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「ねえ、あの娘の噂知ってる?」
「知ってる!あの契約解除された娘でしょ?」
ここはトレセンの廊下。今日も愛しのアヤベに会うためにトレーナー室に向かうところでそんな噂話が聞こえてきた。
「あの関係性チェックシートで引っかかったらしいよ。なんでも仲が悪すぎるって。」
そう言えばそんなアンケートのようなものがあったな。提出期限はいつだったかなアヤベはカワイイなあ…と思考の半分をアヤベのかわいさに向けていたのだが次の言葉が聞こえてきた。
「それとは別に依存しすぎてる。騙されてるんじゃないかって疑われて審査されたり。場合によっては強制的に解除されるなんて話もあるよね〜怖いよね〜」
騙すのはよくないな。まれにそういう輩もいるし。うちみたいに健全な関係を保たないとなアヤベはカワイイよなあ…天使か女神か悩ましいな…
「まあ恋愛は黙認されてるけど依存とかだとね〜」
「そうだよね〜そこまでいくとちょっとね〜」
そう言いながら彼女達は違う道に曲がっていった…そうか依存はだめなのか…アヤベとは共依存だし健全な関係だからなんの問題もないな。本当は監禁してずっと独占していたいのを必死に我慢しているのだ。これほど健全な関係はそうはないだろう。アヤベと束縛しあいたいのだがなあ…などと考えているうちにトレーナー室に着いた。ドアを開けると
「トレーナーさん…」
アヤベがいた。それ自体はおかしくはない。おかしいのはいつもの即ハグからのキスという新婚みたいな事が起きなかったことだ。それに顔色が悪い。カワイイ耳カバーみたいに顔が真っ青だ。
「アヤベ?どうかしたのか?具合でも…」
「嫌…捨てないで!!ヤダ!!イヤ!!」
「うわっ!」
アヤベがタックルするかの如く抱きついてきた!いつもと違って泣きそうなというかもう通り越して悲壮感を感じる声だ…
「お願い捨てないで…あなたがいなくなったらもうどうしていいかわからないの!また一人になるなんてもう無理耐えられない!」
「アヤベ大丈夫…そんなことするわけないって君が一番知ってるだろ?どうしたんだい…?」
背中をさすりながら尋ねる。アヤベのカワイイ大きな耳もすっかりうなだれてしまってる。これは重症だな…カワイイ…
「こ…これ…これがデスクに…」
「これは…」
アヤベが出してきたのは先ほど噂になっていた関係性チェックシートのトレーナー用だ。これを見て不安になると言う事は…
「噂を聞いたの…これがきっかけで別れることになるかもしれないって…よくない関係だと強制的って…嫌…あなたと別れるなんてイヤ…」
やはり噂を聞いていたのか…所詮は噂なんだしこんなもの適当に程々に書いておけば問題ないのだが、なんだかんだ真面目なアヤベは真面目に受け取ってしまったようだ。
「大丈夫…あれは噂だし、普通に書けばなんの問題も無いよ。ただのアンケートさ。俺たちの仲の良さはみんな知ってるし気にしなくてもいいんだよ?」
そう、ダービーで公開キスをしているしその後も事あるごとにいちゃついてるのだ。もう公認どころか式はいつだというレベルで知られている。今更心配する必要はないのだが不安になってしまったようだカワイイなあ…
「で、でも…依存はよくないって…そう言う関係だと不幸になるから別れさせられるって言われたの…私が依存してるっていうのは本当だし…分かってるけど…もう離れられないの…」
ああ…直接言われたのか…それで怖くなったのか…なんてカワイイんだ…やっぱり離したくないカワイイなあ…
「確かに一般的には依存はよくない状態だよ。でも…」
「ヤダッ!!イヤ!離さないで!!捨てないで!!お願い何でもするから捨てないで!!」
「アヤベ!大丈夫!俺だってアヤベと離れるなんてできないよ。ずっと一緒だって言ったじゃないか。離さないからね」
そう言って抱きしめる力を強くする。アヤベの抱きしめる力がちょっと強すぎて痛いが不安にさせてしまったのが良くない。むしろここまで求められるのだ。幸せではないだろうか?
