抜きゲーみたいな世界でアイ単推しやってる俺はどうすりゃいいですか?   作:アク○川龍之介

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第八話

 

 あの動画により炎上騒ぎは「ある程度」の収束を見せた。

 そういう歯切れの悪い言い方になるのは、炎上に完全な解決は無いからだ。

 

 これからも事ある度に蒸し返されて、言い続ける奴は19年後も言い続けるだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「だけど……うん。次の収録から復帰する」

「良かったぁ」

 

 あかねとMEMちょが話している。

 

「でも無理して出なくて良いからね」

 

 とゆき。

 

「あっ今の無理して出なくてもってのは、ヤな意味じゃないからね! 私としては無理してでも射○て欲しいんだから!」

「分かってる」

「言葉が難しい世の中になったなあって思う。今の○キッターで言ったら、軽く燃えるんだろうな……ほんと気を付けないと」

 

 お前はドスケベだからな、多分大丈夫だろ。

 

「これからはさ、あかねもちょっとキャラ付けた方が良いんじゃない? やっぱ素○の自分で出て叩かれるとダメージ大きいし」

 

 MEMちょがそんなアドバイスをする。

 

「そうだな。何かしら演じてたらその『役』が鎧になる。素の自分を晒しても傷つくだけ。これは別にリアリティショーに限った話じゃない。社交術としても重要な概念だ」

「アクたんも何重にも演じ(ゴムし)てるもんねぇ。もう少し奥底(チ○コ)見せてくれても良いんだよぉ?」

「断る」

 

 絶対に嫌だ。

 

「私……演技は得意だし……やってみようかな」

「そうだよね、あかねって地味に女優だし」

「むしろそれしか取り柄無い……」

 

 それ以外にもいっぱいあるぞ。

 

「でもどんな役演じれば良いんだろ?」

「んー……アクたんはどういう女が好み?」

 

 とMEMちょが尋ねてくる。

 

「なんで俺に……」

「あかねとドスケベセッ○スしてるのキミだけだから。理想の女性像を教えてあげてよ」

 

 じゃあ一つしかないだろ。

 

「あ……」

「あかねは無しね。キャラ付けの話なんだから」

 

 チッ。

 

「顔の良い女」

「うっわ最悪」

「ルッキズムの権化出たな」

 

 お前らが聞いたんだろ。

 

「太陽みたいな笑顔、完璧なパフォーマンス、まるで無敵に思える言動、吸い寄せられる天性の瞳」

「難しい事言うなぁ」

「抽象的だなぁ……」

 

 まあぼかしてるからな。

 

「んーでもあれかな? B小町のアイみたいな? あれ? お母さん?」

 

 !! マジか、何で分かるんだ?

 

「マザコンって事?」

 

 いや違うんだ! あかね……これは……その……違うんだ。信じてくれ。

 

「いやマザコンではねぇ。ただ好みのタイプってだけだ」

「マザコンじゃん」

 

 やめろあかね! メモしないでくれ!

 

「アクア君の好みの女の子やってみるね」

「やれやれー!」

「アクアを落とせー!」

 

 最悪だ……。

 

 

 

 

╰⋃╯(自主規制)

 

 

 

 

「黒川あかね大変だったわね、大丈夫そう?」

 

 こいつは有馬かな。一時期『10秒で○ける天才子役』として一世を風靡した。

 今は星野アクアと付き合っている。

 

 ……わかるぞ。今お前の頭の中は『?』でいっぱいだろう。

 俺も初めて見た時はそんな感じだった。

 

 大丈夫だ、説明する。

 

 どうやらソイツも別の世界戦の星野アクアらしい。前○腺では無い。

 

 話が逸れたな。

 

 なんかストーカーにアイが刺されそうになった時、チート系オリ主みたいなやつがやってきて全てを解決したそうな。

 

 で、そこからさらに10年ぐらい経ったある日、手嶋という男がやってきてヌーディストビーチに連れていかれ、オ○ホを手渡されたとか。そしてチート系オリ主への感謝を込めてシ○っていたら、気付いたらこの世界にいたということらしい。

 

 ちなみに最初は全裸で渋谷の1919前におり、めちゃくちゃ焦ったがこんな世界なので助かったとか。良かったな。

 

 また向こうの世界の事はいいのかと聞いたところ、なんか全部上手く纏まっているので大丈夫と言われた。

 

 今は有馬かなの家に居候している。早○ではない。

 

「ああなんとか持ち直した」

 

 そんな事を考えながら返事をする。

 

「そっ。あ〜あ、あのまま絶頂(リタイア)してくれれば良かったのに……」

「お前さ」

「あ! 違う違う!! そういう意味じゃなくてだよ!? 商売敵として!」

 

 最悪だな。

 

「あー日本語怖いね。今の○キッターで言ってたら炎上だよ……」

「商売敵でもクチの悪さ何のフォローにもなってないぞ」

「いや同い年で同じ女優業やってる人間としては……チ○コの周りのゴムって言うかさ、ちょっとは堕ちて来いって気持ちを持つのも分かるでしょ? 私なんて今『9秒で萎える元天才子役』よ? いわゆるシャーデンフロイデってヤツよ」

「演技すげーもんな」

 

 やっぱり、あかねはすごいな。

 

 

 

 

 

 ちなみにここでの墜ちるはドスケベなやつではない。

 

 

 

 

╰⋃╯(自主規制)

 

 

 

 

「それではカメラ回しはじめまーす」

 

 次の収録の日。あかねが復帰する日だ。

 

「行くぞ」

「うん、そうだねアクア」

 

 !!!!

