復活予定よりかなり遅れてしまい、本当に申し訳ありませんでした。
久しぶりなので書くのにすごく苦戦しました。約一年半ぶりの最新話を是非お読みください。
ダンジョンに向けて進むアスタ、ノエル、ラック、そしてセッケの四人。
「すげーな、もう星を手に入れたのかよ」
「応!ノエルとマグナ先輩が一緒に戦ってくれたからな!」
「べ、別にあんた達のために戦ったわけじゃないわ、王族としてこの国の民を護るっていう当然のことをしたまでで……「なるほど絆ってやつだな」「応!」って私の話を聞きなさいよ!?」
こうやって話してるとやっぱりアスタは主人公だなって思うんだよな。だってまだ魔法騎士になって一月も経ってないんだぜ?俺が先輩達と見習い訓練してるうちにもう滅多に手に入んない星GETしてんだもん。知っててもびっくりするわ。
「そういえばセッケのお陰で死なずに済んだんだよな〜」
「は?」
ちょっと待ってほしい。俺のせいで死なずに済んだとはどういう意味であろうか。何か原作でそんな描写あっただろうか。そう考えているとラックさんが俺に教えてくれる。
「あー多分洗礼の儀のことだね〜マグナの魔法を器用に撃ち返しててさ〜久々だよ〜フィンラルに助けて貰わずにちゃんと避けられた新人!」
「本当に助かった!ありがとな!」
そういうことだったのか。入団試験の時に俺とアスタは戦った。途中までは俺の銅の弾による攻撃を゛斬って゛対処していたアスタが戦っている最中に斬るのを止め、俺に剣の腹で゛撃ち返して゛きたのだ。あの時は余りの戦闘センスと成長速度に「これが主人公補正か……」と戦慄したものだ。
「セッケくんが教えてたんだ〜「いや俺は何もしてないも同然…」あ、着いたみたいだよ」
「「「え?」」」
そうこうしている間に俺達四人は
「意外と道は複雑じゃないな」
「ワクワクするな〜」
「ていうかアンタ明かり持ってたのね」
「備えあれば憂いなしってな」
まぁ知ってたからなんだけどね。
「お、ここかな?」
そう言うとラックは壁の一部分を押す。
『ガコっ』と言う音が鳴り響いた後、その壁が崩れ、広大な
「す…すっげええええ!!!どーなってんだココー!?」
「魔法で空間が歪んでるみたいだね、ココは外よりも濃〜い『
「こんなに『
「そうなのかい?」ってまさかアナタこれだけの『
「全然」
初めてのダンジョンに気ぶるノエルとアスタ、一方俺は言葉が出なかった。
「……凄いな」
改めて思うことだけれど俺は本当にブラッククローバーの世界に居るんだなと感じられる。妙に感慨深くなってる俺だがとりあえずアスタに忠告しておくことにする。
「言い忘れてたけどアスタ……」
そういって俺は三人の方向を見る。そこには、
「ちょ…どこ行…ありえないんだけどー!!!」
「か…かっけぇぇぇぇ」
『
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原作通りラックに置いて行かれてしまった俺ら三人。
「まったくもうなんなのよアイツー!」
「まあまずはとりあえず周辺を見て安全を確保しないとだな」
「おう!」
ご立腹なノエルを落ち着かせて状況を確認する。
まず『金色の夜明け』団から派遣され、このダンジョンの探索に来ているユノ達三人に出会い別れた後、‘‘煙魔法‘‘の使い手である『奈落のロータス』率いるダイヤモンド王国魔導士軍隊を倒すというのが原作ルートである。
まず俺が介入するときは俺が介入することで原作よりもアスタたちの負担を軽くすることが出来る可能性がある時だ。
だから基本的には原作を壊さないように脇役に徹し、ピンチの時に壁になったり、索敵や攻撃の時に補助や援護射撃をすることでアスタたちが楽になるようにするのがいいという結論に至った。
そんなこれからの展望を考えているとアスタが俺に尋ねてきた。
「そういえばさっきセッケは俺になんて言おうとしたんだ?」
「確かに何なのか気になるわね……隠さず教えなさいよ」
「さっき?あぁあんまり大したことない話だよ、こういう
その瞬間
『ビシィ!』
「えっ……‼…しまっ」
突如発生した植物創成魔法の
「逃げろォー!!」
ノエルを助けようと剣を振るアスタ、しかし
『ビュルル』 『ガシィ』
「二人を放せェェ!!!」
青銅の弾が高速で
「うおおセッケー!ありがとなー!」
「か、感謝してあげるわ……」
二人が助けたお礼の感謝を俺に言う。原作では『金色の夜明け』団に助けてもらう場面だけど俺が二人を助けられた。
些細なことだけど原作よりも良い方向に進められた。『俺の今までの努力は無駄じゃなかった』とそう強く感じられた。
助けた二人の笑顔、それを見て俺はもっと頑張ろうと心に固く誓うのだった。
次の話はもっと速いペースで出そうと思います。これからも応援よろしくお願いします。
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