果実纏う武神   作:黒影・贋

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ここで簡単な主人公の設定
【名前】三神影虎
【種族】人間/オーバーロード・インベス
【能力】クラック創造
【武器】戦極ドライバー※1
ロックシード※2

※1、斬月の物だけでは無く、他のアーマードライダーの物もある。
※2、乱獲ナウ


2、二天龍と激突

2、二天龍と激突

 

暗い視界から目を開けた時に目に飛びついてきたのは・・・

 

「なんと言う事だろうか、目の前一面が木々だらけだ」

 

要するに森の中なのだ、森に入った覚えも無いのに森の中で遭難するとは、笑えない、本当に笑えない。

念のために戦極ドライバーを装着してヒマワリ・ロックシードを着ける。

 

《ロック・オン!》

 

これで食料面は問題ない、後はここから出てどう言う世界か情報収集しなければ・・・さて、どうするか・・・あ。

 

「あの神様に聞けばいいじゃないか」

 

思い立って直ぐに端末を取り出し彼女に連絡しようとした時

 

ドゴオオオオン‼

 

「うん?何だ?」

 

巨大な爆音とともに地面が揺れる。

 

好奇心につられて爆音の方へ歩を進める。

 

 

 

これは、何と言えばいいのか。

端的に説明するなら、赤い龍と白い龍が羽の生えた人外共を巻き込んで大げんかをしていた。

 

「これまた派手にやるなぁ」

 

~♪~♪

 

ポケットからあの神様から渡された端末から音がする。

 

「・・・ん?」

 

取り出してみると、満面の笑みを浮かべる神様がフェイスフォトになっていたので誰からのものかすぐに分かった

 

「ふむ、可愛らしい着信音だ。

・・・私だ」

 

電話に応答する。

思ったとうり相手はあの神様だった。

 

『すみません!貴方を送ったのはいいんですけど、貴方がどんな世界に行ったかまでは分からなくて・・・えっと、そっちに何か特徴的なものとかあります?』

 

特徴・・・特徴ねぇ?

 

「赤い龍と白い龍が人外共を巻き込んで大げんかをしている所以外、特に変わった所はない」

 

『そういうのを特徴って言うんですよっ‼』

 

また向こうから息切れを起こしたかのようにハァハァと肩を揺らしている。

 

「それで?此処がどんな世界かわかるのか?」

 

『はぁ、はぁ、ふぇ?あぁ、はい。

どうやら其処は「ハイスクールD×D」という作品を元にした世界だそうです』

 

「は、「ハイスクールD×D」?」

 

聞いた事の無い作品だ。まぁ、前世では小説や読書なんて殆どしてなかったが。

 

『はい、あっ!それよりもその二頭の龍の喧嘩を止めてください‼』

 

「何故?事が物語どうりに進むのなら私が何かしなくても彼らが解決するだろう」

 

そうだ、この世界が「作品」を元に作られたのなら俺が介入しなくても物語どうりに事が進むだろう。

だったら、変に干渉しな方がいい。

それが俺の判断だった。

 

『違うんです・・・この大戦が物語どうりに進むとこの世界の神が死んでしまうんです』

 

「・・・それを私に阻止しろと?」

 

『勝手な事を言ってるのは分かってます!・・・でも・・・』

 

徐々に声に力がなくなっていく神様に思わずため息と脱力感が生まれた。

 

「分かった、いいだろう。但し、貸し一つだぞ」

 

『影虎さん・・・ありがとう』

 

 

 

なんでこんな事を受けてしまうのかね。自分の愚行に自己嫌悪を感じながら端末をポケットにしまう

 

さて、行くとしよう。

 

俺はヒマワリ・ロックシードを外し、メロン・ロックシードを取り出す。

 

《メロン》

 

「変身」

 

相変わらずの貴虎主任のポーズである

 

《ロック・オン!ソイヤッ!メロン・アームズ!天・下・御・免‼》

 

「はぁ、何故こんな事になったのか」

 

ため息混じりの愚痴を零しながら、未だに爆音が響く方へと向った。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

さて、ついたのはいいんだが。

 

「なんて地獄絵図だ」

 

見えるものはあたり一面にある人外共を死体、そしてその人外共を蹴散らす赤と白の二天龍の姿があった。

 

「さて、彼女の言っていたこの世界の神様は・・・あぁ、あれか」

 

あの軍勢の中でスバ抜けて高い能力を持った者を一人見つける。

ドレスアーマーを身につけた金髪の美しい女性が天使達を引き連れて果敢に龍に戦いを挑んでいた。

 

「成る程、あれがこの世界の神か」

 

俺の知ってる神とはずいぶん違うなと頭の中であの幼女を思い浮かべる。

 

そうこうしている間に天使達は地上で赤い龍、悪魔と堕天使は上空で白い龍と戦っていた。

 

天使達は神の統制力があるのか、絶妙な連携で赤い龍を追い込んで行く。

 

「この調子でいくと私の出番はなさそうだな」

 

「ガァァア‼中々ヤルナ、ダガッ!」

 

赤い龍の宝玉が光を放つ

ーー瞬間、赤い龍の力が倍になった。

比喩でもなんでもなく、敏捷性も攻撃力も全てのスペックが倍加した。

 

「ほう、凄いな」

 

力が倍加になった赤い龍は先程までの苦戦を見せず圧倒的な力で天使達を薙ぎ倒していった。

 

ーガァァアっ⁈ー

ー嫌だ‼死にたくないっ‼ー

ー助けてくれーっ‼ー

 

辺り一帯が叫び声に包まれる中、神は狼狽していた。その様子を見た龍は嘲笑った様子で目を細めた。

 

「目障リダ、虫ケラ!」

 

赤い龍は呆然としている神に巨大な尻尾を振り下ろした。

 

さて、そろそろ出るか。

 

俺は虚空から幾つかのクラックを出現させ其処からヘルヘイムの蔦で赤い龍の尻尾を神に振り下ろされる寸前で縛り上げて止めた。

 

「・・・えっ?」

 

「何者ダッ‼」

 

この世界の神が驚いた様子で、赤い龍は怒りを含めた形相でこちらを見た。

・・・意味も無く逃げ出したくなる衝動に駆られるが寸前でとまる。

 

あ~あ、目の敵にされちゃった。

 

じゃあ、取り敢えずぶちのめすか。

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