真昼の弟は転生者で、呪術師兼ララライの看板役者です。でも推しの子は知らない模様   作:水の虎

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予告通り会話集がまた貯まったので投稿します。
本編の方はまだ未定です。


会話集②

 

二人の若手役者③ カミキヒカルは中二病!(断定)

 

 

「────そうだ、何だかんだこれを聞いてなかったね······」

「何をですか夕さん?」

「ねぇ、カミキくん────どんな女が好みだい?」

「······何で挨拶を忘れていたみたいな感じでそんなことを······?」

「おっ! よくわかったね。これは僕にとっての挨拶だよ」 

「それはアレですか? 暗に今までよろしくどころか挨拶すらしてなかったとでも言いたいんですか?」

「·····················ふっ」

「目を逸らさないでください」

「ほらほら、そんなことより答えて答えて」

「······後で絶対に聞き出しますからね······────それで好みですね?」

「うんうん」

「────僕に命の重みを感じさせてくれる人です」

「······」

「夕さん?」

「カミキくん······おめでとう────君はもう立派な中二病だ!」

「ぶっ飛ばしますよ?」

 

 

双子の会話④ いつかに向けた写真

 

 

「今日から中学生だね~」

「そうですね」

「せっかくだから写真でも撮る? 桜も綺麗に咲いてるし」

「······いいですよ······どうせ撮っても見る人なんていないんですから」

「────すみません、写真お願いしていいですか? ────ええ、ありがとうございます」

「ゆ、夕······!?」

「見る人ならここにいるよ。何年後になるかは知らないけど、僕はその写真を見て姉さんと思い出話しをしたい」

「で、ですが······」

「それにもうどの道頼んじゃったしねー」

「まったく貴方は······」

「あはは、ごめんごめん······でもほら、早速思い出話しができそうな写真になりそうでしょ?」

「それは、そうかもしれませんが······」

「────それに、案外一緒にそれを見る人が僕以外にも現れるかもよ?」

 

 

アイドル様と手料理の約束

 

 

「────夕ってどんな食べ物が好きなの?」

「······随分と唐突だね、どうしたの突然?」

「ほら、話しの定番じゃん? 好きな食べ物って。けどよく考えれば夕の好きな食べ物を知らないなーって」

「ああ、一緒のグループの娘たちとこの前女子会したとか言ってたっけ······もしかしてその時に?」

「うん、そうだよ。ちなみに私が好きな食べ物は夕が作るご飯!」

「······もしかしてその時そう答えたの?」

「うん!」

「滅茶苦茶いい笑顔だね······その娘たちはどうか知らないけど、また斎藤さんに何か言われそうだなー」

「それより、ほら、夕の好きな食べ物は何?」

「······ビーフシチューかな? 作るのに時間がかかるから、あんまり作ることはないけど、だからこそたまに作って食べた時は格別に美味しく感じる」

「へぇー······」

「············今度食べる?」

「うん!」

 

 

(未来の)義兄弟の会話① 椎名夕の役者観

 

 

「────そういえば······お前のそれってわざとやってるのか?」

「ん? それってどれだい、藤宮ちゃん?」

「いや、その、何というか······敵なしに見えるけど、どこか胡散臭い? そんな笑い方してる時あるだろ······」

「ああ、それね────うん、わざとだよ」

「······」

「え、何で黙るの? 聞いてきたのそっちじゃん」

「まさか即答するとは思わなかったから。······というか何でそんな笑い方してるんだ?」

「────僕は役者、つまり悪く言えば人を欺くことが仕事と言えるよね? 当然、騙されるかもと思えば人は警戒するでしょ?」

「······まあ、そうだな」

「つまりはそう言うこと。大胆不敵さは役者としての自信を、わかりやすい胡散臭さは騙すぞっていう僕からのサインだよ」

「何でそんなことを······」

「だって、そうすれば皆が僕を疑って······粗を探そうと僕を見るでしょ?」

「······すまん、わからん。結局何が言いたいんだ?」

「それを全部欺いて、完璧な演技を見せる────それができてこそ、超一流の役者って奴だからね」

 

 

看板役者な呪術師と最強二人

 

 

「────そういえばさセンパイ」

「何だい、五条?」

「初めて会った時夜蛾の声をセンパイが出したけどあれも術式?」

「ああ、そういえばそんなこともあったね······どうなんですか先輩?」

「えっ? 普通に自前だけど?」

「「はっ?」」

「そんな驚くこと? 僕これでも役者だよ」

「マジか······役者ってそんなこともできんのかよ······」

「いや悟、多分それは先輩だけだよ。何だかんだこの人はぶっ飛んでるし」

「君たちにぶっ飛んでる扱いはされたくないんだけど······」

「はっ? 俺らのどこがぶっ飛んでるって?」

「そうですね、是非教えて貰いたいですね」

「全部······あっ、とくに夏油は前髪」

「ブフッ!」

「悟? 君はどっちの味方だい?」

「前髪に関しては五条も僕の味方だと思うよ?」

「先輩は黙っててください······」

 

