真昼の弟は転生者で、呪術師兼ララライの看板役者です。でも推しの子は知らない模様 作:水の虎
本編の方は微妙です。多分投稿は二日後かな?
誓いの後
「くしゅん······」
「冷えてきたね。そろそろ戻ろうか」
「うん······」
「アイさーん。何で頷いたのに離れないのー?」
「······」
「まったく·········抱えるよ? ────よっと」
「~~♪」
「っ······アイ、首に抱きつかれるとくすぐったいんだけど······。それとほら、もう部屋に入るから降ろすよ」
「は~い」
「────じゃあ明日、というより多分もう今日だけど、朝に備えて早く寝ようか」
「うん。────夕」
「なに────ッ!? ·········急にどうしたのアイ?」
「えへへ。おやすみのキスだよ」
「·········」
「ふふ、照れてる?」
「······照れてない」
「夕」
「なに?」
「運んでくれてありがとう」
「······どういたしまして」
大きいor小さい
「ふぅ······温泉はやっぱり気持ちいいですね」
「うん! 広いお風呂ってやっぱりいいよね。でも────」
「ええと······アイちゃん? その、どうしたんですか?」
「······お姉ちゃんの胸、大きい」
「·········アイちゃん、流石にそんなに見られると·········」
「────夕は大きいのと小さいの、どっちが好きなのかな?」
「さ、流石に私も弟のそういう部分についてはわからないですし、仮に知っていてもそれを口にするのは······」
「むぅ······」
「·········夕のこと、本当に好きなんですね」
「うん、大好きだし、愛してる。······だけど、時々私のことを子ども扱いするの」
「そうなんですか?」
「そうだよ。だって全然手を出してくれないんだもん」
「て、手を出す······!? ア、アイちゃん······? その······意味とかちゃんと理解して言ってますよね······?」
「うん。同じベッドで寝てくれたりするけどキス以上のことはしてこないし、お風呂一緒に入ろって言ってもそれは駄目だって夕は言うし············────やっぱり胸なのかな? 夕も大きいのが好きなのかな?」
「お、落ち着きましょうアイちゃん······一応ここ公共の場所ですから······。それにその······夕は胸の大きさでどうこうするような人間ではありませんよ」
「そう、かな······?」
「ええ、そうです」
「そっか······ありがとうお姉ちゃん」
「気にしないでいいですよ」
「·········そういえばさ────」
「はい」
「お姉ちゃんとお兄ちゃんの方はそこら辺どうなの?」
「·············へっ?」
翌朝のアレコレ
「すみませんね、こんな朝早くに」
「別にいいよ。五条には知られたくないんでしょ?」
「ええ······」
「·········まあ、僕は特に何も言わないけどさ。────それじゃ、いつも通りやるよ?」
「お願いします」
「ん」
「────ふぅ······ありがとうございます、椎名先輩」
「いいよこれくらい。にしても······思ったより貯めこんでなかったね?」
「ああ、いや────実のところまだあるんですよ」
「そうなの?」
「ええ、数が多くて隣の部屋にもまだあります。それもお願いしても?」
「まったく、どんだけ払いまくったんだか······本当に無理してない?」
「してませんよ」
「ならいいけ······ど······? ·········ナニコレ?」
「? 取り込む呪霊たちですよ?」
「いや何でキョトンとしてんの? 何これ? 比喩でもなく部屋一つ埋まりかねないとかどんだけ祓いまくったの? 引くわー············────待て夏油、何で僕のこと掴む?」
「先輩こそさりげなく部屋から出ていこうとしないでくださいよ。ほら早く術式使ってください。全部取り込むのに時間かかるんですから」
「ふざけんなッ! こんなとち狂った部屋にいられるか!! 僕は帰るぞ!!!」
「────させるとでも?」
「おまっ······!? なに手持ちの呪霊出してんの!?」
「こうでもしないと先輩が逃げそうなので────さあ先輩、早く術式を」
「来るな······来るなぁぁっっ······!!!」
「あんまり騒ぐのはやめてくれませんか?」
「五条ぉぉぉっっ!!! 家入ぃぃぃっっ!!! お前らの同期が何か目覚めたぞぉぉぉっっ!!! 助けてぇぇぇっっ!!! このままじゃ夏油(の呪霊)に食われるぅぅぅぅぅぅっっっっ!!!!!」
