ぴえヨン。苺プロが弱小事務所だった頃から伝説を多々残してきた筋肉の化身。素顔をヒヨコの被り物で隠しており、正体は誰にも分からない。身長は190センチ、体重は筋肉で3桁の大台に乗っているボディービルダー兼プロダンサー兼振り付け師兼YouTuberの男である。YouTuberとして本格始動したのは今から4年前であり、筋トレがブームに鳴り出した頃合いを見て個人チャンネルを開設し、瞬く間に登録者が増えて現在は登録者3000000人を超える大人気YouTuberで収益は税金や苺プロに引かれる分を除けばなんと一億!!もう一度言おう、YouTubeだけで一億円稼いでいるのだ。
苺プロには大きく分けて2つの部署が存在する。勿論、その2つの部署……両方で活動するタレントも居るのは居るのだが、斉藤社長率いる芸能部門とミヤコ夫人率いるYouTube部門の2つに分けられている。今ではYouTubeの他にTwitchやTikTok等の収益に成るコンテンツが増えてきた為なのか、ミヤコ夫人率いるYouTube部門は斉藤社長率いる芸能部署と比べて、大勢のネットタレントを抱える部署となった。まあ、年々増えるYouTuberやVTuber、そしてTikTokやストリーマーを思えば当然といえば当然だろう、今は大ネット時代なのだから。
そんなYouTuber部門でもぴえヨンはトップの業績を誇り、YouTuber部門のトップ稼ぎ頭でもあるのだ。因みにYouTuber部門の稼ぎ頭はぴえヨン、お料理YouTuberの大蛇丸、ピカキンだが……芸能部門での稼ぎ頭はママドルB小町、トール、最近は内科医(基本的な外科も出来る)で苺プロの城で常勤しながら朝のニュース番組にも出てるフィン等である。
そんなぴえヨンが4年ぶりに日本に帰ってくるのだ!!ぴえヨンは4年前「アメリカに筋肉留学に行くピヨ」と告げてアメリカに旅立ち、アメリカの大学に通いながら筋肉に関する事の留学を行っていた。そして今日、4年間の筋肉留学を終えて帰ってくるのだ。
羽田空港の駐車場。そこに黒いランドクルーザーが入ってきた。そのランクルを運転するのは30代に成ってしまったが、未婚でまだ老けていない雨宮フィンであった。フィンもこの十数年で色々あり、トールが日本体育大学に1年早く入学した後、日本大学医学部に進学し……6年間(医大は6年間)の勉強の果てに医師免許を取得し大きな病院で研修→東京の診療所で経験→苺プロ常勤の医者と成ったのだ。
む?苺プロに医者、常勤必要?いや必要だ。何故なら、ドッキリや派手なYouTube配信で怪我をしたりする可能性も多少あり、更に芸能界メンタル的にも来るものがあり……医者やカウンセラーも居てくれると心強い。
「フィンくん、運転お疲れ」
「トールくんも車買ったらどうだい?免許持ってるよね?」
「買い物は拡張魔法で要領を上げたポケットとカバンで済むし、移動は箒が有れば充分だからね」
「私はトールの後ろに乗るから!それより、フィンも相手見つけたら?」
そんなフィンと共にランクルに乗ってるのはトールとアイの2人。彼等は4年ぶりにアメリカから帰国したぴえヨンの迎えにやって来たのだ。
初めて3人がであった時から十数年の時が流れたが、あの頃から関係は全く変わっていない。トールとアイが天然ボケでフィンがツッコミである。
「朝はニュースで忙しいからね……でも家族で旅行するなら、移動とかどうしてるの?」
しかし、フィンには気になる事があった。トールとアイと知り合って既に十数年、短いようで長い時が過ぎ去った。アイとトールは3児の親だし、フィンは医者タレントと成った。だが、フィンは個人的に気になる事があるのだ……それはヴァーミリオン家が旅行の際、どうやって移動してるのだろうか?
「こんな感じかな?」
トールは後部座席から何枚かの写真をフィンに手渡した。
「えっ!?こんな感じに移動してるの!?知らない人が見たら、絶対大騒ぎするでしょ!?」
先ず1枚目。それは空を飛んで長距離を移動するヴァーミリオン家の写真。ファイアボルトに跨がったトールとアイ、ニンバスに跨がったルビー、そしてミライドン(ライドフォルム)の跨がって手綱を握るアストルフォとアストルフォの後ろに跨がり……かつてのフィンのように速さで半泣きとなる吾郎であった。
2枚目。それは陸路を移動するトール達であった。トールとアイはトールが召喚魔法で呼び出した紫色の競走馬のような魔法生物……スレイプニル(オーディンの愛馬でロキの息子)に乗って移動している。一応、馬等の一部の乗れる動物は道路交通法では軽車両扱いである。余裕で百キロでるが
「馬に乗って移動してるぅぅ!!てか、なに!?この紫色のゴールドシップみたいな大きな馬!!」
「スレイプニルって馬だよ。普段はミニチュアホース(ポニーよりちっちゃい馬、ぶっちゃけ犬ぐらい)位の大きさだね」
そしてアストルフォはミライドン、ルビーはアストルフォの後ろでミライドンに乗せて貰ってる。吾郎は電動キックボードであった。
「アストルフォくん……もうポケモンの実写出来るんじゃないかな?」
「アストルフォはポケモンのオファー待ってるってTwitterでコメント残してるよ」
「やっぱり!?でも気持ちは分かるな……てかなんで吾郎くんだけ電動キックボード!?なんで1人だけ文明の力!?ファンタジー何処いった!?」
医者に成ってもキレキレなツッコミを入れるフィンであった。
そうこうしてる間にぴえヨンが乗る飛行機が羽田空港に到着したので、トール達は羽田空港の中に入ってぴえヨンを迎えに行く。
ロビーで待ってると、より筋肉に磨きがかかったぴえヨンが此方に向かって歩いてきてくれた。そして筋肉は肌が日焼けしていればより凹凸が良くハッキリと分かる。本場のアメリカで筋肉の修行をしたぴえヨンの肌はより小麦色に焼けており、筋肉がより際立っている。
「ヴェニスのゴールドジムは凄かったピヨ!!」
ぴえヨン……聖地ヴェニス(ゴールドジム一号店がある。あのアーノルド大先生も現れる)から凱旋!!なお、本場アメリカでクラシックフィジークを優勝しており、また1つ……苺プロ城の社長室のトロフィーが1つ増えるのだった。
「筋肉がより進化しとるぅぅぅ!!」
「そうそう!!アメリカのSASUKEはファイナルステージを突破したら、一億円貰えるピヨ!!」
後日、アメリカのSASUKEに出た4人の日本人(内3人は魔法使い)が余裕で制覇し合計4億の賞金が日本に渡ったとか。
次回はぴえヨンとB小町3期生。
トール「ルビーとアンナはB小町3期生として認知されてるけど、かなとあかねは認知されていない。そこで、苺プロの稼ぎ頭の1人とコラボしてもらうよ」
ぴえヨン「おまかせ」
かな「変質者だぁぁあ!!」
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