光は屈折しても恋はまっすぐ! -キュアプリズムに恋した少年の話-   作:寿垣遥生

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遥生です。ついにスカイランド帰還編にあたるところは今回で最後になりますが、結構長くなりまして13000文字ぐらいになりました!そして今回は琢郎とましろちゃんがとにかく大接近することだけ言っておきます。どんな感じなのかはお楽しみに♪

それでは本編をどうぞ!


スカイランド旅行記(後編)

side琢郎

 

 キュアプリズムから『大好き』と言われてから数日が経った。僕は今、ツバサくんと男二人でエルちゃんと遊んでいる。今はましろさんが少し外出をしていて不在、その中でツバサくんがエルちゃんに絵本を読んでいるところだ…

 

「こうしてプリンセスは末長く幸せに暮らしましたとさ…めでたしめでたし。」

 

「えるぅ〜♪」

 

 絵本を読み終えてからエルちゃんは喜んで拍手する。どうやらかなり満足だったらしいけど、気に入ってくれたみたいだ…それにしても僕も話を聞いていて良い話だなと思った。僕の恋もこの絵本のようにめでたしめでたしってならないかな?その寸前にはもう来てるんだけど…

 

『今日の琢郎くん、男らしくてかっこ良かったよ…大好き♪』

 

 僕はあの時にキュアプリズムから言われたことを思い返す。それにしても、キュアプリズムはどうして僕の行動を知っているのだろうか?ましろさんとキュアプリズムは知り合い同士ということは前に聞いたけど、あまりにも僕のことを把握しすぎている。まるで、キュアプリズムとましろさんが同一人物かのようだ…声や見た目は確かに似てるところは沢山あるのは前から分かっていたけど、キュアプリズムの正体が実はましろさんだった…なんて展開が今回のことで少し浮上している。僕が観てきた戦う女の子はみんな変身していたからプリキュアも誰かが変身した姿というのはトシも言ってたけど、その可能性が高いとすればキュアプリズムの正体はましろさんが有力だろうな。

 

「琢郎さん、琢郎さん!」

 

「ああ、ごめん…ちょっと考え事をしていてね。」

 

「大丈夫ですか?ここ最近ずっとその調子ですけど…それで、プリンセスはこれからどうしましょう?そろそろお昼寝の時間ですけど。」

 

「そうだね…エルちゃん、そろそろお昼寝の時間だからお布団に入ろうか。僕達と一緒にねんねしようね?」

 

「えるっ!」

 

 僕がエルちゃんに昼寝を促すと頑なに嫌がり寝ようとしない。所謂イヤイヤ期なのだろうか…赤ちゃんだったら誰しもが来る時期だけど、昼寝の時間は守らないと成長していく上での睡眠を少しでも欠くと成長するものもしない。

 

「イヤイヤ期ですかね?少し早いと思いますけど…」

 

「まあ、イヤイヤ期は1歳ぐらいからなると言われてるからエルちゃんもそんな年頃なんじゃない?とりあえず…」

 

 僕がツバサくんとエルちゃんがイヤイヤ期を迎えてるかどうかについてを話していると、突然とドアが開き髭を生やしていて眼鏡をかけてる男性とおっとりしてそうな女性が入ってきた。この人達は何者だろうか?雰囲気からしてアンダーグ帝国の連中ではなさそうだが…

 

「えっ…」

 

 ツバサくんはこの二人を見て驚き、鳥の姿になると目の前の二人も鳥の姿になってからツバサくんの元へと駆けていく。同じプニバード族ということはツバサくんのご家族なのだろうか?

 

「ツバサ!」

 

「ツバサちゃんっ…!」

 

「父さん、母さん!?」

 

「無事で良かった…」

 

 その読みは見事に的中し、どうやらこの二人(羽?)はツバサくんのご両親だった。鳥の姿でこんな風にしてるのは何となく見ててシュールだなと思ってしまう…人間の姿を持ってるのなら人間の姿で親子の愛を感じれば良いのに。

 

「えるぅ〜♪」

 

 それを見てエルちゃんは大喜び、家族の愛と見た目の可愛さで不機嫌だったモヤモヤも消えたんだろうな。こうして見て分かるけど、プニバード族って可愛いからね…

 

「これはこれはプリンセス、挨拶が遅れました…私、ツバサの父で…」

 

「どうして来たの?」

 

「どうしてって王様から連絡を頂いたんだ。まったく、真っ先に親に顔見せに来るのが当たり前だろ!」

 

 ツバサくんは父親からお説教をされる。こっちでは僕より年下ながらも知識があって人間(?)もしっかりしてる感じだったけど、親の前ではやっぱり年相応なんだな…何か見てて可愛い。

 

「僕はナイトだからプリンセスのそばにいないと!」

 

「ツバサちゃんはずっとイヤイヤ期なのね?」

 

「赤ちゃん扱い!?とにかく離して!僕のお友達もいるんだからもうちょっと場を弁えてよ?」

 

