なんか頭に思い浮かんだやつ   作:( ・∇・)

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なんでこんなの思いついたんだろう…


プロローグ~マスターを殴りたい

「今日はあんまりいい収穫はなかったなぁ」

 

日が完全に沈み辺りが暗闇に包まれた頃

私こと名前のない一般的孤児はゴミ箱漁りをし終わった

 

「ここんとここんな調子で……お腹空いた」

 

というかここで貴重な食べ物、飲料水を残して捨てるなんて方が稀なのだ

食べれるものならなんでも食べる、昨日は捨てられた紙を食べた

もちろん吐いたが

 

「服、変えないとなぁ…ボロボロだよ」

 

服は結構捨てられている、偶に服と一緒に使えるゴミ(銃と銃弾)が捨てられている時もある

 

「………」

 

夜は基本的に静かにしている、あまり体力を使わないために

………ん?

 

ガサ…ガサゴサ

 

「………人か」

 

私と同じような孤児は他にもいて、今私の数十m先にいる少女もそうだ

ヘイローも点滅していることから死ぬ直前か気絶直前か、あんまり変わらないか

それでも、ここではすることはひとつだ

 

「ごめんね」

 

タン!

 

「うっ……」

 

私は昔とある恩人から貰った愛銃でその少女を撃った

ヘイローが消失したのを確認して近付く

本当はこんなことに使いたくないけど、生きるためだ

あの人がそれをよく思わないかもしれないけど、もう生きていないから…謝ることも出来ない

 

「………銃弾は貰う、ん?この子食料あるのに…」

 

なぜ漁っていた?……あぁ、そういうことか

この少女の他に仲間がいるのか

ということは…

 

「…今回は見逃すよ、二度と私の前に現れないでね」

 

銃弾も返して……私の持ってる限られた食料を分ける

Vanitas Vanitatum et Omnia Vanitas、そんなこと分かってる

 

「はぁ…行こう」

 

私はその少女に背を向けてその場を離れた

 

 

 

 

「………二度と私の前に現れて欲しくなかったのに」

 

数週間後ぐらいか?件の少女がまた漁っていた

もう彼女を撃つ気にもならないが、邪魔なものは邪魔である

ここ付近には私しかいないし(全て殺した)、いい漁り場所だったんだけど

やはり少しは残した方が良かっただろうか、今となっては遅い話か

私はその場を離れようとして、やめた

 

「…誰の差し金かなぁ」

「………」

 

私の背後に3人ほど、何時でも撃てるといった風に銃を構えている

彼女に気を取られてたなぁ

 

「……着いてきてもらおう」

「分かったよ」

 

彼女は……気付かれてないみたいだね、ならいいか

願わくば彼女とその仲間が生きてここを出られることを

 

 

 

 

 

 

 

とか今から死ぬようなことを言ったんだけど、現在進行形で生きている

恥ずかしいわー、めっちゃ恥ずかしいわー

口には出てないけど、はぁ…

 

「ここだ、この中に貴様を呼んだ方がいる」

 

と、連れてこられたのはボロボロのビルの一室

 

「入れ」

「……」

 

言われた通りに部屋に入る……暗…

 

「待っていましたよ」

 

暗い部屋の中にはなんか……人とは思えない顔の"大人"がそこにいた

 

「クックックッ、警戒していますね」

「当たり前だね、少なくともここにはロクな大人が居ない」

「それはそうですね、私もロクな大人ではありませんので」

 

自分で言うか

 

「まずは軽く自己紹介を、私はゲマトリアという外から来た組織のひとりです、好きなように呼んでください」

「…じゃあ…黒服」

「黒服ですか…いいですね、では貴方は?」

「名前も知らないのに呼んだの?」

「そうですが?」

 

………

 

「名前はないよ、私は孤児だから」

「おやおやそうですか、ならそうですね…ではこれから貴方のことはー」

「嫌な予感がするから…ルリって呼んで」

「分かりました、では本題に…私と取引をしませんか?ルリさん」

 

取引?

…ふーん

 

「拒否権のない取引なんだね」

「気付いてましたか」

 

私の後方、つまりドアの向こうに取引に応じないで出た場合、即蜂の巣にされる

 

「まぁ取引と言っても少し人体実験をさせて欲しいだけです」

「少しとは?」

 

面と向かって人体実験って言われたが?

