星野アイと運命の魔法使い   作:静かなるモアイ

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苺プロダクションに入社した魔法使い!!


トール・ヴァーミリオンと苺プロダクション

翌日。

 

「今日からAD(アシスタントディレクター)として働かせていただきます!!雨宮フィンです!!」

 

即日採用でADとして採用された学生のアルバイトがやって来た。彼の名前は雨宮フィン。未来の魔法界で筋肉魔法(自称)の使い手とシスコン、モテない男や重い(精神的に)女へツッコミを行うツッコミ職人と同じ下の名前であり、同時にそっくりな顔をした人物だが気にしては行けない。世の中には同じ顔の人物が3人居ると言われており、魔法界と人間界含めれば同じような顔の人物は間違いなく存在するのだから。

 

「おー!!来たな雨宮君。早速だが、仕事を教えるぞ」

 

フィンはイギリスとのハーフであり、近くの高校に通っている成績優秀な優等生。真面目で勉強は出来るし、アイドルと近付きたいという多少の願望と欲張りは有るが面接で最もな高評価を叩き出して合格したのだ。

 

「はい、宜しくお願いします」

「ああ……早速だが……」

 

斉藤が早速、フィンに仕事を教えようとした時だった。パリィィイーーン!!とガラスが綺麗に割れる音が響き、窓ガラスを突き破っては……空を飛ぶ箒に跨がった魔法使い トール・ヴァーミリオンがシュークリームを食べながらスタイリッシュに出社してきたのだ。

因みにフィンとトールは初対面だ。何故ならフィンはAグループであり、トールはBグループ。面接希望者が多かった為か、グループを分けて面接を行ったのだ。

 

「なんか、箒に乗って僕と同世代の男の子がシュークリームを食べながらとんできたぁあ!?えっ!?箒で空を飛べるの!?何処のハリー・ポッター!?魔女の宅急便!?」

「魔法使いです。あっ、佐藤社長。おはようございます。箒は何処に置けば良いですか?」

 

床に降り立ち、箒を左手で持つトール。箒で空を飛び、スタイリッシュに飛んではスタイリッシュに出勤する魔法使いトール・ヴァーミリオンくん16歳。彼は割れて壊れてしまった窓に向けて、右手で持った杖を向ける。そして「レパロ」と一言。すると、割れた窓ガラスは元通りに修復してしまった。

 

「玄関から入ってこいよ!!入社が決まった時に、ミヤコから言われただろ!!あと、俺は斉藤な!!」

「いえ、普通に来てくれと言われました」

「もー!!この天然魔法使い!!魔法で直してれるから出費は無いけどよ!!」

 

魔法界と人間界の常識は違う。その為か、トールからしては普通に行っただけだが此処では常識はずれの為か、人々を困惑させてしまったようだ。

 

「仕方ない。トール、挨拶しろ」

「はじめまして。トール・ヴァーミリオンです。先日、AD?としてアルバイトの面接を受けたけど、なんやかんやあってタレントに成りました」

「うん、はじめまして。僕は雨宮フィン。アルバイトのADだよ、宜しくね」

 

こうして、魔法使いトール・ヴァーミリオンとツッコミ職人 雨宮フィンのファーストコンタクトは終わった。

 

「あの……トールくん?君のその線って生まれつき?」

「これは生まれつき。あともう一本生やせるよ」

「生やすなよ!?生やすなよ!?生やしたら事務所が消し飛ぶぞ!!」

「えっ!?事務所が消し飛ぶ!?えっ!?」

 

 

 

 

斉藤社長は新たに入社したフィンとトールを連れて、苺プロダクションのメンバーを紹介していく。先ずはヒヨコの覆面を被った筋肉ムキムキのマッチョマンであり、振り付け師の……

 

「やあ、僕はぴえヨンだよ。振り付け師をしてるんだ」

「なんか、筋肉の化身で変質者きたぁぁあ!?」

 

覆面を被った筋肉の化身であり、振り付け師のぴえヨン。なお、そのフィジカルは魔法さえ凌駕する。

 

「トール・ヴァーミリオンです」

「君も良い筋肉だね!!」

「シュークリーム食べますか?」

「今は増量期だから頂くよ!!」

「なんか、トールくんがマッチョと仲良くなってるぅぅぅ!!」

 

苺プロダクションは小さな事務所であり、専属のトレーナーは誰も居ない。外部からトレーナーを招いてはアイドルやタレントのレッスンを行うのだ。だが、経費は出来るだけ落としたいので、ぴえヨンがトレーナーの代わりをしてくれてるとか。

なお、数年後……ぴえヨンはYouTubeデビューを果たし、年収一億(引かれる税金抜いて)を成し遂げる事となる。

 

そして苺プロダクションの看板として推している、地下アイドルであるB小町のメンバーだ。現在、B小町は人数は少ないが学校の放課後はレッスンに励み、土日は地下アイドルとして地道に活躍している。中でも14歳で最年少メンバーであるアイはアイドルとしての素質は完璧で究極!!これから売れること間違いなしのアイドルだ。

だが、そんなB小町。1つ、問題がある。それはアイがワンマンチームとして完璧過ぎた為に、他が目立たないという事だ。アイのお陰で他のメンバーはなんとか活躍の場を貰えており、引き立て役として夢を諦めている所とアイへの嫉妬心などで内心ドロドロのメンバーも居るのだ。

 

「1人だけ素質が凄い子が居るな(でも、他の子は内心ドロドロだ。斉藤さんもあの子をアイドルとしてしか見てないのかな?嘘を演じてる)」

「おう、あの子がアイだな」

 

そんなB小町を見てトールは……

 

「よし、運命を良い意味で壊そう」

 

運命のレールをぶち壊す事を決意した。




次回はトール・ヴァーミリオンとB小町。

アイが本格的に出てくるし、引き立て役B達がバラエティーに染まり始める!!

トール「他の部分も試してみたら?」
ミヤえもん「そうね、今ならYouTubeで宣伝も出きるわ」

マッシュルのキャラ、出す?

  • 出す
  • 出さない
  • プロテインは必要だと思う
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