ソードアート・オンライン~赤腕の槍使い~   作:G.S

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タイピングが遅すぎて全然書けない…みんな!オラにタイピングスキルを分けてくれ!
それでは第三話どうぞ!




第三話:攻略会議と獣の王

 

「グオオオオオオオ!」

 

 デスゲームが始まってから1ヶ月後右腕を難なく動かせるようになった俺は第1層の迷宮区にいた。

俺の前には両手に斧を持ち頭部以外を武骨な甲冑で身に纏った二足歩行の狼のようなMob《コボルトトルーパー》が武器にライトエフェクトを纏わせて降り下ろしてきた。俺は横に跳んでそれを回避する。こいつの威力は脅威だが真正面にしか攻撃が来ないので容易に回避できる。ソードスキル後の硬直で動けないコボルトトルーパーの頭に槍単発攻撃《スティング》を当てるとポリゴン片となって消滅した。最初の頃はMobがソードスキルを使ってきたときは驚いたものだ。初めて会ったときは敏捷力をフルに使い全力で逃げたのを今でも覚えている。

それにしてもこの《コボルトトルーパー》という奴は個人的に気に入らない。俺の中ではコボルトは棍棒を持った狼男なのだ。こんな斧を持って甲冑を着た奴は断じてコボルトと認めない!

 

「っと、もうこんな時間か」

 

本日、第1層攻略会議が行われる、そこでディアベルを見つけて一応あの時の礼を言おうと思っていた。もちろんそれで借りを返せるとは考えていないが、それでも礼儀としてきちんとやらなくてはいけないことであると俺は考えている。ともかく今は急いで会議に行かなくては!俺は敏捷力を全開にして会議が行われるトールバーナに向かって走った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「はーい注目!みんな集まってくれてありがとう!俺はディアベル!職業は気持ち的にナイトやっています!」

 

 どうやら探す手間が省けたようだ…ディアベルは中央に立っていてここにいる全員に呼びかけていた。しかし、俺はあることに気づき驚いた。

 

「アイツ髪の毛青色なのかよ!」

 

そう彼の髪はあのアバターのような青色だったのだ。あの茅場によって全プレイヤーが現実の姿に変わっている。もちろん髪の色もだ。つまり彼は現実の姿もあの色だということ…

 

「髪の毛青色にするとかどんな勇者だよ…」

 

後にあれは髪染めアイテムというものを使用した結果であると知ったのだが、この時の俺は知るよしもなかった。

それからディアベルのパーティーがボスの部屋を発見したこと、そしてこの第1層のボスを無事に倒すことでこのゲームを終わらせることが出来るのだと示さなくてはいけないと言うと会場の士気は大いに高まった。これぐらい士気が高ければここにいる全員でフロアボスに立ち向かえるだろうと俺は考えていたがそこで予想外の乱入者が現れた。

 

 

 

「ワイはキバオウっていうもんや!」

 

 小柄ながらがっしりした体格でサボテンのような髪型をしたキバオウという人物はβテスターに謝罪と賠償を要求したのだ。

彼はβテスターが初心者を見捨て自身の強化に努めたばっかりに大勢の初心者が死んだのだと激怒しながら言った。

確かにβテスターが初心者を見捨てなければ助かった命もあったかもしれない。しかし、彼らだって自分の命が懸かっていたのだ。それなのに彼らに何の見返りも与えず初心者の面倒を見ろというのは酷な話ではないだろうか。誰もが自分の命が一番大切なのだ。その事を誰が責められようか?彼らに憎悪の矛先を向けるのはお門違いであろう。しかし、俺はそれを口にはしなかった。あんなに怒っている相手にこんなことを言っても逆効果だろうし、何より俺は口が悪いが達者ではない。俺が言ったとしてもさらに周りの空気が悪くなるだけであろう。なので誰かがこの空気を変えてくれるのを待っていると案外早く来てくれたようだ。

 

「発言いいか?」

 