 

「ふぁっ……眠いんだよね収録早すぎてさー」

 

 あ、あかね?

 

「あっもうカメラ回ってる?」

 

 こ、これは……。

 

「てへっ☆!」

 

 アイといい感じに融合して、めちゃくちゃドスケベになってる! 

 最高だ!! 結婚してくれ!!!

 

「あ……あかね……」

 

 だ……駄目だ、まだシ○るな……こらえるんだ……。

 し……しかし……。

 

「アクアどうしたの? めちゃくちゃシ○リティの高いおかず見つけたような顔して」

「いや……」

 

 バレているのか!? どうなんだ!?

 

「あかねおかえり!」

 

 ええいうるさい、黙ってろMEMちょ!

 

「皆待たせてごめんね」

「ほんとだよ、待ってたぞぉ」

「また楽しくやろうね!」

 

 まあ仲良さそうだから良いか……。

 

「なんか元気そうで良かったけど……もう大丈夫なのか?」

 

 うるさいぞノブユキ!

 

「えっナニが?」

 

 うおおおおお!! かわいい好き!!!

 

「ナニがって…………そりゃ」

「あー結構、性大に燃えちゃったからね! もしかしてその話? ヤっちゃったなぁとは思うけどあれくらいよくある話でしょ! 私は全然!」

 

 なんか前よりドスケベだ! 好き!!

 

「あかね……なんか雰囲気変わった」

「んーちょっとそうかも? ゆきはこういう私……嫌い?」

 

 尋ねる(あかね)、首を振るゆき。

 

 うおおおおお!! サキュバスかわいい好き!!!

 

「アクア、今日は一緒に居ようよ」

「…………うん」

 

 駄目だ! 微妙な返ししかできねぇ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 その後の収録はあかねが一瞬で持って行った。

 キャストも、スタッフも、カメラマンですら視線を向けざるを得ない不思議な引力。

 

 まるでアイのようなカリスマ性。

 それが彼女にもあった。

 

 

 

 

「聞いたよ。あの動画、何日も徹夜してアクアが作ってくれたって。嬉しかったな。ありがとアクア」

「…………うん」

 

 くそ。やっぱり微妙な返ししかできねぇ。

 

「あかねがなんかドスケベなのは分かったけど、アクたんもなんか変じゃない……?」

「ん〜〜〜? やっぱり、めちゃシ○だから緊張してるんじゃない?」

「確かめてみよう」

 

 あ! おいやめろ! こっち来るな!

 

「ほらほら好きなんか〜?」

「こういうあかねが好きなんか〜?」

 

 …………………。

 

「やめろ」

 

 クソッ、絶対煽られる。

 

「ん〜〜? スケベスケベも好きの内って言いますからな〜。興奮してるんですか〜〜?」

「ざぁ〜こ、ざぁ〜こ♡」

 

 ほら煽ってきた。ムカつくぜ。

 

「ざぁ〜こ、ざぁ〜こ♡」

 

 ! あかねも煽ってきた! 

 

 悔しい……。

        ザコザコ……

               悔しい!

 

「ざぁ〜こ、ざぁ〜こ♡」

 

 悔しい……。

        ザコザコ……

               悔しい!

 

「ざぁ〜こ、ざぁ〜こ♡」

 

 悔しい……。

        ザコザコ……

               悔しい! 

               だが! これで良い!

 

 これだ……これだから興奮する……!

 やっぱりあかねは最高だぜ……。

 

 

 

 

╰⋃╯(自主規制)

 

 

 

 

 あの後のドスケベ恋リアについてまとめよう。

 

 あかねが覚醒しドスケベ恋リアは視聴率が増大、俺のペ○スも増大した。 

 また、なんやかんやあってドスケベセッ○スも解禁になった。

 

 何でだよ。

 

 ……まあ良い。

 

 ドスケベセッ○ス解禁後はさらにすごい。

 シコシコと視聴率を伸ばし、最終的には45%まで伸ばしたとか。

 

 あかねとも正式に付き合う事になった。

 これからは常にそばについて、ドスケベセッ○スをする事で守っていく事になるだろう。

 

 まあ最初はめちゃくちゃ先行き不安だったが、最終的には参加して良かったと思える恋リアだった。

 いろいろな業界人ともつながりを持てたし、これでチ○コの憂い無し。

 優雅なナイトルーティン○を楽しむ事にしよう。

 

 

 

 

 

 

 

 ん? どうしたんだあかね。

 

 なになに? ドスケベなこと?

 

 するに決まってるだろ!!!!

 

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