「うーん…?なんだか耳の中がゴロゴロする…?」
皆さんこんにちは。
倉田ましろです。
今日、CiRCLEに来ていた私は、ラウンジのソファーに座っている時に耳の中で変な違和感を感じていることに気づきました。
耳の中でゴロゴロというか、ガサガサというか、何かが動いているような気持ちの悪い音と感覚で、はっきり言って不快な感覚です。
「耳の中に何かあるのかな…?うぅ…早く家に帰ってお母さんに取ってもらおう…」
指を入れても頭を傾けても音の原因となっている異物が取れなくて私は早く帰ろうと思っていると、扉が開きました。
「〜♪あれ?ましろちゃん?どうしたの?」
「か、香澄さん…」
ラウンジに入ってきたのは私がバンドを始めるきっかけとなった先輩、戸山香澄さんです。
いつもキラキラしていて、お星さまのような人で、私のことをいつも可愛がってくれます。
香澄さんは私の表情に気づいたのか、隣に座ると、私に問いかけてきます。
「ましろちゃん。ずっとお耳触ってるけどどうしたの?」
「…な、なんだか耳の中で変なゴロゴロっていう音が聞こえてて…さっきから取ろうとしても取れなくて…」
私は異物の原因となってるものが取れなくて半分諦めながらそう説明したら香澄さんはあることを思いつきました。
「そっか〜…じゃあ、私が耳かきで取ってあげるよ!」
「えぇっ!?か、香澄さんにそこまでされたら悪いですよ…それに、耳かきはお母さん以外にやってもらうのはちょっと怖いし…」
私は香澄さんの提案に少し不安になっていた。
でも、正直言ったら耳かきされるのは嬉しいけど、憧れの香澄さんにそこまでやってもらうのは迷惑だし、少し怖いと思っていると、香澄さんは笑顔で言った。
「大丈夫大丈夫♪私、耳かき上手なんだ!ましろちゃんのお耳を傷つけたりしないから安心して!」
「か、香澄さん…」
すると、香澄さんは鞄の中から耳かき棒を取り出すと、自分の太ももをポンポンと叩いていた。
「ましろちゃん。おいで」
「は、はい…!」
私はドキドキしながら香澄さんの太ももに頭を乗せました。
あったかい…香澄さんの膝枕はあったかくてほんのりといい匂いがして心が少し安心してきた。
私が膝枕を堪能していると、香澄さんは耳の中を覗いていた。
「うーん…?手前の方に少しだけ耳垢と…奥の方に何かあるのが見えるな〜…?とりあえず、お耳掃除始めるね!まずは急に奥からすると、びっくりしちゃうかもだから入口のほうから…」
そう言って香澄さんはゆっくりと耳かき棒を耳の中に入れて耳かきを開始しました。
香澄さんが棒を動かすと、カリカリという心地いい音が聞こえてきました。
「カリカリ…カリカリ…ましろちゃん。痛くない?」
「だ、大丈夫です…ちょっと怖いですけど…」
「そっか♪ふふっ、大丈夫大丈夫。怖くないから安心して♪肩の力抜いて」
香澄さんが私の頭を優しく撫でながらそう言うと、少しづつ奥の方に移動しながら耳の中を掃除していた。
「カリカリ…コリコリ…おっ、耳垢みっけ♪クリクリ…カキカキ…耳垢が溜まってる部分をホジホジ…ふふっ♪ましろちゃん、気持ちよくなってきた?お顔とろけてるよ」
「は、はい…」
香澄さんの言う通り、私は徐々に耳かきの快感に支配されていた。
気持ちいい…香澄さんに耳掃除されていると、心がふわふわと飛んで行っちゃいそう…。
私がそう思っていると、耳かき棒が奥に到達すると同時に何かガサッという音が聞こえてきました。
「あうっ!?」
「あっ!ご、ごめんねましろちゃん!痛くない!?」
「だ、大丈夫です…耳かき棒が変な音の原因に当たったみたいです…」
心配して慌てて問いかけてくる香澄さんに私はそう答えました。
「そ、そっか。よかった…!これがましろちゃんのお耳のトラブルの原因だね!よ〜し…!」
香澄さんは耳の中の異物を取ろうと耳かきを再開しました。
耳かき棒でそれを取ろうとしますが、中々取れずに香澄さんは苦戦していました。
「カキカキ…!クリクリ…!うーん…!中々取れないな〜…!なんだろうこれ…?耳垢じゃないのかな…?ましろちゃん、ちょっと眩しいかもしれないけどごめんね」
香澄さんは一旦耳かき棒を取り出しながらそう言うと、スマートフォンのライトを照らして耳の中を確認しました。