その渋い声を発した人物は立ち上がりキバオウの前まで進んだ。キバオウは少し後ずさりをしたがそれも仕方ないだろう。その人物は180を越える身長にはち切れんばかりの筋肉を持つスキンヘッドの外国人だったのだ。ここからでも迫力が伝わるのにあんなに近くにいられたらどれほどのプレッシャーだろうか。おそらく子供なら泣き出すレベルだ。彼はエギルと名乗り懐からガイドブックを出した。あのガイドブックは村で無料配布していたものだ。俺も持っているしこいつのお陰でここまで無事に来れたようなものだ。これにはMobの攻撃パターン、使用してくるソードスキルやそれの対抗策にマップ情報、さらには性能のいい武器が手に入るクエストの詳細まで書いてあった。彼はこのガイドブックがβテスターによって書かれたものであると断言した。

 

「いいか、情報は有ったんだ!なのに2000人近くのプレイヤーが死んだ。それを踏まえて俺達がどうやって攻略に挑むのかがここで話し合われると思ったんだがな」

 

エギルの言葉でここでβテスターを非難するのは場違いであると思ったのだろう。キバオウは元々いた場所に座った。未だに不満そうな表情ではあったが。

その後、ボス攻略についての話し合いが行われた。ボスの名前は《イルファング・ザ・コボルトロード》といい取り巻きには《ルインコボルト・センチネル》が3体現れること、コボルトロードはHPのバーが一段減るとセンチネルを3体出してくること、最後の一段が赤くなると元々の武器である斧とバックラーを捨ててタルワールという曲刀を使ってくることなどガイドブックの情報を整理しグループを決め役割を分担した。俺は後方からアタッカーのサポートを行うグループに決まった。それにしてもまたコボルトもどきかと俺は内心毒づいた。ボス戦は明日に行うことになり、それまでは各々自由行動となった。俺はディアベルのところに礼を言いにいこうと思ったがやめた。今のところ彼がβテスターだと知っているのは俺だけだろう。あんなβテスターと初心者との溝を深めるような発言があった後では礼なんか言っても要らぬ気を使わせるだけだ。礼を言うのはまた後でいいだろう。とにかく明日に向けて休むために俺は安い宿を探し始めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「俺から言えることは1つだ。勝とうぜ!」

 

「「「オオオオオオオオオオオ」」」

 

 あの後、安い宿を無事発見した俺はぐっすり眠り、ボス戦当日を迎えた。ボス部屋の前でのディアベルの言葉に全員の士気がさらに上がり、ボス部屋の扉を開いた。

真っ暗なボス部屋に灯りがつく。奥には膨れ上がった腹に大型の斧とバックラーを持った狼頭の巨人が居た。あれが《イルファング・ザ・コボルトロード》だろう。

 

「やっぱ全然コボルトらしくないな」

 

あんなに腹膨らませて図体がデカイやつのどこら辺にコボルト的要素があるのか、むしろあれはトロールだろ…茅場の奴には是非ともコボルトの定義について聞いてみたいものだ。

 

「グアアアアアアアアアアアアアア」

 

どうやら下らない事を考えるのも終わりのようだ。コボルトロードが吠えると全身を甲冑で覆い斧を持った《ルインコボルト・センチネル》が3体現れた。

 

「攻撃開始!」

 

ディアベルの指揮で《イルファング・ザ・コボルトロード》との戦闘が始まった。

 

戦いは順調に進んでいった。アタッカーのHPが黄色になると後方の部隊がスイッチで入り攻撃を防いで時間を稼ぎ、HPが回復したアタッカーがスイッチで入る。これを繰り返すことで大きな被害が出ることもなくボスのHPを削っていった。取り巻きのセンチネルの方も他の部隊がしっかりとやってくれているようだ。見るとセンチネルに反撃する暇を与えずボコっている2人組がいた。息がピッタリ過ぎて気持ち悪いぐらいだ。ついに最後の一段が赤くなるとボスは斧とバックラーを捨てて腰にあるものに手をかけた。あれがタルワールだろう。

