードは研究所の全てのコンピューターを破壊しながら動き続けている。
「よし、任務完了、離脱する。」
Dブレードを束ねシペールソード状に変換、全てのブレードが集まった大型ブレードで研究所の壁を切り裂きそのまま脱出した。
「ラウラ!」
「どうせぶっ放すなら中で暴れる理由ってあったの?」
外に出るレミリアさんがいた。メイドとして雇った3人は咲夜先輩が先に幻想郷に連れて帰ったらしい
「いえ、最近重要なデータは核シェルターに入っているでそれと残骸からバックアップが取れないように壊してきました。」
「クロエ!準備完了だ。頼む。」
「オーケー!ハイパーメガカノン!」
クロエは展開した超大型砲塔から極太のレーザーを発射、着弾したレーザーは大爆発を起こし研究所全てを飲み込んだ。
「任務完了、帰還します。」
私とクロエは完全に廃墟となった研究所を横目に見ながら亀裂の中に入り幻想郷に戻った……
◆
簪side
「ハァ……ハァ……」
「どうした?もう息切れかい?」
先程紫さんから箒とセシリアと鈴が戦っていると聞いて救援に向かったがそこにいたのは最近転校して来た佐倉杏子が立ちふさがった。
「あなたは……何なの?」
「私か?私は篠ノ之やオルコット、鳳と同じ魔法少女だ。…………そろそろ本気出すぜ、ついて来いよ。」
杏子は自らの胸元の宝石────彼女の魂が詰まった宝石を投げ、そこに魔力を込めた。
「来い!武旦の魔女・Ophelia!!」
杏子がそう宣言した瞬間、騎馬兵のような勇猛さを感じさせる中国の武神のような化け物がその宝石の中から生まれ出た。
まさかの一番長かった……