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俺は今衝撃を受けている。
自分の愛バ、アドマイヤベガのあまりの美しさ…そしてアクセサリー一つで独占欲をここまで刺激されるのかと…
「モデルの撮影?」
「そうなんだ、ぜひアヤベにも出て欲しいって依頼が来ててな」
ダービー勝利後のある日、アヤベに雑誌の取材とモデル出演の依頼が来た。特集はクラシック三強への取材ということでアヤベ、オペラオー、トップロードに白羽の矢が立ったということだ。アヤベ以外の二人はすでにOKしているとのこと。アヤベを逃さないように先に二人に話を通すとは今回の雑誌編集は気合が入っているようだ。
「一応あの二人は出るようなんだが、アヤベはどうかな?」
そう言って俺はサンプルとしてもらった過去の雑誌を渡す。ウマ娘にも人気の雑誌なのでアヤベも名前くらいは知ってるはずだし、変なゴシップなどは載せない硬めの雑誌だ。パラパラとページをめくるとあるページで手が止まる。そして
「そうね…依頼とあれば仕方ないわね」
そう言ってアヤベはOKしてくれた。
「それじゃ先方に話をしておくよ。日取りとかは後で教えるから」
そういうことで先方とやり取りしつつ取材の回答を考えたりするのだった。
そして取材当日、とあるスタジオで写真撮影とインタビューが行われることになった。インタビューはこれまでも何度か行ってるしアヤベなら問題ないだろう。あとは写真撮影だがこちらは勝負服で撮るらしい。アヤベの勝負服は美しさと気品があるからこう言う場でもよく似合っている。決して担当贔屓じゃないぞ?すると控室からメイクを終えたアヤベが出てきた。アヤベは元が美人だからな。ナチュラルメイクで十分、やはり美人で…
「トレーナーさん?どうしたの?」
「そ、それ、それどうしたんだ…?」
「それ?ああ、このチョーカー?メイクさんが似合うからって付けてくれたのよ?どうかしら?変ではないと思うけど?」
俺は すごくすごい衝撃を受けてしまった…アヤベが勝負服にチョーカーをつけただけでさらに美しさに拍車がかかっている…そして何より…すごく独占欲を刺激してくるのだ…
「ああ…すごく似合ってるよ…」
「どうしたの?動きがかくついてるわよ?」
「いや…あまりにアヤベが美しいと思ってな…いつも見てるはずなんだが勝負服にチョーカーが似合いすぎてるんじゃないかと思ってさ…」
「あら、そんなに喜んでくれるなんて嬉しいわ。」
「ちなみに…そのメイクさんというのは…男なのか?」
「女性だけど?変な質問ね?」
するとアヤベは納得したように少しニヤリとしながら言う。その顔もカワイイな。
「もしかして他の男の人に私がチョーカーつけられたと思ったの?嫉妬かしら?」
「それは…そうなんだ…そんな気は無いと分かっていても…気になってしまってな。」
アヤベは少し笑う。カワイイ。
「あなたってほんと独占欲がすごいのね。」
「それは仕方ないだろ?アヤベが好きなんだから。取られたくないって思ってしまうさ。君はとても魅力的なんだよ?」
「もう、こんなところでもそういうこと言うのね…でも…あなたにそう思われるなら嬉しい…」
「アヤベ…」
二人の顔が近づく
その時覇王の高笑いと撮影開始の演説?が始まった。アヤベははぁ…とため息を一つついて
「それじゃあ行ってくるわ…終わったらまた感想聞かせてね」
と言って、撮影に向かった。あの覇王は気を利かせてくれたのかな?と思うのは気のせいだろうか?
撮影の様子を見ていたがアヤベはやはり美しい。担当の贔屓目抜きにしたって端正でキリッと整っている。もし普通の学校に通っていたら毎日告白されてラブレターが送られてたんじゃないだろうか?そう思ってしまう。それに今日は特にチョーカーが気になって仕方がない。あまりアクセサリーをつけないアヤベに一つ追加するだけでこれだけ印象的になるのは自分の独占欲のせいなのだろうか?
