「好きです!付き合ってください!」
何度も聞いたことがあるセリフ…でも私は…
灯里「ごめんなさい…」
全員に同じ返事を返している。
別に恋愛に興味がないわけではないし、彼氏がいるわけでもない。
「灯里ちゃんまた男子振ったんだって。」
「これで28人目か。全員大玉砕じゃねーかよ。」
私、
ですが、私には誰にも言ってない秘密があります。
灯里「ただいまー……よし!ゲームスタート!」
そう、私も学生です。なので今日もゲーマーらしくゲームをします!
???「なあRED。旧作ゲームまだやるのか?」
RED「新作VRMMO作るために必要な工程だ。ちゃんとお前の会社のゲーム企画や制作は進めている。でもデータは多い方がいい。」
???「まあ、立場的にお前の実績借りて学校では過ごしているけどよ。」
RED「どうせREDの正体は会社の人間しか知らないだろ?というかお前もやれば問題点出てくるだろう。」
???「仕方ねーな。まあ、宣伝もできるしいいか。」
「ゲームスタート」
AKA「…お知らせ?何々?…えっ!フォーサーが新作ゲーム出すの!?」
ゲーム制作会社フォーサー。灯里こと、AKAが今プレイしているゲームを作った会社であり、将来入りたい会社でもある。
そのためにゲームをプレイしたり、ITやプログラミング関係の授業を専攻したりしている。
AKA「REDさんが入ってからここの会社のゲームの質が上がったからすごく楽しみ~!そういえば、たしか同級生にフォーサーの御曹司がいたような…名前は…
学園内では周知の事実ではあるが、灯里はゲーマーであることを隠しているため、話をしたことはない。
その時、街の中心で戦っている音が聞こえた。街中の戦闘といえば…
AKA「決闘?相手は誰だろう??」
そこで目にしたのは…
「勝者!RED!!」
パーフェクトゲームというやつだった。一度もダメージを受けずに相手を倒していた。
REDはゲーマーとしても超天才的なプレイをすることでも有名だった。
「これで14人抜きかよ」
「倒せる奴いるのか?」
KIRA「RED、ちょっとは手加減してやれよ。」
RED「つまらない戦いをダラダラ続ける気はない。あくまでも最終調整のデータ取りに来たんだからな。」
AKA「REDさんのとなりにいるのって明塚君のアバター?てことは会社の人とゲームしているのかな?」
輝はフォーサーの宣伝のために一度このゲームのアバターを教室内で大々的に公表したことがある。もちろん後で担任に怒られたが…
AKA「次は私と戦ってくれませんか?」
KIRA「あれ?この子どこかで見たような?」
RED「少しはデータ収集に協力してもらうよ?」
そうして二人は武器を構えた。
灯里の心境はREDの実力を知る。そして勝ちたい。それはゲーマーとして当然のことだった。