「人聞きの悪い言い方やめてくれませんかッ!?」
夜の女子会
「────夕先輩がどれくらい強いか?」
「うん」
「やっぱり彼女さんとしては気になる?」
「その······いつも夕はあんな風になってるのかなって······」
「あー······まあ、そうもなるか·········。でも、ぶっちゃけ先輩がああなることは滅多にないよ」
「そうなのですか?」
「わかってましたけど、お姉さんの方にもそこら辺話してなかったんですね······。まあ話戻しますけど、あの人普通に強いですよ。でも具体的にどんくらい強いかって言われるとなぁ··········」
「わからないの?」
「そうなんだよね~······何せあの二人でさえ先輩の実力を掴みかねてるから」
「あの二人?」
「もしかして五条さんと夏油さんのことですか? 最強なんて言ってましたし」
「はい。あのクズ二人が階級詐欺にもほどがあるって時々ぼやいてますからねー」
「く、クズ、ですか······」
「これでも控えめな評価ですよ? というかこの業界、あの二人ほどでなくても性格・人格が破綻した人間は多いですからね。基本強い呪術師はイカれてるという悲しい比例関係にあります。そういう意味では夕先輩は異色ですね」
「似たようなこと、昼間夕も言ってましたね」
「まあそんな訳であの人は色んな人に慕われてるし、頼りにもされますよ。基本面倒見もいいですしね」
「────ちなみに女の子との関係は?」
「·········まあそこそこモテてるかな? でも先輩は常に一線引いてる。それに······」
「それに?」
「去年の冬頃? それくらいからさらに異性との距離には気を遣うようになってた。もしかして付き合い始めたのってそれくらい?」
「夕·········」
「ふふ、良かったですね、アイちゃん?」
「うん!」
(未来の)義兄弟の会話② 理性の死ぬ日
「ねぇ周」
「どうした?」
「────姉さんとどこまでいった?」
「ッッ!? おまっ! 急にどうした!?」
「そんな慌てなくてもいいのに」
「······それで、本当にどうした?」
「それに答えるためにも先に僕の質問に答えて欲しいな」
「············まだ最後の一線は越えてない」
「逆に言えば目前まではいったと?」
「っ······悪いかよ?」
「いや別に。ただそうなると添い寝とかはしてんのかな? それとお風呂とかは?」
「おい······どんだけ根掘り葉掘り聞くつもりだ?」
「あー、ごめんごめん、ちょっとね。悪気はないんだよ? ただ僕もアイとのアレコレでね」
「悩んでんのか?」
「うん。添い寝とかヤバイよね。正直舐めてた。よくくっついてるし肌を見ない分、お風呂に一緒に入るよりマシかなって思ったけど間違いだった」
「風呂はまだなんだな」
「周はもう一緒に入ったの?」
「·········水着を着てなら」
「そっか、その手があったか·········ちなみに両方経験した義兄さんや、どっちが理性にきた?」
「義兄さん言うな。あと俺に聞くな、自分で確かめろ」
「僕に死ねと? 義兄さんはその年で伯父になってもいいの!?」
「何だよその反応? あれか? アイさんに襲われそうなのか?」
「·········」
「えっ? 何で無言? 冗談で言ったつもりだったんだけど······」
「·········ワンチャンありそう。冗談抜きで」
「······まあ、何だ? 頑張れ·········?」
世界一贅沢なスキンケア
「? 夕、何してるの?」
「スキンケア」
「えっ? 何もしてないじゃん?」
「普通のスキンケアじゃないからね。反転術式······呪術の応用を使ってやってる」
「もしかして難しいの? すごい声が集中してるし」
「これだけで結構な鍛練になる」
「へぇー」
「────ん、終わった」
「どれどれ~·········! 凄いねこれ······」
「アイもやってみる?」
「いいの? じゃあお願~い♪」
「うん。じゃあやるよ?」
「────お~! 凄い凄い! いつもと全然違う!」
「気に入った?」
「うん! ありがとね夕」
「どういたしまして。あっ、でもこのことは内緒ね?」
「別にいいけど······どうして?」
「ぶっちゃけこれができる呪術師ってほとんどいないからバレたら面倒」
「そうなの?」
「うん。知られたら贅沢な使い方を通り越して、『何て無駄な使い方してんのッ!?』とか言われるかもしれないくらいには」
「私はいいの?」
「アイがより綺麗で可愛くなるのに無駄なんてない」
「もう~! 褒めても何も出ないよ? でもありがと♪」
誤解·········誤解?
