抜きゲーみたいな世界でアイ単推しやってる俺はどうすりゃいいですか? 作:アク○川龍之介
というわけで処○苑にやって来た。
「カルビと牛タン、後牛ハラミと……」
そんな感じでノブユキが注文していく。
ん? タマとか頼まないのかって?
頼むわけないだろ。
まあ見てろ。
「んー……じゃあ後ドスケベセッ○ス!」
「あ、じゃあドスケベセッ○スだけ先に持って来ますね。○○さーん! ドスケベセッ○ス一つ!」
な? タマなんか食わなくても、ドスケベセッ○スを頼めば解決するからな。ムラムラしたならヤればいいのだ。まあそんな感じで焼肉を楽しみ始める俺たちだった──。
「じゃあ火つけますねー。ちょっと下半身失礼します。エチチチチチチチチチチ……勃ッ!!」
「ナニヤってんすか店員さーん(笑)。これじゃあ俺たちの性欲に火つけてるだけじゃないすかー」
「あ、すいません。代わりにドスケベセッ○ス追加で持って来ますね。○○さーん! 生三つ!」
「もーナニヤってんすか(笑)」
──じゃないのよ。あ、俺とあかねの分は断ってるからな。安心してくれ。
「おらぁ特上盛り合わせ追加じゃーい!! 思う存分食えや餓鬼共!」
「わぁい!!」
まあそんな感じで肉を食べている俺たち。ちなみにドスケベセッ○スは既に終わった。今は食事中だ。
「あかねも食えよ。全然食ってないだろ」
「いいの。私まだまだドスケベじゃないから……」
なるほど。どうやらドスケベじゃない奴は、ドスケベじゃない奴なりの悩みがあるらしい。
「こういう場では、絶対トングを手放さないって決めてるの」
「なるほどなぁ」
真面目だな。まあそういうとこも好きなんだが。
「だからねー? 今求められてるのはよりドスケベなプレイってワケさ。どこまでスケベを取れるかでドスケベ度が……」
そんな事をMEMちょが言う。
いやそんな事メモしなくて良いから。
╰⋃╯(自主規制)
「はー……焼肉とは豪勢ですね。可愛い子達を眺めながら食う肉は、さぞ美味しかったんでしょうねぇ」
帰ってきた俺に、こう言うのは妹の星野ルビー。ちなみに転生者で雨宮吾郎と付き合っている。
……わかるぞ。今お前の頭の中は『?』でいっぱいだろう。俺も初めて見た時はそんな感じだった。
大丈夫だ、説明する。
どうやらソイツも別の世界線の雨宮吾郎らしい。ある日突然クソデカロボがやってきて、全ての問題を解決して帰って行ったらしい。イってはいない。
まあいい。
そこで呆然としていると、手嶋という男がやってきてオ○ホを手渡したと言うのだ。
そして謎のクソデカロボへの感謝を込めてシ○っていたら、気付いたらこの世界にいたということらしい。
ちなみにその世界では、さりなちゃんとアイが百合百合しているとかなんとか。よかったね。
「話聞いてる?」
そんなルビーの声で現実に戻る。
「聞いてる聞いてる、ただの付き合いだから気にすんな」
「絶対嘘だ! 突き合ってきたって顔してる! 顔から堪能感が溢れ出てるもん!」
なんでわかるんだよ。
まあとりあえず誤魔化すか。
「ちょっと何イってるかわかんないすね」
「イってるじゃん!」
くそ。ドスケベサ○ドウィッチマン○じゃ無理か。間違えた。サ○ドウィッチマンだ。
「日曜は皆でご飯食べる日って約束じゃん! 番組始まってからずっとこうだ」
でもなあ……もう一人俺いるからちょっと気まずいんだよなぁ。
あ。言い忘れていたが、さっきの雨宮吾郎は居候している。決して早○ではない。自分の事だからよくわかる。
「そもそも番組って、放課後に集まるコンセプトでしょ? いつも収録土日じゃん、ヤラセだヤラセ!」
「いやヤってはいねーよ」
むしろ禁止されてるよ。
「学業優先してくれてるだけ優良だ。ていうか思ったより恋リアにやらせは無いぞ」
まあドスケベは優先してるけどな。
「一部の人間はあからさまにやってるけど、大抵のやつは極力自分をよく見せようとする程度」
まあヤってはいるけどな。
「そんなのリアルでも皆やってる事だろ? 合コンにいけば同じ光景が見られるぞ」
「行ったこと無いから知らないけど……」
まあ行ったら出会って即合体だもんな。
「じゃあ皆まじで恋愛してるの?」
「そのスタンスもまちまちかな」
ここで出演者たちのスタンスを見てみよう。
まずは鷲見ゆき。
「意外と好きになっちゃうなぁ。ファンの目もあるし、番組内ではそこそこに済ませたいけど」
こんな事を言っているが、裏ではドスケベセッ○スをしている。
次にMEMちょ。
「するよぉ! ホストに本気になっちゃう感覚に近いかもぉ!」
こんな事を言っているが、裏ではドスケベセッ○スをしている。
次は森本ケンゴ。
「カメラ向けられると、仕事モード入っちゃってなかなかねえ」
こんな事を言っているが、裏ではめちゃくちゃシ○っている。後ドスケベセッ○スもしている。
そして熊野ノブユキ。
「俺はガチよ? なんなら結マ○コまでいけたらおもろない?」
こんな事を言っているが、裏ではドスケベア○ルセッ○スをしている。
後、俺とあかねも裏でドスケベセッ○スをしている。
………………。
話を戻そう。
「恋愛リアリティショーは、今まで見た事なかったから不勉強でさ」
まあ基本ドスケベセッ○スしかしてないしな。
「色々偏見から入ったワケなんだけど、リアルを売りにするだけはある。想像してたよりやらせが少ない。そして思ったよりも、各々の人間性をそのまま映す構成になってる」
まあ全員ドスケベなんだけどな。
「………………」
「考え込んでどしたの? やらせが少ないのは良い事じゃない?」
「観てる側からしたらそうだろうけど、嘘は身を守る最大の手段でもあるからさ」
まあ自分の性癖さらすのはキツいよな……。
「?」
「まあ杞憂だろうけど」
そう言って俺は眠りにつくのだった。