インタビューではクラシック戦線について。残りの菊花賞への意気込み。普段の練習への取り組み。私生活では普段何をしているかなどを聞かれていた。アヤベは星を観ることやプラネタリウムについて答えていた。星か…アヤベは贖罪のため走っていたが皐月賞以来その妹はいなくなってしまったらしい。アヤベのために運命を持っていくと言って…果たして何を持っていったのだろう…そして本当にいなくなってしまったのだろうか…最近ではあまり星を見にいったりできてないようだが…どうにもそこが引っかかってしまう。そう言えば出会った頃にプラネタリウムで「アヤベが好きだから」なんて言ったことがあったな。今なら本当に好きだと言える。
そうこうするうちに撮影もインタビューも終了した。
「お疲れ様、撮影もインタビューも良かったよ」
「ありがとう。ここまでの撮影は初めてだから少し緊張したわ。」
「おや?君でも緊張するんだな。全然そう見えなかったよ」
「そう?なら良かったわ。せっかく撮るならあなたに綺麗に見てもらいたいもの…」
「アヤベ…」
なんて可愛らしいのだろう!アヤベにそこまで思われるなんて嬉しい限りだ。
「ねえ、帰りに星を見に行かない?近くの丘に小さい公園があってよく見えるの。」
「ああ!もちろんいいとも!」
そう言って星を見る約束をする。二人で星を見にいくのは合宿以来か…
そして公園につく。街の近くだが多少はよく見える。
「結構よく見えるな」
「でもいつも見てるところよりはやっぱり見えにくいわね」
「それでも君と見られるなら構わないさ。誘ってくれてありがとう。」
二人でベンチに座る。夜は少し冷える。だが二人でくっつくとちょうどいい温度だ。
「二人でいるとちょうどいい温度ね…」
「そうだな…それにこうしていると世界に二人きりみたいだ」
「あなた本当に独占欲すごいわね。でもそれだけ求めてくれるのね…」
「アヤベは嫌か?二人きりは」
「嫌だったら誘ったりしないわ。知ってるくせに…」
「そういうアヤベもカワイイからな。つい見たくなるんだ。」
「あなたにだけよ。こんなにベッタリなの。」
「それは嬉しいな。君にここまで信頼されるなら光栄だよ」
「信頼?親愛よ。」
「そっか。それはもっと嬉しいな。」
こうしてしばらく二人で語り合った。心地良い時間…
そんなある休日。用事を済ませに街を歩いているとふと目についたモノがある。アクセサリーショップだ。そう言えばあのチョーカーがずっと引っかかっていた。せっかくだから見てみよう。
「いらっしゃいませ〜」
店員にチョーカーについて聞く。すぐに案内してもらえた。そこにはいくつかチョーカーやネックレスがあった。そこには小さい星がついたチョーカーが置いてある。これはすごくアヤベに似合いそうだな。手に取って考えてみる。これを彼女の首にゆっくりと付ける…どことなく艶美な雰囲気がする。これはいいな…ふと壁を見ると「ペンダントオーダーメイドサービス」とある。チョーカーやネックレスの飾り部分をある程度加工できるようだ。そうだ、ふと思いついた。店員に詳細を確認する。一週間くらいでできるとの事。すぐに注文することにした。出来上がりが楽しみだな…
それから約一週間、ついにチョーカーができた。出来映えは良し。後は渡すだけだが…本当に渡していいものか…今更ながら悩んでしまう。下手をすればアヤベの信頼を裏切ってしまうのではないだろうか…アヤベを悲しませることはしたくない…どうするか…結局渡せないまま一週間、トレーナー室にまで持ってきては眺めて悩んでる。この…
「あら?どうしたの?悩み事?」
しまった、今日は例の雑誌ができたから少し早く集まると言っていたことを忘れていた。見られたな…
「それは…どうしたの?」
こうなったら正直に言うしかない。どのみち上手いことは言えない性分なのだ。
「アヤベ…渡したいものがあるんだ」
「どうしたの?改まって」
改めてチョーカーを差し出す。ペンダントには…星が二つ
「これは…?」
「この前の撮影でチョーカーをつけていただろ?あれがすごく似合っていたからプレゼントしようと思って。それから」
彼女は星を見ている。正直に言え。言わねばダメだ。
