8/1の日間ランキングで76位に今作が入っておりました。
読者の皆様ありがとうございます。
セッケ達の戦いが始まってから数分後、
「斬っても斬ってもキリがねぇぇぇ!!!すぐ元通ーり!!」
「いやぁ~魔法が斬られたときはどうなるかと思ったけどねぇ~どうにかなりそうだよ」
「マズイ…!」
「早く術者を倒さないとだね…」
『黒の暴牛』の3人と『ダイヤモンド王国』の智将、゛奈落のロータス゛の戦い、現状はロータスの煙創成魔法『
による盤面制圧に圧倒される3人という構図だったが……
突然の妨害魔法に身を翻すロータス、それを見逃すほど3人は甘くなかった。
「!おっとっと……」
魔力感知の応用で間一髪逃れるロータス、そこに第二の
魔力探知に引っかかることのない、魔力がない少年の持つ鈍重な大剣がロータスに振りぬかれた。
(い゛い゛ぃってぇぇぇ~)
(か弱いおじさんに何てことすんのよ、左腕折れてるよこれ……アバラも何本かイってるしさぁ……もうこれは死……)
「あッ待てオッサン!!なにその車!?」
「逃げるよね~~~」
「くそォ~見失った…!」
「止めを刺したかったけどそれどころじゃないよね、宝物殿に行かないと!」
「アナタがそれ言う!?」
「そうだったァァ、とにかく行こぉー!」
「!どうやら
『
「おちち…みんな大丈夫~?これじゃ宝物殿どころじゃないね~」
(まあ後はマルスくんに任せるか…なにせ、
「でもあの魔力の無い少年にはびっくりしたなあ……それに……」
ロータスが握りしめたのは『
「こんなことをできる子も居るなんて……次は注意しないとねえ~?」
一方マルスとセッケ達の戦いは……
激しさを増していた。
「ッまた来ますよ!」
「言われなくても解っている!」
金属の魔法同士がぶつかり合い、相殺される。そこに―
「ユノさん!」
「……!」
ミモザの妨害とユノの鋭い一撃が放たれる。しかしそう簡単に攻撃は届かない。
「オマエらの魔法はオレには効かない……!」
堅牢な防御魔法に阻まれる二人の攻撃。
「いい加減無駄なことはやめ―」
マルスの顔めがけて放たれる目潰しの不意討ち、そこに更に連携攻撃を合わせる4人。
「……っ」
攻撃がようやく通り、勝機がうっすらと顔を出したように見える。
さらなる魔法に勝機は搔き消され、絶望が漂いだす。
(やべえ、やっぱり強いなマルス)
セッケも内心焦りだしていた。
現に今4人で放った魔法も当たりはしたが、掠り傷程度の消耗に落ち着いてしまっている。
(アスタ達が来るまでの時間稼ぎも限界だ)
現在4人に大きな怪我はなく、ミモザの回復魔法で軽いけがも治癒されているが、それもいつまで持ちこたえることが出来るかわからない。
(早く来てもらえるように保険を掛けたけど……あとどれくらいで着くんだ……!?)
(早く来てくれ……
アスタ達を待つセッケ、果たしてアスタ達はいつ来るのか。そして持ちこたえることは出来るのか。