ゴーカイな転生者はアサルトリリィの世界で戦う! 作:北方守護
転生した青年が到着した場所は建物の瓦礫が多数あり何らかの戦闘が行われていた事が一目瞭然だった。
「ここがあの人の言っていた世界なのか……さてと、これから俺はドガァーン!!どうやら向こうが俺の目的地なのか……けど行くにしても、そうだ……来いっ!」
青年が手を前に翳して力を込めると光の玉が出てきて一台の赤いバイクに変化した。
「よし、コレで移動が楽になったぜ。早く音のした方に向かわないとな!!」
青年はバイクに乗り込むと音の方へ向かった。
一方、音のした場所では黒い制服を着た2人の少女【リリィ】がヒュージ達と戦闘をしていた。
1人は黒い長髪–
2人は背中合わせでヒュージを倒していたが所々に傷を負い顔にも疲労の色が見えた。
「ハァハァハァ……いつになったらコイツらはいなくなるんだろうね?」
「美鈴お姉様……大丈夫ですか?」
「大丈夫だよ夢結……と言いたいけど、このままじゃ僕たち2人とも倒れるだろうね……なら」カチャ
美鈴は息を整えると
「美鈴お姉様何を?……まさか!?」
「ここで僕たち2人とも倒れるくらいなら1人でも生き残った方が良いだろ?」
「では!お姉様よりも私の方が!ガハッ!?な、何を……」ドサッ
夢結が美鈴の目的に気づいたので自分がヒュージに向かおうとした時に首に一撃を喰らい気絶させられた。
「じゃあね夢結……ここで僕とお別れ「おいおい、そんな事を言うもんじゃ無いぜ」誰だ!?」
美鈴がヒュージに向かおうとした時にバイクに乗った青年がいた。
「お嬢ちゃん、アンタ自分を犠牲にしてあのヒュージに向かうつもりか?」
「あぁ、そうだよ……僕にとっては大切な
美鈴は夢結に視線を向けた。
「ちょうど良かった、夢結を連れて「いや、それはお前がやる事だ」なっ!?けど今ここでヒュージと戦えるのは僕たちしか居ないんだ!!」
「ふざけるな!その彼女が自分を守ってアンタが命を落としたと知ったら彼女の心はどうなるんだ!!」
青年の言葉を聞いた美鈴は黙り込んで地面に膝をついた。
「じゃあ、どうしたら良いんだ!?どうしたら、ここから……」
「安心しろ、アンタ達を守る為に俺はここに来たんだ」
青年はバイクから降りると美鈴の前に立ってポケットからゴツい携帯と赤い戦士の人形を取り出した。
「なっ……なんだい、それは?まさかチャームなのかい?けど、そんなチャームは見た事が……」
「まぁ、黙って見てな。アイツらの相手は俺がする!」カチャ
「さぁ!ここからは俺が相手をするぜ!ゴーカイチェンジ!」ゴーカイジャー!!
青年が人形の形を鍵に変化させて携帯の中心にさして回すと人形と同じ姿に変化した。
「ゴーカイレッド!さぁ!派手に行くぜ!!」
青年は右手にゴーカイサーベル左手にゴーカイガンを持つとヒュージ達に向かった。
「彼は一体?……それにあの姿は……」
「ん……お……お姉……様?……」
美鈴が青年とヒュージの戦いを見ていると夢結が目を覚ました。
「おや、どうやら目を覚ましたみたいだね。気分はどうだい?」
「えぇ、特に良いとも悪いとも言えません……はっ!ヒュージは!?……なっ!?」
目を覚ました夢結が周りを確認すると赤い戦士が戦っているのが見えた。
「美鈴お姉様、あの人は一体?……」
「さぁ?僕にも分からないよ。ただ一つだけ言えるのは彼は僕達の味方だって事だね」
美鈴は夢結に今の状況で分かってる事だけを説明した。
青年side……
「オラオラオラ!お前らをここで終わらせてやるよ!!」
青年はヒュージに対して銃や剣で攻撃をして倒していった。
そんな中、離れた距離にいたヒュージが遠距離攻撃をしてきた。
「へっ、近くからやられるから遠くからか、間違っちゃいないけど、俺にだって遠距離攻撃はあるんだぜ!」カチャ
青年は腰のベルト中心部から先ほどとは違う戦士の人形を取り出すと鍵に変化させて変身した時と同じ様にした。
「ゴーカイチェンジ!カクレンジャー!ニンジャレッド!!」
「なっ!?姿が変わっただって!?」
「けど、変わった所であのヒュージには……」
「行くぜ!レッドスライサー!!ハッ!!」
青年の姿が変わった事に美鈴と夢結が驚いていると青年は大きな手裏剣を投げて遠くのヒュージ達を倒した。
その後……
「どうやら、ヒュージ達は全て倒したみたいだな……大丈夫か?2人とも?」
青年はヒュージ達が全滅したのを確認すると美鈴と夢結に近づいた。
「あぁ、君が助けてくれたからね感謝するよ」
「私からも……ありがとうございます」
「俺はただ自分がやりたい事をやっただけだ」
「そうなんだ……所で君は一体何者なんだ?」
「それは私も気になっていました」
「まぁ……それはまた今度会った時にでも話すよ……まずは君たちの傷を治す方が先だな……じゃあな!!」ボン
「ゲホッ!ゴホッ!大丈夫ですか!?美鈴お姉様!?」
「あぁ!大丈夫だよ……けど、彼には逃げられたみたいだね…」
青年が煙玉を投げて煙幕がはれると同時にその場には姿がなかった。
「一体、彼は何者なんだろうね……まぁ僕達の味方って事は間違いないだろうけどね」
「そうなんですか?何故、そう思えるのですか?」
「ん?さぁ僕もよくわからないけど……何となくかな?(ありがとう、君がいなかったら僕はこうして夢結の横には……)」
美鈴が青年の事を考えていると日が昇っていた。