才能が野比のび太な転生者   作:色々残念

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思い付いたので更新します
今回は3800文字くらいになりました
今月の更新は、これで最後になります


遠征準備

ダンジョンの59階層を目指して遠征を行うことを決めたロキ・ファミリア。

 

遠征の為の準備を行う為に奔走することになるロキ・ファミリアの団員達。

 

様々な物資を調達する資金は、ある冒険者依頼を達成したアイズさんが手に入れた報酬で賄うことができたようだ。

 

遠征までは、あと7日といったところで、ファミリア全体の準備を手伝う者もいれば、自己鍛練などを行う者達もいる。

 

早朝、自己鍛練を行う為に早起きした私は中庭に向かう途中で、こっそりとロキ・ファミリアのホームを脱け出していったアイズさんを発見。

 

ちょっと気になったので追跡していくと、市壁の上でベルくんと鍛練していたアイズさん。

 

戦い方を教えているのは理解できるが、やり方が荒っぽいアイズさんに、ボッコボコにされているベルくんは何度も気絶していた。

 

あれは大丈夫なんだろうかと心配になったが、こっそりとホームを出ていったアイズさんは、ロキ・ファミリアの面々にベルくんとの鍛練をバレたくないと思っているのだろう。

 

何も見なかったことにして、そっとしておくのが良さそうだ。

 

そう決めてロキ・ファミリアのホームに戻った私は、強くなる為に自己鍛練を行うことにした。

 

無詠唱魔法【ガンスミス】を用いて銃の鍛練を行い、魔法【シネマティッククリエイト】で出せるひみつ道具で戦闘に使えそうなものや、新たなスキル発現のきっかけになりそうなものを創造し、実際に使ってみる。

 

日本誕生に登場した「ショックスティック」というひみつ道具は、外見は石器時代の石槍のようだが、備え付けられているスイッチを押すと、電撃が発射されて象でも気絶させられるというものだ。

 

大魔境に登場した「スーパー手袋」は、装着すれば凄まじい怪力となる手袋であり、大魔境では「スーパー手袋」を使ったしずかちゃんがゴリラを投げ飛ばして倒していた。

 

様々なスキルと魔法を活用して積み重ねていった鍛練。

 

日々の食事も欠かすことなく、食べられるだけ食べていくとスキルによって上昇するステイタスの熟練度。

 

朝食と昼食の合間にも自己鍛練を行い、疲れた身体を動かしながら夕食を食べる為に向かった食堂には、落ち込んでいるエルフの女性が1名存在している。

 

まるで魂が抜けたかのような顔で落ち込んでいるエルフは、どう見てもレフィーヤさんだった。

 

その後、食堂に現れたアイズさん相手に凄まじい剣幕で詰め寄っていったレフィーヤさん。

 

断片的に聞こえたレフィーヤさんの言葉は、白髪のヒューマンという明らかにベルくんについてだったが、それをマズイと感じたのかアイズさんはレフィーヤさんを連れ出していく。

 

レフィーヤさんが「あの白髪のヒューマンとアイズさんは、どんな関係なんですか」とも言っているのも聞こえたが、何かしらの誤解をしているような気がした。

 

なんてことがあったりもしたが、翌日になり、落ち込んでいた状態から復活していたレフィーヤさんは、昼からはアイズさんとダンジョンに行って鍛練をするつもりらしい。

 

私は私でダンジョンに行き、多少荒っぽいことをしても問題ないダンジョン内で、戦闘に使えそうなひみつ道具などを【シネマティッククリエイト】で創造してみる。

 

夢幻三剣士に登場した「大寒波発射扇」は送風機のような外見だが、零下100度の大寒波を発射することが可能であり、夢幻三剣士では水の精の軍団を凍りつかせて倒していた。

 

同じく夢幻三剣士に登場した「ミニ雷雲」は小さな雷雲を幾つも出すことが可能で、夢幻三剣士では大きな雷を落とす雷雲で鉄の精軍団を倒していたな。

 

戦うことが多い夢幻三剣士では、ドラえもんもかなり強力なひみつ道具を使っていたのは間違いない。

 

「大寒波発射扇」と「ミニ雷雲」はホームの中庭で使うには問題がありそうなひみつ道具ではあったので、やはりダンジョンで試してみて良かった。

 

ダンジョンを出てホームへと戻り、今日の食事もしっかりと食べておく。

 

遠征が行われるまでの間、団長に頼まれた書類作成も行っておき、ロキ・ファミリアの幹部としての仕事も忘れることはない。

 

宇宙開拓史に登場したロップルくんが持っていた「ショックガン」と、様々な劇場版に登場するひみつ道具の「ショックガン」の違いを確認してみる為、的として用意した空き瓶。

 

放り投げた空き瓶が地に落ちる前に「ショックガン」による早撃ちで撃ち抜き、2種類の「ショックガン」を試し撃ちした後、片付けた空き瓶の破片。

 

他にも様々な劇場版に登場する「テキオー灯」を使ってみたりもした。

 

「テキオー灯」があれば深海だろうと宇宙だろうと、どんな環境にも適応することが可能だ。

 

大規模な遠征の準備を行う忙しい日々が続いたが、遠征が行われるまであと3日となり、今日はロキ様にステイタスを更新してもらうことにした私は、ロキ様の部屋で背中を晒す。

 

「神聖文字がめっちゃ小さくなっとるから、更新するのも一苦労やわ」

 

そう言いながら虫メガネのようなものを使い、私の背中を確認しながらステイタスを更新していくロキ様。

 