「······見た?」
「見たよ」
「見た~」
「「「何か凄いツヤツヤしてる!」」」
「えっ? 何? ヤバくない?」
「語彙死んでるよ? いや、気持ちはわかるけど······」
「アイちゃんの肌、凄い潤ってるよね~」
「ただでさえ手に負えない可愛さなのに······」
「何というか明らかに目に見えない力を感じるよね······」
「────そういえばアイちゃん、椎名さんと旅行に行くって言ってたよね~」
「「!?」」
「ま、まさか······!」
「いやでもありえるよ······」
「────あれ? みんなどうしたの?」
「ア、アイ······!」
「みんなでアイちゃんが綺麗になったって話してたの~」
「ちょっ、何言って!」
「あっ、わかる? 夕に色々としてもらったんだ」
「「「色々ッ!?」」」
「えっ? どうしたのみんな?」
「······な、何でもない······よ?」
「アイちゃんおめでと~」
「そ、そうね! おめでとうアイ」
「? えっと······ありがと?」
誓いの後
本日の勝敗、アイの勝利。見事に夕の不意を突いた。
第三十一話の話の後のやりとり。
くっ! こいつらマジでイチャイチャしかしてねぇ······
大きいor小さい
まー、これも定番だよね? ふと思えばアイの胸の大きさに触れてるものってそこまでなくね? 少なくとも作者の知る範囲だとパッとは浮かばない。
ちなみにこの後、真昼はアイから周とのアレコレを聞かれまくった。
翌朝のアレコレ
この後お互いの名誉をかけた鬼ごっこをした。なお途中で騒ぎを聞きつけた夜蛾が乱入し鉄拳制裁を食らった。
呪霊は後日別の機会に全部取り込んだ。
夜の女子会
第三十五話の後、高専にもう一泊した日の夜の話。ちなみに男子は男子でゲームで盛り上がった。
夕は基本的に「友人としてはいいけど、恋人としては······」な距離感で異性と普段から接しており、アイと交際してからはより一層気をつけるようにしていたとか。
(未来の)義兄弟の会話② 理性の死ぬ日
冗談にならなかったよ周(by夕)
でもおめでとう周、可愛い甥と姪ができるよ!
きっと真昼共々可愛がる。将来の予行練習とか言って照れながらもイチャイチャする二人の姿が浮かぶ!
世界一贅沢なスキンケア
実は反転術式を使うために顔に手を触れる夕の(呪力操作に集中するために真剣)顔を眺めることもできるため本人は滅茶苦茶ご満悦。「まさに一石二鳥だよ!」とか言いそう。
ちなみに双子の世話を頼む際にミヤコさんにもこれを施し、完全な味方に引き込んだ。きっと未来で彼女は原作以上に美魔女してる。
また、施術のためにアイ以外の顔に触れるのはどうかと思い、触れずに反転術式を使ってたら呪力操作の技術が上がった。
誤解·········誤解?
反転術式によるスキンケアをした翌日の苺プロでの話。
だから誤解、と言いたいが、この時には既に一線越えた後のため誤解とも言えない。少なくとも直接の因果関係はない······はず。
とりあえずタイミングが悪かった。