あざとい後輩と新たな地へ   作:幅滝翔

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いろは

今日私は死ぬはずだった。いや、絶対に死んでいた。

 

 

でも、それを止めてくれたのはなんと先輩だった。

「なぜ先輩がいるの?」って驚きましたよ。だって先輩がここに居るって思ってもみなかったです。そして先輩の話を聞いていくと、先輩もここで死のうとしていたみたいです。

 

私は初恋の人の名前が入っていたからここに来たけど、先輩も自分の名前が入っているからという理由だったらしいです。

ということは、先輩と同じ発想の持ち主ってことですか!最高じゃないですか!

でもね先輩、先輩と発想が被るのは嬉しいんですが、我儘を言うとこういうところで被りたくなかったなぁ。

 

まぁ、ということで私は死ぬのを先延ばしにします(?)。先輩が止めてくれたのが嬉しかったので!

暇になったので、今更学校行くのもあれだから先輩に飯でも食べましょうと提案しましたが、2人とも金を片道分しか持ってきてなかったので無理でした(ノ≧ڡ≦)

 

その後、色々あって今は雪ノ下先輩のお姉さんの家にいます。

でも、雪ノ下陽乃さんという人を私はまだ信用できません!だって雪ノ下ってことは雪乃先輩の姉ってことでしょ?自殺しようとした原因の1人が、先輩の近くに来ることができるような環境があったらまた先輩が今日みたいなことをしたらどうするんですか!……と思いながらさっき倒れた先輩を見ていると横から陽乃さんと先に部屋に行ってた平塚先生となぜかここにいる戸塚先輩が走ってきた。

 

「比企谷!どうしたんだ!!」

 

「八幡!!!大丈夫?返事して!」

 

 

あれ?なんで戸塚先輩がいるんだろ。あ、あそこの部屋から来たのか。さっきから家のどこからか喋っている声がしたのは戸塚先輩だったのか。……ん?聞こえてきたのは1人の声じゃなかったけど、戸塚先輩は誰と喋っていたの?

 

と、考えていると戸塚先輩が出てきた部屋から続々と人が顔を出していた。材木座先輩、葉山先輩、三浦先輩、川崎先輩、城廻先輩、先輩の母親らしき人、折本先輩、留美ちゃんの8人がいた。

 

先輩、先輩が居なくなったら悲しむ人いるんですよ。早まらないでください。まぁ私が言えたことじゃないけどね。

 

その後は、戸塚先輩と陽乃さんと平塚先生に先輩は運ばれて、葉山先輩は私に部屋にくるように誘導してくれた。

 

 

 

~陽乃家一室~

 

 

 

「いろはも居たんだな。…まさかいろはも死のうとしてたのか?」

 

 

「そうですね......すみません葉山先輩」

 

 

「そうか............いや、謝るのはこちらだよ。気づかなくてすまない!」

 

 

「気づかないのはしょうがないですよ!葉山先輩は先輩のことで忙しかったですよね?」

 

 

「まぁ、そうだね。いかに雪乃ちゃんや結衣に比企谷の事を勘づかさないようにしたり、人を探したりするのがしんどかったよ。」

 

 

「探す?誰をですか???」

 

 

「あーそれは「隼人?」っ!……そうだね。まぁ来てからのお楽しみさ」

 

 

 

ちょっと陽乃さん!!!今、もうすぐで言おうとしてたのにー!いいところで止めないで!

 

「考え込んでるところ悪いんだけど、いろはちゃんはなぜ逝こうとしたのか聞かせてくれない?」

 

 

「………聞きたいですか?」

 

 

「いろはちゃんが言いたくないなら言わなくていいよ。辛いだろうし」

 

 

「そうですか........。じゃあ言います。……話は長くなるんですが、簡単に言うと1番の味方がいなくなったからですね......」

 

 

「そう......。いろはちゃん嫌な気持ちになるかもしれないけど、私ね2人が同時にあそこに居てくれて良かったと思ってるの」

 

 

「そうなんですか?」

 

 

「そう。だってどっちかが居なかったら今頃1人は居ないんだよ、この世界に......」

 

 

「本当に思ってるんですか?!私はとにかく先輩のことは!」

 

 

「............いろはちゃん。雪乃ちゃんの姉だからってあの子と同じこと思っているって決めつけないでくれない?そういう思い込みはしない方がいいよ。私、結構比企谷君のこと気に入っているんだから」

 

 

う...嘘。もしかして先輩のこと好きなの???

まぁ先輩って目以外はイケメンだし結構好かれてるんだよね。あと女たらしだし。マジかー............。私勝てないよ、陽乃さんに。

 

 

「おーいなんか勘違いしてる?まぁいいか。いろはちゃんも疲れたでしょ?椅子に座っていいよ」

 

 

「あ、ありがとうございます......」

 

 

私は陽乃さんに言われた通りに座ろうとしたら、廊下からドタバタと足音が近づいて来た。

 

 

誰だろ.....こんなに慌てて走ってくるなんて。もしかして陽乃さんが言ってた人かな?

 

陽乃さんが言っていたであろう人は勢いよく扉を開けた。

 

 

「大丈夫なのか!?いろは!!!!!!」

 

 

 

 

 

 

えーーーーーー!?!?おじいちゃん!?!?!?




作者「皆さんお久しぶりです!」

八幡「お前遅くない?」

作者「はて?そうか?」

八幡「遅過ぎだろ!今令和何年だと思ってんだ?6年だぞ!?それも年末!」

作者「すまんな 大学入った後、ハーメルンの存在を忘れてて……」

八幡「は ?」

作者「読者の皆さん申し訳ない!二乃の方はあと少しで完結するので、あともう少し待って」

八幡「誰だそれ!?ここで違う作品のこと言うなよ」

作者「じゃあ皆さんまた会える日まで!!!!」
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