ゴーカイな転生者はアサルトリリィの世界で戦う!   作:北方守護

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第3話

武昭は美鈴と握手を終えるとある事に気づいた。

 

「なぁ川添さん……って呼ばせてもらって良いかな?」

「別に君なら名前で呼んでも構わないよ、その代わりボクも武昭さんて呼ばせてもらうから」

「そうか、なら美鈴さんって呼ばせてもらうけど……()()()は俺が助けた時の……」

「あぁ……あの時に武昭さんが助けてくれたけど、負った傷がね……」

「悪かった……俺がもっと早く「気にしなくて良いよ」……」

 

武昭が頭を下げて謝罪しようとしたが美鈴がそれを止めた。

 

「武昭さんが居なかったら、今こうしてここにいる事も出来なかったんだから」

「あぁ、ありがとうな美鈴さん」

「それでは、話を始めても構わないかな?」

高松が微笑みながら言うと2人は、そっちを見た。

 

 

「それで私が川添君を呼んだのは君に武昭君の案内を頼みたいからなんだ」

「え?ボクが案内をすると言うのは……」

「あぁ、実は武昭君はこれからこの学園の生徒の1人として入学させる事になったのだよ、それで関わりのある川添君に頼もうと思ったんだ」

「そういう事で、これからは美鈴さんと同じ1人の生徒として過ごさせてもらうよ」

「なるほど、じゃあこれからよろしく頼むよ」

2人は握手をした。

 

その後、学園長室を出た武昭は美鈴に学園内の案内を受けていた。

 

「それじゃ案内するけど、後で武昭さんに会わせたい人が居るんだけど良いかな?」

「あぁ俺は構わないよ……っと、もしかして助けた時に一緒にいた子かな?」

「そうだよ、彼女はボクの(シルト)なんだ」

「シルトって……そういやこの学園じゃ上級生が下級生を妹の様にする慣習があったんだったな」

「うん、それでボクの命の恩人を紹介したいんだ」

「そんな事情なら構わないぜ。じゃあどこに行けば良いんだ?」

「その前に武昭さんが住む場所に連れて行くよ」

美鈴は武昭を連れて目的地に向かった。

 

美鈴が武昭を連れて歩いていると他の女生徒達がヒソヒソ話をしていた。

 

(ねぇ、あの方って……男性ですよね?)

(話によると以前甲州撤退線で川添様をお助けになった方らしいですわ)

「うーん……やっぱり女子校に男子がいるから皆が興味津々みたいだな」

「ははは、まぁ、それは学園長先生が決めた事だからね。おっとここだよ」

美鈴が武昭を連れてきた場所は特別寮の中の一室だった。

 

「ここがこれから武昭さんが住む事になる部屋だよ」

「あぁ、ありがとう美鈴さん……っと、何でここに色々と荷物が置いてあるんだ?」

武昭が美鈴に言われて部屋に入ると幾つの段ボールに入った荷物があった。

 

 

「あぁ、それらは理事長代理の所に届けられたらしいよ?武昭さんが必要な物だからって」

「俺が必要な物って事は……まさか……やっぱり……」

「何が入ってたんだい?って、それはスケボーだね」

「そうだよ、これらの荷物は俺がちょっと世話になってた人達の所にあった物なんだ」

「荷物の整理をするなら僕も手伝おうか?」

「いえ、これ位なら直ぐに終わるから手伝わなくても良いですよ、そこの椅子に座って休んでてください」

武昭は美鈴を椅子に座らせると荷物の整理を終えた。

 

 

少しすると武昭は荷物の整理を終えて美鈴と話していた。

 

「うん、取り敢えずはこんな所かな?」

「へぇ、結構武昭さんって多趣味なんだね」コンコン

「はい、どうぞ」

誰かがドアをノックしたので武昭が了承すると黒髪ロングの女生徒が入ってきたので顔を見ると見覚えがあった。

 

「あっ、君はあの時の」

「美鈴お姉様に言われて来ました。白井夢結(しらいゆゆ)と言います」

「そうか、俺の名前は紅緋武昭(くれひたけあき)って言うんだ、これからこの学園で世話になる事になったよろしくな」

2人は自己紹介をした。

 

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