「今度は6つもスキルが増えとるんやけど!」

 

ステイタスの更新が終わると新たなスキルが、6つも増えていた私にロキ様は驚きを隠せていない。

 

Lv6

 力:C674

耐久:B722

器用:B798

敏捷:B747

魔力:A838

 

 射撃:B

耐異常:D

 連射:D

 疾走:D

 狙撃:F

 

《魔法》

 

【ガンスミス】

 

【ストリングビーム】

 

【シネマティッククリエイト】

 

《スキル》

 

【風に愛されし者】

 

【樹木の友】

 

【竜の温泉】

 

【雪解けの癒し】

 

【誕生せしは日出ずる国】

 

【山の心】

 

【小人との友情】

 

【白銀の剣】

 

【牧場物語】

 

【恐竜との絆】

 

【超越存在と繋ぐ手】

 

【犬人との出会い】

 

【再会の約束】

 

【斉天大聖】

 

【心の友は音響兵器】

 

【獣の惑星】

 

【海底散歩】

 

【神樹の実】

 

【夢幻の剣士】

 

【封印の剣】

 

【月光の狼】

 

【死が別つまで】

 

【名刀電光】

 

【名のある探偵】

 

【寄生浄化】

 

【反射外套】

 

【月の兎】

 

【銃の名手】

 

【飲料変化】

 

【単独勝利】

 

【飼育大臣】

 

【宇宙錠剤】

 

【異能貸出】

 

【名医鞄】

 

【北風食卓】

 

【携帯食料】

 

【改良山彦】

 

【猟豹加速】

 

【電撃石槍】

・22世紀の最新式

・槍から雷撃を放つことが可能となる

・雷撃の威力はLvに応じて上昇

・雷撃に耐性

 

【超手袋】

・スーパーな手袋

・手袋、グローブなどを着用している時、力のステイタスに超高補正

・装備している手袋やグローブに不壊属性を付与

・腕力強化

 

【大寒波扇】

・大寒波を発射するもの

・最大で零下100度までの寒波を放つことが可能となる

・大寒波の冷気を集束させて武器に纏わせることも可能

 

【小雷雲】

・小さな雷雲

・雷雲を生み出し、雷を落とせるようになる

・雷雲と雷は自在に操ることが可能

・雷による攻撃無効

 

【衝撃銃】

・不殺の銃

・無詠唱魔法【ガンスミス】で「ショックガン」の作成が可能となる

・「ショックガン」による攻撃時、攻撃対象の気絶確率増加

 

【適応灯】

・適応する光

・当たると様々な環境に適応することができる光線を放つことが可能となる

・適応する光線の効果は24時間続く

 

【電撃石槍】と書いて「ショックスティック」と読むスキルは、槍をメインの武器にしているフィンさん貸し出した方がいいスキルのような気がする。

 

【超手袋】と書いて「スーパーテブクロ」と読むスキルは、手袋やグローブが必要になるが力を強めることが可能な有用なスキルだ。

 

【大寒波扇】と書いて「ダイカンパセン」と読むスキルは、スキル【雪解けの癒し】で耐寒と氷雪を無効にすることができる私ならリスクなく使えるスキルだと感じた。

 

【小雷雲】と書いて「ミニライウン」と読むスキルは、スキル【大寒波扇】と同じく属性攻撃が可能なスキルであり、雷雲と雷を自在に操れるのは役立つだろう。

 

【衝撃銃】と書いて「ショックガン」と読むスキルは、無詠唱魔法【ガンスミス】で「ショックガン」の作成を可能とするスキルである。

 

【適応灯】と書いて、そのまま「テキオートウ」と読むスキルは、自分以外にも使えるので、仲間の助けになりそうなスキルだ。

 

とりあえず貸し出した方が良さそうなスキルは、ロキ・ファミリアの面々に貸し出してみるのも悪くはない。

 

「ついこの間、スキルが4つも増えたと思っとったら、今度は6つも増えとるとか驚きやわ」

 

そう言っていたロキ様に、【異能貸出】でスキルの貸し出しを行おうかと思っていることを伝えると「貸し出す時は、うちも一緒に説明した方が良さそうやな」と言ったロキ様。

 

ロキ・ファミリアの団長であるフィンさんが居る部屋までロキ様と一緒に行き、スキルの貸し出しについて説明してみると「戦力強化にはなりそうだね、許可するよ」と団長からもスキルを貸し出す許可をもらえた。

 

という訳で、まずはフィンさんに【雷撃石槍】を貸し出してみると「なるほど、これは使い勝手が良いね」と言いながら槍から雷撃を放つフィンさん。

 

何度か練習をして、完全に【雷撃石槍】のスキルを使いこなせるようになったフィンさんに【適応灯】のスキルも貸し出しておき、実際に【適応灯】を使ってみたフィンさんに【大寒波扇】で寒波を放ってみる。

 

「凄いね、なんともないよ」

 

貸し出した【適応灯】の光で低温にも適応していたフィンさんは、スキル【適応灯】の有用性を理解してくれたみたいだ。

 

「このスキルは、ダンジョン攻略に間違いなく役立つよ」

 

私が貸し出したスキルに喜んでくれていたフィンさんは「とりあえずモビタの所持しているスキルを貸し出す相手は、考えて選んだ方が良さそうだね」と言うと、ロキ様と私と一緒に頭を悩ませることになった。

 

まあ、誰に何を貸し出すかは、ちゃんと考えた方がいいだろう。

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