 

「みんな下がれ!俺がやる!」

 

そう言いディアベルは1人でボスに突っ込んで行く。…何かがおかしい。あとは全員で攻撃すればやつのHPは数分もかからず0になるはずだ。ここでそんなことをするメリットはないはずだ…

 

「ダメだ!全力で後ろに飛べ!」

 

叫んだのはセンチネルと戦っていたコンビの片割れだった。

しかし、ディアベルは止まらずコボルトロードに突っ込んで行く。対してボスは飛び上がりフロア上空を駆け巡った。突然のボスの行動にディアベルは立ち止まってしまった。ボスはその隙を見逃さなかった。ボスは急降下しながらディアベルを斬りつけた。そしてボスの武器はライトエフェクトを纏っていた…

 

 

 

ディアベルside

 

LAボーナスを得るために1人でボスに止めをさそうとしたがこんな事になるとは…ボスの突然の行動に足を止めてしまった俺はボスの攻撃を受けた。HPはまだイエローゾーンになったばかりだがやつの武器がライトエフェクトを纏っているのを見て驚嘆した。あんなソードスキルは曲刀には無い!つまりこいつの武器はβ版から変更されていたのだ。ボスのライトエフェクトを纏った斬り上げが俺を襲った。

 

「ぐはぁぁ!」

 

この攻撃で俺はHPはレッドゾーンになった。俺はまだ生きていることにホッとしたが、ボスの武器が再びライトエフェクトを纏ったのを見た。

 

『馬鹿な!連続攻撃だと!』

 

最初に放ったソードスキルはこのソードスキルへの繋ぎだったのだ!きっとこのソードスキルで俺のHPは0になるだろう…

この世界から多くの人達を解放するには力が必要だったのだ!そのためにβ時代にLAを取るのが得意だったキリトさんに取り巻きの相手をさせてLAを狙ったがその結果がこれだ!きっとリーダーを失ったこの討伐隊は混乱し多くの犠牲を出して撤退することになるだろう…俺の勝手な行動のせいで…

 

『みんなすまない…!』

 

恐怖のあまり閉じていた目を開くと俺の目に映ったのはライトエフェクトを纏ったボスの武器ではなく後ろに飛ばされるボスの姿であった。

 

「何とか間に合ったか…」

 

赤色のコートに黒色の手袋を着け槍を持った彼はそう言ってこちらに走ってきた。

 

「危険域だろ。ポーションだ。さっさと飲んでくれ」

 

「ああ、助かる」

 

この光景にどこかデジャブを感じながらポーションを飲む。すると俺のHPはグリーンまで戻っていった。

 

「部隊が浮き足立ってるから早く指示を出して立て直してくれ。あんたはリーダーなんだろう?」

それまでの時間は稼いでやるからと言って彼はボスと向き合った。

 

 

 

 ギリギリ助けには間に合ったがこいつは困ったことになった。部隊が浮き足立ってることもあるが一番の問題はコボルト野郎のソードスキルが分からないことだ。さっきディアベルを攻撃した時に使った斬り上げのソードスキルは曲刀にはなかった。つまりあの武器はタルワールではないということだ。βテスト時から変更させることでこちらのミスリードを引き起こさせる…あの性格の悪い茅場らしい考えだ。つまり俺は部隊が立て直るまでこの未知のソードスキルを相手にしなくてはいけないのだ。

 

「グアアアアアアアアアアアアアア」

 

さっきの攻撃で攻撃目標を俺に変えたコボルト野郎は俺に突っ込んで来た。

 

俺は槍単発攻撃《スティング》を発動したが奴の武器で弾かれてしまった。そしてまた斬り上げのソードスキルを発動しようとしていた。

 

「クソ!」

 

このままではさっきのコンボを喰らうことになる。俺の防具は敏捷性重視で防御力は高くないのでただではすまないだろう。

 

「「はあああああああああ」」

 

