ゴーカイな転生者はアサルトリリィの世界で戦う! 作:北方守護
第0話
世界は謎の生命体『ヒュージ』の出現により壊滅の危機にあった……
あらゆる兵器で対抗するがヒュージには効かなかった……
しかし人類は神秘のエネルギー『マギ』を見つけ研究を始めた……
そして対ヒュージ用兵器『
しかしCHARMを使う為には共鳴率があり、それが一番高いのは10代の少女達だった……
少女達は人類の希望を背負って戦う事となった……
そんな戦う少女達の事を人々はこう呼んだ……
そして、そんな世界に1人の人物が転生した……
神の手によって転生したその者はリリィとは異なる力を手にしてヒュージと戦う事となった……
これは、そんな人物とリリィ達が織りなす物語である……
前後左右白い空間、そこに1人の青年がいた。
青年は短い黒髪に黒い瞳と言ったどこからどう見ても日本人とわかる顔立ちだった。
「ん?……一体、ここはどこだ?それに……」
[気が付いた様じゃの?]
「!?一体誰だ!?どこにいる!!」
青年が声の主を探そうとするがどこにも姿が見えなかった。
「おいおいおい……どっかのTVのドッキリかなんかなのか?」
[いや、これは現実じゃ、そしてお主は命を落としたからここに居るのじゃ]
「はぁ?なぁ誰かは分からないけど俺が死んだって言うなら、なんでこんな所にいるんだよ」
[それは、こちらにも事情があるからじゃ。実は……]
その声の主は青年がいる理由を話し出した。
それよると……
・青年が命を落としたのは通り魔に襲われそうな親子を庇った為だった。
・声の主によると本来は青年は命を落とす事は無く通り魔は逮捕されるはずだった。
・なんで、そうなったのかは声の主の部下の手違いからだった。
・その謝罪の為に青年をここに呼んだとの事だった。
「ふーん……そんな事情があったのか……」
[済まぬ、ワシの部下の手違いによりお主の人生を終わらせてしまって……]
「別に気にするなよ、人間はいつかは命を落とすんだ……そんな最後に誰かの事を救えたんなら、それで良いよ」
[(この者は何という優しい心を持っておるのじゃ、だからこそこの場所に来れたのかもしれぬな……)ではワシから提案なのじゃが新しい世界へ転生してほしいのじゃ]
「ん?転生って、何でそんな事をしてくれるんだ?俺はこのままあの世に行っても良いんだけど……」
[それはワシからの頼みでもあるのじゃ。その世界はお主がいた世界とは殆ど変わりないが
その存在の説明によると、その世界にはヒュージと呼ばれる謎の生物がいて、そのヒュージと戦えるのがリリィと呼ばれる女の子達との事だった。
「じゃあ、俺そこに転生してそのリリィって子達と一緒に戦えって事か?」
[そうじゃ……だが断るなら断っても「いや行くぜ」本当に良いのか?]
「あぁ、どれだけ出来るか分からないけど俺が戦う事で彼女達の手助けになるなら戦ってやる」
[そうか……感謝するぞ……(やはり、この者の心根は優しい物じゃのう……)]
存在はその青年の言葉を聞いて自分の選択が間違っていない事に安心していた。
[それではお主を転生させたいが、その前にやる事があるのじゃ]
「ん?やる事ってなんだ?」
[うむ、それはお主がヒュージと戦える為に力を授けるのじゃ……フンッ!]
「うわっ!?なんだ?この光の玉は……って何かに変わってきてるけど……」
存在が何かをすると青年の体から光の玉が出てくると何かに変化していきながら手の上に乗った。
[それはお主が心から望んだ力を具現化した物なのじゃ]
「へぇ、じゃあコイツが俺が欲しかった力だったのか……ってコレは……」
青年の手の上にはゴツい携帯と赤い戦士の人形があった。
「コレが俺の望んだ力だって言うのか……面白いじゃねぇか、なぁアンタに聞きたいんだが俺からも幾つか欲しい物があるんだけど問題は無いか?」
[ふむ……出来る限りの事はするが無理な物は無理じゃぞ?]
「あぁ、それでも良いぜ。俺が欲しい物は【ーー】と【ーー】に【ーー】、それと【ーー】だけど、どうだ?」
[ちょっと待っておれ……ふむ、それは全て大丈夫じゃ]
「そうか、ならもう一つ頼みがあるんだが……【ーー】って出来るか?」
[おぉ、それは問題ないぞ。では少し待っているんじゃ『qgpzuyl』ハァッ!]
存在は青年からの頼み事を聞いて謎の言葉を唱えると近くに扉が浮かんだ。
[その中にお主の頼んだ者達が居るぞ?用意が出来たのなら入ると良い]
「あぁ、俺はいつでも大丈夫だぜ。じゃあ行ってくるぜ!!」
青年は扉を引いて開くとそのまま中に入って行った。
しばらくすると扉が中から開くと所々にかすり傷などを負って疲労の顔が浮かんだ青年が出てきた。
[うむ、どうやら
「あぁ……ちゃんと
青年が右手を前に差し出すと複数の光の玉が浮かんでいた。
[それとお主が、そうしてる間にこちらの準備も終わったぞ]
「そうか……ありがとうな、じゃあそろそろ新しい世界に転生させてくれるか?」
[あぁ構わぬぞ。じゃがその前にこれを受け取ると良い]
存在が渡したのはお金が入った財布と青年の身分証明書だった。
「なるほど、コレが俺の新しい名前って事か……ありがとうな、こんな俺の頼みを聞いてくれて、それで俺はどうすれば良いんだ?」
[それならば、その扉を押して入ると新しい世界に転生が出来るのじゃ]
「コレを押せば……本当だ、じゃあ行ってくるぜ」
青年が扉に入ると扉が消えてその場には何も無かった。
[さてと……ワシはまだやる事があるからのう……]
存在が何かをすると、その場に何かを形取ったモノが浮かび上がって、そのまま姿を消した。
[うむ、コレであの者の手助けが出来るじゃろう……]
存在は青年の事を考えていた。