ゴーカイな転生者はアサルトリリィの世界で戦う!   作:北方守護

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第2話

青年が転生してから月日が経って……

 

青年が初めてヒュージと戦った戦闘をその場所から[甲州撤退戦]と呼ばれていた。

 

それが終わった後の青年は色々と地方を回ってはヒュージと戦ったり他のリリィ達と交流をしたりもしていた。

 

そして、彼は今……

 

「まさか俺がここに来る事になるとは思ってませんでしたよ」

「あぁ、色々驚いただろうがお願いするよ」

「はい、分かりました高松理事長代理」

鎌倉にあるアサルトリリィの育成機関ー通称ガーデンーである百合ヶ丘女学院の理事長室にいた。

 

「それにしても、久し振りですね()()()()

「そうだな()()()

2人は自己紹介を終えるとさっきまでの雰囲気と変わっていた。

 

 

「こうして会うのは2年程前でしたっけ?」

「あぁ、()()()()に呼ばれた以来だったか?彼らの力を受け継ぐ者(後継者)として紹介された時に……」

「えぇ、まだ()()()()()はまだ手にしてませんけどね」

武昭と呼ばれた青年は右手の中の赤い人形を見ていた。

 

 

「まぁ、いずれ彼らも君に力を託す事をするだろう」

「そうだと良いんですけどね、それで俺はここで何をしたら良いんですか?」

「それなんだが君には()()()()()()として過ごしてほしいんだ」

「え?ここの生徒って……確か、ここは女子校ですよね?」

「あぁ、確かにここは女子校で間違い無い」

高松の言葉を聞いた武昭は聞き間違いかと聞き直したが、そんな事はなく理由を話し始めた。

 

 

「実は()()から君にも学園生活を経験してほしいと頼まれたのだよ」

「けど、俺はヒュージを倒す為に……」

「君の事情はわかってるよ、けど本来なら武昭君は学園に通っている年齢では無いか」

「いや、それはそうですけど……」

「それにこれは()()からの命令でもあるんだよ。これを見たまえ」

高松が武昭に一枚の書類を見せると、そこには武昭の親代わりの人物の名前など色々書いてあり、その中の一文に学園に通う様にあった。

 

 

「あの人から………わかりました、なら俺はこれからこの学園の生徒になりますよ」

「そうか、受けてくれて感謝する……彼らからは君にも学校生活を体験してほしいからな」

「そう言えば()()()()はどうしたら良いですか?」

武昭は高松に赤い人形を見せた。

 

 

「あぁ、その事なんだが……武昭君、君は数年前に甲州でリリィを助けなかったかい?」

「えぇ、助けましたけど、それが何か?」

「やはりな。実は、その中の何人かがうちの生徒なんだ。それでその者が会えたらお礼を言いたいと言っているみたいなんだ」

「なるほど……別に俺は感謝される様な事はしてませんけどね」

「フッ……やはり君は彼らの力を受け継ぐだけの事はあるな。ではその者を呼んでも構わないかい?」

「はい、彼女がそれで満足するなら」

「そうか、では少し待っていてくれ」

武昭の返事を聞いた高松が何処かに連絡して、その人物を呼び出した。

 

 

高松に促されて武昭がソファに座って待っていると銀色の短髪の女生徒が学園長室に入ってきた。

 

「失礼します、学園長代理。私に何か用でですか?」

「あぁ、よく来てくれたね川添君。実は君を以前助けてくれた人が見つかってね、武昭君」

声をかけられた武昭はソファから立ち上がると川添と呼ばれた生徒の所に向かった。

 

 

「やぁ、こうやって会うのは甲州で別れて以来だね」

「アッ……はい、あの時はボクと夢結(シルト)を助けてくれてありがとうございます」

「別に感謝される様な事はしてないよ、俺はただ危ない子がいたから助けただけだ」

「ハハハ、やはり武昭君なら、そう言うと思っていたよ」

「ん?あの学園長代理、もしかして彼の事を知っていたのですか?」

美鈴は気になった事を高松に尋ねた。

 

 

「あぁ、そうだね。正確には彼の保護者と知り合いでね、それの関係なんだ」

「そうだったんですか、けどボク達は貴方のお陰で、今もこうしていれる事は感謝しているんだよ」

「まぁ、あんたがそこまで言うなら俺は感謝を受け取らせてもらうよ」

武昭が握手を求めてきたので美鈴も手を差し出して握手をした。

 

 

 

 

 

 

 

 

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