星野アイと運命の魔法使い   作:静かなるモアイ

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あかねちゃん、炎上しないよ?


黒川あかねと変身の魔法使い

苺プロの城。そこのトレーニングルームで1人の男の娘と1人の青年が外腹斜筋を鍛えていた。

 

「「ふんふんふんふんふんふん」」

 

明らかに異様な光景だが気にしてはいけない。最近の魔法使いは5年前の事件から、フィジカルの重要性にも気付かされて多くの魔法使いは筋トレを頑張っている。とは言え、筋トレでの効果が限界突破でNO LIMITで発揮されるのは後にも先にもこの2人とぴえヨン位だろう。なにせ、この2人は魔法使い?で唯一……()()()()()()()()()()()()特別な超絶重い重り(リストバンド)を着けて己の力を筋力を制限をしている程なのだ。

 

「マッシュ先生。筋トレ終わりは」

「45分以内にプロテインだよ」

 

1人は御存知、ハジケリストとしての素質を持つ男の娘アストルフォ・ヴァーミリオン。もう1人はアストルフォ・ヴァーミリオンの筋肉面での師匠であり、史上最強の筋肉魔法の使い手 マッシュ・バーンデッド(二十歳)である。

マッシュは5年前の事件を解決した後、史上初魔力の無い人間でありながら神覚者に就任。だが、神覚者に成った際の援助金や貴族階級への昇格は契約通り……魔法界のお巡りさんブラッドさんに譲渡し、マッシュはトールと同じく神覚者でありながら貴族には成っていない。魔法局の役員にも着いておらず、現在は苺プロのアクション俳優として所属しているのだ。5年前からアストルフォを鍛えだし、アストルフォを自分+トールというぶっ壊れに進化させた元凶でもある。

 

マッシュは今でこそ、超重い杖に宿る筋肉の神様 ヘラクレスの力を引き出すサモンズが使えるが……マッシュがサモンズを行う最はヘラクレスの杖の魔力を借りて行う為に、マッシュが使える魔法はサモンズと……人としての側面を持つ神様を自分と合体させるゴッドインストールしか使えない。故に、彼は魔法(物理)を使って戦う筋肉の化身なのだ。

 

「どう?今ガチ」

「うーん。やっぱりさ、番組サイドの人達って汚いって言うかさ……番組を面白くさせる為には女の子を貶める事も平気でするんだなって」

 

恋愛リアリティーショーは大人気のコンテンツだが、50人以上の参加者が心に傷を負ったりして自殺している。そして同時にその10倍以上の参加者は死ぬことは無かったが、心に大きな傷を負ったり、死にたいと思える程の事を受けたと考えて良いだろう。だが、番組は大きな責任を取らない。

 

「マッシュ先生……ボクさ。あかねちゃん助けてあげたいんだよね。あのままじゃあかねちゃん……番組サイドのおじさん達の手で潰されちゃうよ」

「わかった。僕も協力するよ、ドミナとライオさんも動いてる。うん、アストルフォは自分が正しいと思った事をすれば良い、僕たちは全力で援護するから」

 

マッシュはそう告げ、プロテインを飲み終える。

 

「だけど……1視聴者として見れば……その黒川あかねちゃんの出番は以上に少ない。悪く言えば影が薄いと言えるね。もしかしたら……番組サイドがそう削ってるのかも知れない」

 

マッシュはこの世界に来て5年。5年前はヴァーミリオン家に仲間達と共に居候してたが、流石にトールとアイ夫妻に生活費を全額出してもらう訳には行かず、芸能界の門を叩いたが……5年という年月はマッシュ達にこの世界での芸能界の裏側を教えるには充分であった。だからこそ、黒川あかねも製作サイドの犠牲に成るかも知れないのだ。

 

「ちょっと……ボク、外見てくるね」

 

アストルフォはそう告げ、トレーニングルームを出ていった。

 

アストルフォが出ていって30秒後。

 

「トール先生、アイさん。入ってきて良いですよ」

 

トールとアイがトレーニングルームに入ってきた。

 

「マッシュ?やる?やらない?」

「やります」

 

果たして……3人は何をやるのか!?

