ガルパ耳かき短編集   作:キプkeep

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いろいろあって前の投稿から1ヶ月近く経っちゃった…(汗)
待たせてしまい、すみません!


リサさんがモカちゃんに耳かきをする話

「ありがとうございました〜☆」

 

やっほーみんな☆アタシは今井リサ。

Roseliaのベースだよ。

アタシは今日、コンビニでバイト中。

もうそろそろ今日のシフトが終わるからそろそろ上がることにした。

 

「店長。アタシ上がりますね〜」

 

アタシは店長にそう伝えると、更衣室に行って制服から私服に着替えていると、更衣室の扉が開いた。

 

「リサさん、お疲れ様で〜す」

 

入ってきたのは後輩の青葉モカ。

モカも上がりなのか、アタシの隣のロッカーの前に立つと制服を着替え始めた。

 

「お疲れ〜。モカも上がり?」

「そうで〜す。いや〜、今日もやりきりましたよ〜」

「ふふっ、お疲れ☆ん?」

 

すると、アタシはモカの耳が気になり、耳の穴を覗いてみる。

 

「や〜ん、リサさんのエッチ〜。モカちゃんのお耳が可愛いからってジロジロ見たら恥ずかしいですよ〜」

「ごめんごめん。それよりもモカ、最近耳掃除した?」

「ん〜?耳掃除ですか〜?モカちゃん耳掃除苦手なんですよね〜。そんなにばっちいですか〜?」

「あはは〜、やっぱりか〜。ま、まぁね〜」

 

モカの予想通りの答えにアタシは苦笑いを浮かべていると、あることを思いつく。

 

「そうだ。モカ、このあと暇?」

「ん〜?このあとは暇ですよ〜」

「そっか。じゃあ、アタシの家来る?」

「お〜、リサさんあたしをお持ち帰りですか〜?」

「お持ち帰りって…まぁいいや。とりあえず行こ」

 

モカの言葉に苦笑いを浮かべつつも、アタシはモカを自宅に連れて行った。

 

……………………………

 

「ここがアタシの部屋だよ」

「お邪魔しま〜す。お〜、流石リサさんのお部屋〜。いかにもギャルって感じですな〜」

 

アタシはモカを自宅の部屋に招き入れると、モカはアタシのベッドにダイブした。

 

「ん〜、リサさんのベッド〜。リサさんの匂いがする〜」

「その言い方はちょっと恥ずかしいな〜。まぁいいや。丁度いいし」

 

アタシはそう言って耳かきの棒と綿棒を取り出すと、ベッドに座って太ももをポンポンと叩く。

 

「モカ、おいで。耳かきしてあげるよ」

「お〜。リサさんの耳掃除〜。モカちゃん耳掃除は苦手ですけど、リサさんがやってくれるなら喜んで〜」

 

モカはそう言ってアタシの太ももに寝転んだ。

気分屋だな〜。

アタシは微笑みながらそう思っていると、モカの耳を確認する。

 

「あ〜、でも、耳の周りとか目立つところは綺麗だね〜。耳穴だけサボってたな〜☆」

「モカちゃんだって女の子ですし〜、流石に耳掃除苦手でも見える部分はお風呂のときに綺麗にしてますから〜」

「全く〜。じゃあ、耳掃除始めるから動かないでね〜」

 

アタシはそう言って耳穴に耳かき棒を入れて耳掃除を始める。

 

「カリカリ…どう?痛くない?」

「痛くないですよ〜」

「そっか。それにしても、結構あるな〜。こんなにたくさん溜め込んだら大好きな蘭たちの声が聞こえなくなるよ〜」

「それだけは困りますな〜」

「でしょ〜?だから、定期的に耳かきしないと」

 

アタシはそう言いながらモカの耳の中を綺麗にしていく。

 

「カリカリ…ゴソゴソ…耳壁にこびりついたやつを…クリクリ…コリコリ…お〜、めちゃめちゃ取れるじゃん☆これ楽しいね〜☆カキカキ…コリコリ…」

 

アタシは夢中になってモカの耳の中を掃除しつつも、モカの顔を見てみるとモカはめちゃくちゃ顔がとろけていて気持ちよさそうだった。

 

