修学旅行の件で人生の生きがいが無くなった。
雪ノ下と由比ヶ浜との居心地いい空間も壊してしまった。
小町との絆も消えてしまった。
親(父親の勝手で)からも縁を切られた。
もういっその事消えようかな⋯⋯⋯
でも、俺の味方・友達って言ってくれる人がいるからそう簡単には死ねないな。戸塚や材木座、川崎や母親、平塚先生。それとなぜか折本も。
でも、もう耐えられないや………すまんみんな。味方って言ってくれて。こんな俺と友達になってくれてありがとな
⋯さて、どこで死のうかな。どっかの岬でいいか。あ、同じ名前の岬があるじゃねぇか。遠いけどここでいいか、八幡岬で。
~八幡岬~
うーん、来たのはいいけど、やばい。結構思ってたより高い。
ここに来て恐怖が。でも、もう精神的にキツいしな⋯⋯うーん。
ん?ちょっと待てよ。誰か先客いるじゃねぇか。流石に2人同時に死ぬのは、ここの人にも迷惑かかるので止めに行くか。俺が先に飛び降りてぇし。
「おい!やめろ!!!」
「ふぇっ?」
飛び降りようとした女の子を急いで止めて、身体を引っ張って俺の方へ寄せた。そのとき顔が見えたのだが、まさかの人物だった。
「い、一色か?」
「せん⋯ぱい⋯⋯、な、なぜここにいるんですか?」
いや、俺が聞きてぇわ。なぜ千葉よりも離れている八幡岬に来て自殺しようとしたら総武の生徒会長、一色いろはがいるんですかね?つーか飛び降りようとしてたよね?なんであの一色が?
「お前、なぜ死のうとしてたんだよ!お前の家族が心配するだろ!」
「うっ⋯⋯、い、いやぁなんといいますか、同級生の女子と中学時代の頃の人からいじめられてまして⋯⋯今まで無かったんですけど、ここ最近急にヒートアップしちゃって我慢の限界が達してしまったというか⋯⋯⋯」
「そ、そうだったのか。すまん気づかなくて」
「いいんですよ⋯⋯⋯ところで先輩も、ここに来たということは自殺しようとしてたんですか?」
「⋯⋯⋯そうだな。あいつらに縁切られたしもういいかなって」
「⋯⋯⋯」
そこから一色は10分以上黙った。ねぇ早くしてくれませんかね?ここから早く飛び降りたいんですけど⋯⋯と考えていると一色が小さい声で喋った。
「せんぱい⋯⋯どこかで飯食べません?」
は?なぜ?今から死のうとしてる俺に?なぜ?(2回目)
「今から死ぬんで飯は要らん!」
「ダメです!私は先輩を自殺させませんからね!?」
えー。まぁ色々聞きたいこととかあったし別にいいけどよ。でも、これだけは言わせてくれ。
「死のうとしてた一色には言われたくねーな」
「うっ⋯⋯グーの音も出ませんね」
こうして一色と会った俺は近くの飲食店に行くことになった。
「ところで金あるのか?」
「あ⋯⋯」
こうして俺らは八幡岬で途方に暮れることになった。
誰を呼ぼうか………