初等部三人組が出てきます~。
「え~、であるからして......」
どうも、絶賛始業式の校長の話が長くて眠い私です。
他の先生がどうかは知らんが私は始業式で寝そうになるから平気で、立ったまま寝そうになる。
いつだったかの卒業式練習寝ちゃって理事長に氷魔法で刺されそうになったことがありましたな。
とか、なんとか思い出しながらあくびしてたら校長のお話終わってましたね。
教師が眠そうにしててどうなのか、と私に言われても私はそーゆーのあまり気にしない人なので対応しかねます。
「さ~、授業も無いし私は帰るかな」
適当に教材まとめて自分の荷物を片付けてたら急にドアが開け放たれた。
「センコ~、勉強分かんないから教えてくんね?」
その先には私の苦手なタイプの金髪ギャル、陽菜エトライト。
夏休みの補習に付き合った三人組の内一人。
「あの......!! 私もお願いします」
その後ろには三人組のもう一人の少女、アリア・スーレイちゃんが。
後、無言だけど伊時瀬戸もその隣にいるのがちらっと見えた。
「いや、アンタらここ中等部なんだけど」
なんで初等部の君たちが居るんでしょうね。
「知らないけどフツーに入れたよ?」
おい、守りガバガバじゃねーかこの学園。
「とにかく、大変だろ俺達まだ夏休みの宿題終わって無いんだから......」
まだ???
もう、始業式ですけど。一応初等部は中等部と一日ズレてるから明日始業式とはいえ今日最終日だよね。
まぁ、そんな訳無いよね、と深呼吸してから三人組の方をもう一回見る。
「君達今日夏休み最終日だよね?」
「ハイ、終わってません!!」
エトライトさん、にっこりすんじゃないよ。
大変なんだよ。どれぐらい終わって無いかにもよるけどね。
「魔力結晶を作るって課題が終わってません」
「魔力結晶ね~、それも初歩の技術なんだけど」
因みに、魔力結晶とは自分の魔力を体外に出すことで結晶にしたものの事で魔力移動と同じ初歩の初歩。
尚、初等部のほとんどの子達の魔力じゃ足りないので本当に長い期間頑張るか数人でやるしかないという陰キャにとってはダメージの来る課題である。
「まーまー、センコー魔法うまいじゃん? 課題手伝ってくんね~」
「まず、先生ね。後敬語を使いなさい」
このゆるさはジャンル違うけど教え子思い出すな。
まぁ、アイツでも流石に敬語は使ってるけど。
「あの、先生。そもそも魔力結晶って一日で作れるんですか?」
スーレイちゃん良きな質問したな。
「魔力結晶は基本一日で作るようなものじゃないけどそこ三人組なら大丈夫じゃない、知らないけど」
正直言うとスーレイちゃんの魔力がめちゃくちゃ大きいからできる離れ業なんだけど。
「じゃぁ、一応補助はするけど一回みんな指先から魔力出す事ってのはできるの?」
一応、全員出来るにはできるらしい。
といっても出力量が一定じゃ無かったりはするけどね。
「じゃ、ここに手を重ねてもらって」
そして、私の手で三人の手を包み込む感じにする。
これでできるだけ空気中に魔力が出ていかないよう、この場にとどまらせることが出来るようにする。
体外の同じ場所に三秒ぐらい魔力をとどまらせておくと結晶化してゆくんだけどやっぱり時間は体質による。
「本当にこれでできるんですか?」
「このままで三十分ぐらいだね」
意外とこれ、体密着するんだよなぁ。
伊時君は大丈夫でしょうかね、とチラッと見てみるけど涼しい顔してやがる。
思春期男子だろうが青春しなさい。
「え~、センコーこれくっそ暇」
「じゃぁ、しりとりでもする?」
小学生何てそんなことしとけばいいでしょ。
「おもしろくなーい」
ぶん殴ってやろうか????