 

「私の目的は貴方の神秘ですから」

「…そう、私のメリットは?」

「実験で得られる……パワーアップですかね、あとは生活の保証はさせてもらいますよ、給料も出ます」

 

私としては後の方が魅力的なのだけど

少なくともここで仕事をやると足元見られるのが普通だ

 

「人体実験はどう言ったものを?」

「少し体を弄るだけです」

 

その少しが気になるんだけど…はぁ

 

「どっちみち拒否権はないし、分かった、受けるよ」

「それは良かったです」

「えーと、じゃあこれから黒服さんはマスターと呼ばせてもらう」

「新鮮ですねぇ」

 

 

 

 

 

数年後

時間が飛びすぎ?気にしないで欲しい

度々行われる人体実験で確かに私は強くなった、ヘイローも若干変化したが

というか、私の身体能力が怖い、軽く飛んだだけでビルの屋上行けるとか…

体を弄り回されたから薬を飲まないといけないけど、マスターが居るからそこは心配は無い

私の基本的な仕事はマスターから言われた素材などの回収や、潜入など

 

現在マスターはカイザーPMCに協力している

と言ってもマスターはアビドス所属のホシノという人物に興味があるみたいだが

私と同じ理由だろう

あとから聞いたが私の人体実験の成功率は数パーセントほどだったそうだ、さすがにその時はマスターを1度殴ろうとしたがよく分からない黒いモヤに伏せがれた

 

 

「ルリさん、少し自由にしてもらっていいですよ」

「自由?休暇?」

「自由です、休暇では制限がありますが、今回はナシです」

 

珍しい

まぁこういう時はだいたい目的があるんだけれど

 

「じゃあ、お金も溜まってるからアビドスの人気が出てきてるラーメン屋行ってくる」

「あぁ、あそこですか、私も食べてみたいですねぇ」

 

買ってこいと

 

「はぁ…分かった」

 

 

 

 

 

「お待たせしました!醤油ラーメンと餃子です!」

 

お店について猫耳の女性がラーメンを運んできてくれた

おー、ラーメン初めて食べるけど美味しそうだ

 

「ズズ……美味しい…」

 

確かにこれは人気出る、あー、染み渡る

 

「なんでみんながここに来てるの!?」

 

ん?猫耳店員の叫び声が

 

「セリカちゃんお疲れ様です」

「ん、お疲れ」

「セリカ、お疲れ」

「せ、先生まで!?」

「セリカちゃんのバイト先はここぐらいしかないからね〜」

「ホシノ先輩か……」

 

んん?

ホシノ?え?本当に?

…あの人がホシノかー、弄り回された私なら勝てそうだけど、前の私なら一瞬でやられてたね

…ヘイローのない大人がいるんだけど、あれは誰?

 

「アビドスの生徒さん達か、ゆっくりして行ってくれ」

「ぅぅ……では広い席にご案内します…こちらへどうぞ」

 

なんか、凄い猫耳店員が恥ずかしそうにしている

 

「セリカちゃんのバイト姿、とっても可愛いです☆」

「いやー、セリカちゃんってそっち系か、ユニフォームでバイト先決めちゃうタイプ?」

「違うって!関係ない!ここはよく来る店だったから…」

「ユニフォーム姿のセリカちゃん、写真撮っとけば一儲けできそうだねー、先生1枚買わない?」

「よし、買った」

 

先生、と呼ばれた大人が財布を出す

………ちらっと見えたけど、あれって…いや、今はいいか

あの人が持っていたカードにも似ているが気の所為だろう

 

「バイトはいつ始めたの?」

「少し前から…」

「ほーほー」

「そ、それはいいでしょ!?ご注文は決まったの!?」

 

そんなに…恥ずかしいんだな猫耳店員その後それぞれメニューを決めて頼んでいた

先生、と呼ばれた大人が奢らされていたが

 

 

猫耳店員の知り合い客が帰ったあと私も流れで店を出る

アビドスの生徒、と言われていたから後を追うつもりだったけれど、少し不穏な気配がしたから店の屋根の上で待機する

その気になれば姿を消せるけど…今回は使わない

体弄り回されてるから使える技能だし…そのために薬飲む必要があるから

 

「お疲れ様でしたー!」

 

猫耳店員がでてきた、そしてそれについて行くヘルメットの人達

……誘拐か

 

 

 

「捕らえろ」

 

ドドドドド!