 

 

 

 

 

黒川あかねは心に少なからずダメージを受けていた。

 

『黒川!!なんだあの様は!!なんでお前は目立っていない!!』

 

今ガチで目立っておらず、出演時間がハジケリストのアストルフォやツッコミの吾郎、そして番組が推しているノブユキとゆきと比べると短い。出番が多いハジケリストの弟とツッコミの兄、番組推しのノブユキ&ゆきの1話分にも満たないのだ……それも今まで放送された全部の話数を含めてである。早い話、アストルフォ達の1/3程なのだ。

 

『お前はわが社の若手俳優なんだぞ!!目立たなければ、女優としてアピール出来ないだろ!!』

 

その為か、事務所の社長から怒られるしまつ。なんとか目立とうと頑張るが、番組サイドからは悪女を演じてみればと言われる。

 

『ゆきへの嫌がらせも良いかもしれない。演出としてだけどね』

 

過激な指示、それは出来ない。

だが、あかねが目立ってない事を気にしてるのはあかねだけではなく、あかねが困っている事を見破ったアストルフォがあかねを気にし……

 

『お姉さん!なにか困ってる?可愛いでしょ?もふもふする?』

 

手で影絵を作り出し、黒い狼と白い狼を影から呼び出した。アストルフォが言うには大人気漫画 呪術廻戦の十種影法術を固有魔法を応用して再現したそうであり、黒い狼は玉犬黒(正体はフェンリルの子供スコル)、白い狼は玉犬白(正体は同じくハティ)、そしてモンハンのモンスター ルナガロンを彷彿させる巨大狼?(全長10メートル)は玉犬渾(正しくはフェンリル)との事だ。

流石に玉犬渾は驚いたが、ぶっちゃけ玉犬白は可愛かった。あかねもアストルフォに言われて触ってみると、ふさふさで毛並みが柔らかかった。

 

『じゃ、こっちもどう?はい脱兎!!』

 

と今度は沢山に増え続けるウサギ 脱兎を呼び出したアストルフォ。可愛かったが、数が数の為なのかあかねとアストルフォは瞬く間に脱兎に顔以外が埋まった。

 

『お姉さん。やっと笑顔に成ったね』

 

アストルフォはあかねを元気付けたかったのだ。そんなアストルフォに元気を分けてもらった為か、あかねも笑顔が久しぶりに溢れた。だが……

 

《アストルフォきゅんに近付かないで下さい。彼が穢れます》

 

《これまで通り空気で居てくれよ。アストルフォと吾郎に余分な時間を使わせるな。このブス》

 

と批判的なメッセージも届くように成ったのだ。こんな意見、無視すれば良いのだが、真面目なあかねは無視できず、真に受けてしまったのだ。

 

「誰か……助けて……」

 

事務所の社長からも心ない言葉を言われるし、ネットのアンチからもボコボコに言われるし、番組サイドからはヒール役に仕立てられてしまう。

 

「助けて………」

 

少女の声は誰にも届かない……そう思っていた。

 

「うん。絶対に助けるよ……だから、あかねちゃん。次の収録まで待っててね」

 

透明マントを羽織り、ファイアボルトで浮かぶアストルフォはあかねを見下ろしてそう宣言した。石ころを変身魔法で鳥、虫、蝶々、ドローンに変身させて視界共有の魔法でアストルフォはこの数日調べていたのだ。

あかねが事務所の社長と揉めていること……これに関しては今はドミナ、ライオ、ミヤコそして斉藤社長が動いてくれている。アストルフォは変身魔法で証拠を沢山集めた……後は大人達があかねの事務所関係はなんとかしてくれる。今ガチの収録は非公開で行われるので、ここはアストルフォと吾郎でなんとかしなければ成らない。

 

 

 

収録当日。この日の今ガチは広い運動場のような所で収録が行われている。

 

「よし……」

 

収録が始まった瞬間!!

 

アストルフォは人外染みた身体能力で、あかねを悪役に仕立て上げようとしたディレクターを捕獲する。

 

「君!?一体、なんのつもりかね!?」

「埋めちゃう」

 

アストルフォはmuscleパワーで大人二人がすっぽり入る程の大きな穴を掘り、そこにディレクターを入れて土を投げ入れて穴を埋めていく。

 

「あかねちゃんを悪役にして楽しいの?苛めと同じだよね?」

 

アストルフォはそう告げ、ポケットからボイスレコーダーを取り出した。それはディレクターを含めた番組サイドが……目立たないあかねに「悪役になったら?」とアドバイスを送った声を録音した物だった。

 

「なっ!?なんでそれを!?」

「さあ、なんでだろうね?映像付きも有るよ?これは言い逃れ出来ないよね」

 

更には映像付きも有ったのだ。もう、番組サイドは言い逃れ出来ない。

 

「君!!アストルフォくん!!何をしてるんだ!!」

 

鏑木Pもやって来るが……

 

「主犯の貴方は絶対に許さない」

 

知らなかったのか?アストルフォからは逃げられない!!アストルフォは鏑木Pを捕まえると、同じく穴に埋めたのだ。

 

「収録を停めろ!!」

「いや!!続けさせろ!!面白い画が取れるぞ!!これぞ!!リアリティーショーだな!!」

 

