ある日、俺は自分の日常が変わってしまった。それも一瞬での出来事だった。数時間前、俺はいつも通りに親友であるスバルと一緒にお弁当を食べていた。
「今日の体育ダルかったよね」
「最初からグラウンド7周とかふざけてるだろ、あのゴリラ先生は」
「あっ、それは俺の卵焼き!」
「ヨミが食べないのが悪いよ」
今日の体育の愚痴を交わしてから俺のお弁当にある卵焼きを取ったのは大空スバル、幼馴染だ。俺?俺の名前は一条ヨミ。今はもうただの一般人だ。
「ねえ今日は帰ったらマ○カやらない?」
「良いんじゃない?丁度俺の家にポテチがあるから持ってくるよ」
呪力脱却してから数百年経過していた今は術式と呪力が失くなった俺とスバルはただ高校生活を送っていた。逆に呪術師として働いていた俺に関したら新鮮だった。
「みんな!教室から出て!」
担任教師である愛子先生がその発言と後にヨミとスバルは気付いた。教室全体に魔法陣が出現していたことを。今から教室から出るのは無理と確信したヨミは諦めた表情でため息を吐いた。
「ようこそトータスへ。勇者の皆様、お待ちしておりました。私はこの聖教教会教皇のイシュタル・ランゴバルドでございます。用意は整っております。どうぞこちらへ」
イシュタルという名乗る老人に道案内されるヨミたちはテーブルクロスがかけられている長いテーブルの前にある椅子に座り込んだ。
「ここは貴方方がいた世界と異なる世界はトータス。貴方方を召還したのは我々が聖教教会が崇める唯一神エヒト様です」
イシュタルの話を聞いたヨミはまたため息を吐いた。なるほど、つまり魔人属と殺し合いをしろと?また殺しか......。
「貴方方はエヒト様に召還された者、どうか我々をお救いください」
「ふざけないでください!この子たちに戦争させようってことでしょ!そんなの許しません!」
愛子先生の怒鳴り声が聞こえていく中、戦争ってことを理解した生徒を初めとする次々他の生徒が顔が真っ青になった。
「俺たちは戦おうと思います。それに人々を救えば帰してくれるでしょ?イシュタルさん?」
クラスの中で優等生である光輝の言葉にイシュタルは頷いた。そもそも帰れる保証なんてあるのか?光輝の言葉に次々と戦争に参加する生徒が出る。
「俺は戦争に参加するのは反対だ。スバルは?」
「スバルも反対」
だよね、聞くまでもなかったか。小声で話してるヨミとスバルは次の話を変わっていることを気付いた。数分後、部屋分けた部屋でヨミは豪華なベッドで横になる。
「呪力脱却してから生まれ変わって、平和な日常を送れると思ってたが、どうやら面倒なことが起きそうだな」
身勝手過ぎるだろ、この世界の神とはいいあの優等生とはいい。呪力がない俺にはこの世界にどう生きればいいんだ?ファイアーボールとかサンダーとかやればいいのか?明日はスバルと話して、今後の方針を決めるか。
とある草原で魔物を死体の山の上に座ってる少女は王国を見ていた。
「王国の方から凄い魔力を感じた......。あの悪聖教は何を企んでるかな?」
「これで全部だぞラミちゃん、どうし......、あーそういうことか」
アサルトライフルを持ってるライオン耳をしてる少女はマガジンを取り替えてリロードした。
「何かを企んでるのは間違いない、だが私たちの敵じゃないそうだろラミちゃん?」
「そうね、またヨミに会いたい......」
「私もだよ」
彼を思い詰める少女たちら魔物の死体を解体してから袋の中に入れた。