「うーん…?あっ。なんか白くて細長いのが見える。これが原因だね〜。これだと耳かき棒じゃちょっと取れにくいかも…?」
「そんな…」
「でも、心配しないでましろちゃん!これで取ってみるよ!」
落ち込む私を見た香澄さんは笑顔でそう言って鞄の中からピンセットを取り出しました。
「ぴ、ピンセット…?」
「これならしっかり取り出せるよ!ましろちゃん、じっとしててね〜…」
香澄さんは耳の中にピンセットを慎重に入れると、異物を掴む感覚を感じました。
「よし、掴んだ!あとは落とさないように慎重に…!ズゾゾゾ〜…!」
香澄さんは異物を掴んだままゆっくりとピンセットを抜こうとします。
そしてズゾゾゾという音と共に異物を掴んだピンセットを引き抜きました。
「…っ!取れた〜…!ましろちゃん!これが変な音の原因だよ!」
香澄さんはティッシュの上に乗せた異物を私に見せました。
それは、私の髪の毛で、耳の中に入っていたせいか、ところどころ耳垢が付着していました。
「こ、これが変な音の…わ、私の髪の毛だったんだ…」
「ふふっ、たまに髪の毛がお耳の中に入っちゃうことがあるから大丈夫だよ♪ましろちゃん、もう変な音はしない?」
「えっと…?」
私は耳を確認すると、さっきまで感じていた不快な音は全く感じてなかった。
「大丈夫です…ありがとうございます」
「よかった〜♪よーし!このままましろちゃんのお耳を癒やしてあげるね!」
香澄さんは嬉しそうにそう言うと、鞄の中から何かを取り出しました。
ゴム製のブラシのようなもので、お耳に入れるようなものには見えませんでした。
「か、香澄さん…?それは…?」
「これはね〜、耳ブラシって言ってお耳用の柔らかいブラシだよ!これでましろちゃんのお耳の中にある細かい耳垢を全部取ってあげるね!」
「で、でもそれ…痛くないですか…?」
私は未知の器具を見て少し怖くなって恐る恐る問いかけると、香澄さんは笑顔で答えてくれました。
「大丈夫♪これすっごく気持ちいいんだよ!それに、あっちゃんにも使ったことあるから大丈夫♪」
「そ、そうなんですか…?」
「じゃあ、入れるね〜。ズポポポ〜…!」
香澄さんはゆっくりと耳ブラシを入れると、そのまま耳掃除を再開しました。
ゾリュゾリュっていう未知の感覚と柔らかいブラシの感触が未知の快感を生み出して私は動かないように耐えるのに必死でした。
「ジュポジュポジュポ…ゾリゾリ〜…!クリクリ…ましろちゃん。どうかな?ゾリゾリしたブラシが気持ちいいでしょ?」
「しゅ、しゅごく気持ちいいれすぅ…!」
オノマトペを囁きながら問いかける香澄さんに対して私は顔がとろけながら答えた。
うわぁ〜…こんな顔、絶対に透子ちゃんたちに見せられないよ〜…!
「ふふっ♪お顔、トロトロにとろけちゃってるね♪じゃあ、もっと気持ちよくしてあげるね♪ブラシをクルクル〜って、回して〜…!ジュポジュポジュポ…ゾリゾリ〜…!クリュクリュクリュ…♪ヂュポヂュポ…モソモソ…♪」
香澄さんはブラシで耳の中を攻め、私が耳の中に襲いかかる快感の嵐に耐えていると、香澄さんは耳ブラシを引き抜く。
「よいしょ。よし!耳ブラシはこれでよし!でも、まだ終わりじゃないよ〜♪綿棒で仕上げのマッサージをしてあげるね♪」
香澄さんは綿棒を取り出すと、それを私の耳の中に入れて耳のマッサージを始めた。
「クリクリ…シュリシュリ…綿棒を回して…クルクルクルクル…優しくサリサリ…」
「はふぅ…め、綿棒気持ちいい…」
綿棒の優しい感触と程よい刺激が耳の中を癒やし、気持ちいい部分をマッサージしてくれる…。
普通の耳かきよりも柔らかいから綿棒の方が好きだな〜…。
「ふふっ♪ましろちゃん綿棒好き?凄い気持ちよさそうだね♪」
「はい…お母さんにしてもらうときも綿棒だったので…」
「そっか〜♪じゃあ、もっとコシコシしてあげるね♪」
そう言って香澄さんは綿棒で耳壁を更にこすり始めました。
「コシコシ…シュッシュッ…スリスリ…カリカリ…ましろちゃん。痒いところはないかな〜?」
「だ、大丈夫です…そっちよりか反対側の方が痒いです…」
「そっか〜♪じゃあ、そろそろ反対側もしないとね♪じゃあ、綿棒を抜いて〜…最後に…ふぅ〜!」
「うひゃあっ!?」
香澄さんは綿棒を引き抜くと、私の耳の穴に息を吹きかけてきました。
な、なんかゾワゾワってした〜…!
