なんで幻想郷じゃなくて異形郷なの?   作:全智一皆

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第番外「能力を解説する程度の能力」

 

 

・一から清浄までを操る程度の能力

登場話:第十一話。

大雑把かつ簡単に言えば、時間を操る事が出来る能力。数学の値で言うところの一から、須臾よりも小さい数である清浄までの速度、時間を自在に操る事が出来る。

清浄は十のマイナス二一乗。十垓分の一の速度。もはや存在しているかどうか認識、認知する事すら不可能であろう最速にして瞬速の時間。

速過ぎるあまりに殴られようと痛みは感じない上に、数千kmは余裕で吹き飛ぶ。

神鳥谷天地は主に『清浄』と『無量大数』を用いて異形郷の妖精達を食い止めていた。

 

・価値を決める程度の能力

登場話:第十二話。

あらゆるものの価値の有無を決める事で、対象の強度を変える能力。

価値があると決めれば、そう簡単に壊れる事はなく、逆に価値がないと決めれば、それは簡単に壊れてしまう。

だが、言ってしまえば能力の内容はそれだけであり、別に自分が強くなるという訳ではない。あくまでも強度を変える事が出来るというだけの事である。

 

・ありとあらゆるものを燃やし尽くす程度の能力

登場話:第十二話。

文字通り、ありとあらゆるものをを燃やし尽くす事が出来る『炎』を操る能力。

その炎には固定の色は存在せず、また温度が決して変わる事もない。あらゆるものを燃やし尽くすに適した温度のまま燃え盛る炎はまさしく不滅の象徴である。

炎の形は変幻自在で、自分のみ限定で質量を持たせる事で武器の様に振るう事も可能。神鳥谷天地の場合は、その炎を龍の形にする事で広範囲を焼き払った。

 

・血液を操る程度の能力

登場話:第十三話。

自分の血だけでなく、触れた相手の血すらも自在に操作する事が出来る能力。正直に言ってしまえば血界戦線に登場する血の力そのもの。

神鳥谷天地は『血操』と呼び、基本的に斗流血法を元にした技を操る。

しかし、実を言ってしまうと能力自体は確かに強いのだが、どちらかと言えば神鳥谷天地の『才能』あって強く写っているというのが正しい。

血操という技自体は別に前々から考えていた、使っていた技術という訳ではなく、あくまでも神鳥谷天地が第一回幻想防衛での戦いで突発的に考えた技であり、『能力の応用』で生み出された()()であって()()()()()()ではない。

アニメの知識があったとは言えど、突発で思い付いた技術を完璧に実践する事が出来たのは、ひとえに神鳥谷天地の才能故である。

 

血刀ノ壱『朱刃金(あけはがね)

自らの血によって刀を作り出す技。細かく言うと、血液の凝固を利用したもの。長さに限界はなく、基本的に自在に変えられる。

 

血刀ノ弐『血刃糸(けつじんし)

細く鋭い血の糸を振るう技。元としては斗流血法の『空斬糸』なのだが、こちらよりも完全に戦闘向きであり、拘束用には決して使えたものではない。

糸は細い刃が常に巡っており、その中身もまた常に血液が循環し続け、無限の移動運動を行っている。常に時速200kmで運動し続ける糸に触れてしまえば、岩であろうと物言わぬ石ころに成り果てる。

これに限った話しではないのだが、神鳥谷天地の血操によって作られる武器は基本的に血液の循環を利用している為、その切れ味は凄まじく、朱刃金の場合は大木程度なら一瞬にして斬る事が出来る。

 

・特化する程度の能力

登場話:第十四話

ある一点にのみ能力を特化させる事が出来る能力。例えば『筋力に特化』する様に設定すれば、全身の筋肉がステータスで言うところの99にまで跳ね上がるという、ゲームで言うところの〇〇特化を作る事が出来る能力である。

かなり強力な能力だが、一つしか特化出来ない・曖昧なものは特化出来ない(単なる『力の特化』など)といった弱点も存在する。

しかし、神鳥谷天地はそれを『身体能力』に当てる事で、体に関する能力全てを特化させるという裏技を用いている。

 

・ありとあらゆるものを開く程度の能力

登場話:第十五話

肉体に刻まれた傷、心に負った傷、閉ざされた扉、開く筈のない空間など、あらゆる全てを『開く』事が出来る能力。

神鳥谷天地は異形を何度も何度も殺害してきた為、この能力が異形には特効する事となった。それ以外にも、上記の様に閉ざされた扉や空間を開く事も出来る為、汎用性はかなり高い。

八雲紫の『境界を操る程度の能力』の下位互換といったところである。

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