「お友達?ああ、これはどうも…あちらの世界ではツバサがお世話になりました。お名前は?」

 

「石井琢郎です…それにしても、ツバサくんは凄く賢い子で話していて楽しいといつも思わせられてますよ。親御さんの教育が良いからでしょうか?」

 

「ええ。それもありますけど、息子が知りたがりということもありますからそれもあって立派に育ったものです!」

 

「なるほど…」

 

「良かったわね、ツバサちゃん…こんなにも貴方を大事に思ってくれるお友達ができて♪」

 

「ううっ、恥ずかしい…」

 

 ツバサくんの母親は彼の頭を撫でてからとにかく褒める。ツバサくんは僕にこの様子を見られて恥ずかしそうだ…まあ、僕も似たような感じだから気持ちは分かるよ。親の愛情って凄いんだよな…(特に母親の愛はたまに迷惑と思うぐらい強いんだよね。)

 

「ちょっと良いかな?」

 

 そんなタイミングで外に出ていたましろさんが部屋に戻ってくる。ツバサくんが甘やかされてるシーンも少し見られちゃったかな?まあ、甘やかされることは悪いことじゃないから問題はないと思うけど。

 

「おかえり…ましろさん!紹介するね、ツバサくんのご両親だよ。」

 

「はじめまして。」

 

「可愛い子ね…」

 

「虹ヶ丘ましろさん、向こうの世界で一緒に暮らしていた人だよ。」

 

「「ええっ!?」」

 

 ツバサくんがましろさんをご両親に紹介すると二羽は声を揃えて驚いた。まあ、異性が同じ家で暮らしてると聞くと無理ないよね…僕もツバサくんと初めて会った時も内心こんな感じだったもん。

 

「お前、しばらく見ない間に結婚したのか!?」

 

「違うから…」

 

「お母さん…恋人はツバサちゃんには早いと思うわ。」

 

「家族でお取り込み中すみません…ましろさんはですね、ステイ先のところのお孫さんでありましてツバサくんとは一切そういうものはないんですよ。なのでご安心ください…」

 

「そういうことですか。それじゃあ、ましろさんは琢郎さんとご結婚なさってたり?」

 

「「えっ!?」」

 

 ツバサくんの父親からの突然の問いに僕とましろさんは声を揃えて驚いてフリーズしてしまう。そもそも僕達はまだ満14歳で結婚はできないけど、付き合ってるのか付き合ってないのかの関係が定まってないところに野球で言うなら相手ピッチャーが外角低めのストライクゾーンギリギリか僅かにボールのコースに投げてくるぐらいに際どい質問が飛んでくるものだから心の中は大パニックだ。

 

「もういい加減にして!ほら、琢郎さんもましろさんも困ってるからもう帰りなよ。僕はナイトとしてしっかり頑張るから、しばらく来ないで!!」

 

「こらっ、ツバサ…何をする!」

 

「ツバサちゃん、お母さんはまだ…」

 

 そんな中でツバサくんはご両親を部屋から締め出した。もちろん、扉を閉める時は人間に戻って鍵も閉めて追い払うことに成功…ちょっと僕達も彼の家族時間を邪魔してしまったかな?

 

「僕の家族がお見苦しいところを見せてすみませんでした…大丈夫ですか?」

 

「う、うん…まあ。」

 

「私達もツバサくん達の邪魔をしてごめんね。」

 

「良いんですよ。両親も僕が無事だと分かってくれたと思うので安心してるはずです…それはそうと、ましろさんは何をしてたんですか?」

 

「あげはちゃんやおばあちゃんのためにスカイランドのお土産を買ってきたんだ…明日、ソラシド市に帰るからね。」

 

「ソラシド市に…帰る?」

 

「える?」

 

 ましろさんがソラシド市に僕達が帰ることを明かすとツバサくんは寂しそうな表情を浮かべ、それと同時にエルちゃんも同じような表情になる。これに関してはもう仕方ないことだけど、僕も内心は寂しいしましろさんも同じ気持ちだろう…一緒だった人と離れるってことは平気じゃいられないからね。

 

「実は元からそういう予定にしてたんだ…明日から僕とましろさんはゴールデンウィーク休みが終わり学校がまた始まるからね。でも、ソラさんがいる青の護衛隊やプリキュアがいればスカイランドは大丈夫だと思うし、賢い君ならナイトとしてエルちゃんを守ることだってできるさ!住むところが変わってもトンネルを通ればまた会える…だから、そんな悲しい顔しないで。僕達は友達だろ?」

 

「…」

 

 僕はツバサくんの肩を軽く叩いて自分の勇気とかを分け与えて彼を励ます。普段は博識高いところを見せつけられているけど、ここは彼のお兄ちゃん的存在として振る舞わないとな…ひとまずは年上としての意地は見せれたとは思っている。

 

「エルちゃん、元気でね…お腹出して寝ちゃダメだよ?ちゃんと歯磨きは仕上げまでしてもらうんだよ?あんまりツバサくんにイヤイヤを言っちゃダメだよ?それと…私と琢郎くんのことを忘れないでね?」