「ふふっ♪モカそんなに気持ちいい?」

「気持ちいいで〜す。リサさんにならずっと耳かきしてもらいたいな〜」

「あはは〜、そこまで気持ちいいんだ〜。ん?奥の方におっきいの発見☆モカ、おっきいの取るから痛かったら言ってね〜」

 

アタシはそう言って奥の方にある大きめの耳垢を取ろうとする。

 

「カリカリカリカリ…ん〜?結構硬いな〜。コリコリ…ゴリゴリ…耳かき棒の匙の部分を引っ掛けて…クリクリ…」

「り、リサさ〜ん…取れないんですか〜…?」

「大丈夫だよ。もうすぐで取れるよ」

 

心配そうに声をかけるモカを安心させようとして頭を撫でながら言うと、アタシは耳かき棒に意識を集中させる。

 

「カリカリカリ…崩さないように慎重に…それでいて耳壁を傷つけないように…コリコリ…クリクリクリ…おっ、浮いてきた。もうちょい…!カキカキカキ…!」

 

耳垢と数分ほど格闘していると、ついに「ベリッ」という感覚と共に耳垢が剥がれた。

 

「…!取れた〜…!」

「お〜…!ベリッて聞こえた〜…!」

 

モカがビックリしていると、アタシは耳垢を落とさないように慎重に耳穴から取り出す。

 

「よいしょ。お〜、結構おっきいね〜☆見てよモカ〜☆」

 

アタシは取り出した耳垢をモカに見せる。

一見すると小石と間違えそうな程の大きさもので色も茶色っぽく、硬さもそこそこあった。

 

「わぁ〜!モカちゃんの耳垢おっきいですな〜」

「こんなに大きいの初めて見たよ〜。ちゃんと次からは自分でも耳掃除しないとダメだよ〜」

 

アタシは耳垢をティッシュの上に置くと、耳かき棒の末端にあるフワフワした梵天でモカの残りの耳垢を掃除する。

 

「ほ〜ら、フワフワの梵天だよ〜☆ズポポポっと中に入れて〜☆くるくる…もふもふ…耳壁をふわふわ柔らかな梵天で撫でるように〜…さわさわ〜…梵天気持ちいい?」

「はぁ〜…気持ちいい〜…ふわふわしていてお耳が癒やされますよ〜」

「あはは〜☆梵天って、ふわふわで気持ちいいよね〜☆これ発明した人ホント偉大だね〜☆」

 

アタシは少し大袈裟に言いながら梵天での耳掃除を続ける。

 

「スポスポ…コシュコシュ…耳かき棒をくるくる〜って回して〜…くるくる…ふわふわ…ん〜?もういいかな〜?じゃあ、最後に〜…ふぅ〜」

「ふわわぁ〜…!」

 

耳かき棒を引き抜いたアタシは仕上げに耳に息を吹きかけると、モカはものすごい変な声を出していた。

 

「あっはは!すっごい変な声〜!」

「も〜、からかわないでくださいよ〜」

「ごめんごめん。じゃあ、反対するから頭ゴロンってして」

「は〜い」

 

モカはそう返事をすると、ゴロンと転がって頭を反対に向ける。

 

「お〜、この位置だとリサさんのお腹が目の前にありますな〜」

「あ〜、そういえばそうだね〜。なんか恥ずかしいかも…」

「ほぉ〜…クンクン…リサさんのお腹いいにお〜い」

「ひゃっ!も〜!変態みたいなことしないでよ〜!」

 

アタシは突然モカがお腹の匂いを嗅いだことにビックリしていると、モカはニヤニヤ笑いながら言う。

 

「ふっふっふ〜。耳フーのお返しですよ〜」

「も〜…後で覚えてなよ〜」

 

アタシはそう言いながら反対側の耳も掃除し始める。

 

「カリカリ…コリコリ…こっちも溜まってるな〜。クリクリ…カキカキ…」

「ん〜…気持ちいい〜…リサさん本当に上手ですね〜」

「ありがと〜☆いつも友希那にも耳かきしてあげてるからね〜☆」

 

アタシはモカの言葉にそう答えると、耳かきを続ける。

 

