星野アイと運命の魔法使い   作:静かなるモアイ

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原作では色々と暗躍している女神(笑)此処では既にネタ要員に成りつつある


女神(笑)と同居の神々

「今日も良い天気だな日本の女神よ」

「そうだね、良い天気だね。お願いだからオーディン一家、高千穂に来ないでね……来たら私半泣きになるよ」

「そう言わずにだ、今日の朝食が出来たぞ」

 

吾郎先生の故郷であり、ルビーの前世であるさりなちゃんの両親の実家があった高千穂。そんな高千穂のアパートで女神(笑)は杖を破壊(本来は出来ないが、マッシュの腕力なら可能)されて住むところを失った神様達とシェアハウスして暮らしている。女神(笑)と共にシェアハウスしている神様は元カリスマ教師(笑)の杖に宿っていた男神のテュール(北欧神話の軍神、だけどオーディンやロキ&神トールの方が遥かに強い)、そして貴族主義の前教頭の杖に宿っていた男神で平和の神のフォルセティだ。どちらも日本の神様ではなく、日本と同じく多神教の神話出身の神様である……まあ、北欧神話なのだが。

 

「てか、杖って破壊できるの?人間の腕力で」

「「いや、無理だけど……あの現代ヘラクレス(マッシュ)はやりやがった」」

 

隻腕で片腕が義手と成っているテュールが作ってくれた朝食を、フォルセティとテュールそしてペットのカラス達と食べる女神(笑)。今日も高千穂は良い天気だし、テレビを見ながら朝食は格別だ。

 

「北欧神話には輪廻転生の概念は薄くてだな……輪廻転生の法則を教えてくれんか?」

「良いよ。日本や仏教には良くある輪廻転生の概念だけど、仏教では解脱が出来てなくて何度も生まれ変わって徳を積みなさいだね……言うならば修行。あの仏陀だって人から鹿の王だったり色々と転生してたからね……因みに仏陀くんの先生の1人だったアーラーマはツチボタルに成ってるよ」

「「ツチボタル!?」」

「日本じゃ普通に輪廻転生。死ねば魂は地獄の裁判所に行き、そこで閻魔大王筆頭の十王から判決を受ける。判決を受けて無罪なら天国行きや輪廻転生に成るんだ」

 

女神(笑)の話を聞くフォルセティとテュール。

 

「母親から愛されなかった場合、記憶を持って輪廻転生する場合がある。天童寺さりな改めてルビー・ヴァーミリオン、雨宮吾郎改めて星野吾郎がこれだ。

そして父親から愛されなかった場合、極稀だけど前世の素質も受け継ぐ場合がある。アストルフォ・ヴァーミリオンはマッシュ・バーンデッドと同じく、前世は魔力が皆無で筋肉が強くなる素質を持っていた……だがそれを今生に引き継ぎその上今の両親の素質を全て受け継いだ化物、ロキの再来……はぁ、あんなのどうしろと」

 

母親から愛されなかった場合、前世の記憶を引き継いで生まれる時がある。ルビーやアストルフォ、吾郎がそれである。しかし、ルビーの前世であるさりなちゃんは4歳の頃から難病で病院生活だし、前世アストルフォは生後数時間で殺された……この事からルビーとアストルフォは改めて今生が人生だと言えるだろう。

そして父親から愛されなかった場合、前世の力を受け継ぐ場合があるのだ。前世アストルフォはマッシュと同じく優れた肉体を持つ素質を持っていたが、残念な事に魔法が使えない為に生後数時間で殺された。雨宮吾郎は産まれた直後に母親がお産で亡くなり、父親に捨てられたも同然で祖母に預けられた。その為か、吾郎は前世同様……物凄く賢いのだ。

 

「てか、神である私の描いたレールぶっ壊すってトール・ヴァーミリオンどうなってるんだよ。オーディン宿してるって言っても、両親が下級貧乏貴族であんなチート産まれるんだよ……可笑しいだろうがよ」

 

女神(笑)は味噌汁を飲みながらテレビを見る。テレビでは朝の情報番組が報道されており、その報道番組のコーナーではトールとアイが美味しそうな料理を作っており……テュールは「これは使えるな」と独り言をぼやいている。

 

「おい……ちょっとまて……トール・ヴァーミリオン……トール様に似てないか?」

 

その時、フォルセティがテレビに映るトールを見てふるえる。因みにトール様とはオーディンの子である北欧神話最強神(半分人間)の雷神トールの事である。

 

「髪の毛を紅くして……もっと女性のように伸ばせば……トール様と瓜二つに」

「確かに我々、北欧神話の神々はロキがクーデターを起こした後……人間界から姿を消して杖に宿る事を決めた。だが、トール様は杖に宿らなかった」

「雷神トールは人間としての側面はオーディンより高い…………人間は輪廻転生の対象でもある……」

 

その時、女神(笑)の脳裏に浮かび上がる神代の記憶。

 

『人の生き死に干渉するか……小娘』

 

トール・ヴァーミリオンと同じ顔で、同じ声で、違いは髪の長さと色。そして最強の破壊兵器ムジョルニアを軽々と片手で振り下ろし、全てを破壊する最強の半神……雷神トール。ロキが唯一、嫌いに成らなかった神であり共に育った兄。

 

「ありえない!!ありえない!!ありえない!!ありえないありえないありえないありえないありえないぃぃい!!

雷神トールが人に転生だって!?確かにトール・ヴァーミリオンは魔法の素質も異次元だし、肉体スペックもアストルフォ・ヴァーミリオンとマッシュ・バーンデッドの次位にチートだ!!神代の英雄の再来と言っても過言ではないチートだ!!だからって神の生まれ変わりだって!?」

 

女神(笑)は信じたくなかった。だからこそ、ありえないと何度も叫ぶ。だが、雷神トールは母親には愛されていた……仮に転生していても記憶は受け継いでいないから本人に聞いても確かめる術は無いだろう。

 

だが、雷神トールの杖は存在しない。そして雷神トールはロキのクーデターの後、何処かに消えた。魂の行き場も分からない。これは事実だ。

 

 




次回こそ、B小町3期生とぴえヨンブートキャンプ!!

実はトール、名前の他にも大食い等の雷神トールと似たようなエピソード入れてました。

原作カミキくんと神(笑)の末路

  • それは私のおいなりさんだ……
  • 酒とウーロン茶(度数40)で全裸
  • 激おこヴァーミリオン家+α
  • グーパンでしょ?
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