 

「えるぅ…」

 

 ましろさんはエルちゃんの頭を撫でてからこれからどうすれば良いのかを教えて最後に忘れないでと涙が出そうな目で見つめてから問いかける。エルちゃんと一緒にソラシド市で過ごした時間は短かったけど、本当に楽しかったな…(ましろさんはより長くエルちゃんと楽しんでいたけど。)

 

「よしっ、ソラさんがパトロールから帰ってきたらみんなでおもいっきりご馳走を食べましょう!」

 

「そうだね。一緒にいれる最後の思い出を…何か音がする。」

 

 ご馳走の約束を交わしたその時、外からゴゴゴという何かが動く大きな音がした。地震にしては地面が揺れてないし、火山も噴火する兆候が見られない…何が起こってるのだろうか?

 

「大丈夫かな?何か変なことが起きなかったら良いんだけど…」

 

「僕、様子を見てきます。琢郎さんとましろさんはプリンセスと一緒にここで待機していてください!」

 

「ツバサくん、待って!」

 

 僕はツバサくんを止めようとしたが、自らの意志でドアを開けてから外へと駆けて行った…こういうのはソラさん達に任せるべきだとは思うが、そのソラさんもどこを見回っているのか分からない。しかし、賢いとてまだ12歳の少年にパトロールを任せるのは危険だ。

 

「大丈夫、ツバサくんは賢いから危険だと判断したら戻ってくるはずだよ。」

 

「そうだと良いけど…」

 

 僕はましろさんの言うことを信じてツバサくんに全てを任せることにした。それでも青の護衛隊でもプリキュアでもない普通の人間(鳥)で(自分も人のことを言えないけど…)子供だから不安もある…それでも彼の賢さを信じてみるか。

 

(15分後…)

 

 ひとまず僕達はエルちゃんの様子を見ながらもツバサくんの帰りを待つ。その中でやはり同じ場所でじっとしていてエルちゃんも大人しいとなると退屈だ…何か話題を振りたいけど、何を振ろうか?とりあえず、今日あったことからあのことを話してみよう。

 

「ねえ、ましろさん…」

 

「どうしたの?」

 

「こんなピリピリしてる時に話すことじゃないと思うんだけどさ…ましろさんってどんな人と結婚したいの?」

 

「えっ、いきなりだね…もしかしてツバサくんのパパが言ってたことを気にしてたり?」

 

「バレたか。ごめんね、まだ成人もしてないのにこんな話をしちゃって…相手は冗談で言ってたと思うけど、僕が結婚する未来はどんな感じなのかなってずっと考えたんだ。それでどうなの?」

 

「私はそうだなぁ…優しくてかっこよくて困った時にはいつでもそばにいてくれるヒーローみたいな人と結婚したいと思ってるよ。ソラちゃんの男の子バージョンみたいな感じかな?」

 

「そうなんだ…そんな男の子って今のところ見つかってる?」

 

「それはちょっと…秘密、かな。」

 

 僕が逆にましろさんの好きなタイプの男がいるかを質問すると彼女は顔を赤らめてから照れてしまう。それにしても、最近のましろさんは僕が恋の話をするとこんな感じになることが増えた気がする…何となくだけど僕を変に意識してるみたいだ。

 

「そう言う琢郎くんはどんな人と結婚したいの?私はちゃんと答えたんだから貴方も教えてよ。」

 

「キュアプリズム…かな。」

 

 そんな中で投げ返してきた質問に僕は悩みながらキュアプリズムと答える。本音を言えばましろさんと答えようか悩んでいたんだよね…もちろん、キュアプリズムに似てるというのも理由の一つだけどそれより大きいのはキュアプリズムが好きだということを打ち明けてから距離を詰めてきたましろさんが僕の恋愛戦線を狂わせてきたことも大きな理由である。この二人の可愛い子に挟まれたら一筋の恋もブレてしまいそうだ…

 

「そう、琢郎くんはキュアプリズムが好きなんだね。私と比べたらどっちが好きなの?」

 

「ええっ…ましろさんと?」

 

 ましろさんは顔を赤くしながら真剣な表情をして僕にキュアプリズムと自分のどっちが好きなのかと訊ねてくる…この子は本当に意地悪だ、これはもう『う〇こ味のカレーかカレー味のう〇このどっちを食べたいか?』と並ぶぐらいの究極の選択だから凄く悩ましい。ここでキュアプリズムと答えたらましろさんはどう思うのだろうか?逆にましろさんと答えたらキュアプリズムはどう思うのだろうか?でも、迷った末に僅か20秒で僕は答えを決めた。

 

「僕は…!?」

 

 僕がましろさんからの究極の質問に答えようとしたその時、何かが飛んできて窓ガラスを突き破り部屋の中に落ちる。何かと思い確認すると…

 

「「ツバサくん!」」

 

「えるぅ!」

 

 そこにはボロボロのツバサくんが倒れていたのだ。どうして彼が空から降ってきたのだろうか…空にランボーグがいてそれが彼を投げ飛ばさないとありえない話である。

 