「カキカキカキ…コリコリ…コスコス…そういえば知ってる?耳垢って、耳かきしなくても自然に耳から出てくるらしいよ」

「そうなんですか〜?」

「うん。まぁ、それでも耳かきは気持ちいいからしたくなるよね〜☆って、モカは耳かき苦手だっけ?」

「う〜ん…そうですけど〜…リサさんの耳かきは気持ちいいから好きですよ〜」

「ありがと☆」

 

アタシはモカにそう言われて少し嬉しくなる。

確かに友希那やRoseliaのみんなにもやってあげたらすごく気持ちよさそうにしてたな〜。

 

「よーし!こうなったらとことんやっちゃうよ〜☆カリカリカリ…コリコリ…クリクリ…痒いところはございませんか〜?」

「もうちょっと奥のほうが痒いで〜す」

「ふふっ、そこは普通ありませ〜んでしょ〜?でも、OK☆奥の方をカリカリ…カキカキ…この辺り?」

 

アタシは注文通りに耳の奥の方を掻いてみると、モカは物足りなさそうな表情をしていた。

 

「うーん…?もうちょっと右のあたりですかな〜?」

「ん〜?この辺〜?クリクリ…カキカキ…こしょこしょ…クリクリ…気持ちいい?」

「あ〜!そこそこ!そこが一番痒いです〜!」

「おっ☆合ってた☆じゃあ、ここを重点的に行くね〜☆シュッシュッ…ホジホジ…カリカリ…ホリホリ…」

 

アタシはモカの痒い部分をかいていると、モカは気持ちよさそうな表情を浮かべていた。

 

「お顔、とろけちゃってるね☆じゃあ、そろそろ仕上げに梵天で…ふわふわ…にゅこにゅこ…コシコシ…柔らかふわふわ梵天で…もふもふ…」

「ふわぁ〜…梵天気持ちいい〜…もう寝ちゃいそ〜…」

「あはは〜、耳かきしてると眠くなっちゃうよね〜。じゃあ、最後に…ふぅー」

 

アタシは梵天を抜くと、仕上げに息を吹きかける。

 

「ほぉぉ〜…!」

「また変な声出ちゃったね☆はい!これで耳掃除は終わり…と見せかけて、えい!☆」

 

アタシはそう言って両手の小指をモカの両耳の中に入れる。

 

「ひゃあっ!?り、リサさん何入れたの〜!?」

「何って、アタシの小指だよ〜☆さっき、お腹の匂い嗅いだお仕置きに指耳かきだよ〜☆」

 

アタシはそう言いながら指で耳の中をかき始める。

 

「グリグリグリグリ…ぎゅぷぎゅぷ…クリュクリュ〜…どう?くすぐったくて気持ちいいでしょ〜?☆」

「き、気持ちいいけど〜…リサさん、指抜いて〜…!リサさんの綺麗な指があたしの耳垢で汚れちゃいますよ〜…!」

「大丈夫〜☆耳掃除したからね〜☆それに、モカに汚いところなんかないよ〜☆」

 

アタシはモカの気遣いに嬉しくなりながらもモカの耳穴を指でかき続ける。

 

「カリカリ〜…クリュクリュ〜…ぬっぽぬっぽ〜…カリカリカリカリ〜…カキカキカキ〜…グリグリ〜…ふふっ☆モカの耳穴、あったかいね〜☆コリコリ〜…」

「い、言い方が恥ずかしい〜…!でも、指耳かき気持ちいい〜…!」

「気持ちいいことには素直になりなよ〜☆爪で耳壁を傷つけないように〜、ガリガリガリ〜…クリクリ〜…指の腹で擦るように〜…カリカリ〜…カキカキ〜…グリグリグリグリ〜…っと。はい!今度こそ耳掃除はおしまい!」

 

アタシは耳掃除を終えて指を引き抜くと、モカは完全にとろけた顔でアタシを見ていた。

 

「ふぁ〜…り、リサさぁ〜ん…気持ちよかったですよ〜…」

「ふふっ☆頻繁にやったら中耳炎になっちゃうからまた今度やってあげるからね〜☆」

「は、は〜い…」

 

アタシはモカの頭を撫でながら言うと、モカはそのまま眠りについた。

 

「寝ちゃったか〜。しばらくしたら起こしてあげるからね〜☆」

 

モカの寝顔を見ながらアタシは微笑みながらそう呟いた。

 

 

 




蘭モカやリサゆきもいいけど、モカリサもいいですよね!

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