「あはは〜、ビックリしちゃったね〜。じゃあ、次は反対側するから頭ゴロ〜ンってして」
「は、はい…」
私は言われた通りに反対側を向く。
香澄さんのお腹が目の前にある…こんな間近で香澄さんのお腹を見るなんてドキドキする…。
「ふふっ♪お腹の匂い嗅ぎたくなったら嗅いでもいいよ♪」
「ふえっ!?ち、違っ…!そういうわけじゃ…!」
「えへへ〜♪冗談だよ♪さてと。反対側も綺麗にしてあげるね♪」
香澄さんは私をからかいながら耳かき棒を耳の穴の入口に入れてかき始めました。
「カリカリ…入口からカリカリ〜…コリコリ〜…少しづつ慎重にカリカリ〜♪優しくクリクリ…耳垢をペリッペリッ…影に隠れている耳垢もコリッと♪」
香澄さんが入口からゆっくりと耳の中をほじってくれる。
耳かき棒の先が耳壁を引っ掻いてくれるのが本当に気持ちいい…。
ずっと香澄さんに耳かきされて欲しい…。
「カキカキ…クリクリ…ふふっ♪こっちも気持ちいい?じゃあ、そろそろ耳ブラシでお耳全体を気持ちよくしてあげるね♪」
香澄さんは耳かき棒を引き抜いてから耳ブラシを取り出してそれをお耳の中に入れました。
「ズリュ…ズリュ…クリクリ…コリコリ…耳ブラシって、よく取れるね♪ちょっと擦っただけで細かいやつや粉っぽいやつがこんなに取れるよ♪」
香澄さんは耳ブラシに付着した耳垢を私に見せてきました。
うわぁ〜…!こ、こんなに沢山ついてる…なんか恥ずかしいな〜…!
私が恥ずかしがっていると、香澄さんはまた耳ブラシを耳の中に入れました。
「まだまだやるよ〜♪この耳垢を全部かき出すようにジュポジュポ…クポクポ…ズポズポ〜♪ブラシを回して〜…クルクル〜♪クリクリ〜♪そして高速で動かして〜…ちゅこちゅこちゅこちゅこ〜♪ましろちゃん、痒いところはないかな〜?」
「お、奥の方が痒いです…」
「は〜い、奥の方だね〜♪じゃあ、そろそろ綿棒に取り替えてお耳のマッサージと一緒に痒いところもかいてあげるね♪」
香澄さんは綿棒に取り替えると、仕上げのマッサージを始めました。
「シュリシュリ…クルクル…コスコス…カリカリ…ましろちゃん。痒いところに届いてる?」
「は、はい…その辺りです…その辺りが痒いです…」
「ふふっ♪ここだね♪この辺を重点的に…カリカリ…スポスポ…コリコリ…クリクリ…シュッシュッ…カキカキ…」
香澄さんは私の一番痒い部分を重点的にかいてくれました。
痒みが和らいできて耳の中にまた快感が広がっていきました。
「はぁ〜…!気持ちいい…!もう天国に行っちゃいそう…」
「大袈裟だよ〜。じゃあ、そろそろ最後の仕上げに一気に…ホジホジ…カリカリ…コリコリ…カサカサ…ゴシゴシ…ゴシゴシ…っと…これでよし。最後に息を…ふぅ〜〜」
「あうぅん!」
香澄さんが綿棒を引き抜くと、耳の中にまた息を吹きかけました。
な、なんかまた変な声が出ちゃって恥ずかしい…。
「ふふっ♪今の声可愛い♪はい、耳かきはこれでこれでおしまい!ましろちゃん、お疲れ様!」
「気持ちよかった…香澄さん、ありがとうございます…」
「うん♪また耳かきしてあげるからいつでも言ってね♪」
「は、はい…!」
耳の中に入り込んだ髪の毛を取ってもらうだけだったのにマッサージまでしてもらい、私は少し申し訳なくなったものの、また耳かきをされたいと思いました。
ちなみにこの後、ロックちゃんにこのことを話したら凄く羨ましがれました。
終
香澄って、4コマだと耳かき上手って言ってたな〜…耳かきされたい…!