「大丈夫かい?何があった!」

 

「爆弾のランボーグがいました。いつ爆発するかは分かりませんけど、止めないと…」

 

「とりあえず、このことは王様に知らせよう!」

 

「分かってる…なるべく急がないとね。」

 

 僕達はエルちゃんを抱きつつツバサくんを安全な部屋へ避難させながら王室へとこの事態を報告しに向かう。スカイランドに行けば平和だと思ってたのにあの事件からランボーグが出る騒ぎが続いていておかしすぎる…さらに、カバトンに代わる新しい敵であるバッタモンダーも出てきたものだから平和なんてどこに行ってもないんだなと思えてしまう。この件も何とかしてもらわないと!

 

 

 

 

~~~~~~~~

 

 

 

 

「王様、大変です。上空に爆弾が!」

 

 僕達は王室に着いてからすぐに扉を開けて王様と王妃様にこの事態を報告する。その中にはソラさんとシャララ隊長もいてどうやら青の護衛隊もこの事態に気づいたのだろうと見た。

 

「既に耳に入っている。どうやらバッタモンダーというのが仕掛けたらしいな…プリンセスを渡さないと1時間後には爆発するらしい。」

 

「なんて卑怯な…」

 

「ましろさん、ツバサくんは?」

 

「偵察に行った時に爆弾のランボーグに攻撃されて…今は休ませてるよ。」

 

「ソラ…」

 

「分かりました!ましろさん、行きましょう…」

 

「うん!エルちゃんのこと、お願いね。」

 

 ましろさんはエルちゃんを僕に託してからソラさんと一緒に爆弾を止めに行こうとした。青の護衛隊であるソラさんはともかくとしてましろさんは一般人…あまりにも危険すぎる。

 

「待って…ましろさんは行ったらダメだ!ソラさん一人にここは任せよう。」

 

「しかし…」

 

「一般人を巻き込むのは危険すぎる!ソラさんは青の護衛隊だから良いにしてもましろさんに何かあったらと思うと心配で仕方ないよ…だから、これ以上ましろさんを巻き込まないでほしい。頼む!」

 

 僕はソラさんに頭を下げてからましろさんを巻き込まないようにお願いする。あの時はましろさんに直接言ったけど、一般人でもあり大事な人でもあるましろさんが傷つくところを僕は見たくないのだ。

 

「二人なら大丈夫だ。私は知っている…ソラとましろは強い人間であるということを。」

 

「シャララ隊長…」

 

「もしものことがあったら責任は私が取るしいざという時には私が命を守ってみせる…だから、この子達と私に全てを託してはもらえないだろうか?」

 

 シャララ隊長は直々に僕へと二人で行かせるようにお願いをする。こんなにも偉い人に厚い信頼をされてる上に責任まで取ると言われたら止めるにも止められない。それほど信頼されてる人と信頼できる人に託すしかないようだ…

 

「分かりました、二人を信じます。ソラさん、ましろさん…無事に帰ってきてね。」

 

「「はい(うん)!」」

 

 そして、ソラさんとましろさんは爆弾を止めに向かった。僕はとにかくみんなの無事を祈るしかない…頼んだよ、二人とも。

 

(5分後…)

 

 それからしばらくして鏡から外の映像が映し出される。こうして見ると凄く大きなランボーグだ…これをどうやって止めようと言うんだ?そう思っていると…

 

「えっ、プリキュアの二人?」

 

 そこにいたのはソラさんとましろさんじゃなくてキュアスカイとキュアプリズムの二人だった。どうしてプリキュアが二人の代わりに爆弾処理をしようとしてるのだろうか…

 

「シャララ隊長、爆弾処理を任せたのはソラさんとましろさんですよね?どうしてプリキュアが…」

 

「えっ、ああ…プリキュアを呼びに行ったのだろう。青の護衛隊でもあんなに大きくて遠くにいるランボーグは処理できない…」

 

「そうだとしたら、僕だってできるじゃないですか。どうしてあそこまで強気なんだ…」

 

「まあ、外が危険な中で助けを呼ぶのも立派なことだ。今はこの様子を見守ろう。」

 

「そうですね…」

 

 とりあえず、僕達はあの二人が呼びに行ったプリキュアにこの爆弾解除というかランボーグの浄化を託すことにした。ランボーグに対して無敗の彼女達なら何とかしてくれるだろう…そして、危険な中でプリキュアを呼びに行ったソラさんとましろさんが無事に戻ってきてくれることも同時に祈った。

 

『スカイブルー!』

 

『プリズムホワイト!』

 

『『プリキュア・アップドラフト・シャイニング!!』』

 

