鬼滅のもこたん 作:岩笠
「スゲー!!これが汽車か!!」
妹紅は目を輝かせながら叫んだ
「こいつはアレだぜ、この土地の主......この土地を統べる者!!この長さ威圧感間違いねぇ、今は眠っているようだが油断するな!!」
伊之助は汽車をこの土地の主だと勘違いして、さらに炭治郎もこの土地の守り神だと勘違いし、どちらともに善逸は呆れた
伊之助が攻撃を繰り返し、妹紅が汽車の胴体を触りまくっているとどこからともなく駅員がやって来た
「何してる貴様ら!!」
「げっ!!」
「あっ!!刀持ってるぞ......!!警官だ警官を呼べ!!」
「やばっやばいやばいやばい逃げろ!!」
妹紅達は駅員から逃げるように列車の中に入った
◯
「へぇ〜中はこんな感じなのか!!」
「主の腹の中だ!!うぉおお!!戦いの始まりだ!!」
妹紅と伊之助は汽車の中に興味津々だ
「んで煉獄さんって何処にいるの?」
「段々匂いが近づいてきた」
炭治郎が匂いで探していると、
「うまい!」
「!?」
「うまい!うまい!うまい!うまい!」
「あの人が煉獄さん......?」
「うん......」
善逸はこんな人が柱なのかと困惑した
「美味そうだな、私にも一つ分けてくれよ」
「うまい!」
「いい、のかな......?」
「うまい!」
「肯定と受け取っておくぞ、じゃあいただきます!」
妹紅が弁当を食べている間に炭治郎はヒノカミ神楽について聞いた
「うむ!そういうことか!だが知らん!ヒノカミ神楽という言葉も初耳だ!君の父がやっていた神楽が戦いに応用できたのは実にめでたいが、この話はこれでお終いだな!」
「えっ!?ちょっと、もう少し......」
「俺の継子になるといい!面倒を見てやろう!」
「そんな適当でいいのかよ......そういえば自己紹介してなかったっけ?私は藤原妹紅だ」
「うまい!俺は!うまい!煉獄!うまい!杏寿郎だ!うまい!」
「分かった、杏寿郎と呼ばせてもらう。よろしく杏寿郎!」
「うまい!」
◯
妹紅が自己紹介をし終わるとすぐに汽車が動き始めた
「うおぉぉお!!すっげぇ!!」
「すげぇすげぇ速ぇええ!!」
妹紅と伊之助は興奮して列車から身を乗り出した。更に伊之助は列車と競争すると言い出し、善逸に怒られた
「危険だぞ!いつ鬼が出てくるか分からないんだ!」
「「え?」」
杏寿郎の突然の言葉に善逸は顔を真っ青にして驚き、妹紅は目を見開いた
「嘘でしょ鬼出るんですかこの汽車!」
「出る!」
「そういやそもそも私鬼見たことないな......」
幻想郷がまだ無かった頃は夜中に外に出ると結構いたが、今では地底に篭っている。最後に鬼に出会ったのはいつだろうと思い出に浸っていると杏寿郎が何故ここに来たのかを話し始めた
「この汽車で短期間のうちに四十人以上行方不明になっている!数名の剣士を送り込んだが全員消息を絶った!だから柱である俺が来た!」
「はァーッなるほどね!!降ります!!」
「落ち着け善逸、剣士だろ?その腰につけた物は飾りか?いざという時は私を守ってくれ」
「ハイッ!全力で御守りさせていただきます!」キリッ
妹紅は善逸は情緒不安定なのかと心配した。
(この場に永琳がいたら直ぐに治療してくれるのに......)
「切符......拝見......致します......」
「??、何ですか?」
「車掌さんが切符を確認して切り込みを入れてくれるんだ!」
車掌が切符を切っていく。切符を切られると妹紅は嫌な感じがした
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(なんだ...?今嫌な感じがしたが気のせいか?)
「あれ?」
気付くと妹紅は屋敷の中に居た
「ここは......何処だっけ?」
妙に既視感を覚える広い屋敷。十二単衣を着た女房が一塊で歩いている
そこで自分の髪が短く、そして黒くなっていることに気がついた
「?髪が黒いのは『当たり前』なのに、どうして黒に『戻ってる』なんて思った?」
おかしい。きおくがこんだくしている
咄嗟に近くに置いてある鏡台に自分の顔を向ける。いつもの変わらない黒髪黒目の自分だ
なのにこの違和感はなんだ?
起きろ!
和鏡が白に染まる。中央に紅色が見える
起きろ!
人が何か喋っている
起きろ!
「あれは私?」
起きろ!
その瞬間、私の身体は燃え上がった
遅れた理由
・テスト赤点で補修
・コミケ行ったりしてた
・夏期講習