「それからこの星は…君と妹さんをイメージした…前に妹さんはいなくなったと言っていたけど…せめて…せめて忘れないでいることはできるんじゃないかと思って…贖罪じゃなくて、いつか思い出をプレゼントしてあげられるようにと思ってこれを君にあげたい。受け取ってくれるかな…?」
アヤベは少しだけ動きを止めて…考えて…言った。
「あなたが…あの子のことをそんなに考えてくれてるなんてね…そっか…思い出をプレゼントか…いなくなったように感じてたけど…いつか会えるかもしれないものね…ありがとう…ねえ…」
「なんだい?」
「それ…付けてくれない?あなたに付けて欲しいの」
「もちろん、喜んで!」
そう言ってチョーカーを付けてあげる。初めてだからぎこちないが慎重に…
「良し、できた!やっぱり似合ってるよ」
「ふふ…チョーカーを付けるだけでそんな真剣にならなくても…でもありがとう…それだけ思ってくれてるのね…」
「俺にはそれしかできないからさ…受け取ってくれてありがとう。本当素敵だよ」
とてもアヤベに似合っている。二つの星も綺麗だ。
「ねえ…今夜星を見に行かない?あの子にもこれを見せてあげたいし…どうかしら?」
「もちろん行くよ。君とならどこにだって行く」
「まったく大げさなんだから…」
そう言って笑うアヤベは本当にカワイイ。大げさなものか、アヤベと一緒に死のうとしたことに比べれば大抵のことは何でもない。
「ふふっこうしてつけてもらうと…本当にあなただけのモノになれたみたいね。嬉しいわ。」
アヤベは首を撫でながら言う。とても色っぽく見えるのは気のせいか。
「俺はもうアヤベにゾッコンでアヤベのモノだよ。」
「あら、それなら私ももうあなたのモノよ?こんなものまでつけられたのだから…」
そう言って笑い合う。やはりアヤベは特別な存在だ。誰にも渡さない。
「そう言えば例の雑誌できたのよね?」
「ああ、ここにあるよ。見てみようか」
そうして二人で雑誌をめくる。やはりアヤベは美しいな。これはファンも気絶したりするわけだ。よく理性保ってるな俺。
三人の集合写真や個別の紹介ページとかなり大々的に取り扱ってもらってる。まあなにせダービーウマ娘だしな。そしてインタビューのページだが…
「これは…惚気だな…」
「側から見ると…惚気ね…そんなつもりじゃなかったんだけど…」
トレーナーへの言葉は?と言う質問に特別な人とか誰にも渡さないとかそういう言葉がツラツラと載っている。うむすごくカワイイ。こんなに思われるなんて嬉しい限りだ。
「なんだか私だけトレーナーさん関係の質問が多かったような気がするのよね…」
それはまあ…ダービーであんなことすればそうなるよなあ。
「しかし内容的にも問題無いしよくまとまってるよなあ。これは記念に保存しておかないとな」
「まったくしょうがないわね。ここに本物がいるじゃない。」
こうして話をしているうちに星が見える時間が近づいてきた。
「そろそろ行きましょうか。今夜はよく見えそうね」
「そうだな。良い夜になりそうだ。」
その日の星はよく輝いていてはっきり見えたことは言うまでもないだろう。
実は共依存アヤベさん大好きなんですよね。これはまだ誰にも言ってないからわからなかったと思いますけど。昨日スズカさんに首輪を付けたし、その中でアヤベさんにもチョーカーつけてたんですよね。でもあっちのアヤベさんは完全に壊れてるので何が何やら状態なんですよね。ということでこっちのアヤベさんにチョーカーつけたら共依存力がもっと高まるしカワイイが高まるのですごくすごいですってことで作りました。ジェミニをうまく書けないならそれなりに解釈し直して焼き直すしかないよねということでこういう流れにしてみました。あり得る一つの可能性ってやつですねアヤベさんカワイイヤッター。
しかしアヤベさんを病ませたいのにいつもトレーナーさんの方が病みやすくなるのはなんでなんでしょうね?不思議です。まあここのアヤベさん達も共依存してるし下手すると自壊待ったなしになるので気をつけないといけませんね。
気をつけるのは誰になるんですかね?両方とも病んでて壊れてて共依存してるっていうのが好きなんですよね。互いに束縛しあうような感じが良いと思いますええ。