 プリキュアの二人はいつも通りアップドラフト・シャイニングで爆弾ランボーグを浄化しようとする。ランボーグは段々上へと吸い込まれていく…不安はあったけど、案外簡単で呆気ない。

 

(大きいわりには意外と簡単だったじゃないか…良かった、大事にならなくて。)

 

「あれは!」

 

「何…だと!?」

 

 しかし、ランボーグはここで触手を増やしてから吸い込み口をひねり潰そうとしてきた。今回のランボーグは抵抗してくるとは…そう簡単に物事は上手くいかないようだ。

 

『ううっ…』

 

『ぐっ…』

 

 キュアスカイとキュアプリズムは苦しそうな表情を浮かべて膝をつく。この技はどうやら、かなり体に負担がかかるものらしいのが見て分かる。今まではこの技が出れば相手は抵抗できなかったというか抵抗しなかったのだが、今回は抵抗してきたこともあってダメージが襲いかかってきてしまった。これはもう耐久戦になりそうだ…

 

『もう、限界…』

 

「えるぅ!」

 

 エルちゃんは画面の向こう側にいるプリキュアに対して『頑張れ』と言わんばかりに声をかける。特にキュアプリズムの表情はキュアスカイと比べてより険しくなってきた…いくらプリキュアとて痛いものは痛いし辛いものは辛い。プリキュアは強くはあっても無敵ではないのだから…

 

『『ぐうううっ…!?』』

 

「キュアスカイ、キュアプリズム…ってシャララ隊長、どこへ?」

 

「すまない。どうやら見ているにも限界が来たようだ…王様や王妃様やプリンセスを頼んだぞ!」

 

「シャララ隊長!」

 

 そう言うとシャララ隊長はあの現場へと向かって駆けて行った。ついに最強の切り札を出す時が来てしまったのか…それにしても、ソラさんとましろさんは本当に無事なのだろうか?まだ戻ってきてないから不安しかない。

 

(10分後…)

 

 それからまた待ってもソラさんとましろさんは戻ってくる気配がない。その中でプリキュアの表情はさらに苦しくはなっているが、根性でとにかく粘り続ける。一方のランボーグもその分耐えていて持久戦はまだ終わりそうにない。そんな時に大きな鷲に乗った一人の女性が映像に映る…その人物の正体はそう、シャララ隊長だ。

 

『隊長!』

 

『ランボーグ!!』

 

 シャララ隊長を乗せた鷲は相手の攻撃を巧みに避けながらスペースを見つけて距離を詰める。この鷲は最強の人に育てられてるだけあって育ちはかなり良い…

 

『はあああああああっ!!』

 

 シャララ隊長は鷲から降りてから敵に迫り剣で触手を全て斬り落とした。これぞ最強の技…しかし、シャララ隊長の剣は折れてしまい彼女は真っ逆さまに落ちていった。自らを犠牲にした捨て身攻撃…それを自らやるところはとにかくスカイランドの平和に全てを賭けてる気持ちの現れだろう。そして、シャララ隊長は闇に飲まれて姿を消した…

 

「シャララ隊長!」

 

『ぐうううっ…』

 

『はああああっ!』

 

『スミキッター…』

 

 それに奮起したプリキュア二人は圧力も全てねじ伏せて意地のアップドラフト・シャイニングで爆弾処理ならぬランボーグ処理を完了させた。しかし、彼女達も力尽きてしまいその場に倒れてしまう…隊長の安否は心配だが、ひとまず全力を出し切ってスカイランドの平和を守ったプリキュアに拍手を送りたい。

 

「キュアスカイ、キュアプリズム!」

 

「ざけんなよぉ!弱いくせに…弱いくせにぃ!!」

 

 そんな時に主犯格のバッタモンダーがどこから侵入したのかは分からないが王室に怒りながら入ってきた。しかし、彼の口調はいつもの優しいというか不気味なものじゃなくてとにかく荒れている…これがバッタモンダーの素なのだろうか?

 

「バッタモンダー、弱いのはお前だよ。弱いと見下した相手にこんなにも負けといて逆ギレするとか弱い男のやることだろ!しかもこんな悪事まで働いて…見苦しいぞ!?」

 

「うるせえ!強い俺より弱いやつが逆らってんじゃねえよ!!」

 

「ぐはぁっ!?」

 

 バッタモンダーに口答えをすると、彼は怒りのあまりに僕を殴ってきた。これには流石に対応できずにダウンしてしまう…カバトンより強いようなことを言ってたけどやっぱり強いなとパンチを見て分かる。

 

「えるぅ!!」

 

「僕としたことがつい取り乱してしまった。プリンセスを抱きかかえているのについカッとなって…とりあえず、プリキュアは頂くよ。」

 

「決して渡すものか!」

 

「この身に代えてもプリンセスは守ります!」

 