 

「くぅ……」

 

なんか、猫耳店員とヘルメットの連中が戦ってたけど初めから待ち伏せされていたのか呆気なかった

その後猫耳店員はトラックに入れられ運ばれていく

あの方向は…

あー、これはあれだ、私関与しちゃいけないやつだ

……でも自由だし?いいよね?

全てが虚しいのは分かってるけど、あの人もそこから見つかるものがあるって言ってたし

じゃあひと暴れしますかねー!

 

 

アビドス郊外をトラックは進んでいく

そろそろいいかな

 

「っと……」

 

走るトラックの目の前に飛び出す

 

「目の前に人が!?」

「…よいしょ」

「ぎゃぁぁぁぁ!?」

「何この女!?トラック片手で持ち上げぎゃあああ!?」

 

うるさい

私は片手でトラックを受け止めてしっかり持ち上げて裏返す

ついでにヘルメット2人を気絶させる

 

「さーて荷台に…居たね」

「うぅ…え!?誰ってお昼のお客さん!?」

 

思ったより元気そう

 

「さらわれたの見たから助けに来たよ」

「え、あ、ありがとうございます…」

 

 

その後、昼見たアビドスのメンバーが遠くに見えたので、それを伝えて私は離れる

今ここでホシノに会いたくないからね

あとトラックの方に向かっていくヘルメットの奴らがいたから全て蹴散らしておいた

 

 

あ、マスター分のラーメン買ってない

 

 

 

 

 

マスターのラーメンを買い忘れたこともあってお詫びに私が見よう見まねでラーメンを作りマスターに食べさせて、意外と上手くできていたらしく驚かれた数日後

なんかカイザーPMCとアビドスがドンパチやったらしい

そしてマスターのところにホシノがやってきた

私?ホシノが暴れてもいいように待機してる

どうやらホシノはアビドスの借金のために契約を飲みに来たらしい

………おそらくホシノは騙されただけだが…

 

そしてアビドスへの攻撃が開始されたことをホシノは知った

 

「何故!何故アビドスを…街を攻撃する!?」

「どうしてと言われましても…何かおかしいことはありませんよ、ホシノさん、あの借金の大半はきちんと返済させて頂きますとも…それはそれとして貴方が退学してしまい、アビドス高等学校にはこれ以上公的な生徒会メンバー残っていないようですね、これでは学校へ成り立たない」

「…!」

「ホシノさん、私達の目的は最初から貴方でした、利害が一致したのでカイザーコーポレーションに協力していただけです」

 

ホシノがこれでもかと言わんばかりマスターを睨みつけている

 

「あなたのような、そこにいる彼女のように最高な神秘を手に入れたというのに、まさか、勿体ない形で消耗させるなんてことは致しません」

 

そういう割には体いじくりまわしたけど

 

「この興味深い実験こそが、私達が観測を渇望していたもの、つまりはそういうことです」

 

マスターは私に耳打ちをする

 

「ルリさん、おそらく彼が来ます、準備を」

「分かった」

 

彼、というのは先生と言われていた大人だろう

準備というのはそのままで出迎える準備だ

 

私がビルの目の前で立っていると、先生と言われる大人が予想通りやってきた

 

「お待ちしておりました、マスターがお待ちです」

「……」

「では、こちらへ」

 

彼を連れてビルへ入りエレベーターで登る

そしてマスターのいる部屋の前まで来る

 

「此方です、お入りください」

「…」

 

あとは…部屋の隅で立っているだけでいい

……ラクな仕事だ

 

 

 

 

 

 

結果としては交渉は決裂

彼は帰って行った

 

「あれで良かったの?マスター」

「ええ、そうですねぇ…交渉が決裂に終わってしまったのは仕方ないですが、欲しいデータは取ってありますし」

 

私でね

 

「暫くは観測を続けましょう…あと、貴方に任務を与えます」

「何をするの?」

「シャーレに所属をしてください」

 

…………マスター

 

「1発でいいから殴らせてください」

「嫌です」




不評、批判、待ってます
何せ面白いって感じなかったからね!自分で書いてて!
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