......あら、ちょっと物騒な本音が出ちゃいましたね。
「そういえばこの前お前らがはしゃいでたオウガ様~とかはどうしたんだよ?」
あれれ~、聞き覚えのあるお名前だなー。
「あーんのね、私はオウガ様としじょー君二人で推してるワケ。 分かる?」
分かる。コンビで推す人たちっているよね。
「分かんない」
そして、それを切り捨てる人が居るのもあるあるなんだよなぁ......。
「僕はリアレさん単推しだから」
いや、テメェもハピミニヲタクかよ。
しかもリアレママってちゃんと思春期じゃねぇか。
母性欲しいなんてどっかのチェンソーマンかな?
「ハピミニファン同士で争うのはやめよう? やっぱり、箱で推したほうが皆の為になると思うよ」
凄い、愛が強い箱推しだ。
この前噂話ちらっとしてただけじゃなかったっけ。
めっちゃどっぷりつかっちゃってるよ沼に。
結晶化はしてきてはいるんだけどまだ時間かかるしまだこの談義続く?
あの、ハピミニ四期生目の前に居るんだけど皆さん。
「でも、アリア先生が気になってるって言ってなかったっけ」
「いや、それは四期生の中でってお話でね......」
あの、本人目の前でいるんですけど。
下手したら中の人バレしかねない気がする。
まぁ、先生してる時は少し声高めにしてるから。配信は地声だけど。
「あ、ほら君達結晶化終わったぞ」
しれ~っと早く終わらせるために自分の魔力めちゃくちゃ流したのは秘密。
「ありがとうございます先生!!!」
すぐお礼言ってくれるところやっぱりスーレイちゃん優等生、やっぱり出るジャンル間違ってるよ。
「センコーあざ~」
「お礼はちゃんと言いましょうね」
まぁ、さながらギャルか。
流石にこのまま礼言わないで帰ろうとしてる伊時君よりはいいけど。
「伊時君、ちゃんとお礼言ってきなさい」
「チョコ上げるんで許してください」
チョコで釣れるような甘い人間じゃないんだが私は。
「チョコはあんまり好きじゃないんで丁重にお断りいたします。その代わり明日抹茶味のシュークリーム伊時君持ってきてね」
生徒をパシってるわけじゃないよ決して。
チョコよりはそっちのほうが嬉しいからね。
「気が向いたら」
ちゃんと持ってこいよ~って言う前に全員視界からは消えちゃったけどまぁ帰ったでしょう。
さてさて、私も帰ろうかな。
「あ、先生」
出てから少し歩いたら伊時君がまた居たらしい、早く返さないと私の方が怒られるんだけど。
学校もうほぼほぼ職員しかいないし。
「先生ってハピミニライバーですよね」
「何言ってるのかな」
内心めちゃくちゃパニックだけど取り敢えずとぼけようか。
こういう時に流れるように嘘つけると助かるけど少し悲しくなるよね。
いや~、いつからこんな汚れた大人になったんだか。
「いや、ガワと姿似すぎだし声も高めだけどたまに出る低い声完全に同一人物ですよね」
うん、バレとるぅ。
「で、そのライバー? だったらどーすんのかな私を」
「いや、別に人違いならいいです。ただ確認したかっただけなので」
それだけ言って伊時君は行ってしまった。
びっくりした......。
うーん、中の人バレはめちゃくちゃヤバいだろうし気を着けなきゃなぁなんて再認識したこの頃でした。
三人ともヲタクになっちゃった☆
因みに、私のXの方で限配宣伝企画&いいねやリポストで短編書きます企画をしているのでそちらのご確認もぜひぜひどうぞ!!
では、また次回で~
多分この小説を見てくれてる人がフォローしたらフォロバするツイッター
↓
https://twitter.com/3SnWoDuOeQ16262
第一回ハピミニ人気ライバー投票~
-
高槻勿忘
-
スチュアート・オウガ
-
四条院玲斗
-
桜戸海兎
-
リアレンス・ブラッディア
-
御子柴樹
-
近江ひまり
-
月夜鈴
-
アレン・キズラ
-
暁要