 バッタモンダーは気持ちを落ち着けていつもの口調に戻し、僕からエルちゃんを奪おうとすると僕のところに駆け寄っていた王様と王妃様が前に立って自らが盾になろうとする。そこのところは親であり王族の意地だと思うのだが、相手はとんでもなく強い力を持っている。これ以上犠牲者は出すのは賢明ではないのに…

 

「おやめください、僕がエルちゃんを守ります…だから、逃げて。」

 

「そうかい、残念だよ。バッタモンモン…」

 

「うおおっ…」

 

「プリン、セス…」

 

「えるぅ!?」

 

 バッタモンダーが指を鳴らして呪文を唱えると王様と王妃様は黒いオーラに包まれてしまい意識を失ってしまった。エルちゃんも目の前で両親が倒れたものだから冷静さを失ってしまう…そして、バッタモンダーは僕達のもとへ歩み寄ってきた。

 

「さあ、君もこうなりたくなかったらプリンセスをこっちに…!?」

 

 その時、天井のガラスが割れてそこからキュアスカイが降り立つ。さっきまで気を失っていたのにいつ目覚めたというのか…もしかすると、エルちゃんがピンチだということをどこかで感じて助けに来たのかもしれない。プリキュアの中でも特に凄いよ…この子は。

 

「キュアスカイ…」

 

「ふんっ、プリンセスさえ手にすればお前にもスカイランドにも用は…「動くな!」…!?」

 

 バッタモンダーがエルちゃんを奪おうとしたその時、キュアスカイはこれまでにもないぐらいに荒れた声で叫んだ。その表情は鬼神が宿ったかのように恐ろしく、こっちも本気で怒ってるんだな…見ていて恐ろしい。

 

「そこからエルちゃんに1mmでも近づいたら…絶対に許さない!!」

 

「…!」

 

 キュアスカイは拳を握りしめバッタモンダーが動いても良いように身構える。これにバッタモンダーは完全に恐怖を感じて動けなくなり、まるでこれはどこかの作品の覇気に近い何かを感じた。仮にここで動いたとしても間違いなくバッタモンダーは本気で怒ったキュアスカイからボコボコにされて負けることだろう。

 

「くっ、バッタモンモン…」

 

 バッタモンダーはこの世の地獄を感じたのかあっさりと撤退する。この敵はカバトンよりは強く見せていたとはいえ本気で怒ったキュアスカイの前ではとんでもないぐらいの腰抜けに見えてしまった…

 

「エルちゃん、大丈夫ですか?」

 

「ううっ、えああああっ…!」

 

 怒りが収まりいつもの優しい表情に戻ったキュアスカイがエルちゃんのもとに歩み寄るとエルちゃんは悲しさのあまり飛び込んでから泣き崩れてしまう。バッタモンダーが怖かっただろうし、両親も意識不明となり赤ちゃんなのに辛い思いをさせてしまった…

 

「ごめん、僕が無力だから王様と王妃様が…」

 

「いいえ、私の方こそ。貴方に負担をかけてばかりですみません…エルちゃんもごめんなさい。」

 

 キュアスカイはエルちゃんを抱きしめて頭を撫でながら僕とエルちゃんに謝る。しかし、大事なことを何か忘れているのではないか…そう思っていたらあることを思い出した。

 

「あっ、キュアプリズム!キュアスカイ、確かこの上の階のところで戦ってたんだよね?」

 

「そうですけど?」

 

「そうか…僕はキュアプリズムを助けてくる。キュアスカイはエルちゃんと意識を失ってる二人をお願い!」

 

「琢郎くん!?」

 

 僕は大急ぎで上で気を失っているキュアプリズムの救助へと向かった。キュアスカイは目覚めてもキュアプリズムはもしかしたら大変な事態になってるのかもしれない…そう思うと助けないとと思ってしまう。どうか無事でいてくれ!

 

(2分後…)

 

 階段を上ったりしてしばらく走るとプリキュア達が戦っていた場所へとたどり着く。そこを見渡すと人が倒れているのが遠目でも確認できた。髪はピンク系統だからキュアプリズムで違いない!その場所へと向かうと…

 

「キュアプリ…えっ、ましろさん?」

 

 そこに倒れていたのはキュアプリズムではなくボロボロの姿のましろさんだった。確か、ソラさんとましろさんはプリキュアを呼びに行ってたはずだと思っていたのだが…何がどうなっているのかよく分からない。ひとまず手首に触れて脈の有無を確かめてみたが脈は異常なし…気を失ってるだけらしい。

 

(ましろさん…どうか無事でいてくれ!)

 

 僕はましろさんを背負ってからベッドのある部屋まで大急ぎで向かった。その間に背中に柔らかい胸が服越しに当たってはいたけど、そんなことを考えてる場合じゃない…これは人命救助、無事かどうかが先決だ!そう割り切って運んでいく。

 

side out

 

 

 

 

