IS~神魔と幻想に魅入られた者達   作:茶々円

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第11話

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博霊神社

 

 

「ほむらさん、まどかさん、幽々子さん、師匠、紫さん。この度は俺のミスのせいで……」

 

一夏は頭を下げていた

 

 

 

 

 

 

~~~~回想~~~~

 

 

 

閉会式終了後の控え室で幽々子、紫、神奈子が集まっていた

 

「久しぶりに疲れたわ」

 

「同感だ」

 

「紫、あなたそんなに疲れてないでしょう?」

 

「いやいや、あの追加パッケージ、かなり精神力使うわよ」

 

「そんなもんかねぇ、じゃあそろそろ幻想郷に帰るか」

 

「そうね」

 

「私は妖夢と一夏と飯屋をはしごして帰るわ」

 

「じゃあ私達は先に帰るわね」

 

そう言って控え室を出ると……

 

 

『八雲選手!今の気持ちを!』

『西行寺選手!準決勝はどうでした!?』

『八坂選手!何か一言!』

 

マスコミが大量にいた。

 

「………どうしましょう?」

 

幽々子が2人に聞くと紫は

 

 

「逃げるが勝ちよ」

 

「ちょうどいい機会だ、諏訪大社の宣伝をたっぷりして私の信仰を稼いでおくことにするよ」

 

 

その後、八雲紫と西行寺幽々子はさっさと逃げた、八坂神奈子は質問に答え続けていた、そのたびに諏訪大社の宣伝をしていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後幽々子は妖夢と一夏と合流し、必死に逃げていた。

 

「中々撒けないわね、これじゃ夕飯を食べることはできないわ」

 

「ハァ…ハァ…すいません、体力が……」

 

「ハァ…ハァ…仕方ないですよ、その体になってまだ日は浅いんですから…」

 

「ごめんなさい……あっ!」

 

そこにあった石に気づかず一夏はその石につまずき、こけた……。ただこけるだけなら良かった。

 

「!!!!!!いけない!」

 

不幸にもこけた弾みで一夏のかけていたサングラスが外れた。

 

こけた人の姿を見たマスコミ達が目を疑う

 

そこには

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

織斑千冬がいた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『おい!織斑千冬がいるぞ!』

 

『本人か!?』

 

などと言いながら、幽々子目的のマスコミは一夏の方に全て集まった

 

(まずいわね、ここで一夏の存在が世界にばれると後々面倒だわ)

 

幽々子はそう思い救出を試みたが、今救出してもどの道ゴシップ記事に載ってしまう……。どうしましょう?

 

 

幽々子が悩んでいると

 

 

「助けに来たわ、幽々子さん」

 

「あら、ほむら」

 

建物の影からほむらが出てきた

 

「あいさつは後でお願いします。

じゃあ早速だけど急いでるようだし全力で行くわ。」

 

ほむらは手を

 

 

 

 

パン!

 

と叩いた。

するとそこにいたマスコミ全員が気絶した

 

 

 

 

 

「とりあえず彼らのカメラのデータを抹消するわ、手伝って」

 

 

 

 

 

 

その後まどかが「幽々子を追いかけてる途中にツチノコを発見した」というアホな話に書き換えたのはまた別の話

 

 

 

~~~~~回想終わり~~~~~

 

頭を下げている俺に対しほむらさんとまどかさんが

 

「気にしなくていいわよ全然、むしろ最近能力使ってなかったから使えるかの確認にもなったし」

 

「そうだよ、失敗なんて誰でもするものだよ」

 

「しかし‥‥‥」

 

俺が顔を上げると幽々子さんの微笑んでいる顔が目に入った。

 

「そんなことで迷惑だなんで思わないわよ。それに…」

 

幽々子が一夏を抱きしめながら言った。

 

「子供が困っている時に手を差し伸べるのは親として当然よ。私たちは当たり前のことをしているだけよ」

 

「同じく、弟が困っていたら身を挺してでも助けるのが姉の義務ね。」

 

だから気にしないで(ちょうだい)。

そのセリフを聞いた瞬間、一夏は泣き崩れた。

 

幻想郷の皆たちと出会う前は家族であった千冬にすらそんなことを言ってもらえなかった。

 

誰にも助けてもらえなかった。

 

けれどここの人達は誰もしてくれなかったことを当たり前のようにしてくれる。それが嬉しくてたまらなかった。

 

 

 

「さあ、失敗は忘れて白蓮達の勝負を観戦しましょう」

 

巨大モニターにはモンドグロッソタッグトーナメントの決勝戦が移っていた

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