アヤベが落ち着くまで背中をさすってあげるのだった…
「ごめんなさい…もう大丈夫だから…」
そう言いながらもソファでピッタリとくっついて腕を絡めるアヤベ。いつも通りに戻ったようでやはりカワイイ。
「もう少し抱きついていてもいいんだよ?」
「それは素敵な提案だけどこうしていてもいいわ」
残念。でも寄り添うこの体勢も好きである。
「それでこのアンケートだけど…やっぱり出すの?」
例の紙だろう。まだ少し不安そうだ。
「それは…一応出さないとまずいからね。さっきも言ったけど普通にしておけば問題無いよ。」
そう、さすがにこんなもので契約解除などされるはずがない。噂に尾ひれがついただけなのだから。俺たちの場合少し聴取はされるかもしれないが…
「そうよね…大丈夫よね…私も書いたけど安心よね。」
ん?今なんて?
「アヤベ?今何を書いたって言ったんだい?」
「何って…このアンケートよ?生徒も書くって知らなかった?」
「そ…そうなのか…まあ問題はないだろう。普通に書いたんだろ?」
「ええ、書いたわ。私たちの日常をそれはもう普通に。」
日常を書いちゃったかあ…そっかあ…これは聴取されるかなあ…俺が。
「それで依存してるって言われたのよ。自覚はあるけどどうしようもないし…」
「それは…気にしても仕方ないさ。俺だってアヤベ無しじゃもう生きていけないくらいアヤベに惚れてるんだから。同じさ。」
「そう…あなたも…やっぱり似た者同士なのね。」
「そうさ、似た者同士が共依存するのは当然だろ?別にいいじゃないか。」
「そういうものかしらね?でも気楽になったわ。」
そう言って笑うアヤベはやはりすごくカワイイのである。
後日、やはり呼び出されてしまった。しょうがない今日のトレーニングは自主トレにしてもらおう。アヤベと一緒にいられないなんて今日は厄日だ…
「トレーナーさん!行っちゃダメ!!行ったら別れさせられるからダメよ!!絶対ダメだから!!そうだ!逃げましょう!!大丈夫私速いから!!もう二人だけでどこか遠いところまで行きましょう!!そして二人きりで過ごすのずっと一緒永遠に死んでも離さないわ!!!だから一緒に死んでもいいわ!!!そうねそれがいいわ!心中しましょう!今すぐ屋上に行って大丈夫いつも行ってるし誰にも邪魔なんてさせないトレーナーさんは渡さない私だけのトレーナーさんずっとずっと一緒よ愛してる愛してる愛してる…」
呼び出されたと言った途端にこれである。思考が完全にフワフワしてしまったようだ。どこかの逃亡者みたいなことを言ってる気がするが本当に逃亡者に、そして死者になるわけにもいくまい…すごくすごい魅力的な提案ではあるが。そもそも一回心中しかけたし…とりあえずこのままだと屋上に担がれてそのままダイブすることになりそうだ。
「さあトレーナーさん遺書の準備はいいかしら?いいえ必要ないわよね私達の間には何も必要ないの二人だけのンッ…」
とりあえず落ち着かせるためにキスをする。こうするとアヤベはフワフワになる。なんだか悪い男みたいだが手段を選んでられない…それにカワイイアヤベを見ていたら我慢できなくなるのは仕方がないことだ…
「アヤベ…カワイイ俺のアヤベ…今すぐ死ぬことはないよ…ずっと一緒だからね…」
「トレーナーさぁん…好きぃ…もっとして…」
今日は甘えんぼのようだ…いつもかな?ともかく今日もアヤベはカワイイ…
何度も唇をつついて舌を挿れて絡めあって…このまま二人きりの世界に閉じこもってしまいたい…しかし携帯が鳴る…いつの間にか呼び出しの時間を過ぎていたようだ。しかし…
「トレーナーさん…行かないで…」
涙目で見つめてくるアヤベを置いてどこかに行けるほど俺は人ができてはいない。携帯の電源を切ってポケットにしまうと愛しいアヤベに向き合うのだった。
実は共依存アヤベさんがあまりにも尊いがすぎて好きが過ぎるんですよね!!これは第一級の極秘事項なので知っている人は知っているんじゃないでしょうか?そんなあなたに朗報!今ならこの共依存アヤベさんがなんと無料で読めてしまうんです!!いやーびっくりしましたねやっぱりガチ病み共依存アヤベさんはすごくすごいカワイイと思うんですよね!
今回はイチャイチャより病み病みアヤベさん成分マシマシにできたので次回はもっと病ませてあげたいしイチャつかせたいですね。
別件ですけど最近自作のおやつシリーズのネタが足りなくておやつ不足になってるのでなんかこう…すごくすごいいい感じのネタが欲しいんですよね。思わずトプロさんでも「うわあ…これはなんというか…こういい感じです!すごくすごいです!」みたいに語彙力SSRになるテーマというかなんかキッカケが必要なんですよね。皆様の清き一票とヤンデレアヤスズをよろしくお願いします。