また息抜きに書いてみました。
時系列は懐かしめを通り越して、かなり懐かしすぎですが、楽しんでいただけると幸いです。
それではどうぞ。
スタジオ併設型ライブハウス『
6人の少女……訂正。5人の少女と1人の少年がスタジオ内で練習をしていた。
「お疲れ様~! いやー、今日の練習も頑張ったね! 特にラストに
ちょうど練習が終わり、
「だよねっ、だよね! あこも上手く叩けたなって思ってたんだ~。ね、りんりん!」
「う、うん……あこちゃん……すごく……、よかったよ……」
はしゃぐ
「えへへ~。りんりんのキーボードも、かっこよく決まってたよ!」
「あ、ありがとう……」
「うんうん! アタシ達、かなりいい感じに纏まってきてるよね♪」
次のライブも決まってるし、この調子で……とリサが言いかけた時。
「この程度で満足されては困るわ。改善点は、まだまだあるんだから」
「そうね、
「ちょっとちょっと、2人とも~。ここはみんなの成長を称えあって、次のライブに向けてがんばろー! おーっ!! ……っていう流れでしょ?
「……それはそれ。現状はライブに向けて。友希那ちゃん、次のライブって、どんな感じ?」
「そうね。それじゃあ、次のライブに向けてだけど」
リサの言葉に、遠目から見たら、少女にも見えなくもない中性的な少年、
彼は成り行きで友希那達が組んでるバンド『
ちなみに悠里は当初は断ったが、幼馴染みである友希那の熱意……他の4人にも負け、6人目のメンバー扱いとなっている……
「華麗にスルーされた……!?」
でも今の悠里の答えはちゃんと意味があり、『その意気込みは良い事だけど、本番で空回りしたら意味ないでしょ?』という意味。ちなみに友希那や他の3人もその意味は理解している。特に友希那とリサ、燐子は悠里と幼馴染みなので尚更である。
「時間を考えて、私達が
「はいは~い! あこは新曲がやりたいですっ!」
するとあこが新曲をやりたいと挙手した。
「へぇ、いいんじゃない? 最近はずっと同じ曲演ってたしね♪」
「ライブまであと2週間だって分かってるの? 今から新曲を用意するなんて、無理があるわよ」
リサは賛成なようで、紗夜はどちらかというと反対寄りだ。
「でもでも、いっぱいいっぱ~い練習すれば、ライブまでに間に合うと思いますっ!」
「仮に新曲を用意できたとしても、それから練習となると、かなり厳しいわね。中途半端なものは演奏できない。分かるわよね?」
「うー……でも……!」
紗夜の言い分は尤もである。しかしあこは納得できないようだ。
「…そろそろ、スタジオを出る時間になるけど……曲の件、どうする?」
「そうね……新曲を演るかは置いておいて、各自、明日の練習までにセットリストを考えてくる事。いいわね?」
時間も時間なので、曲の件は各自で明日の練習までに考える事になったのであった。
◇
湊家。友希那の部屋にて。
「……ふぅ。セットリスト、か……(ラストに盛り上がる曲を持ってくるなら、最初の曲は……あの曲かしら)」
友希那はセットリストについて悩んでいた。そういえば、押入れに前に演ったスコアがある筈だと思い出した。
「確かこの辺りに……あら? どうしてカセットテープがこんなところに……」
押入れの中を探すと、古びたカセットテープを発見した。
「(この字は……もしかして、お父さんの? 何かの拍子に、ここに紛れ込んだのかしら)」
父の字だと思った友希那は、確認の為にも聴いてみる事に。
「これは……!(激しいシャウト……なに……この心を揺さぶられる感覚は……! それに……この声、お父さん……?)」
その曲を聴いた友希那は衝撃を受けた。
何より、この曲から聴こえる父の歌声は凄く楽しそうで、音楽への純粋な情熱が伝わってきた……
「……この曲、私も歌ってみたい……でも……」
自分もこの曲を歌ってみたいと思ったのと同時に、今の自分に、この歌を歌う資格があるのか?と友希那は思ってしまった。
読んでいただきありがとうございます。
次回も頑張りますので、よろしくお願いします。
本日はありがとうございました。
※主人公の簡単なプロフィールです。
容姿イメージ:『らき☆すた』の岩崎みなみ
誕生日:12月12日、いて座
血液型:A型
一人称:僕