しかし俺に攻撃は来なかった。先ほどセンチネル相手に無双していた2人組がボスを吹き飛ばしたのだ。

 

「あのスキルは刀スキルだ。全方位を囲むと厄介な全体攻撃をしてくるから囲まずに攻撃するぞ!」

 

そう言ったのは黒い髪の少年だ。おそらく彼はβテスターなのだろう。

 

「基本はセンチネルと一緒だ。やれるな?」

 

「大丈夫…」

 

「センチネルは知らないがアイツの攻撃よりも速く槍をぶちこめばいいんだろ?」

 

「よし!行くぞ!」

 

黒い彼の片手剣が攻撃を防ぐと細剣と槍がボスの体に叩き込まれてボスのHPが減る。さらに

 

「おらぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

「ボスの攻撃は武器や盾でしっかりと防御しろ!そうすればダメージも大きくない!」

 

立て直された部隊がボスへの攻撃を再会したことによりボスのHPはみるみる減っていく。そして

 

「グギャアアアアアアアアアアアアアアアア」

 

エギルが武器を弾き、空いた腹部に黒い彼がソードスキルを発動すると《イルファング・ザ・コボルトロード》はポリゴン片になって爆散した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 みんなが喜びの声を上げる中、俺は疲れて床に仰向けに倒れこんでいた。マジ疲れた、当分は休みたい気分だ。するとエギルがこちらに来て労いの言葉をかけてくれた。

 

「Congratulation!あんた見事だったぜ。よくやってくれた!」

 

「…どうも」

 

「何だ?あんた照れてんのか?」

 

「照れてねえよ!あんたの目は節穴か!」

 

ハハハハ!そうかそうか!とエギルは豪快に笑った。人をおちょくりやがって…いつか絶対にギャフンっと言わせてやる。

こんな風に決戦が終わった後の穏やか時間が過ぎると俺は思ったがそうはならなかった。

 

「おい!お前!なんでボスのスキルを黙っとたんや!」

 

大声を上げたのはキバオウであった。彼はボスに止めをさした黒色の少年に怒鳴っていた。

 

「お前が黙っとたせいでディアベルはんが危険な目に遭ってここにいる全員が死ぬところやったんや!」

 

おそらく彼が本当はボスの使うスキルを知っていたのに黙っていたのだと思ったのだろう。味方がやられれば自分への危険が増すだけなので冷静に考えればそんな自分の命を危険にさらすような行動をするはずがないと思うだろう。しかし、彼はリーダーであるディアベルが危険な目に遭ったためか、それとも憎きβテスターを見つけたためなのかは分からないが激昂していて冷静な状態ではなかったのだ。さらに

 

「アイツβテスターだ!」

 

「βテスターが俺たちを騙したんだ!」

 

さらに追い討ちをかけるような声に周りに動揺が生まれる。

マズイ…ガイドブックはβテスターに書かれたとここにいる全員が知っている。そのためβテスターが騙したのだと思っているのだろう。このままでは折角犠牲者0で攻略が成功したのにβテスターと初心者との溝で攻略が遅れるかもしれない。それだけならまだいいが最悪βテスター狩りなんてことも起きるかもしれない…エギルがなんとかこの雰囲気を変えようとしているが多勢に無勢だ。仕方ない…俺もなんとかしてみよう。

 

「おい!あんたらいいかげんに「フハハハハハハハハ!」は?」

 

急に大声で笑いだしたのは黒色の少年であった。

 

「βテスター?俺をあんな素人連中と一緒にしないでくれ。俺はβ時代に誰も行ったこともない階層まで1人で登り詰めた。ボスの刀スキルを知っていたのも上の階層で同じスキルを使うやつと何回も戦ったからだ。他にも色々知っているぜ。情報屋なんて目じゃないほどな!」

 

彼の言葉に周りがざわつく…チーターだ!とかβのチーターだからビーターだ!などの彼を罵る言葉がした。

 

「ビーターか…気に入ったよ。これからはβテスターごときと一緒にしないでくれよ?」

 

彼は左手でメニュー画面を操作すると黒色のコートを装備した。そしてさっきの相方…フードが取れていて女性だと初めて気づいたが…に一言二言を言って階段を上がっていった。

おそらく黒色の彼は初心者とβテスターの溝がこれ以上深まらないようにあんなことを言ったのだろう。わざわざ要らぬ苦労を背負いやがって…馬鹿野郎が…!

