本筋に関係ないのに文字数増えた
何故だ…?
評価バーが赤色付きになりました
評価を下さった皆さん、ありがとうございます
お気に入りに入れてくれた方々にも感謝
始めてここすき貰った、ありがとう
残り話数も頑張ります
お昼は美味しく頂いた
その日取れたての焼き魚定食をわたしと伊知地先輩は頼み、リョウ先輩は川魚のフライにカレー付きのセット、ひとりちゃんは魚のハンバーグ定食を頼み、まだお客さんも疎らな中、楽しく口にした
リョウ先輩の予想通り、暫くしてお昼が近くなるとお客さんが増え始めたためお店を出る
銭湯があるということで、わたし達はそこに向かうことにする
昨日はキャンプ場に併設されているシャワー室で汗を流してたから、今日はゆっくり湯船に浸かれるのは有り難い
食堂からしばらく田んぼと畑を見渡す道を行くとスーパー銭湯があった
結構大きい
周囲は民家と少しばかりのお店が並んでいる
「そういえば、わたし銭湯って初めてかもしれません」
「そうなの?あたしはお姉ちゃんと通ってた事あるよ」
「わたしもたまに使う。サウナがあると良い」
「結構皆さん使うんですね。ひとりちゃんは?」
「え、え〜と、家のお風呂が壊れた時に何回か。ふたりが遊び回って大変でした…」
4人で入りカウンターで料金を支払う
マッサージチェアやゲーム筐体の置いてある場所を通り抜け、浴場へ
時間が早いこともあって人は疎らだった
わたし達は広いお風呂を堪能しきり、出た後リクライニングルームでくつろぐ
マッサージチェアで揉み解されるひとりちゃんとリョウ先輩
「あ、あ、あ〜、気持ち良いですね〜、リョウ先輩」
「ご、ご、極楽だね〜、ぼっち」
「なんだかお婆ちゃんみたいですよ、2人共」
「い、い、郁代もやってみて〜。く、く、癖になるかも〜」
「き、き、喜多ちゃんもど、どうですか〜?き、き、気持ちいいですよ〜」
あ、あ、あ〜とだらけきってる
「まあ、休息しに来たんだから別にいいけどね。喜多ちゃんどうする?」
「わたしは遠慮しときます。そこまで疲れてませんし」
「そっか、ならあたしも別にいいかな。喜多ちゃん、ちょっとあそこのゲームコーナー見てこない?」
「そうですね、行きましょうか」
「行ってらぁ、ぁ、ぁ、ぁ」
だらけきった2人に送り出されて、ゲームコーナーへ
ゲームコーナーはそれほど大きくなくレトロなアーケードゲームがいくつかと、クレーンゲーム、プリクラ、音ゲーとゲームの種類もまとまりがない
「何かやりたいのありますか?」
「う〜ん…そうだなぁ…」
キョロキョロと見回す伊知地先輩
わたしは先輩とプリクラ撮りたいなぁ、とか思ってると
「あ、喜多ちゃん、これやってみない?」
と聞かれた
先輩の指す方向にはエアホッケーの台が置かれてる
懐かしいな
中学生時代友達とゲームセンターに行ったときに何度かやったことがある
結構楽しいのよね
「いいですね。やりましょうか」
「よ〜し、喜多ちゃん勝負だ」
300円で1ゲーム、10点先取で勝利だ
伊知地先輩が200円、わたしが100円入れる
台から空気が噴出し、パックと呼ばれる円盤が出てきてゲーム開始
わたし達はマレットという独自の形のラケットを手に取ると、それぞれの位置に立つ
伊知地先輩の方にパックが出てる
「先輩、先行どうぞ」
「よしっ!じゃあ遠慮なく」
先輩は言うが早いかカンッと小気味よい音を出してパックを打つ
瞬間加速する円盤
狙いはわたしの左、ゴール手前のコーナー付近
わたしは反射する角度を予測してマレットを置く
予測通りパックは反射し、わたしのマレットに当たる
が、当ると当時にそく、弾き返り勢いが死んだ状態で先輩のコートへ
「あっ!」
わたしの慌てた声は無視して、先輩は待ってましたとばかりに打ち返す
今度は反対側のコーナー狙い
とっさに先程と同じように反射角度を予測してマレットを置く
が対応が同じなので、同じように先輩の元に帰っていくパック
狙いすましたように、今度は直接ゴールへ向け打ち込む先輩
かろうじて防ぐが、勢いは死んだまま先輩の元へ
次もゴール狙い
わたしは防ぐ
何度か同じ攻防が繰り返され、先輩は可愛い舌で唇を舐める
次の瞬間カコンッ!とゴールが決まる
「よしっ!」
「あ〜!」
伊知地先輩は可愛らしく小さなガッツポーズ
わたしはちょっとムクれる
「伊知地先輩、本気過ぎじゃないてすか?」
「喜多ちゃん、勝負は本気でやらなくっちゃ!」
チッチッチ!と人差し指を振る先輩
「先輩がそういうつもりなら、わたしも加減しませんよ」
パックを浮かべつつ、わたしは攻め手を考える
やっぱり搦め手よりも力技の方が良いかな?