~~~~~~~~

 

 

 

 

sideましろ

 

「う、うーん…」

 

 あれからどれぐらい気を失っていたのだろうか…私が目を覚ますと見知らぬ天井があり、そして横を向くと心配そうな表情をしている琢郎くんがいた。

 

「良かった。目が覚めたみたいだね…」

 

「琢郎くん…貴方が私を助けてくれたの?」

 

「まあね、気絶していた君をおんぶしてここまで運んだよ。」

 

「ええっ…重くなかった?それと変なところとか触ってないよね!?」

 

「大丈夫。ましろさんは全然重くなかったし、変なところは触ってないよ?」

 

 琢郎くんは少し動揺した感じで私からの質問に答える。まあ、おんぶをしていたらしいから…もしかすると胸とか当たってたのかな?それで動揺している彼は少し可愛く思えてきた。(でも、ちょっと恥ずかしい…)

 

「ところでエルちゃんやみんなは無事だったの?」

 

「エルちゃんとツバサくんは無事だったよ。でも、エルちゃんのご両親は意識不明でシャララ隊長は行方不明になってしまった…」

 

「そうなんだ。私に力が足りなかったからこんなことになっちゃって…ごめんなさい。」

 

「僕の方こそ…だけど、もう君に無茶はしてほしくないんだ。できることならランボーグの事件とかから今後は身を引いてもらえないかな?」

 

 琢郎くんは私に対して事件から身を引けということをお願いする。しかし、そうは言われても私はプリキュア…ソラシド市に帰ったら唯一のプリキュアになってしまうのにランボーグが仮にあっちで出た時に戦わなかったら誰が平和を守ると言うのだろうか?

 

「いや、私は…」

 

「私は…何なの?僕がこういうのもアレだけど君はプリキュアでも青の護衛隊でもないんだよ!今回はシャララ隊長を信じて行かせたけどその結果であんな目に遭われたらもう君を送り出すことなんてできない…犠牲になったシャララ隊長に向ける顔がないよ。」

 

「違うの、聞いて。私はキュア…」

 

 私は琢郎くんに自分がキュアプリズムの正体だということを明かそうとした。しかし、『キュア』と言ったところで言葉が詰まってしまう…ここで正体を明かして彼が得するなんて思えない。正体を知って幻滅するか、正体を知ってますます危険なことをしてしまうかの両極端だ…どっちに転んでも彼は幸せになれないと思いそこで止まる。

 

「キュア…何なの?もしかしてプリキュアの誰かの正体だと嘘をつくつもり?」

 

「いや、何でもない…だから、忘れ…て?」

 

 私がとりあえず誤魔化そうとすると琢郎くんはいきなり私の体を強くぎゅっと抱きしめてきた。あまりの展開に心臓のドキドキが早くなる…内心緊張しながら手を繋いでみた時も肩を掴まれた時もドキドキしたけど、その何倍も混乱してしまいそうだ。

 

「僕、もうましろさんが傷つくところを見たくないんだよ!だから君が無理をしているところを見てると心配で…だから、もう無理はしないで誰かを頼ってほしいよ。もう一人で抱え込まないで?」

 

 琢郎くんは私を震える手で抱きしめ、まっすぐな目で私を見つめる…それだけ周りの人を大事にしているんだと思うと幸せで心が暖かくなってきた気がした。ドキドキはまだしてるけど…

 

「ありがとう、琢郎くんって凄く優しいんだね…」

 

「いやいや、僕はそんなに心が広くないし力だってプリキュアと比べたら全然弱いよ?」

 

「プリキュアの強さは異次元だから仕方ないよ。でも、琢郎くんは心が凄く強くて優しくてかっこいいからそういうところは凄いと思ってるんだ…男の子の中のヒーローは文句なしで琢郎くんしかいないよ。」

 

「僕が…ヒーロー?」

 

「うん。だって、琢郎くんは男の子が怖いと思っていた私のトラウマを消してくれたんだもん…その時点でヒーローだと思うし、危険な場所に行ってもみんなを守ろうと動くところはヒーローじゃないとできないよ。だから、自信を持って?」

 

「そっか、ありがとう…僕、もっと凄いヒーローになれるように頑張るね!」

 

 琢郎くんは笑顔を取り戻した。その表情には自信が溢れていて私がその起爆剤になったと思うと心の底から嬉しい…これからもそのヒーロー道を貫いてほしいところだ。

 

「それで…もう一つ訊きたいんだけど、琢郎くんはいつまで私を抱きしめてるのかな?」

 

「ええっ、あっ…ごめん、勢いで!」

 

 私がいつまで抱きしめているのかを指摘すると琢郎くんは慌てて私から離れた…本音を言えばもうちょっとくっついていたいと思っていたけど、それは彼と付き合える日が来たらの楽しみにしておこう。

 

「ふふっ、慌てる琢郎くんも可愛い♪」

 

「からかわないでよ。しかし、本当に君は変わったね…良い方向に。」

 

「ありがとう、これも全部琢郎くんのおかげだよ。積極的に声をかけてきて沢山優しさも貰い、支えてもくれた…それで自信を持って毎日楽しく過ごせてるの。もちろん、ソラちゃんとの出会いも関わっているけどやっぱり琢郎くんの働きがけが大きいかな?」

 

「そっか。ましろさんが幸せで過ごせてるならそれで満足だよ…これからもよろしくね。」

 

「うん♪」

 

「ましろさん、大丈夫ですか!?」

 

 そんな感じで楽しく話しているとドアが突然開いてエルちゃんを抱いたソラちゃんとツバサくんが部屋の中に入ってくる。折角の良い雰囲気だったのに邪魔されちゃったのはちょっと残念かな…