こうして第1層攻略は終わりを迎えたのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「君、あの時はありがとう。君が助けてくれなかったら俺は多分死んでいたよ…」

 

 ボス戦の後、俺たちは初勝利を祝って一層にある広い宿で飲んでいた。この世界ではお酒を飲んでも酔うことは出来ないのだが多くの人が酔っぱらいのようにワイワイ騒いでいた。おそらく初めての勝利に酔って気分が上がっているのだろう…俺はその空気に耐えられず外に出ていると後ろからディアベルに声をかけられた。

 

「別に…リーダーを守るのも俺らの仕事だろ?俺はただそれをしただけだ感謝なんてされる覚えはないよ。それとあんまり死ぬとかいう言葉を使うな。聞いてる方が憂鬱になる」

 

「ああ、すまない…」

 

どうやら彼はひどく落ち込んでいるようだ。確かにあの時のβテスターに対する憎悪に満ちた言葉や何もかも1人で全部背負ってしまった彼のことを思うと落ち込まれずにはいられないだろう。

 

「それにアンタは犠牲者無しでこの戦いを乗りきったんだ。もっと誇るべきじゃないか?」

 

「だが…」

 

「ああもう!アンタはリーダーなんだからもっと堂々としてろよ!確かにいいことばかりじゃなかったがいい結果を残せただろ?だからそんなに落ち込むんじゃねえよ」

 

ディアベルは少し驚いた顔をすると少しだけ明るい表情になった。

 

「君は言葉はキツいけど意外に人が良いんだな?」

 

「…討伐隊のリーダーなんてやってるお人好しに言われたく無いね」

 

そう言うとディアベルは声を出して笑った。

 

「じゃあ俺は疲れたから宿にいかせてもらうわ」

 

「ああ、そうか。そういえば君の名前を教えてくれないか?」

 

まあ今なら名前を明かしても特に問題無いだろう…

 

「タツヤだよ。タ・ツ・ヤ」

 

「タツヤってまさか君は…!」

 

じゃあな!借りは返したと言って俺は彼に背を向けて宿へと歩き出した。

 

 

 

 俺たちの戦いは始まったばかりでこれからも困難は続くだろう。

しかし、この戦いもいつか終わらせることが出来るだろう…俺は今だけはそう感じたのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 




タツヤが言っていたコボルトは女神転生シリーズで出てくるやつです。タツヤには女神転生シリーズやデビルサバイバーを小さい頃にやりこんでいたという裏設定があります。

順調に攻略が進んでいく中、俺はある問題に直面した。そして目の前に現れる謎の女性!いったい彼女は何者なのか…次回「走れタツヤ!!」にレディーゴーーー!
※次回はおふざけ回になります。


没ネタ集

「みんな下がれ!俺がやる!」

そう言って彼はなんと持っていた片手剣と盾を投げ捨てた。代わりに彼の両手には黄金色に輝くハンマーがあった。

「見せてやる!本当の勇気の力を!」

ディアベルはボスに向かって真っすぐに駆けた。そのあまりの迫力にボスは怯えているように見える…

「ゴォォォォォォォォォォルディオン!ハンマァァァァァァァァァ!!!!!!」

その叫びとともに黄金色の輝きを纏ったハンマーがボスに振り落とされボスの体が光に包まれた。

「光になれええええええええええええええ!!」

そうしてボスの体は消滅した。これが後に伝説となる勇者王ディアベルの誕生した瞬間であった…


中の人繋がりで書いてしまったがこれ以上は続きません。ごめんねディアベルさんm(__)m

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