基本のフィジカルはわたしの方が上だし
反射神経も勝ってると思う
「よっしゃっ、こーい!」
構える先輩を見て、わたしはマレットの感触を確かめる様にゆっくり左右に動かす
よしっ、このセットは少し試しましょうか
わたしは中央の壁を狙って打ち込む
円盤は予定通りくの字を描いて先輩のゴールへ向かうが、軌道は予測しやすい
当然、先輩は反応する
少し余裕があるのか果敢に打ち返す
ただ狙いに正確性は無いのか、わたしのゴール横に当たりパックは帰ろうとする
そこを隙かさずマレットで押さえつけ、捕獲
次に自コートの真横より少し前方を狙って強く打ち込む
パックは勢い良く反射し、ジグザグに相手陣へ
「わっ!ワッ!?」
先輩の元へ予測しづらい軌道で向かうが、手元に届く頃には多少勢いは落ちる
なんとかゴールは防ぐが、パックは勢いを殺されたままわたしの元へ
隙かさずゴール目掛けて強く打ち込む
カコンッ!
先輩は反応するが空振り
わたしに得点が入る
「喜多ちゃん、だいぶ本気?」
「もちろん!先輩が本気で!って言ったんですよ?」
「ぐぬぅ…」
わたしがニッコリしながら返事をすると、伊知地先輩は唸る
次は先輩の番
パックを置くと強く真っ直ぐ打つ
速攻だ
わたしは反射的にマレットで防ぐ
円盤は反射し、真っ直ぐ帰り先輩の手元へ
先輩は躊躇わず、再び真っ直ぐ打ち込む
直線的な動きであれば読みやすい
わたしは少しだけマレットを動かし、跳ね返す
カンッ!カンッ!カンッ!
何度かラリーが続き
カランッ!
わたしのゴールに入った
2−1だ
「はぁっ!よしっ!」
「やりますね」
先輩は「ふぅ」と息を吐く
だいぶ集中してたらしい
ちょっと息が上がってる
わたしはパックを置くと
「いきますよ」
と声を掛ける
伊知地先輩も構える
カンッ!
右側を狙い先輩を誘導する
強めに打ったから先輩は打ち返すまでは出来ない
マレットに当たって適当に反射して戻って来たパックを隙かさず今度は反対側を狙って打つ
カコンッ!
ゴール手前で壁に当たった円盤は、そのまま先輩の手元を抜けゴールへ
「あっ〜!」
「次は先輩の番ですよ〜」
伊知地先輩は悲鳴を上げ、わたしは軽い感じで声を掛ける
すぐに先輩は打つ
真っ直ぐだ、がもう目が慣れた
わたしは軌道を読んで、きっちり打ち返す
円盤は勢いを乗せたまま何度か反射し、先輩のゴールへ
「あっ!?」
3−2
先輩は「くっそ〜」と言いながら、次を構える
わたしも構える
先輩は今度は反射を利用する
左壁に当たった円盤は勢い良く向かってくる
でも、わたしは冷静に打ち返す
カコンッ!
わたしの得点
伊知地先輩は悔しがりつつ次を打つ
少しラリーの後
カコンッ!
わたしの得点
次もわたし
次もわたし
次もわたし…
そのままストレートでわたしが勝った
「はぁはぁ、マジかぁ〜…」
息を切らしつつ、先輩が嘆きの声を上げる
「ごめんなさい、伊知地先輩。勝っちゃいました!」
「いや〜、負けるだろうなって思ってはいたけど、そのまま1点も返せないで負けるとはなぁ〜。喜多ちゃんの運動神経舐めてたよ〜」
「運動には自身ありますからね!」
わたしは得意気に胸を反らす
正直、円盤の反射と先輩の動きのパターンが分かってからは簡単に隙を付けたし、目も慣れて動きが見えていた
その辺は先輩には難しかったらしく、わたしの動きに対応出来てなかった
それにしても汗かいちゃったな…
せっかくお風呂の後だというのに元の木阿弥だわ
「いや〜、あっつい」
汗をかいたのは先輩も同じようで、顔は上気しており胸元をパタパタと煽ってる
「先輩、もう1回お風呂行きます?」
「あ〜、本当は行きたい所だけど、2人を待たせてるからなぁ…」
「でも、さっき2人共ふやけきってましたし…。あのままマッサージチェアに放置してれば1時間くらい大丈夫じゃないです?」
「ああ、そうかも…。ならもう1回入ってくる?」
「行きましょう!行きましょう!」
わたし達はもう1度入るのを決め、一緒に浴場に向かった
4人でお風呂を楽しんでる話も書いたんですけど、ちょっと喜多ちゃんの思考がアレな事になったので、カットしました
体型に言及するとr15になりかねませんね
約1名のせいですが