 

星に魅せられた彼

 

 

「ねぇ、夕」

「何だいアイ?」

「夕ってさ、初対面の人に好みを聞くじゃん? ほら、B小町の皆と会った時とかも聞いてたし」

「うん、僕にとっての挨拶みたいなものだからね」

「────じゃあ夕の好みってどういう女の子?」

「·········」

「夕?」

「······一応聞くけど黙秘権は?」

「ないよ。人には聞くのに自分は答えないってずるくない?」

「······まあ、そうだね」

「それでそれで、夕の好みは何なの?」

「······少し前までは僕より先に死なない人だった」

「? 今は違うの?」

「今はまあ······────星みたいな女の子かな」

「星? 何それ、どういうこと?」

「言葉通りの意味だよ。あとこれ以上は言わない」

「ええ! それはないよ夕!」

「じゃあ僕はこれで」

「ちょっ! 逃げないでよ夕! せめてもう少し具体的にー!」

「じゃあ笑顔が素敵な人······太陽みたいな」

「何でいちいちそういう例え方するのー! というか星と太陽って全然違うじゃん!」

 

 

B小町メンバーの反応

 

 

「ねぇ······」

「言いたいことはわかるよ」

「同じく~」

「スッゴい見ていてもどかしいよね······」 

「普段は付き合ってるみたいなのにね~」

「いや、確かにあれは私も同じ状況だったらそうするけどさ······」

「うん。でも急に初々しい雰囲気になったから口の中が物凄い甘くなったよね」

「────実際のところ、椎名さんはアイちゃんのことどう思ってるんだろ~?」

「「確かに」」

「······少なくとも嫌ってることはないよね?」

「そうじゃなきゃ、ここまで色々とやんないでしょ。私たちにもどうやってか仕事が回ってくるように取り計らってくれたし······」

「アイちゃんは見ていてわかりやすいのにね~」

「まあ、とりあえず言えることはさ······」

「だね」

「ね~」

「「「早く付き合っちゃえばいいのに」」」

 

 

 

 





二人の若手役者③ カミキヒカルは中二病!(断定)
本当は会話の中にあった「命の重み───」からシリアス目にやりとりを発展させようとしたが、既に作者の中のカミキヒカルのイメージがこの方向に定着してしまったらしく、こんな感じになってしまった。
このままだと本編のカミキヒカルもこんな感じになってしまう恐れがあるが、「まあ、カミキだし······? うん、これでいっか!」と思う作者がいる。


双子の会話④ いつかに向けた写真
二次創作の秘技、『読者の想像にお任せ、時よ進め!』によってまったく描かなかった双子の中学の頃の最初も最初の話。
ちゃんとこの写真を一緒に見る少年と出会えて良かった良かった。


アイドル様と手料理の約束
『天使様』と言えば料理という要素は外せない。だからこの二人のやりとりにも真昼と周のような会話を入れたかった。
何気に料理を作って食べさせるって、自然と家に上がることになるから、結構高度ですよね。まあ、お弁当とかなら別だろうけど、それはそれでまた乙だと思う。


(未来の)義兄弟の会話① 椎名夕の役者観
周と主人公の会話が見たかったが、何故か説明のような感じになってしまった。ちなみに普通に後付けのこじつけ設定で、描いた当初は作者の中の主人公のイメージが少しでも伝わればというぐらいの気持ちしかなかった。


看板役者な呪術師と最強二人
最強二人とのやりとり。出会って初日で君づけをやめて呼び捨てになり、この会話の後、何だかんだあって二人称も君からお前になった。


星に魅せられた彼
アイドル様に脳を焼かれ(救われ)てからそんなに時間が経ってない頃の二人のやりとり。まだ心の整理が完全でなく、夕は逃げに徹した。
なおこの会話は苺プロの事務所でされており、その様子を見ていた社長やB小町メンバーは驚いていたらしい。


B小町メンバーの反応
十四話の二人のやりとりを見ていたB小町メンバーの会話。
なお彼女らが夕に会った時の第一印象は変人。だって出会い頭に好みを尋ねられたし。
当初はそれと、当時ギクシャクした仲だったアイの友人ということで、あまり関わりたくないと思ったが、滅茶苦茶気遣い上手だし、色々と役立つことを教えてくれ、しまいには自分たちに仕事すら斡旋していたことを知り、最終的には普通にいい人という評価で落ち着いた。
自分たちとそこまで変わらないのに、コネクションを使って仕事を回したことに素直に驚き興味を持ったと同時に、詳しく聞いたら薮蛇になりそうだから怖くて聞けない。
ちなみにアイとの関係については普通に黙認どころか推奨している。恋バナのネタとしてはもちろん、見ている分には基本楽しいから。でもたまに今回みたいな空気にあてられるのは困る。
「スキャンダル? あの人なら普通になんとかしそうだし、大丈夫でしょ。あ、でも社長はガンバ」
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