だが、鏑木Pの予想に反して撮影は続けられた。何故なら、アストルフォの魔法で鏑木Pに変身した何者2人+帽子等で変装した男女3人が居たのだ。

 

「「「鏑木Pが3人!?」」」

 

この増えた鏑木Pはアストルフォの力で一時的に鏑木Pと同じ見た目と成ったライオ、ドミナPであり、帽子等で変装してADに成りきってるのはトール、アイ、マッシュである。

 

「さあ!!アストルフォ!!ハジケを見せちゃって!!」

「「この声、まさかアイ!?」」

「気のせいでしょ?もふもふ」

「「シュークリーム食ってんぞ!!星のアザ?……まさか!?」」

「おっとシュークリームとプロテインの時間だ」

「「あのADプロテイン飲んでるぞ!!」」

 

何故か、ギリギリバレてないトールとアイにマッシュ。

 

「私がその気なら……君を降板させる事が出来るんだぞ!!」

「貴方がボクを降板させても、干しても、ボクは貴方を埋める。刑務所に入れられても……体が半分割けても反転魔法(再現した反転術式)で修復させて埋める。ねえ、ボクの話を聞いてくれます?」

 

いつもなら吾郎がツッコミを入れながら停めるが、吾郎は停めない。恐らく、吾郎もアストルフォと同じ気持ちなのだろう。

 

「あかねちゃんを苛めて楽しいの?1人の女の子を悪者に仕立ててさ……そんなに視聴率が大事なの?

あかねちゃん追い詰められてたの分かってる?あかねちゃん……泣いてたよ?誰にも相談できなくてさ、可哀想だったよ?」

 

ぶちちとアストルフォの右目の下から血が流れだし、魔力の線が増える。

 

「「三本線!?」」

 

「サモンズ……破滅の神(ロキ)視聴率が欲しいなら特別に使って上げるよ」

 

莫大な魔力が解き放たれ、アストルフォが取り出した杖は瞬く間にレーヴァテインに変化する。そしてアストルフォの背後に……深紅の髪をし、右手にレーヴァテインを持った黒い鎧姿の偉丈夫 ロキのスタンドが現れる。

 

「「いや……その……」」

「謝るなら、あかねちゃんに謝ってよ。あかねちゃんはおじさん達と違って子供だよ?ボクより1つ年上の女の子だよ?そんな子を追い込んで楽しいの?」

 

番組サイドが黒川あかねを悪役にさせようとした事が明らかにされ、アストルフォがキレてロキを降臨させたこの事件はアストルフォきゅん激おこ事件として語り継がれたのだった。

 

そしてこの日を境に、今ガチは完全にハジケリストの掌に収まることなった。

 

 

 

 

 

 

収録後。

 

「やあ、君が黒川あかねさんだね?」

 

変装を解除したトールとアイがあかねに接触する。

 

「えっ!?トール・ヴァーミリオンさん!?アイ・ヴァーミリオンさん!?」

「君さ、今日から苺プロで面倒を見ることに成ったよ!!手続きは全部、此方でヤったからね?」

 

アイからの爆弾発言で、あかねは自分が苺プロの所属と成ったことを知るのだった。

 

 

 

 

 

一方同時刻。

 

今ガチがハジケリストに乗っ取られた事を受けて、鏑木Pは新たな先手を打った。

 

「斉藤ドミナくん。君、今はプロデューサーしてるんだよね?二十歳以上の今ガチを行おうかと思うんだけど……どうかな?」

「僕は構いませんよ」

 

だが、鏑木Pは知らない。これがリアルぐらんぶるの始まりだと知らずに。ようこそ、スピリタス、改めて全裸!!皆で野球拳!!

 




これから、定期的に幕間を入れます。つまり、マッシュ世代ですね……マッシュ世代は普通に戦闘シーンが入ります。なお、覚醒レモンちゃんの戦闘ことヘラ様降臨は完全独自で行きます…………そういや、史実でのヘラ様……パワーエグかったな……アルテミスを拳で倒してるし

推しキャラアンケート!!みんなの推しは!?

  • トール・ヴァーミリオン
  • アイ・ヴァーミリオン
  • ツッコミ職人1 雨宮フィン
  • ツッコミ職人 2原作フィン
  • 星野吾郎
  • ルビー・ヴァーミリオン
  • アストルフォ・ヴァーミリオン
  • 斉藤社長
  • ミヤエモン
  • ぴえヨン
  • マッシュ・バーンデッド
  • ウォールバーグ爺ちゃん
  • 両さん
  • 有馬かな
  • 黒川あかね
  • MEMちょ(25)
  • 全裸族 ドミナP
  • ランス・クラウン
  • 片寄ゆら
  • スピリタス
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