はっきり言うと呪術廻戦はアニメとゼロまでしか知りません。HUNTER×HUNTERも新のアニメまでしか知りません。あとはYouTubeショートのネタバレぐらいの知識量ですが頑張ります。
(能力を修正しました)
俺は何の面白みもない人間だったと思う。
運動や料理、勉強などと行った有意義な趣味もなく、32歳まで製造系の仕事に携わり、ただ言われた作業を淡々とやり続ける人生。
だが、そんな俺にも趣味と呼べるものが一つだけあった。それは漫画だ!特に呪術廻戦という作品が好きだった。その中でも禪院甚爾というキャラの強さに対して憧れの様な感情を持っていた。
そして、今日も仕事終わりに呪術廻戦を読むためにコンビニでジャンプを買った帰りにトラックに轢かれるというありきたりな死に方をした。
気づけば真っ白な空間にいた。
「ここはどこだ?」
すると、何もない場所で立ち尽くしていた俺の耳に若く透き通った女性の声が聞こえてきた。
「貴方には転生して貰います」
「え!!」
いきなりそんな事を言われてもこのような反応しか出ないだろう。
俺は必死に今の状況やこれまでの出来事を思い出しながら会話を試みた。
「やはり俺は死んでしまったのですか?」
「はい」
「よかった。会話できるのか」
あまり死んだ事には驚かなかった。死に際の記憶や痛みは覚えていたからだ。なので最初に聞かれた事について言及した。
「転生とはどういう事ですか?」
「貴方には我々の決めた世界に転生してもらうという事です」
「その世界ってどんな所なんですか?」
「HUNTER×HUNTERの世界です」
HUNTER×HUNTERてあのめちゃくちゃ休載してる奴だよな
しかも簡単に人が死ぬ感じのやつ(汗)
大丈夫かな俺すぐ死ぬくね?
「あの、救済処置的な特典のようなモノはないのですか?このまま転生するとすぐ死にそうで、、」
「ありますよ。貴方には一つだけ念による物とは違う特典を差し上げます」
どうせ転生するなら禪院甚爾のような力が欲しいが特典で簡単に憧れの力を手に入れたとしてもそれでは意味がない。自分で努力して手に入れたい!幸いあの世界には念という不思議な能力があるからそれを利用すれば何とかなりそうだ。
「ではあちらの世界で死んでもすぐ生まれ変われる力をください」
これでも十分チートだが一度の人生だけで彼のようにはなれないという判断の結果この能力にした。
「あと出来れば原作より400年前くらいに転生させて貰えませんか?」
「了解しました」
「では、良い旅を」
その後、気づけば赤子に生まれ直していた。
今世の両親もとても良い人達だったが前世にあった家電などのないこの時代では食事や水浴び、トイレなどに苦労した。それでも家族の雰囲気はとても良く楽しい日々を過ごしていた。
だが憧れのようになるためにもずっと家族といる訳にもいかない。
まずは念を習得すべきだが赤ん坊の状態で習得すると何かしら悪影響がありそうで怖いからとりあえず10歳までは体作りをしてそれから習得しようと思う。
〜10年後〜
俺 10歳
これまでで判明した事2つを話そうと思う。
まずは、俺の顔がクール系のイケメンだったという事、そして身体能力が原作前のゴンより少し下辺りまで成長した事。
身体能力に関しては近くの森で毎日のようにいろんな動物に喧嘩を売っていた成果だ。たくさんの動物との闘いを経験した事で戦闘の楽しさを知る事ができ、森で暮らしたことで精神的に経験を積めて、ある程度のことなら動揺せずに冷静に判断を下せる様になった。
それと同時にそろそろ念の習得に移ろうと思う。
「確か精孔を開いてオーラの巡りを良くしないといけないんだよな」
俺は瞑想をし、オーラが身体を巡るのを想像する日々を過ごした。
最初は瞑想自体をした事がなかったので苦労したが1年経つ頃にはオーラが見えるようになった。
原作主人公であるゴン達はゆっくり精孔を開いても1週間、ズシで3ヶ月
くらいだったはずだから恐らく俺の念の才能はそこまでないようだ。
それからは地道に4大行の修行を続けた。
昔から物事を淡々と続けるのは得意だったのでそこまで苦でもなかった。1年くらい4大行の修行を続けた頃には及第点程度ではあるが出来るようになった。
そこで、ついに水見式をする事にした。水見式とはコップに水を入れその上に葉っぱを浮かべた物に練を行いそれによって生じた変化で能力の系統を判別する方法の事だ。
コップがないので茶碗に水を入れて葉っぱを浮かべて準備完了。茶碗に練を行う。すると水の色が変化した。つまり放出系だ。
「よし!」
何故俺が喜んだのか皆んなは分からないだろう。何故なら放出系になる事は彼に近づくために必須だからだ。彼に近づくには強化系の方が良いと皆思うかもしれないがそれでは良くて身体能力だけしか近づくことが出来ないだろう。それではダメなのだ。俺が憧れたのは数多くの呪具を使いこなし圧倒的にパワーと冷静な判断力で相手を捩じ伏せる所だからだ。そのために俺が考えた手順は
武器の貯蔵ができ、俺が死んだ後も残り続ける念獣の作成
↓
念能力の籠った武器または装飾品の作成
↓
パワーと膨大な戦闘経験、冷静で迅速な判明力
これこそ最良の手順だ!!
だがこれには放出系だけでは達成不可能だ。だがその不可能を可能にするのがあの特典だ!
あの特典により俺は何回も転生して系統を変える事が出来る。
という訳で今回の人生では限界まで念能力を伸ばして武器や物を貯蔵でき、次の人生でも使えるように発動者が死んでも存在し続ける念獣を作る事が目標だ。
〜25年後〜
それからは自分の念能力を最大限高めるために修行を始めた。
歳をとり今世の親とも病気により死別し、落ち込んだりもしたが、一心不乱に修行を続けて35歳になった。
「そろそろ発を作るか!」
何故この歳になってようやく発を作るのかと言うと才能があまりない俺では発を作るのにある程度の期間が必要だったからだ。
そして発現した能力がこれだ。
《
系統 放出系 操作系 具現化系
念獣の中に物を出し入れできる空間を作る。空間はおよそ3375㎥の立方体。
能力者や契約者からオーラを受け取り貯蔵可能。能力者や契約者が死ぬとその場で縮まりオーラ消費量を減らす状態になり留まる。
念獣自体は大きさを自由に操作可能。
能力者が死んでも貯蔵オーラが尽きない限り消滅しない。
契約方法は念獣にオーラを流してキーワードを言う事でなれる。
制約と誓約
空間内には生き物を入れる事は出来ない
貯蔵オーラが切れると中身ごと消滅する
そして俺は次の日に全オーラを念獣に貯蔵して死んだ。
制約と誓約への自分の理解が合っているのかが不安です。