 

「大丈夫、もうすっかり元気になったよ。みんなも心配かけてごめんね?」

 

「えるぅ♪」

 

「とりあえず、僕とソラさんで話し合ったのですが…明日全員でソラシド市に帰るという風に決めました。ヨヨさんにこの原因を調べてもらうというのもありますし、バッタモンダーはプリンセスを狙っている…そうなると僕達がバラバラに行動するのは良い考えではありませんからね。」

 

「はい…そういうわけでまたよろしくお願いします。」

 

 ソラちゃんとツバサくんはそれぞれ私達と一緒にソラシド市に帰ることを打ち明ける。とりあえず、またエルちゃんも含めてみんなと過ごせることになったのは良いけど…またソラちゃんは無茶をするのではないかと思い不安になってしまう。

 

「でも、大丈夫なの?隊長さんは行方不明って琢郎くんから聞いてるし…辛いなら無理しない方が良いよ?」

 

「そのことですけど、隊長から手紙を貰っていたんです。そこにはこう書いてありました…『立ち止まるなヒーローガール、また会おう』と。私はもう立ち止まりません!この託されたペンダントをお守りにしてまた前を向きます。いつか隊長に会えると信じて…」

 

 ソラちゃんは持っている青いハートの石がついているペンダントを握りしめてから力強く私達の前で立ち止まらないと宣言した。そんな前向きなソラちゃんは同じ女の子で一番かっこいいと思うヒーロー…憧れの的しては親友の一人だ。

 

「決まりだね。それじゃあ、明日の7時の出発まで各自睡眠を取るように…ましろさん、また明日ね。」

 

「うん、おやすみなさい。」

 

「みんなもおやすみ!」

 

「「おやすみなさい。」」

 

 話がひと段落ついたところで私達は解散してからそれぞれ寝ることに…またみんなとソラシド市で過ごせるのは嬉しいけど、全てが喜ばしいことではない。エルちゃんのパパとママの意識を回復させるにはどうすれば良いのか…答えはきっとおばあちゃんがヒントを握っているはずだと思う。ただ、その中で大好きな琢郎くんとの距離をかなり詰められたことは良いことでプリキュアに変身した状態だったけど、さりげなく『大好き』とも言ったりしたし手を繋いだり抱きしめられたりとかなり前進できたんじゃないかな?でも、私はまだモヤモヤしている…それはまだランボーグとの戦いやエルちゃんのお世話がひと段落してないのに琢郎くんと付き合って良いのかどうかだ。この中で付き合っても彼を幸せにできる保証がないし、むしろ危険なことに巻き込んだり巻き込まれたりする可能性もある。とりあえず、あげはちゃんかおばあちゃんに相談してみようかな?どんな答えが出るのかそれぞれを参考に決めることにしよう。明日からまた恋もプリキュアとしての活動も全部頑張るぞ!




長丁場にお付き合いくださりありがとうございました!いやぁ…ついに琢郎がましろちゃんに対して結婚願望に触れたり、おんぶもしたり、抱きしめたりでもうかなりの前進ですよ。しかし、全年齢向けにしては『胸が当たる』という表現はギリギリだったかな?うーん、微妙です。

そんな中で僕はキュアスカイことソラちゃんのあの怒り…あれは『どこかの作品の覇気』なんて表現しましたけど、もう分かりますよね?そう、同じ東映作品であるワンピースの覇王色の覇気です…ソラちゃんがワンピースの世界に行ったら武装色と覇王色を取得してプリキュアの変身能力も足せば恐らく個人で四皇の次ぐらいは行けるのではないでしょうか?それぐらいにソラちゃんは人間兵器なのですよ。変身してなくて身体能力エグいもんだからそりゃあもうね…僕は『ソラ・ハレワタール人間兵器説』を強く推したいです。

そして、原作の方はいよいよ次の日曜日の放送で最終回を迎えますが…その前の話はラスボスのダークヘッドことスキアヘッドとの最終決戦でした。そこでソラちゃんが闇の力を取り込んでダークフォームとなる場面があったのです。主人公がこうなるのは過去20年なかったと思いますけど、スキアヘッドの最後はやはり呆気なかったのが残念でした…ましろちゃんによって浄化されると共に消滅というね、ラスボスがこんな形で消えて次回はもう消化試合ムード。とりあえず、最後まで見守りたいと思います!しかし、僕にとっての最高傑作が終わってしまうのは寂しいなぁ…1年ってこんなにも早いですね。粗品の競馬予想とプリキュアを毎週追いかけるとあっという間に日曜日は終わっていたものです…子供の時の日曜日は長かったのにな。

しかし、こっちのひろプリはまだまだ続きますが…いよいよ次回から最終章突入を宣言させていただきます。琢郎とましろちゃんの恋はいよいよ決着へ…琢郎は告白を決意、ましろちゃんはどのような決断を下すのか?次回もどうぞお楽しみに!

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